Chrome拡張機能のNano Defenderがマルウェア化
あるAnonymous Coward 曰く、Chrome拡張機能のNano DefenderとNano Adblockerが悪意ある者に売却され、マルウェア化してしまったようだ(元の開発者によるプロジェクト譲渡に関するアナウンス、 280blockerの記事[1]、 [2]、 gHacksの記事)。
Firefox用Nano DefenderとNano Adblockerは大丈夫みたい。
有名拡張が買収で…といえばStylishを思い出した。uBlockも委譲されたかと思ったら結局元の開発者がuBlock Originを立ち上げていたな。
元の開発者はNanoプロジェクトに割り当てる時間がなくなってバックログがたまり続けたためメインテナーを探しており、新しい開発者から申し出がなければ開発停止をアナウンスする計画だったという。金銭的なやりとりはあったようだが、新しい開発者がいい仕事をすれば寄付の形で大半を返金することも考えていたそうだ。
Nanoプロジェクトのフォーク元であるuBlock Origin開発者のRaymond Hill(gorhill)が更新後の拡張機能を分析した結果、拡張機能読み込み時にhttps://def.dev-nano.com/からリストを取得し、リストで指定された条件に一致するネットワークリクエストがあると情報をhttps://def.dev-nano.com/に送信するコードなどが追加されていたという。
なお、新しい開発者のGitHubアカウントは既に削除されており、Nano DefenderおよびNano AdblockerはChromeウェブストアから削除されている。Microsoft Edgeのアドオンストアに関しては元の開発者がアカウントを維持しており、ストアで表示されないようにしたと説明しているが、現在のところ削除はされていないようだ。
すべて読む
| セキュリティセクション
| Chrome
| セキュリティ
| デベロッパー
| プライバシ
|
関連ストーリー:
Google、Chromeウェブストアでのスパム対策を強化
2020年05月04日
過剰なデータ収集行為が指摘されていたAvast/AVGの拡張機能、Chromeウェブストアから一時削除される
2019年12月24日
Mozilla、リモートコードを実行する拡張機能をブロックリストに追加
2019年11月08日
Google曰く、Chrome拡張機能プラットフォームの新マニフェストは広告ブロックをより安全にする
2019年06月15日
Google、拡張機能のデータアクセス制限強化などのChromeウェブストアポリシー変更を発表
2019年06月06日
人気のFirefox拡張機能「Stylish」がポリシー違反でブロック、すべての閲覧履歴を収集か
2018年07月05日
Chromeウェブストアで怪しいサイトへ誘導しようとする「テーマ」が増加中
2018年05月30日
悪意あるコードを含む偽拡張機能、Chromeウェブストアで合計2,000万人以上がインストール
2018年04月21日
アンインストールを困難にする機能を備えたブラウザー拡張機能
2018年01月21日
2本のGoogle Chrome拡張機能、開発者アカウント乗っ取りでアドウェアが配信される
2017年08月05日
Webブラウザアドオン「Styish」、ユーザーデータの収集を始めて騒動に
2017年01月19日
アドウェアベンダー、広告を仕込むためにChrome拡張を買い取る
2014年01月21日
Android版のChrome Canaryで、ダウンロードをいつ実行するか設定する機能のテストが行われている(