EFFのブラウザー拡張機能「Privacy Badger」を特徴付ける機能、デフォルトで無効に
Electronic Frontier Foundation(EFF)は7日、Webサイトによるユーザー追跡を検出・遮断するブラウザー拡張機能「Privacy Badger」で、主要機能である新しいトラッカーを学習する機能のデフォルト無効化を発表した(Deeplinks Blogの記事、 The Registerの記事)。EFFは2月、トラッカー学習機能に関連するセキュリティー上の問題が複数存在するとGoogle Security Teamから報告を受けていたという。その一つは深刻な問題であったため、すぐに該当機能を削除している。もう一つは今回デフォルト無効化の選択理由となった問題で、「アクセスしたWebサイトの挙動に応じてブロックするものを選択する」という動作がフィンガープリンティングに使われる可能性や、アクセスしたページに関する情報を(ファーストパーティーストレージから)抽出される可能性が指摘されていたそうだ。
Googleが報告した内容は純粋にPoCであり、実際にこの機能が悪用されている証拠をEFFでは確認していないという。トラッカー学習機能は「長大なトラッカーリストを維持しなくても新しいトラッカーをブロックできる」というPrivacy Badgerを特徴付ける機能だが、念のためデフォルトでの無効化を決めたとのこと。新しいトラッカーを学習しなくなる代わり、これまでインストール時から変更されることのなかった既知のトラッカーリストは将来のPrivacy Badgerアップデートで更新されるようになる。
なお、学習機能自体は残されており、Privacy Badgerの設定画面で「General Settings→Advanced→Learn to block new trackers from your browsing」にチェックを入れれば有効化できる。
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