リーディングビュー

ソフトバンクと双葉電子、産業向けドローンを共同開発。DJI輸出禁止措置を見据えて

ちょっと前のネタで恐縮だが、米商務省がドローン最大手の中国DJIなどを輸出禁止措置の対象にすると発表した。日本国内でも政府が実質的な中国製ドローンの規制を進めているが、その代替となる需要を狙ってソフトバンクと双葉電子工業が17日、産業向けドローンのプロトタイプを発表した(双葉電子工業ソフトバンクCNET)。

2社が開発中のドローンは、LTE対応の通信モジュール搭載し、ソフトバンクの誤差数センチメートルの測位を可能にするサービス「ichimill」に対応。誤差数センチメートルの精度で飛行制御が可能となり、空撮した画像の位置情報も高精度化できるとしている。両社は2020年度から21年度にかけて実証実験を行い、その後にソフトバンクの法人向けドローンサービスの「SoraSolution」のサービスのラインナップに加える方針であるとしている。

すべて読む | テクノロジー | ニュース | 政治 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
東京電力、事故直後の福島第一原発のドローン空撮写真を発見・公開 2020年12月26日
米商務省、中国のドローン大手DJIや半導体受託製造大手SMICなどをエンティティリストに追加 2020年12月20日
アレシボ天文台の巨大電波望遠鏡、プラットフォーム落下時の動画が公開される 2020年12月05日
SpaceX、同じロケット第1段で7回目の打ち上げと回収に成功 2020年11月28日
Crew Dragonによる初の本格的ISSクルー輸送ミッション、打ち上げ成功 2020年11月17日
ロサンゼルス国際空港、パイロットからのジェットパック目撃報告再び 2020年10月17日
日本政府、セキュリティの観点から中国製ドローンを排除へ。既存品も1~2年で入れ替え 2020年09月30日

  •  

米食品医薬品局、意図的なゲノム改変を行った豚を食品用などに認可

米食品医薬品局(FDA)は14日、意図的なゲノム改変(IGA)を行った動物について、食品および潜在的な医療用品の原料として初めて認可した(ニュースリリースFOODBEASTの記事The Vergeの記事)。

認可された「GalSafe pig」は、糖鎖の一種であるα-Galが細胞表面に生成されないようゲノムを改変したブタだ。α-Gal症候群(AGS)の人がα-Galを含む畜肉などを食べると、肉アレルギーとも呼ばれるアレルギー症状が引き起こされる。GalSafeはAGSの人が食べても安全な肉を供給できるほか、拒絶反応の問題を解決した医療用製品の原料として利用できる可能性がある。

FDAでは認可にあたり、GalSafeの肉を一般の人が食品として消費しても安全なことや、環境への影響が従来のブタと比べて大きくないこと、GalSafeのα-Galが数世代にわたって検出限界以下であることを確認したとのこと。ただし、AGSの人にアレルギー症状を引き起こさないかどうかについては確認しておらず、医療用途で使用する場合は別途認可を受ける必要がある。

GalSafe開発者は当初、肉をスーパーマーケットなどで販売するのではなく、通信販売で提供する計画を示しているとのことだ。

すべて読む | サイエンスセクション | バイオテック | サイエンス | 医療 | アメリカ合衆国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
「Non-GMO」表示をめぐって訴えられていた米ファーストフードチェーンChipotle、650万ドルの支払いで和解 2019年09月22日
「知能の高い人間を作り出す」という遺伝子改変について多くの人は否定的 2018年08月07日
独化学メーカーBASFは海洋生物由来の多くの遺伝子特許を押さえている 2018年06月18日
米国農務省、遺伝子編集技術について規制しない方針を示す 2018年04月06日
寒さに強い遺伝子組み替え豚 2017年10月29日
遺伝子組み替え大豆ならぬ「遺伝子編集大豆」の作製に成功 2017年10月17日
注射によって遺伝子操作を行える手法が開発される、非分裂細胞に対しても有効 2016年11月22日
遺伝子操作したブタの肺を「代替臓器」として人間に移植する試み、10年以内に実用化か 2010年02月13日
「魚のような脂肪」を持つ豚 2006年03月31日
蛍光クラゲで光るブタ 2004年06月23日
遺伝子組み換え:豚にホウレンソウ 2002年01月25日

  •  

花王が蚊が肌に滞留しにくくする技術を開発。吸血を阻止

花王が肌を蚊の嫌う物性に変化させ、それにより蚊を肌に留まらせなくするという技術を開発したそうだ。研究によれば、肌に低粘度のシリコーンオイルを塗布すると、蚊が肌の上に留まって吸血姿勢を取らなくなるため、吸血を阻害できるそうだ(花王動画Impress Watch)。

蚊はオイルのような水と親和性の低い液体が苦手らしく、そうした物質が表面にあると即座に離脱する傾向があるという。何も塗っていない人間の肌を使用した場合と、低粘度のシリコーンオイルを塗布した肌では、前者が平均85%が吸血行動を行ったのに対し、後者は平均4%の蚊しか吸血行動をしなかったとしている。

