リーディングビュー

イーサネット通信エラーにより緊急着陸モードになるスイス製ビジネスジェット

スイス・Pilatus AircraftのビジネスジェットPC-24でイーサネット通信エラーによりオートパイロットが緊急着陸モードになるなどの問題が報告されたとして、EU航空安全機関(EASA)が耐航空性改善指令(AD)を出している(ADThe Registerの記事)。

報告されているのは、PC-24が離陸後の上昇中にデュアルチャンネルのデータコンセントレーションユニットで2つのイーサネット通信チャンネルが両方とも使用できなくなったというもの。データコンセントレーションユニットはさまざまな入力データを共通のデジタルデータに変換する役割を果たす。これによりブレーカーが落ちたことで、オートパイロットが緊急着陸モードに切り替わったほか、環境制御システムの機能が低下したり、乗客用酸素マスクが下りたりしたという。また、クルー用の警告システムがさまざまなメッセージを表示し、フラップや燃料系、防除氷雨装置の機能も大幅に低下したとのこと。

Pilatusでは問題を修正したUtility Management System(UMS) ソフトウェアの更新(ビルド7.3)を開発して作業指示書(SB)を発行しており、ADでは発効日の10月1日から30日以内に影響を受けるバージョンのソフトウェアを更新するよう命じている。

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矛盾表示が指摘されていた接触確認アプリCOCOA、当初のバグ誤認説を改め修正版を配布

厚生労働省は25日、iOS用において接触確認アプリ「COCOA」で修正版配布を開始したそうだ。以前から問題となっていたプッシュ通知とアプリ内表示が異なるという問題に対処したものになるという(過去記事)。Android版に関しては近日中に予定しているとだけ告知されている(厚生労働省NHK)。

このアプリでは陽性者と1メートル以内の距離で15分以上の接触する場合、通知が行われる仕組み。しかし、「接触の判定が想定しているよりも広範なもの」に設定されていたことで誤検出が起きた模様。陽性者の検出に使用しているスマートフォンのBluetooth機能が機種ごとに差があり、計測する距離や時間に差が生じることとなる。このため、厳密に設定して検出されない事態を避けるため、検出範囲を広げすぎていたのが理由であったようだ。リリースはボカして書かれているが、このためにプッシュ通知だけ警告の出る状況になったのではないかとみられる。

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PayPalではクマムシを示す英単語がブロック対象になっている

headless 曰く、

PayPalでは「クマムシ」を示す英単語「tardigrade」がブロック対象になっており、この単語が商品名に含まれていると決済できないそうだ(Archie McPheeのツイートGeekWireの記事Adlandの記事)。

この件は奇妙な商品のみを販売する米国・シアトルのギフトショップ Archie McPheeがPayPalに問い合わせたことで判明した。PayPalの回答によれば、特定の単語で内部のセキュリティシステムが発動する仕組みになっており、この動作をオーバーライドすることはできないのだという。そのため、これを回避するには使用する単語を変更するしかないとのこと。実際にtardigradeを商品名に含む商品をPayPalで決済しようとすると、購入者側にはPayPalのユーザー規約に違反するため取引を完了できない旨表示されるそうだ。

この問題はArchie McPheeに限らず発生しており、理由がはっきりしないまま商品名を「Tardigrade Enamel Pin」から「Water Bear Enamel Pin」に変えたショップもあるようだ。なお、Archie McPheeではtardigradeが商品名だけでなく商品説明に含まれる場合もブロック対象になると説明しているが、Water Bear Enamel Pinの商品説明にはtardigradeという単語が含まれている。

Archie McPheeではクマムシのオーナメントについてオンラインショップの表示名を「Water Bear Ornament」に変更しているが、そのほかのクマムシグッズでは表示名を変更していない。

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Windows 10の9月の累積更新プログラム、Bitdefenderにブロックされる

セキュリティソフトウェアBitdefenderがWindows 10の累積更新プログラムをマルウェアとしてブロックするトラブルが発生したそうだ(The Bitdefender Expert CommunityのスレッドBleeping Computer Technical Support ForumのスレッドTechdowsの記事Softpediaの記事)。

