リーディングビュー

中国龍芯、既存の有効特許を一切使わずに作れる独自命令セット。知的財産評価機関の審査をクリア

PC Watchの記事によると、中国の龍芯中科技術(以下、龍芯)は、自主開発したCPU命令アーキテクチャ「LoongArch」の正式リリースを行ったそうだ。LoongArchは中国国内の知的財産評価機関の審査を経ており、何万もの特許問題をクリアした状態にあるとしている。同社は従来の製品ではMIPSの命令アーキテクチャを採用してきたが、このLoongArchではMIPS命令をまったく使用しないオリジナルであるとのこと(龍芯中科技術PC WatchcnBeta)。

すべて読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | パテント | 中国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Windows 7風のUIを持つLinux OS「中標麒麟V7.0」リリース、中国製CPU「龍芯3号」で動作 2017年03月29日
中国産CPU搭載のLinuxサーバ登場 2002年09月30日
中国科学院が「高性能CPU」を開発 2001年10月15日

  •  

5Gに必要な特許保有数はドコモが世界3位、シャープ9位、NEC17位

NTTドコモは4月8日、5G標準規格で必須の特許保有数が世界第3位になったと発表した。サイバー創研の「5G標準必須特許に関する 主要技術・サービスの開発動向について評価・分析」に基づいて発表されたもので、2020年10月時点の第6位から第3位に順位を上げ、通信事業者の中ではトップになったとしている(ドコモ[PDF]ケータイ WatchITmediaロボスタbusiness network.jp)。

このサイバー創研の調査は、3GPPの5G標準必須特許保有状況と技術提案(寄書)の相関を分析などから算出されており、各企業が自己申告した特許件数をカウントしたものよりも、実質的な5G必須特許の保有数を表しているとしている。なお1位はサムスン、2位はクアルコム、3位がNTTドコモとなっている。国内企業ではNTT DOCOMOが世界第3位となったほか、シャープが9位、NECが17位に入っている。

すべて読む | モバイルセクション | モバイル | パテント | 携帯通信 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
「クイックソート」が商標登録されていた 2021年04月12日
米連邦最高裁、GoogleによるJava SE APIの使用はフェアユースと判断 2021年04月07日
韓国LG電子がスマホ事業から撤退、売却も断念 2021年04月06日
米FTC、Qualcommを反競争行為で訴えていた訴訟は上告しない方針 2021年04月03日
IBMが楽天を米連邦地裁に提訴へ。ウェブサイトとモバイルアプリで特許を侵害したとして 2021年03月31日
洋梨のロゴをめぐるAppleとPrepearの商標争い、Prepearが葉の形を変えることで和解へ 2021年02月12日
「人の金で焼肉食べたい」が第三者に商標登録される 2021年01月28日
マイクロソフト、故人をチャットボットで再現する特許 2021年01月26日

  •  

訃報: 青色LED発明者の赤﨑勇氏

青色LEDを発明した功績で2014年にノーベル物理学賞を受賞した赤﨑勇氏が1日、肺炎のため名古屋市の病院で逝去した。92歳だった(名城大学のニュース記事名古屋大学のお知らせ)。

赤﨑氏は1929年1月30日、鹿児島県生まれ。1952年に京都大学を卒業し、神戸工業株式会社や松下電器(現パナソニック)などを経て1981年に名古屋大学教授に就任。1992年には名城大学教授に就任している。

20世紀中には無理だと考えられていた青色LEDを「我ひとり荒れ野を行く」という不屈の精神で1989年に発明し、2014年のノーベル物理学賞を天野浩氏、中村修二氏と共同受賞した。葬儀は近親者のみで行い、供花・香典は固く辞退するとのこと。

すべて読む | サイエンスセクション | パテント | サイエンス | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
青色LED開発で知られる中村修二氏、日亜化学との「仲直り」について述べる 2014年11月04日
ノーベル賞を受賞した中村修二氏は日本人なのか 2014年10月14日
2014年ノーベル物理学賞は青色LEDの実用化に貢献した中村修二氏ら三名が受賞 2014年10月07日
政府、社員の発明を無条件で会社へ帰属させるよう方針転換 2014年09月03日
青色LEDで知られる中村修二氏曰く「文系が金持ちの国は後進国」 2013年07月12日
名城大・赤崎教授が日本人2人目となるエジソン賞を受賞 2011年08月12日
青色LEDが氾濫中、「目障り」? 2009年10月31日
日亜化学が青色LEDの404特許を放棄へ 2006年02月12日
青色LED訴訟が発明対価8億4000万で和解成立 2005年01月11日
青色LED発明の対価は200億円 2004年01月30日
米特許団体が日本に特許法改正迫る 2003年08月28日
中村VS日亜のLED裁判、1勝1敗に 2002年11月17日
青色LEDの中村教授、特許権認められず 2002年09月21日
青色LEDで豊田合成と日亜化学が和解へ 2002年08月10日
日本ハイテク業界史上「最悪の事件」は? 2001年09月01日
青色LEDの逆襲 2001年08月23日