すべて読む | サイエンスセクション | テクノロジー | バイオテック | ニュース | サイエンス | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米国フロリダ州で遺伝子を組み換えた蚊、7.5億匹を放出する実験。国や州は承認済み 2020年08月22日
グレープフルーツの香りを特徴付ける成分、米国で虫除け剤や殺虫剤の有効成分として登録される 2020年08月14日
USBでの電源供給に対応するアースノーマット新モデルが登場 2020年02月17日
Apple、イカや算盤の絵文字を修正 2019年09月28日
子孫を残せないよう遺伝子操作された蚊を放出して蚊の個体を減らす実験、遺伝子操作された蚊の子孫が確認される 2019年09月20日
細菌と放射線で「ヒトスジシマ蚊を根絶」する実験、生態系へのリスクはないのか 2019年08月03日

  •  

ソフトバンク、Boston Dynamicsをヒュンダイに売却へ

ソフトバンクグループは11日、ロボットメーカー米Boston Dynamicsを韓国のヒュンダイ自動車に売却したと発表した。ヒュンダイはBoston Dynamicsの株式80%を取得し、ソフトバンクは子会社を通じて株式の20%を継続して保持する。株式の売却額は約8億8000万ドル(約915億円)。売却手続きは2021年6月までに完了する予定(ソフトバンク[PDF]ヒュンダイ[PDF]Engadget)。

すべて読む | テクノロジー | ビジネス | ロボット | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
シンガポールでは4足歩行ロボットが公園をパトロール、ソーシャルディスタンスを呼びかける 2020年05月12日
ボストン・ダイナミクス、四本脚ロボットを一般販売へ 2019年06月11日
ボストン・ダイナミクス、4足歩行ロボットを2019年に発売 2018年05月17日
Boston Dynamics、ロボットの活動を人間が邪魔する動画を公開 2018年02月28日
Boston Dynamicsの車輪付き二足走行ロボット、名前は「Handle」 2017年03月03日
Boston Dynamics、脚に車輪を備えた高機動二足走行ロボットを開発 2017年02月03日

  •  

福岡市内販売の春菊で基準値168倍の農薬が検出。21gで健康被害が出る量

福岡市は8日、福岡市青果市場で春菊の残留農薬検査を実施したところ、基準値の168倍となる8.4ppmの農薬が検出されたという(福岡市福岡市保健福祉局生活衛生部[PDF]毎日新聞)。

検出されたのは有機リン系殺虫剤のイソキサチオンで、体重60キロの人が21グラムを超えて食べた場合、よだれや涙、失禁、場合によってはけいれんなどの健康に影響を及ぼすおそれがあるとしている。該当するのは12月7・8日にJAくるめが出荷したもの。販売店や販売数量に関しても把握済み。すべて福岡市内での流通だと見られている。

西日本新聞によれば、一軒の組合員農家が、タマネギ栽培で使用していた害虫駆除用の農薬を、春菊に使用したことが原因だとしている(西日本新聞)。

すべて読む | セキュリティセクション | バイオテック | サイエンス | ワーム | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
「次亜塩素酸水」現時点では有効性は確認されず、噴霧も推奨せず 2020年06月01日
米国で殺菌剤に関連する健康被害が相次ぐ 2020年04月23日
インスタ映えするスペインの青い湖、実はタングステン鉱山跡。重金属による健康被害も 2019年07月19日
大麻解禁した州では大麻による健康被害が増加、非合法大麻の流通も依然続く 2019年06月07日
米国で販売されているボトル入りウォーター、FDAの基準値を超えるヒ素を含むものもあるという調査結果 2019年04月21日

  •  

GABA増量したゲノム編集トマトが専門家会議で審議へ。1~2年で市場に登場か

あるAnonymous Coward 曰く、

ゲノム編集技術を使ったトマトが国内市場に登場する可能性が出てきた。開発されたトマトは血圧の上昇を抑える「GABA」を多く含んでいる点が特徴。筑波大発のベンチャー企業「サナテックシード」らが開発したもので、厚生労働省の専門家会議が月内に開かれるとしている(読売新聞)。

審議を経て市場に出回るようになるにはあと1~2年必要だという。読売新聞の記事によれば、ゲノム編集食品の条件を満たし、専門家会議の審議に必要なデータが揃えられたのは今回が初めてだそうだ。

すべて読む | サイエンスセクション | バイオテック | サイエンス | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
2020年ノーベル化学賞はゲノム編集ツールを開発した2氏が受賞 2020年10月08日
トノサマバッタを大群化させる誘引物質が特定される 2020年08月15日
中国で3人目の遺伝子操作ベビーが誕生か 2019年07月05日
再設計されたDNAによる「完全合成生物」が誕生 2019年05月21日
中国で生まれた「ゲノム編集双子」、遺伝子編集の効果で「賢くなる」可能性 2019年03月04日

  •  

カイコは「二段階認証」を用いて食べられるクワの葉を見分けていた

昆虫は食べられる葉っぱをどのように見分けているのか。東京大学と東京農工大学の研究者らがカイコの観察・実験を行った結果、カイコは二段階認証をして葉っぱを識別していたそうだ(エピネシス)。

