防災無線放送の代替として貸与されたラジオ、一部の家屋で電波が届かない問題

埼玉県加須市が、防災のために無償貸与した防災ラジオが使えないという問題が出ているという。
この防災ラジオは、昨年の台風19号(令和元年東日本台風)が上陸した際、防災無線放送がよく聞こえないため、住民避難に影響が出たことを受けて無償貸与を始めたものだという。一般放送の受信中でも防災放送に強制的に切り替わる仕組みが用意され、市内の全世帯約4万7千戸に提供される予定となっている。
ところが、防災ラジオを1階に設置すると、ノイズが多く防災放送がよく聞こえない世帯が出ているとされ、市に受信障害に関する苦情が約1か月間で約30件寄せられたとしている。市は屋外アンテナを立てる、国から割り当てられている発信出力を上げるといった対策を検討しているとしている(朝日新聞)。
関連ストーリー:
VHF-LOW帯を使ったデジタルラジオ「i-dio」、3月でサービス終了
2020年01月04日
総務省、防災無線1万台を無償配布する方針。メーカーに対し低価格化も要求
2020年02月04日
岩手県野田村、防災無線で誤って「ゲリラ攻撃の可能性がある」と送信
2019年11月08日
ポケベル技術を使った防災行政無線代替システム
2018年07月27日
都内CATV2社、防災行政無線をテレビ経由で流す実証実験を開始
2015年04月16日
AMラジオ局のFMラジオ局への転換、総務省が制度改正で認める方針
2019年09月04日
ポケベル技術を使った防災行政無線代替システム
2018年07月27日