ブロックされたのは9月の月例更新で提供されたWindows 10 バージョン1903/1909の累積更新プログラム(KB4574727、ビルド18362.1082/18363.1082)。BitdefenderのExpert Communityフォーラムでの報告によると、KB4574727のCABファイルがTrojan.Ciusky.Gen.13として検出され、ブロックされたという。また、TiWorker.exe(ビルド18363.1073)もランサムウェア様の挙動がみられるとしてブロックされたとのこと。一方、Bleeping Computerのフォーラム投稿によると、CABファイルはブロック後も元の場所から移動されていなかったそうだ。

この動作は誤検知とみられていたものの、Bitdefender側の見解が出ないまま2日間放置されていたが、11日になって誤検知を修正したことが報告された。Bitdefenderが無害なファイルをTrojan.Ciusky.Gen.13として誤検知する問題は過去にも繰り返発生しているようだ。

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iOS版Adobe Lightroom、アップデートで写真やプリセットが消失するトラブル

iOS/iPadOS版のAdobe Lightroomで、アップデート(5.4.0)をインストールすると写真やプリセットが消失するトラブルが発生したそうだ(Adobeのサポート記事Photoshop Family Customer Communityの投稿9to5Macの記事Mac Rumorsの記事)。

Adobeによると、影響を受けたのはAdobeクラウドのサブスクリプションなしでモバイル(iOS/iPadOS)版のLightroomを使用しているユーザーおよび、まだAdobeクラウドに同期していない写真やプリセットがあるユーザーだという。Adobeでは問題の拡大を防ぐために修正版(5.4.1)をリリースしており、App Storeでは「一部のユーザー様が写真にアクセス不能となった原因とみられるバグを修正しました」と説明されているが、消失した写真やプリセットは復元されない。大量の写真や編集結果を失ったユーザーもいるようだが、バックアップがなければ復元手段はない。なお、今回の問題で影響を受けるのはiOS/iPadOS版Lightroomのみとのことだ。

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今年は蛾も大量発生。果実や秋冬野菜への被害が予想される状況に

あるAnonymous Coward 曰く、

以前カメムシが大発生する病害虫発生予察情報の話があったが、他の虫も大量発生しているようだ。ネクタリンを育てている新潟県佐渡市の農園では、ネクタリンの果汁を吸うヤガが大量発生、ヤガに吸われた桃は腐り始め、それに釣られて大量のカブトムシが集まってきているのだという。この農園では集まってきたカブトムシを捕まえて、無料プレゼントを行っているほどらしい(BSN)。

また神戸新聞によると、ハクサイやダイコン、キャベツなどの苗や新芽を食べを食べるハイマダラノメイガの幼虫も大量発生しているとのこと。兵庫県病害虫防除所の調査用に作られている畑では平年の約10倍の発生数であるとのこと(Yahoo!ニュース)。

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グレープフルーツの香りを特徴付ける成分、米国で虫除け剤や殺虫剤の有効成分として登録される

headless 曰く、

米環境保護庁(EPA)は10日、米疾病予防センター(CDC)が発見・開発した新たな有効成分「nootkatone」を虫除け剤および殺虫剤に使用可能な成分として登録したことを発表した(EPAのプレスリリースCDCのプレスリリースEvolvaのプレスリリースSlashGearの記事)。

nootkatoneはイエローシーダー(米ヒバ、ヌートカ)やグレープフルーツの皮に微量に含まれ、グレープフルーツの味と香りを特徴付ける成分だという。そのため、香水などの成分としては既に広く使われている。nootkatoneは蚊などの吸血昆虫およびマダニに対する忌避効果や殺虫効果があり、虫除け剤に使用した場合は既存の有効成分を使用した製品と同等の効果が数時間持続するとのこと。詳細は記載されていないが、殺虫剤としては既存のピレスロイドやリン酸エステル化合物、カルバミン酸エステル化合物、有機塩素化合物などとは異なる仕組みで効果を発揮するそうだ。

既存の殺虫成分に耐性を持つ吸血害虫が増える中、新しい有効成分は吸血害虫に媒介される疾病の予防に効果を発揮することが期待される。CDCと提携するEvolvaは「NootkaShield」というブランド名でnootkatone製品の開発計画を進めているが、その他の企業もEPAの審査に合格すれば製品を開発可能だ。nookatoneを使用する製品は早ければ2020年にも市場投入される見込みとのことだ。