具体的には最初に口の近くにある小顋肢という味覚器官を葉に押し当てて触診、葉っぱにβ-ステロール、クロロゲン酸、カルセチンが含まれているかを確認しているという。カイコはこれらの化合物を1,000兆分の1という極低濃度であっても検出できるそう。

最初の認証を終えると試し噛みを行い、小顋肢の周辺にある小顋粒状体で糖を感知するという。この試し噛みにより、必要な量の糖が見つかった場合にのみクワの葉を食べるという仕様だそうだ。こうした触ってから試し噛みする行為は葉っぱを食べる昆虫に共通しているのだそうだ。

すべて読む | ITセクション | バイオテック | バグ | サイエンス | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Mozilla、拡張機能開発者に二段階認証の有効化を義務付けへ 2019年12月15日
クロネコメンバーズの二段階認証、スマホ向けログイン画面には実装されていなかった 2019年07月29日
フィッシング詐欺被害にあったにも関わらず被害者ではないとして被害届を受理されないという事案 2019年07月24日
Facebookの二段階認証でSMSを使用すると、登録した電話番号にスパムが届く? 2018年02月17日
Googleが使い勝手の良い二段階認証を導入。PCのサインインをスマホ側で承認可能に 2016年06月23日

  •  

シンガポール食品局、鶏細胞培養肉の販売を認可

米国のEat Just, Inc.,は1日、同社の鶏細胞培養肉がシンガポールで販売の認可を得たと発表した(プレスリリースStraits Timesの記事CNAの記事Voxの記事)。

同社はHampton Creek→Just→Eat Justと社名を変更しており、植物原料の卵液代用食品「Just Egg」や卵を使用しないマヨネーズ風スプレッド「Just Mayo」などを販売している。Just時代の2018年、鶏細胞培養肉「Just Meat」の市場投入計画を発表していたが、実現していなかったようだ。同社に限らず、細胞培養肉が当局から認可されるのは世界で今回が初だという。

同社の鶏細胞培養肉はニワトリの羽毛からとった細胞に植物性の栄養素を加えて培養したもの。抗生物質の使用や遺伝子組み換えなどは行わず、土地・水・エネルギーの使用量や温室効果ガス排出量を大幅に削減できるという。同社は細胞培養肉についてビールの醸造やパン酵母による発酵などと同様に安全だと説明しているが、今回シンガポール食品局(SFA)による徹底的な検証が行われ、SFAの新型食品に関する安全基準(PDF)を満たすことが確認されたとのこと。

Eat Justの鶏細胞培養肉は新しい「GOOD Meat」ブランドで展開され、近く小規模な市場投入を行う計画とのことだ。

すべて読む | サイエンスセクション | ビジネス | バイオテック | サイエンス | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
食糧危機を救うのは人工肉かもしれない。新型コロナによる流通崩壊や豚コレラ蔓延で 2020年09月01日
米連邦地裁、肉代用食品に肉製品の名称表示を禁じたアーカンソー州法の執行に事前差止を命ずる 2019年12月15日
中国、筋肉幹細胞による培養肉の開発に成功 2019年11月26日
国際宇宙ステーションで牛肉の培養実験が成功 2019年10月11日
細胞培養肉や植物性人工肉が入手しやすくなっても米消費者の半数以上が従来の肉を選ぶとの調査結果 2019年03月29日
日清、サイコロステーキ状培養肉の作製に成功 2019年03月27日
人工肉は本物の肉と同じか? 宗教関係者の間で議論 2018年12月20日
米企業、細胞培養鶏肉を年内に市場投入する計画 2018年10月20日
培養肉を巡り「肉」の定義を巡る議論が活発化 2018年10月02日
米ミズーリ州、肉代用食品を「meat」として販売することを禁ずる法律 2018年09月01日
米スタートアップ企業、細胞培養による家禽肉製造に世界で初めて成功 2017年03月19日
米FDA、卵を含まないマヨネーズ風製品の名称に「Mayo」という単語の使用を認める 2015年12月20日
人工培養肉、昆虫、海藻、「明日のミートボール」とは 2015年12月13日
幹細胞から作る人造食肉計画 2014年05月27日

  •  

コロナ禍時代に合わせ、非接触で操作できるエレベーターの開発相次ぐ

以前、手で触らずに購入可能な自動販売機の話があったが、今度はボタンを押さずに乗れるエレベーターが開発されたそうだ(茨城新聞クロスアイNHK時事ドットコム)。

日立製作所と日立ビルシステムが開発したものは、LINEや顔認証技術を活用することにより、エレベーター側に手を触れない形で移動できるようにする。ちなみに茨城新聞に掲載されていた手順によれば、

エレベーターホールなどに用意されたQRコードをスマートフォンで読み込み、利用したいエレベーターのLINE公式アカウントを「友だち登録」する。メッセージのやりとりを行い、エレベーターの呼び出しと行き先階の登録を行う。

とのこと。日立ビルシステムが運用中のエレベーターなど国内約1万5000台に設置可能だとのこと。もう一つは三菱電機稲沢製作所が開発したもので、こちらはスマートフォンの専用アプリを起動することで移動先を指定できる。中日新聞の記事によるとこちらの操作は、

