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Wikipediaの国の歴史は陰謀論者に乗っ取られている?

あるAnonymous Coward 曰く、

誰でも編集できることが特徴のオンライン百科事典Wikipediaだが、国家の歴史の記述が、陰謀論者により書き換えられて乗っ取られてしまうような事例が起きているようである(Togetterまとめ)。

今回Twitter上で話題になっていたのは「スペイン」「オーストリア」「インド」などの記事で、2010年頃は普通の百科事典の記事だったものが、その後に怪しい出典をもとに大量に加筆が行われてしまい、冗長で本筋から外れた記述が並ぶ記事へとアップデートされてしまっている。

こうした記事については、内容の問題もあれば、そもそも長くて読む気を失わせるなどのコメントが寄せられている。問題を認識している編集者もいるようだが、こうした編集を行うアカウントは自分の記述が消されることに猛抗議をしてくるとのことで、面倒なため誰も手を出したくないという状況になっているらしい。Wikipediaのシステム上難しい問題であるが、こうした問題に何か良い手は無いのだろうか?

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ウィキペディアで情報が充実している都市は観光収益が増える

観光地の宣伝にもっとも役立つものは、旅行パンフレットや観光案内サイトではない。The Guardianによると、最も費用対効果の高い方法といえるのは、ウィキペディアのページを更新することだという(The GuardianSlashdot)。

イタリアのトリノにある研究機関、Collegio Carlo Albertoとドイツのマンハイムにある民間調査会社、欧州経済研究センター(ZEW)が行った実験によれば、ウィキペディアのページを少し編集するだけで、小さな都市の観光収入が年間10万ポンド(約1330万円)ほど増加する可能性があるのだという。

研究者たちは、スペインにある都市をランダム選択し、歴史と地元の観光スポットに関するいくつかの情報、そして高品質な写真を付け加えた。すると観光シーズンにおける街での宿泊数が約9%ほど増加したという。これまでウィキペディアにページを持たない都市の場合、わずかな編集を加えるだけで訪問数が大幅に増える可能性がある。

研究者たちは世界中の多くの都市が、基本的な編集を自分たちでしていない理由について、疑問を持つと指摘している。

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Wikipedia、編集者同士の対立を解消するための新しい行動規範策定へ

✇スラド
著者: hylom

Anonymous Coward曰く、

Wikipediaが、今年中に「toxic behaviour(有害行動)」と戦うための新しい行動規範を制定するという。Wikipediaはボランティアによって記事の執筆や更新が行われているが、多くの女性、特にLGBTQコミュニティのメンバーは、ほかの編集者から虐待や嫌がらせを受けていると訴えている。新しい行動規範はこうした問題に対処するためのものだそうだ。

新しい行動規範では、ボランティアが利用規約に違反した場合のアクセスの禁止、もしくは制限が含まれる予定。ボランティアが記事の文脈に応じた判断が必要とすると感じた場合、裁定のためのレビュープロセスも用意されるという。

ワシントン大学が行ったWikipedia編集者の性差に関する研究では、多くの女性編集者とLGBTQ編集者が安全でないと感じていたという。数人の女性編集者は、執筆内容について男性編集者から問題視されたり、男性編集者から否定的なフィードバックを受けたと話す。トランスジェンダーの編集者も存在しているが、ある編集者は死の脅迫を受けたと語っている。

Wikipediaではページが作成された後もページのコンテンツ内容を変更できる。このため、編集者同士の方針の違いから編集合戦が起きやすい。新しい行動規範では二つのフェーズで処理が行われる。最初に編集者同士が編集合戦を起こさない様、内部的な対面イベントおよびチャットルームなどを設定、話し合いの場を設けるようだ。こちらは、8月30日までに理事会により承認される予定となっている。第2フェーズでは規則が破られた場合の処置方法などが決められる模様。こちらは年末までに理事会で承認されるとしている(BBCSlashdot)。

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