NASA、小惑星アポフィスは地球に今後100年衝突しないと分析
NASAは25日、小惑星アポフィス(99942 Apophis)が少なくとも今後100年は地球に衝突する可能性がなくなったと発表した(NASA JPLのニュース記事)。アポフィスは2004年の発見以来、地球に衝突する可能性が最も高い危険な小惑星の一つとみなされてきた。衝突の確率が高い2029年・2036年・2068年のうち、2029年と2036年は既に衝突リスクなしと判断されていたが、2068年は今月までわずかな衝突の可能性が残されていた。しかし、3月5日にアポフィスが地球をフライバイした際にレーダーを使用した詳細な観測が行われ、アポフィスが太陽を周回する軌道をより正確に予測可能となった。これにより、2068年にアポフィスが地球と衝突する可能性はなくなったという。
2029年の接近でアポフィスは静止衛星の軌道よりも近い地球から32,000kmの距離を通過し、東半球では肉眼での観測も可能となる。2029年にアポフィスの通過が予想される軌道の不確かさはこれまでの数百kmから数kmまで小さくなっており、アポフィスを危険な天体のリストから外すことも可能になったとのことだ。
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