エレベーターの前に移動し、スマートフォンの専用アプリを起動。自分が乗る階と行き先の階を「1−3」と設定して「呼ぶ」を押すと、エレベーターが一階に到着し、自動で三階まで移動できた。

だそうだ。

すべて読む | ハードウェアセクション | テクノロジー | ハードウェア | 医療 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
飲食店で利用の増えるスマホセルフオーダーシステム、特許侵害のリスク 2020年10月14日
ダイドー、コロナ渦時代に合わせた足で操作する自動販売機の実証実験を開始 2020年10月06日
Neuralinkの脳コンピューターインターフェイス、最新デバイスはコインサイズで頭蓋骨に埋め込み 2020年08月30日
感染症対策としてホログラム上で操作する空中投影型操作パネルが増加 2020年07月31日

  •  

東京・中目黒にテイクアウト専門のハンバーガー店が開店

caret 曰く、

やや旧聞になるが、11月10日に東京都目黒区中目黒の山手通り沿いにテイクアウト専門の低価格・高品質ハンバーガー店「ブルースターバーガー」がオープンした(公式サイト食品産業新聞@DIME アットダイム)。
焼肉ライク」などを展開するダイニングイノベーショングループが手掛けており、完全キャッシュレス・テイクアウト専門店とすることで家賃や人件費を削減し、原価率は68%に上るという。

「牛角」の創業者である西山知義氏が2019年11月に中国のラッキンコーヒー(瑞幸珈琲)を視察したのが業態開発のきっかけで、氏は完全キャッシュレス・テイクアウト専門業態が日本でも5年から10年で主流になると確信したそうだ。
タレコミ子も2度利用したが、ニューヨーク発のシェイク シャックに勝るとも劣らないクオリティで、ポテトや売りのレモネードもおいしく、将来的に店舗網が拡大すれば日常的にリピートしたいと思った。
ただし、モバイルオーダー時に受け取り時間を指定できず、店舗側の都合に合わせなければならないのはマイナスに感じた。

すべて読む | idleセクション | 日本 | テクノロジー | idle | 娯楽 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
初代ドムドムハンバーガーを町田市のホテルが復刻 2020年10月07日
オートレストラン・鉄剣タロー、閉店 2020年06月05日
モスフードサービス、プリペイドカード番号を二重発行 2020年01月17日
豚の挽肉を再現したという植物性人工肉「Impossible Pork」はかなり豚肉に似ているらしい 2020年01月09日
米国の大手レストランチェーンで提供される牛肉、なかなか進まない飼育時の抗生物質排除 2019年11月03日
ケンタッキーフライドチキン、植物由来の鶏肉代替食品を初の試験販売へ 2019年08月28日
Uber、今年の夏からドローンでのハンバーガー配達を開始。サンディエゴからスタート 2019年06月19日

  •  

学校でおなじみのウエストミンスターチャイム音が鳴る掛け時計が登場。セイコーから

学校などで使われている掛け時計によく似たデザインの製品「PT202S」が発売されるそうだ。PT202Sは学校の時計と同じく、特定のが来たらチャイムで知らせる機能を持っている。チャイムは1日に最大32回まで設定可能で、鳴る音は「ウエストミンスターチャイム」とのこと(セイコークロック家電 Watch )。

文字盤の数フォントに関しても、時刻の判読性を追求してフォントワークスと共同開発したものを使用しているという。本体のサイズは直径350×厚さ68mmで重さは1.5kg。発売日は12月18日で価格は1万4000円(税込)だとしている。

すべて読む | テクノロジー | ニュース | 教育 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
フィジー、4週間の夏時間 2020年11月14日
ソニー、時計バンドとしても使えるスマートウォッチwena 3を発表。Suicaに対応 2020年10月02日
Apple新製品発表会、iPadなどの新製品が発表されるもメディア各社の見出しは「Phoneなし」 2020年09月16日
標準電波送信所が定期保守、停波は日中のみで電波時計への影響は軽微 2020年07月10日
GPS付きの腕時計型スマート体温計着用を求められる中国・北京市の中高生 2020年05月14日

  •  

人間の採取が選択圧となり、目立ちにくい色に変わった植物

中国・横断山脈に自生するユリ科バイモ属のFritillaria delavayi(梭砂貝母)は人間の採取が選択圧となり、目立ちにくい色に変わっていったと考えられるそうだ(論文エクセター大学のニュース記事The Guardianの記事)。

バイモ属の植物は、鱗茎にアルカロイドを含むことから生薬として利用されるものも多い。日本薬局方ではアミガサユリ(Fritillaria verticillata)の鱗茎が「バイモ(貝母)」として収載されている。F. delavayiの鱗茎から作られる生薬「炉貝」は近年価格が上昇しており、採取圧が強まっているという。

中国科学院昆明植物研究所と英エクセター大学の研究チームが8地域で調査したところ、F. delavayiの葉の色は地域によって灰色~茶色~緑色と幅があり、採取が広く行われて採取圧が高い地域では背景となる現地の岩石の色に溶け込むような色になっていたそうだ。目立つ緑色の葉は採取圧の低い地域で見られ、土壌に大きな岩石が多いなど採取が困難な地域でも見られたとのこと。