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CCleanerがFirefox 79の拡張機能データファイルを一部Webキャッシュとして削除する問題

Firefox 79が拡張機能データを格納するファイルの一部について、CCleanerがWebキャッシュとして削除する問題が発生している(Ghacksの記事Techdowsの記事Softpediaの記事)。

Firefox 79ではプロファイルフォルダー内に新たなファイル「storage-sync-v2.sqlite」が追加され、syncストレージ領域に保存する拡張機能データの保存先となる。CCleanerが削除(Custom Clean→Applications→Firefox→Internet Cache)するのは、これに付随して生成される一時ファイル「storage-sync-v2.sqlite-wal」「storage-sync-v2.sqlite-shm」の2つだ。

.sqlite-walファイルと.sqlite-shmファイルはSQLiteをWAL(Write-Ahead Log)モードで実行する際に生成されるもので、データベースへの変更はいったん.sqlite-walファイルに書き込まれる。そのため変更が.sqliteファイルへ適用される前に削除されてしまうと、データが失われることになる。

この問題はFirefox 79 beta 2での発生が7月1日にCCleanerのフォーラムで報告されたものの、ベータ版だからという理由で放置されていたようだ。Firefoxでは他のデータにもWALモードを使用しているが、Firefox終了後に変更が.sqliteファイルに適用されないのはstorage-sync-v2.sqliteのみとなっていることからバグと判断したのかもしれない。

しかし、これらのファイルは一時ファイルだとはいえ、プログラム側で削除しない限り変更が保存されていないことになるため、バグかどうかにかかわらずCCleanerが勝手に削除していいファイルではない。そもそも「Internet Cache」ですらないのだが、フォーラムではファイルを除外リストに入れる対策が話題の中心になっている。

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接触確認アプリ「COCOA」にプッシュ通知とアプリ内の表示が真逆となる不具合が報告される

接触確認アプリ(COCOA)で新たな不具合が出ているようだ(NHKshimajiro@mobilerTogetter)。

具体的には、アプリからプッシュ通知で「COVID-19にさらされた可能性があります」という通知が来たのにかかわらず、アプリを開いて接触確認を行うと「陽性者との接触は確認されませんでした」と表示されるというもの。厚生労働省は8月5日に「接触確認アプリ利用者向けQ&A」を更新、こうした表示が出た場合はメールで連絡するよう告知している。

//NHKの部分入れ忘れたので修正

あるAnonymous Coward 曰く、

接触確認アプリ「COCOA」に不具合情報 厚労省が調査
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200806/k10012555161000.html

接触確認アプリで「陽性者との接触は確認できませんでした」と表示されても、アプリからプッシュ通知が来た場合は陽性者との接触があったと判断して行動してください
https://togetter.com/li/1571585

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ムシヒキアブ科の昆虫5種、マーベルコミックスにちなんだ学名が付けられる

headless 曰く、

オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)では、マーベルコミックスにちなんだ学名をムシヒキアブ科の昆虫5種に付けたそうだ(ニュースリリースBBC Newsの記事ABC Radioの記事BrytjeFlyGuyことCSIROのBryan Lessard氏による解説動画)。

Humorolethalis sergiusはデッドプールにちなんだ学名だ。他の昆虫を捕食するムシヒキアブ科は暗殺者であり、胸部の模様がデッドプールのマスクに似ていることが命名の理由だという。新設された属名のHumorolethalisはラテン語で濡れた・湿ったという意味を持つhumorosusと、死んだという意味のlethalisを組み合わせたもので、lethal humor(死を招くユーモア)にも音が似ているとのこと。

あとの4種はいずれもDaptolestes属で、「金髪の雷」を意味するDaptolestes bronteflavusはソー、「優雅な嘘」を意味するDaptolestes illusiolautusはロキ、「レザーを着た女」を意味するDaptolestes feminategusはブラック・ウィドウにちなんだ学名だという。さらに、サングラスと口髭のような顔の模様が特徴のDaptolestes leeiはマーベルコミックス原作者のスタン・リーにちなんで名付けられたとのことだ。

