イングランドの新ロックダウンルール、「ちゃんとした食事」とは何かで論争
headless 曰く、英国・イングランドでは地域ごとに3段階のCOVID-19警戒レベルを割り当てたロックダウンが2日から始まったのだが、第2段階で店内消費用のアルコール飲料提供条件となる「ちゃんとした食事(substantial meal)」の定義を巡って気の抜けたビールのような論争が繰り広げられている(LBCの記事、 The Registerの記事)。
警戒レベルは第1段階(Tier 1)が「中警戒」、第2段階(Tier 2)が「高警戒」、第3段階(Tier 3)が「超高警戒」となっているが、中警戒はワイト島・コーンウォール・シリー諸島のみで、他の地域は高警戒または超高警戒となっている。中警戒ではテーブルサービス限定といった制限があるものの基本的に店内消費用にアルコール飲料を提供することが可能で、超高警戒では店内消費用のアルコール飲料提供禁止となっている。一方、高警戒ではちゃんとした食事を一緒に注文した場合に限り、中警戒と同様の条件で店内消費用の提供が可能とされている。
しかし、「ちゃんとした食事」が定義されていないため、さまざまな解釈が出ているようだ。環境・食料・農村地域大臣のジョージ・ユースティス氏は11月30日、LBCのラジオ番組でテーブルサービスされた場合はスコッチエッグもちゃんとした食事になると主張した。一方、10月に同じ番組に出演した住宅・コミュニティ・地方政府大臣のロバート・ジェンリック氏は、コーニッシュパスティー(具を包んで焼いたコーンウォール風ペーストリー)やソーセージロールなど昼食として食べるパン類はフライドポテトやサラダなどを添えてテーブルサービスされるならちゃんとした食事になるだろうと述べている。
これについて首相報道官は、バーで出されるおつまみがちゃんとした食事ではないのは明らかだとしつつ、おつまみと食事の間に明確な線を引くつもりはないとの考えを示したという。報道官によれば、何がおつまみで何が食事なのかはホスピタリティ業界の習慣で確立されているとのことで、それに政府が介入するつもりはないようだ。
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