草食動物に対する防御戦略として、数多くの植物が背景に溶け込むカモフラージュを行っていることは最近10年の間に確認されているが、調査を行った8地域に生息する草食動物は非常に少なく、アルカロイドを豊富に含むF. delavayiを草食動物が食べる可能性も低い。ただし、採取圧が選択圧となって色の変化を生んだことを確認するためには、草食動物の影響を確実に排除する必要がある。採取圧の低い環境による実験も長期的に価値のあるデータが得られる可能性があるとのことだ。

すべて読む | サイエンスセクション | バイオテック | サイエンス | 医療 | 中国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
雑草の進化は意外と早い 2020年08月27日
牛の臀部に目玉をペイントして大型肉食獣による被害を防ぐボツワナの「Eye-cow」プロジェクト 2020年08月22日
コロナワクチンによる需要増でカブトガニの生態系に危機 2020年07月17日
ヒキガエルを食べて毒を蓄える毒蛇、ヒキガエルが食べられない中国では代わりにホタルから毒を摂取 2020年02月27日
1億年前のハチの巣の化石が発見され、ハチの進化を推測する有力な証拠の1つとなる 2020年02月21日
金魚遺伝子は7万個で魚類では突出して多い 2019年07月09日
シマウマの縞模様はアブを体にとまらせにくくする効果があるという研究結果 2019年02月27日
2018年のノーベル化学賞、進化の力を利用した米国と英国の3氏が受賞 2018年10月04日
「ワタリガラス」は異なる2つの種が1つに混ざり合って生まれた 2018年04月27日
単為生殖でメスだけでどんどん増えるザリガニが見つかる 2018年02月09日
ジカウイルス流行は変異によりネッタイシマカに対する感染能力が高まったことが原因との研究結果 2017年05月21日
平均身長の増加は自然淘汰によるもの? 2015年04月13日
えり好みするミツバチ、縞模様と赤い花がお好き 2010年10月13日

  •  

OPPO、巻取り式ディスプレイを搭載したスマートフォンのコンセプトを発表

headless 曰く、

OPPOが17日に開催したイベントOPPO INNO DAY 2020で、巻取り式ディスプレイにより画面サイズが変わるスマートフォン「OPPO X 2021」のコンセプトを発表した(コンセプト動画ハンズオン動画プレスリリースSlashGearの記事9to5Googleの記事)。

巻取りといっても巻物のように軸に巻かれていくのではなく、本体端で折り返されて内部に格納される形となる。これにより、画面の横幅を変えることが可能となり、ディスプレイサイズは6.7インチから7.4インチまで変化する。OPPOが公開しているコンセプト動画はレンダリングだが、実際に動作するプロトタイプも完成しているようだ。手机之家によるハンズオン動画では、本体側面を上下にスワイプすることで画面が伸縮する様子がみられる。

このほか、イベントではスマートフォン(OPPO Find X2 Pro)とデータケーブルで接続して使用する方式により小型・軽量化するとともに高パフォーマンスを実現し、ジェスチャー操作に対応するARメガネ「OPPO AR Glass 2021」や、ARアプリケーション「OPPO CybeReal」のコンセプトも発表されている。

すべて読む | ハードウェアセクション | モバイル | テクノロジー | ハードウェア | 携帯電話 | モニター | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Lenovoのディスプレイ折りたたみ型モバイルPC「ThinkPad X1 Fold」、10月13日に発売決定 2020年10月01日
Samsung、折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold2」を発表。5G対応で価格は約21万円 2020年09月04日
デュアルスクリーンに最適化されたWindows 10X、当初はシングルスクリーンデバイスに投入 2020年05月09日
Google、Android 11 Developer Preview 2を公開 2020年03月21日
折りたたみ型ディスプレイ搭載スマートフォンは寒さに弱い? 2020年02月20日
Samsung、縦に折りたためるAndroidスマホ「Galaxy Z Flip」を発表 2020年02月13日

  •  

ホンダ、自動運転レベル3機能搭載車の型式指定を取得。搭載レジェンドを年度内に販売予定

国土交通省は11月11日、ホンダのセダン「レジェンド」にレベル3自動運転車の型式指定を行なった。レベル3自動運転車の認定は世界で初めて。今回型式指定となったTraffic Jam Pilotという名称の自動運行装置では、高速道路上で30km/h以下の渋滞時には、運転者はハンドルやブレーキなどの操作を自動運転システムにまかせることが可能になる。この自動運転レベル3対応のレジェンドに関しては2020年度内の発売を予定している模様(ホンダ国土交通省Bloombergcarview!)。

