Google、オーストラリアで特定のニュースパブリッシャーを検索結果から除外する実験
headless 曰く、Googleがオーストラリアの検索ユーザーの一部を対象に、特定のニュースパブリッシャーを検索結果から除外する実験を行っているそうだ(Financial Reviewの記事、 The Guardianの記事)。
対象となったユーザーからは、Financial ReviewやThe Sydney Morning Heraldといったオーストラリアのニュースパブリッシャーのコンテンツを検索しようとすると、古いリンクが表示されたり他のソースのコンテンツが表示されるという報告が出ているという。The GuardianやThe Australianも影響を受けているとみられる一方、ABCのコンテンツは影響が小さいとのこと。
オーストラリアではデジタルメディアプラットフォームに対しニュースメディアからのコンテンツ使用料交渉要求を受けるよう義務付け、交渉がまとまらなければ独立の仲裁人が裁定を下すという「News media bargaining code」法案が検討されており、当初の対象となるGoogleとFacebookは反発している。Googleは2018年に検索結果から30億クリック以上をオーストラリアのニュースパブリッシャーに無料で送っており、2億1,800万豪ドル以上の価値を提供したなどと主張し、現実的で公正な法制となるよう働きかけを行っている。
Googleは今回の実験について、ニュースビジネスとGoogle検索相互の影響を調べることが目的で、2月初めまでオーストラリアのGoogle検索ユーザーの約1%を対象にした複数の実験を行っていると説明したとのこと。一方、GoogleやFacebookに対する規制強化を強く主張するFinancial Reviewの親会社Nineは、Googleが気に入らないニュースプロバイダーを簡単にインターネットから消すことができることを示すものだなどと批判しているとのことだ。
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