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セキュリティ対策されていないデータベースを「ニャー」に書き換えるニャー攻撃が相次ぐ

あるAnonymous Coward 曰く、

セキュリティ研究者の報告によれば、ここ2週間ほどの間に、インターネット上に保護されずに公開されている脆弱なデータベースに対して、ほぼ全てのデータが削除された上に「Meow (ニャー)」という猫の鳴き声だけが書き残される「Meow Attack (ニャー攻撃)」が相次いでいるという(GIGAZINESlashdot)。

最初に発見されたのは香港のVPN業者UFO VPNのDBへの犯行で、研究者がDBがインターネット上に公開されている旨を企業とやり取りしていたところ、7月21日にDBのデータが削除され、「meow」の文字が残されているのを発見したという。ニャー攻撃はその後も拡大を続けており、27日現在までに、ElasticsearchやMongoDB、Apache Cassandraも含めて4000件以上が被害を受けたとのこと。

当然ながら、インターネット上に保護なく公開されたDBは以前から攻撃を受けているが、だいたいの場合はランサムウェアで身代金を要求されるか、単純に削除されるかとのことで、わざわざ「ニャー」とメッセージを残していく動機は不明。一方で手段については、スクリプトでProtonVPNを経由して行われているとの分析がされている。発見した研究者は「簡単に攻撃可能なほど無防備なので、面白半分でやっているのでしょう」と語っている。

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日本ではバッタではなくカメムシが全国に大量発生。今年は果物が高くなるかも

あるAnonymous Coward 曰く、

世界ではバッタの大量発生による蝗害が話題になっているが、実は国内でもカメムシ類が大量発生する問題が指摘されている(令和2年度 病害虫発生予報第4号[PDF]読売新聞まいどなニュース)。

農林水産省が発表している「病害虫発生予察情報」でも、6月10日の「病害虫予報第3号」では西日本を中心に14県に注意報が発令、その後の4号となる7月1日版でも6県から注意報が発令、関東や東北などでも発令が確認されている。また14日には群馬県でも発令が確認されている。群馬県での発令は6年ぶりだという。

過去のニュースによれば、昨冬が記録的な暖冬だったことで、冬を越した成虫が大量に発生したのが原因だとしている。カメムシが大量発生するとモモやブドウ、カキ、かんきつ類の果汁を吸い、吸われた果実は商品価値が喪失してしまうとされている。

7月14日時点で病害虫発生予察情報(カメムシ注意報)が発令されている府県は以下の通り
富山、岐阜、愛知、滋賀、兵庫、奈良、岡山、山口、香川、愛媛、福岡、佐賀、長崎、熊本、福島、栃木、長野、石川、京都府、鳥取、広島、群馬

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NETGEARの無線LANルータ経由でファイル転送するとデータが破損するという報告

あるAnonymous Coward 曰く、

NETGEARの無線LANルータ経由でファイル転送すると特定の条件下でデータが破損するというツイートが話題になっている(タレコミ時点で790RT)。

ツイート主のtokkyo氏によれば、APモードのR7800でデータをコピーすると毎度データが破損するこの現象は、海外のネットワーク製品コミュニティで既知のバグとして報告されていたようだ(R7800 data corruption when in Accesspoint mode | SmallNetBuilder Forums)。

昨年1月からのコミュニティの書き込みによれば、この現象は4~5年前の旧機種にあたるR7500でも発生していたといい、700MB程度の大きなファイルを転送する際に、無線/有線を問わず、SMB/FTP/SCPといったプロトコルで発生するという。NETGEARに問題を報告したユーザーによれば昨年10月時点では調査中だったようだが、その後のことは明らかになっていない。

ファイルが正常に転送されたかに見えて破損しているというのは、ぞっとする話である。

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蝗害の元となるバッタの群れを追うバッタハンターという職業。国連のお仕事

アフリカでもサバクトビバッタの繁殖で蝗害が広がっているが、その蝗害を追跡するために「バッタハンター」なる職業があるそうだ。

この職業はバッタたちを追跡、駆除しやすい幼虫の段階で発見することを目的にしているようだ。またバッタハンターは、スマートフォンと専用に開発されたアプリを組み合わせ、バッタの様子を写真や動画で記録。バッタの群れの位置や規模や状況などのデータを拠点に送る役割を持つ。