なお国土交通省の資料[PDF]によれば、レベル3での運用に必要な走行環境条件は次の通り
  1. 道路状況及び地理的状況
    • (道路区間) 高速自動車国道、都市高速道路及びそれに接続される又は接続される予定の自動車専用道路(一部区間を除く)
    • (除外区間/場所) 自車線と対向車線が中央分離帯等により構造上分離されていない区間
    • 急カーブ、サービスエリア・パーキングエリア、料金所など
  2. 環境条件
    • (気象状況) 強い雨や降雪による悪天候、視界が著しく悪い濃霧又は日差しの強い日の逆光等により自動運行装置が周辺の車両や走路を認識できない状況でないこと
    • (交通状況) 自車が走行中の車線が渋滞又は渋滞に近い混雑状況であるとともに、前走車及び後続車が自車線中心付近を走行していること
  3. 走行状況
    • (自車の速度) 自車の速度が自動運行装置の作動開始前は約30km/h未満、作動開始後は約50km/h以下であること
    • (自車の走行状況) 高精度地図及び全球測位衛星システム(GNSS(Global Navigation Satellite System))による情報が正しく入手できていること
    • (運転者の状態) 正しい姿勢でシーベルトを装着していること
    • (運転者の操作状況) アクセル・ブレーキ・ハンドルなどの運転操作をしていないこと

なお保安基準などに関しても、通常の車両と異なる部分が多い。外観から分かるように車両に自動運転車であることを示すステッカーを貼る必要があるようだ(Car Watch)。

すべて読む | テクノロジー | 人工知能 | ロボット | 交通 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米国家運輸安全委員会、Teslaの「完全自動運転」ベータテストを注視 2020年10月25日
テスラ車で運転手が寝たまま自動運転していたら時速150キロに加速、危険運転の罪を問われる 2020年09月25日
Uberの自動運転タクシーによる歩行者死亡事故、テストドライバーが過失致死罪で起訴される 2020年09月18日
イーロン・マスク曰く、Teslaは今年中に完全自動運転の基本機能を完成できる 2020年07月11日
オートパイロット中と思われるテスラ車、停車中の事故車にまっすぐ突っ込む 2020年06月09日

  •  

Virgin Hyperloop、初の有人走行試験に成功

headless 曰く、

Virgin Hyperloopは8日、超高速交通システム「Hyperloop」で初の有人走行試験に成功した(プレスリリースプロジェクトページThe Vergeの記事Neowinの記事動画)。

イーロン・マスク氏が提唱したHyperloopは減圧チューブ内でポッドを磁気浮上させることで時速1,000kmを超える超高速な運行を実現する。Virgin HyperloopはHyperloop Transportation Technologiesとともに、Hyperloopを開発する企業の一つ。以前はHyperloop Oneという名称(設立時はHyperloop Technologies)だったが、2017年にVirgin Groupの出資を受けてVirgin Hyperloop Oneとなり、現在はVirgin Hyperloopという名称になっている。

今回の有人走行テストに乗車したのは同社CTOで共同設立者のJosh Giegel氏と乗客エクスペリエンス部門を率いるSara Luchian氏。試験用ポッドXP-2は有人走行時の安全性を示すために作られた2人乗りのもので、本格運用を目指す28人乗りのポッドとは大幅に異なるデザインだという。

有人走行試験が行われたのは既に400回以上の無人走行試験が行われているラスベガスの試験トラックDevLoopで、500mの区間を最高速度48m/秒(172.8km/時)で走行した。無人走行試験の最高時速(387km/時)からは遠く離れた数字だが、有人走行の成功は大きな一歩だとGiegel氏は語っている。

すべて読む | デベロッパーセクション | テクノロジー | デベロッパー | 交通 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ハイパーループ・ワン、時速1000キロで荷物を輸送するシステムの構想をドバイで発表 2018年05月10日
真空チューブでない現実的な高速交通システム、コロラド州での導入が検討される 2018年03月06日
ハイパーループの高速試運転が行われる 2017年08月11日
Hyperloop One、ハイパーループのヨーロッパ敷設候補地を公開 2017年06月13日
Hyperloop One、Hyperloopの推進システムを公開テスト 2016年05月14日
チューブ内を走る浮上式鉄道「Hyperloop」、8月に暫定案が公開されるかも 2013年07月18日

  •  

マクドナルド、独自製法の植物由来の人工肉を開発へ。来年市場に投入

マクドナルドは独自の植物ベースの人工肉を開発中だという。同社は競合他社と比べ、植物ベースの製品の開発や販売で遅れ気味だった。開発は代替肉の製造で知られるビヨンド・ミートと共同で行うとされている(ReutersUSA TodayTechCrunch )。

同社は「McPlant」という植物ベースのプラットフォームを開発し、バーガー、代替チキン、朝食のサンドイッチなどにもラインナップを広げていきたいとしている。実際の製品投入は2021年に一部の市場での投入を予定しているとのこと。

すべて読む | サイエンスセクション | テクノロジー | バイオテック | サイエンス | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
食糧危機を救うのは人工肉かもしれない。新型コロナによる流通崩壊や豚コレラ蔓延で 2020年09月01日
豚の挽肉を再現したという植物性人工肉「Impossible Pork」はかなり豚肉に似ているらしい 2020年01月09日
植物性人工肉バーガーを食べると男性の乳房が大きくなるという主張 2019年12月30日
米Arby's、肉ベースのニンジンを開発 2019年06月29日
米バーガーキング、肉なしワッパー「Impossible Whopper」をテスト開始 2019年04月03日

