アレシボ天文台、巨大電波望遠鏡を支持するケーブルがさらに切れる
headless 曰く、プエルトリコ・アレシボ天文台で6日、巨大電波望遠鏡の構造を支えるメインケーブルが切れる事故が発生したそうだ(UCF Todayの記事、 The Registerの記事)。
アレシボ天文台では8月に巨大電波望遠鏡の構造を支える補助ケーブルが切れて球面反射面などが破損し、運用を一時停止している。今回の事故では切れたケーブルが落ちて球面反射面をさらに損傷したほか、近くのケーブルを損傷したという。ケーブルが切れた原因は特定されていないが、8月の事故以降に残されたケーブルの負荷が増したことが原因と疑われているとのこと。
アレシボ天文台の電波望遠鏡は1960年代に作られた巨大かつユニークな構造であり、修復作業は容易でないようだ。8月の事故以降、現在までに構造の調査や短期的・長期的な修復計画の策定などが行われ、実際の修復作業は10日に始まる予定だったという。しかし今回の事故で修復計画は保留となり、状況を再評価する必要があるとのことだ。
すべて読む
| サイエンスセクション
| ハードウェア
| 通信
| スラッシュバック
| サイエンス
| 宇宙
|
関連ストーリー:
超新星1987Aの残骸の中心付近に観測史上最も若い中性子星が存在する可能性
2020年08月16日
アレシボ天文台の巨大電波望遠鏡、補助ケーブルが切れて球面反射面が30 mにわたり破損
2020年08月14日
イベント・ホライズン・テレスコープが撮影した超高速ジェットの画像が公開される
2020年04月08日
世界最大口径の電波望遠鏡、その口径と同サイズの鍋でチャーハンを作ると計算上全世界の人に茶碗4杯ずつのチャーハンを作れる
2019年11月18日
中国・貴州省の巨大電波望遠鏡、観光地化で観測に悪影響が出たため周辺での電子機器利用を禁止
2019年06月03日
欧州の電波望遠鏡ネットワーク「LOFAR」、全天の2%の観測で新たに数十万個の銀河を発見
2019年02月25日
Nokiaは14日、同社の4G/LTE基地局はソフトウェアベースのアップグレードにより、5G/NRへ移行可能なことを発表した(