送られたデータは共有され、テクニカルチームによって、国際的なモニタリングやバッタの進路予測などに使用される。予想された進路はその先にある国などへの警告に使われるほか、バッタの増殖を防ぐための農薬を飛行機を使うか、手動で散布するかといった散布計画の判断などにも使用されるとしている。

バッタハンターは国連食糧農業機関(FAO)や地域の政府によって教育され、バッタの探し方や、専用アプリであるeLocustの使用方法などが訓練されるそうだ(FAOテレ東NEWS)。

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NETGEAR製品に幅広く影響するゼロデイ脆弱性が見つかる。ZDIが一斉公開

80個近いネットギア製のネットワーク製品に脆弱性があること報じられている。脆弱性を悪用された場合、攻撃者に管理者権限で任意のコードを実行される可能性があるとされる(マイナビ)。

あるAnonymous Coward 曰く、

トレンドマイクロが運営するZero Day Initiative (ZDI)は6月15日、NETGEAR製品に幅広く影響する計10件の脆弱性を公開した(JVNの発表)。 この脆弱性はTeam FlashbackのPedro Ribeiro氏とRadek Domanski氏、およびVNPT ISCを通じてd4rkn3ss氏によって報告された。10件中8件はリモートからの任意コード実行が可能となるもので、Web管理画面のCGIプログラムに対するバッファオーバーフロー攻撃などで発生する。JVNによると以下の諸問題のため、影響が深刻化するおそれがあるという。

  1. 当該製品では httpd が root 権限で動作している
  2. Netgear 製品では、バッファオーバーフロー対策に用いられる Stack cookie (カナリア値) が使用されていないものが多い
  3. 本脆弱性の攻撃には認証を必要としない
  4. CSRF 対策のトークンがチェックされる前の段階で本脆弱性の攻撃が可能
  5. 機器の情報が /currentsetting.htm ページを閲覧するだけで取得できるため、攻撃者にとって攻撃対象の選定が容易

すでにZDIによってZDI-20-709の解説と実証コードが公開されているほか、サイバーセキュリティ組織のGRIMMも独自にZDI-20-712に相当する脆弱性を発見・報告しており、その解説実証コードが公開されている。 ZDIでは2019年11月から2020年2月にかけてNETGEARに脆弱性を報告して公表に向けた調整を進めていたが、報告から120日が経過したため、修正プログラムの提供を待たず公表に踏み切ったという。NETGEARは6月18日にセキュリティアドバイザリを公開、一部製品については修正プログラムの提供を開始し、残る製品についてはリモート管理機能をオフにする回避策を推奨している。最大で80種類近くの製品が影響を受ける可能性があり、米CERT/CCが脆弱性の影響を受ける製品一覧とそれらの対応状況をGoogle スプレッドシートで公開している。

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バッタの大群、インド首都にまで到達

あるAnonymous Coward 曰く、

アフリカやアルゼンチンなど、世界各地で蝗害被害が報告されているが、インドでは首都ニューデリーにも「サバクトビバッタ」の大群が近づいている。CNNなどによると、一部はすでにニューデリーにも到達しているという(CNNTBSWIRED朝日新聞)。

ニューデリー近郊のグルガオン市には27日の午前11時半に到達。数千匹が町に襲来した。インド政府はドラムや爆竹、太鼓などを鳴らして群れを追い払うなどの対策を住民に伝達。また、ドローンを使って殺虫剤を散布するなどの対処もしている模様。しかし、現地住民がアップしている写真や動画を見る限り、音だけで対処できる感じではないと思われる(スプートニク)。

日経新聞によれば、同じくニューデリー近郊のハリヤナ州にも到達したと報じられている。同州には農地が多いことから食料被害が心配される。同じハリヤナ州の都市グルグラムには日系の企業も数多く進出しているとされる(日経新聞)。

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新型コロナ接触確認アプリで発見された不具合、OSS利用をめぐる議論にまで発展

19日から配信が開始された新型コロナウイルス「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」だが、いくつかの問題点や不具合などが報告されている。このアプリはオープンソースソフトウェア(OSS)で開発されたためか、OSS利用をめぐる議論になってしまっている面もあるようだ(ITmediaTogetternote)。