  •  

ソフトバンク、ボストン・ダイナミクスを現代自動車に売却か

Bloombergによると、ソフトバンクグループが所有するロボット企業、ボストン・ダイナミクスが韓国の現代自動車に売却するという話が上がっているようだ。ボストン・ダイナミクスは"2017年にGoogleからソフトバンクに売却された。売却金額は最大10億ドルとされているが、売却の条件はまだ決まっていないという(Bloomberg)。

すべて読む | テクノロジー | ロボット | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ボストン・ダイナミクス、四本脚ロボットを一般販売へ 2019年06月11日
Alphabet傘下の東大発ロボットベンチャーSCHAFT、解散 2018年11月21日
ボストン・ダイナミクス、4足歩行ロボットを2019年に発売 2018年05月17日
ソフトバンクがボストン・ダイナミクスを買収 2017年06月09日

  •  

米国家運輸安全委員会、Teslaの「完全自動運転」ベータテストを注視

Teslaが完全自動運転のベータテストを開始したことについて、米国家運輸安全委員会(NHTSA)が動向を注視し、公衆の安全を守るのに必要な対応を取ることも辞さないと述べているそうだ(The Vergeの記事)。

ベータテスト開始はイーロン・マスク氏が21日に発表したもので、翌22日にはFSD(Full Self-Driving: 完全自動運転)ベータのリリースに伴うFSD料金の値上げを予告している。

これに対しNHTSAでは、現在購入可能な自動車に自動で運転できる機能を備えたものはなく、購入が可能な最も進んだ自動車の技術はドライバーが常時周囲に注意を払い、状況に応じて対応する必要のある運転支援機能だと説明。このような技術を悪用すれば少なくとも不注意運転になると述べたとのこと。

TeslaはAutopilot機能のうち高度な機能を完全自動運転機能と位置付け、新機能の追加に合わせて料金を値上げしている。日本向けでは自動駐車機能のみだが、米国向けでは複数の完全自動運転機能が提供されている。ただし、オプション選択ページでは完全自動運転機能といいつつ、小さな字で完全自動運転ではないと説明(米国向けでは自動車をautonomousにするわけではないと説明)している。

つまり、今回のベータテストはTesla車を完全自動運転車にするソフトウェアのテストではなく、予告されていた「市街地での自動運転」を行うソフトウェアのベータテストということのようだ。TeslaのAutopilotは自動運転レベル2(先進運転支援・部分自動運転)であるにもかかわらず完全自動運転(レベル5)という用語を使い、マスク氏はレベル5の実現が間近だと主張している。

すべて読む | ITセクション | テクノロジー | ソフトウェア | IT | ロボット | 交通 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
テスラ車で運転手が寝たまま自動運転していたら時速150キロに加速、危険運転の罪を問われる 2020年09月25日
Tesla、ソフトウェアアップデートで速度標識認識機能や青信号通知機能を追加 2020年09月01日
イーロン・マスク曰く、Teslaは今年中に完全自動運転の基本機能を完成できる 2020年07月11日
米国家運輸安全委員会曰く、Tesla Model Xによる2018年の死亡事故の原因はAutopilotに対する過信と注意散漫、道路安全設備の整備不良 2020年03月01日
Tesla、Tesla車で意図しない急加速が発生したという調査請求は虚偽だと反論 2020年01月24日
カメラやセンサーを騙すことでTeslaのAutopilotを混乱させる攻撃 2019年04月05日
米フロリダでTesla車が道路を横切る大型車に衝突する事故が発生、自動運転の安全性が疑われる 2019年03月06日
Tesla、8月にもAutopilotで完全自動運転機能の有効化を始める計画 2018年06月14日
英国でTeslaのAutopilotを有効にして助手席に移動したドライバーが有罪判決を受ける 2018年05月03日
中国で発生したテスラ・モデルSの事故、「オートパイロット」の訳語が問題として指摘される 2016年08月16日
テスラの自動運転システム、日本を除く申請を行った全ての国で認可 2015年11月05日

  •  

市販の洗口液でヒトコロナウイルスを不活性化できる可能性を示す研究成果

headless 曰く、

市販の洗口液・うがい薬製品を使用することで、ヒトコロナウイルス(HCoV)を不活性化できる可能性を示す研究成果をペンシルベニア州立大学などの研究グループが発表している(ペンシルベニア国立大学のニュース記事SlashGearの記事論文)。

研究はSARS-CoV-2に対する不活性化効果の調査を目的としたものだが、SARS-CoV-2は高価で入手性が低く、バイオセーフティーレベル3の環境が必要となることから、ヒトコロナウイルス229e(HCoV-229e)を代用している。HCoV-229eとSARS-CoV-2は病原性が明らかに異なるが、同科のウイルスであり、非常に似通った構造を持ち、ともに呼吸器感染性ウイルスであることから、一般に代用として使われているとのこと。

実験はHCoVに感染させたHuh7細胞を試験管内で製品と混合し、常温で30秒・1分・2分後のウイルス活性を調べるというもの。使用した製品は有効成分別に過酸化水素(1.5%) 3製品、塩化セチルピリジニウム 1製品、シネオール+チモール+サリチル酸メチル+メントール 4製品のほか、ベタジン(ポビドンヨード)5%水溶液で、いずれも30秒で90%~99.99%のウイルスが不活性化されたという。

