米国家運輸安全委員会、Teslaのメディアコントロールユニット故障多発の原因はeMMCのウェアアウトと断定
headless 曰く、米国家運輸安全委員会(NHTSA)は12日、Tesla Model SとModel Xのメディアコントロールユニット(MCU)が3~4年の使用で故障する原因はeMMC NANDフラッシュのウェアアウトだったと発表した(調査結果概要: PDF、 Ars Technicaの記事、 The Registerの記事、 The Next Webの記事)。
eMMCのウェアアウトでTeslaのMCUが早期故障することは以前から知られており、この問題を指摘する動画は昨年5月にYouTubeで公開されて以来67万回以上視聴されているが、NHTSAのOffice of Defects Investigations(ODI)では消費者からの苦情を受けて今年6月から事前調査を開始したという。MCUが故障するとリアビューカメラの映像が映らなくなるほか、結露除去の切り替えができなくなり、Autopilot時やウインカー使用時のチャイムが鳴らなくなるとのこと。
ODIが受けた苦情は537件。ODIが確認したところ、Teslaは2,399件の苦情を受けているほか、製品保証で交換したMCUは7,777台、保証外で交換したMCUは4,746台に上る。問題のMCUはNVIDIA Tegra 3プロセッサーを搭載し、8GBのeMMCが統合されたもので、2018年の初めまでに生産された2012年式~2018年式のModel Sと2016年式~2018年式のModel X、合計およそ159,000台が搭載しているそうだ。
TeslaではeMMCの書き換え回数を減らしたり、エラー発生時の影響を緩和したりする更新プログラムをOTA配信しているが、該当MCU搭載車が走り続ける限り今後も故障は継続して起きると述べているという。ODIでは技術解析を開始しており、この問題の影響範囲や発生頻度、安全性に関連した影響などを調査していくとのことだ。
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