  •  

英高等法院、AppleはSwatchに商標「ONE MORE THING」の使用をやめさせることはできないと判断

headless 曰く、

英高等法院で3月29日、AppleがSwatchに商標「ONE MORE THING」の使用をやめさせることはできないとの判断が示されたそうだ(Evening Standardの記事The Telegraphの記事Mac Rumorsの記事)。

Swatchは2015年に商標「ONE MORE THING」および「SWATCH ONE MORE THING」を登録している。Appleは故スティーブ・ジョブズ氏がとっておきの新製品を発表する際にしばしば「There is one more thing.」と前置きしており、現在はティム・クック氏が引き継いでいることから、このフレーズと同社の結びつきが強いと主張。SwatchがAppleのイメージを横取り、またはパロディーを作ろうとしているなどとして各国で商標無効の申立や訴訟の提起をしている。

英国では知的財産庁が2017年にAppleの申立を認めて商標を無効と判断したため(PDF)、Swatch側が上訴した。Apple側は同社のスローガン「Think Different」に似た商標「TICK DIFFERENT」をSwatchが登録していることや、商標「ONE MORE THING」に対するメディアの反応などを挙げ、SwatchがAppleを揶揄する目的で商標を登録したとも主張していた。

しかし、高等法院のIain Purvis判事は、パロディーの商標に何の問題もなく、SwatchがAppleを揶揄する目的でこれらの商標を登録したとしても、それをAppleが止めることはできないと判断したという。Swatch側は「One more thing」というフレーズがテレビドラマ「刑事コロンボ」でたびたび使われていたものだと主張していたが、判事もこれを認めたようだ。

商標「ONE MORE THING」に対するAppleの異議申立はオーストラリアでも却下されており、スイスでは商標「TICK DIFFERENT」無効の訴えが棄却されている。一方、AppleはApple Watch発売前に商標「IWATCH」を出願していたが、英国ではSwatchの異議が認められ、カメラやコンピューター、無線通信デバイス、GPSデバイス、アクセサリーなどが商標の対象から除外されていた(PDF)。

すべて読む | アップルセクション | 英国 | 法廷 | パテント | 変なモノ | アップル | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Amazon、1月に変更したアプリの新アイコンをさらに変更 2021年03月05日
OnePlus共同設立者、アンディ・ルービン氏からEssentialブランドの権利を譲り受ける 2021年02月21日
洋梨のロゴをめぐるAppleとPrepearの商標争い、Prepearが葉の形を変えることで和解へ 2021年02月12日
「人の金で焼肉食べたい」が第三者に商標登録される 2021年01月28日
米連邦地裁、「シャーロック・ホームズ」シリーズ最後の10作品で複雑に変化したホームズの人物像が著作権保護されると主張する訴訟を棄却 2020年12月24日
オープンソースプロジェクトの商標問題に対応する「オープンソース商標イニシアティブ」が誕生 2020年12月02日
バンクシーの絵、商標権も著作権も認められず 2020年09月23日
スイス裁判所、Swatchの「Tick Different」商標無効を主張するAppleの訴訟を棄却 2019年04月06日
Swatch、「One more thing」を商標登録 2015年08月24日
アップル、日本で「iWatch」を商標登録 2013年07月02日

  •  

洋梨のロゴをめぐるAppleとPrepearの商標争い、Prepearが葉の形を変えることで和解へ

headless 曰く、

AppleはSuper Healthy Kidsの洋梨をモチーフにしたPrepearロゴに関し、商標登録反対を米特許商標庁商標審判部(USPTO TTAB)に申し立てていたが、Prepearが葉の形を変えることで和解合意に達したようだ(Super Healthy Kidsの申立書: PDFThe Vergeの記事9to5Macの記事Mac Rumorsの記事)。

AppleはPrepearの洋梨ロゴについて、ミニマリスティックな果物に右向きの葉がデザインされたAppleの有名なリンゴロゴに似ているなどと主張し、商標登録に異議を申し立てていた。申立が行われたのは昨年3月(PDF)だが、8月にはSuper Healthy Kids側がロゴを守るキャンペーンをChange.orgで開始して注目を集めた。両者は譲る姿勢を見せなかったが、12月には和解のため手続きを30日間延期するよう求めたAppleの申立が認められていた(PDF)。

Super Healthy KidsはAppleの合意のもとにロゴの一部変更とAppleの異議申立を却下するよう求める申立を2月4日付で提出した。ロゴの変更点は葉の形状のみで、アーモンド形から半月型に変更された。Super Healthy KidsのRussell Monson氏は9日、Appleと友好的に商標問題を解決したとChange.orgで報告している。