当初、シネオール+チモール+サリチル酸メチル+メントールを有効成分とする製品はListerine Antisepticのみで実験が行われたが、効果が特に高かった(30秒で99.99%以上)ことから同じ有効成分の3製品を追加したそうだ。追加した3製品は有効成分が同じにもかかわらず効果は若干低く、30秒で99%~99.99%となっている。

また、鼻腔洗浄の効果を調べるため、市販の鼻腔洗浄液(有効成分は炭酸水素ナトリウム+塩化ナトリウム)と、副鼻腔炎の治療に用いられるジョンソンベビーシャンプー1%水溶液を使用した実験も行われた。市販の鼻腔洗浄液で効果はみられず、ベビーシャンプー溶液では30秒で90%~99.9%、2分で99.9%~99.99%のウイルスが不活性化されている。

今回の研究は試験管内での実験結果に基づくもので、実際に口をすすいだ場合には結果が異なる可能性もある。口腔・鼻腔洗浄に一定のウイルス不活性化効果が期待できることが示されたとはいえ、実際に感染が抑制できるかについてはさらなる研究が必要になる。なお、Listerine Antisepticは国内で「薬用リステリン」として販売されている製品のようだが、発売元のジョンソン・エンド・ジョンソンはCOVID-19の予防や治療を意図した製品ではないと説明している。

すべて読む | サイエンスセクション | バイオテック | サイエンス | 医療 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
皮膚上で新型コロナウイルスはインフルエンザの約5倍の時間生存できる。京都府立医科大学 2020年10月09日
波長222nmの紫外線は新型コロナウイルス対策に有効。人体への安全性も立証済み 2020年09月09日
市販雑貨品の二酸化塩素系・次亜塩素酸水系の製品は新型コロナウイルスを完全に消毒できず、北里研究所 2020年09月04日
N95防護マスクの消毒に電気炊飯器が使用できる可能性を示す研究成果 2020年08月13日
ポビドンヨードでうがいをすると唾液中のウイルスが低下、大阪府と大阪府立病院機構 2020年08月05日
路上の消毒剤散布は新型コロナ対策としては無意味との指摘 2020年05月20日

  •  

キヤノン、2.5億画素の超高解像度および0.0005luxに対応した低照度CMOSセンサー発表

キヤノンが約2.5億画素という超高解像度CMOSセンサーと超高感度CMOSセンサーの2種類の製品を発表した。約2.5億画素のCMOSセンサーにはカラーモデル「LI8020SAC」とモノクロモデル「LI8020SAM」の2種類が用意されている。センサーサイズは29.35×18.88mmのAPS-Hサイズとなっている。1画素のピッチは1.5μmとなっており、有効画素数は19568×12588ドット。フルHDの約125倍、4Kの約30倍という超高解像度での撮影が可能となっている(キヤノンリリースLI8020SACデモ動画)。

4K・8K向けのディスプレイ検査や映像制作、顕微鏡と行った用途やトリミングしても十分な情報量が得られることから、広域監視などの分野にも利用できるとしている。任意の領域だけを読み出すROI(Region of Interest)読み出し機能を持っており、7,680×4,320ドットの8K解像度の場合は24fps、3,840×2,160ドットの4K解像度では30fps、1920×1080ドットのフルHD解像度では60fpsでの動画撮影が可能となっている。

超高感度CMOSセンサーもモノクロモデルの「LI3030SAM」とカラー・近赤外線対応モデルの「LI3030SAI」の2種類の製品が用意されている。1画素のピッチは19μmと非常に大きくなっており、解像度は2,160×1,280ドット。センサーサイズは41.04×24.32mmで35mmフルサイズ相当となっている(キヤノンリリースLI3030SAMデモ動画)。

モノクロモデルでは、0.0005luxという低照度であってもモノクロ動画の撮像が可能。リリースによれば、満月の夜の明るさの目安が0.3luxほどで三日月の月明かりの明るさの目安が0.01luxほどであるという。近赤外線域域の感度が大幅に向上しているのが特徴で、デモ動画にあるように、ろうそくの明かり程度でも20m以上も先にある鍾乳洞の天井の様子などを撮影できるとしている。天体観測や夜間の動画撮影に適しているという。

カラーモデルでは、0.001luxの低照度に対応。一つのセンサーでカラー動画と近赤外線動画を同時に得られる点が特徴となっている。夜間でのモニタリングや防犯用途、生体内組織の撮影といった用途にも利用できるとしている。いずれの製品も10月下旬に発売される予定。

すべて読む | テクノロジー | ニュース | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
キヤノン発表のハイエンドミラーレスカメラ、「EOS R5」「EOS R6」、供給の遅れも 2020年07月15日
キヤノン、ISO感度最大400万相当の超高感度多目的カメラを12月に発売 2015年08月04日
Mac Miniを内蔵したデジタルシネマカメラ 2013年09月02日
マウスの視覚をリバースエンジニアリングして人工義眼を作る 2012年08月17日

  •  
❌