問題が指摘されている不具合としては、Twitterのまとめなどやメディアでの報道なども行われているが、そうした厳しい批判を受け、COCOAのもとになった「COVID-19Radar」の中心的人物である廣瀬一海さんは、「この件でコミュニティはメンタル共に破綻しました」として、次のリリースで開発から離れることを自身のTwitterで表明している。

一方でCOVID-19Radarのプロジェクトとは別に接触確認アプリの開発を進めていた、一般社団法人コード・フォー・ジャパンの関治之代表は、「(前略)OSSで作られたものを最終製品として責任持って納品すべきなのは委託事業者であり、製品の受け入れテストをしてリリース判断をするのも、わかりやすく広報をすべきなのは政府である。」としてチームを擁護している。

今回の件は、開発条件や納期、Appleの規約、AppleとGoogleの共通通信規格が「1国1アプリ」「保健当局の開発」に限られるといった条件が絡み合った上で発生したものだと思うが、果たしてどうあるべきだったのだろうか?

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Amazonへの間違い喫茶が頻繁にかかってくる「コーヒーショップ アマゾン」

京都市内のある喫茶店に数年前から、間違い電話が頻繁にかかってくるそうだ。喫茶店の店名は「コーヒーショップ アマゾン」。同店に通販サイトのAmazonの利用者から間違い電話がかかってくるようになったのは2、3年前のことだという。多い時には月10回ほど間違い電話が来るようだ。

店の人が『こちらは喫茶店です』と答えても『ああ、喫茶部門の方ね。カスタマー部門につないでいただけますか』と言われたこともあったそうだ。喫茶店の人は対策として、今度から電話では『喫茶アマゾンです』と言うようにします」と話している(まいどなニュース)。

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雇用調整助成金のオンライン受付システムの不具合、「戻る」で他社の情報を閲覧できる状態に

✇スラド
著者: hylom

公開後すぐに不具合が発生したために停止され、その後再公開されるもまたすぐ不具合が確認されて再び停止していた厚生労働省の雇用調整助成金オンライン受付システムだが、再停止になった原因はWebブラウザで特定の画面を閲覧中に「戻る」操作を行うと特定の事業者の申請内容を表示するようになっていたためだという(ITmediaNHK日経xTECH)。

表示される情報には役員や従業員の氏名、生年月日、給与、法人の口座情報などが含まれていたとのこと。申請書類をダウンロードすることもできたようだ。厚生労働省はテストが不十分だったとしており、また不具合があるとして停止された最初のバージョンでもこの不具合が発生していた可能性が高い。

このシステムは富士通が約1億円で受注したもので、開発・保守・テストをそれぞれ3社に外注していた。

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人気オープンソースプロジェクトの脆弱性、1年で倍増

✇スラド
著者: hylom

taraiok曰く、

人気の高いオープンソースプロジェクトの上位54本を分析した結果、セキュリティの脆弱性が1年で2倍に増えていたことが判明した。2018年に報告されたバグは421個であったのに対して、2019年には968個に倍増していたという。RiskSenseの「The Dark Reality of Open Source」レポートによれば、2015年から2020年3月の間で人気オープンソースプロジェクトで2,694個のバグが発見されたとしている(ZDNetSlashdot)。

Linux、WordPress、Drupalといった超人気プロジェクトに関しては、セキュリティバグがニュースとして報じられるため、このレポート内には含まれていないという。RiskSenseのレポートには、Jenkins、MongoDB、Elasticsearch、Chef、GitLab、Spark、Puppetといった、一般的な知名度は高くないがテクノロジーおよびソフトウェアコミュニティで広く利用されているプロジェクトを対象としている。

今回の調査で同社は、多数のセキュリティバグが公開されてから数週間が経過した後で脆弱性データベースNational Vulnerability Database(NVD)に報告されたことを問題視している。54のプロジェクトで発見されたバグに関しては、NVDに報告されるまでに平均で約54日を必要とした。PostgreSQLではPostgreSQLでは8か月に及ぶ報告の遅れが見られたとしている。こうしたレポートの遅延により、企業が攻撃にさらされたままになっている状況が発生していたとしている。

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