ソニー、PS5のボイスチャット録音機能を「盗聴ではない」と説明するも米国の一部州で違法との指摘も
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は14日、PlayStation 4向けにシステムソフトウェア バージョン8.00のアップデートを開始した(PlayStation.Blog)。このアップデートでは、ボイスチャット機能などが強化されたが、Engadgetによると、これをインストールすると次のようなポップアップが表示されるのだという(Engadget、ねとらぼ)。PlayStation Networkがどなたにとっても楽しいものとなるよう、コミュニティー行動規範を定めています。
パーティーのボイスチャットは録音され、他のユーザーが報告に使用することがあります。ボイスチャットに参加することは、あなたのご自身の音声が録音されることに同意したものとみなします。
コミュニティー行動規範に違反する行為が報告された場合、PlayStationセーフティーは違反に該当する行為であったか、録音された音声を確認します。
録音された音声は、PlayStationセーフティーが違反行為の確認を行う目的のみで使用されます。
この内容から、一部ユーザーから会話内容が監視されるのではないかとする声が広がったようだ。SIEはこのため15日にブログ上で釈明を行っている。曰く、この通知はPlayStation 4ユーザーがPlayStation 5ユーザーとのボイスチャットに参加した場合のための通知なのだという。PlayStation 5には、ボイスチャットを録音する機能が備わっているが、PS4とPS5のユーザー間でボイスチャットをした場合、PS5のユーザー側が録音したボイスチャットをSIEに送信する可能性があるため、警告を行っているとしている。(PlayStation.Blogの追記部)。しかしこの説明では盗聴がないという具体的な説明になっていなかったことから、ユーザーの不満は収まらなかったようだ。
このため新たに「PlayStation 5の新しいボイスチャット機能の詳細について」という記事が作られ、PlayStation 5のボイスチャットを録音する機能の詳細とその背景について触れている。簡単に言えばこのボイスチャット録音機能は、オンライン上でのハラスメントを報告するための機能で、その証拠となる会話を録音できるようにしたものだという。SIE側が録音された内容を盗聴したりすることはないとしている。このため録音機能はオプトアウトばできないという。
ただし、米国の一部地域では同意なしに誰かの声を録音することは違法とされており、このことから法律上の問題があるとの指摘もあるようだ(GameSpot)。
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