すべて読む | アップルセクション | パテント | アップル | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Epic Gamesらによる反アプリストア団体誕生。Appleのダークサイドに立ち向かうと主張 2020年09月28日
洋ナシはリンゴに類似している? Appleが洋ナシのロゴを持つ企業を訴訟。相手側のPrepearは署名活動で対抗 2020年08月13日
NokiaとApple、特許をめぐる争いが再燃 2016年12月25日
Apple、特許を巡る訴訟で米企業に敗訴。6億2560万ドルの損害賠償を命じられる 2016年02月09日
AppleやMicrosoftなどが設立した特許管理団体によるAndroid端末メーカーへの訴訟、取り下げに 2014年12月28日
Appleは研究開発よりも訴訟関連に金を投入している? 2012年10月12日

  •  

Apple、断線しにくいケーブルの特許を出願。接合部分にスリーブを取り付けなくても

headless 曰く、

コネクターやデバイスとの接合部分にスリーブを取り付けることなしに断線しにくくする、というケーブルの特許をAppleが出願している(United States Patent Application 20210035708AppleInsiderの記事SlashGearの記事The Vergeの記事)。

固定せずに使用するケーブルでは接合部分に折れ曲がり負荷がかかりやすく、断線を防ぐためにケーブルよりも硬い素材のスリーブを別個取り付けるほか、ケーブル自体を曲がりにくくすることもある。しかし、曲がりにくいケーブルは扱いにくく、接合部分付近が太くなればコネクターやデバイスの厚みを増す必要があるなどの問題もある。

Appleが出願している特許は被覆の硬さを接合部付近と中間部で変化させることにより、ケーブルの太さを変えずに耐久性を高めるというものだ。出願書類に記載はないが、ケーブル全体の柔軟性も維持できる。

硬さを変化させる手法としては、柔らかめの素材と硬めの素材の2層構造で接合部付近と中間部で各層の厚みを変えるというものと、硬さの異なる2種類の樹脂の混合比を接合部付近と中間部で変えるというものが挙げられている。接合部付近と中間部の間には各層の厚みまたは混合比が徐々に変化する部分が設けられ、この部分では硬さが徐々に変化することになる。

すべて読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | パテント | アップル | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Apple、13インチMacBook Proのディスプレイバックライト修理プログラム適用期限を延長 2021年01月20日
iPhoneの同梱品、次になくなるのは? 2020年12月12日
JR東日本、ワイヤレスイヤホンの落とし物多発で線路に落とさないでキャンペーン実施に踏み切る 2020年10月17日
Apple、税別12,800円のThunderbolt 3ケーブル(2m)を発売 2020年07月29日
トランプ大統領がAppleの工場を訪問、「米国に高賃金の仕事を取り返す」と述べる 2019年11月26日
Apple、新たなコネクタの特許を出願 2018年08月25日

  •  

「人の金で焼肉食べたい」が第三者に商標登録される

あるAnonymous Coward 曰く、

2011年頃からネット上でよく見かけ、2017年2月にはプロ野球選手のイチローがTシャツに来たことでも話題となった「人の金で焼肉が食べたい」というミームであるが、女性アイドルグループが自身の楽曲のタイトルであると主張して、商標権を獲得。商業利用に対価を要求して波紋を呼んでいる(ナタリーの記事, 発端となったツィート)。

同グループがこの用語を楽曲に使用したのは、この用語が広く浸透した後の2017年4月のようであり、どうみても便乗に見えるが、ツィートによれば「ここ数年グループの代表曲としてグッズを出したりメディアで使われる事も多いので、我々以外の誰かが取得してしまった場合それらが出せなくなるから申請した」「特許庁にビジネスとして使うのを認められたのが弊社」として、第三者がこの用語や類似用語を商業利用する際は連絡するよう要求している。

当然ながら、Twitter上ではファン以外から総ツッコミを受けており、令和ののまネコ事件などとも揶揄されているが、どうして他人の作品に権利主張する人が後を絶たないのだろうか?

情報元へのリンク

すべて読む | YROセクション | YRO | パテント | 著作権 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
オープンソースプロジェクトの商標問題に対応する「オープンソース商標イニシアティブ」が誕生 2020年12月02日
「ぴえん」がアパレル会社により商標出願。ネット上で話題に 2020年11月24日
ドワンゴが「投げ銭」を商標登録。その意図はどこに? 2020年08月11日
電通が「アマビエ」の商標を登録出願して炎上。6日に取り下げへ 2020年07月08日
米連邦最高裁、Booking.comは一般名称ではなく商標登録可能との判断 2020年07月04日
モナーによく似た「のまネコ」著作権問題、白熱中 2005年09月09日

  •  

英競争・市場庁、NVIDIAのArm買収による競争への影響に関する意見を募集

英競争・市場庁(CMA)は6日、NVIDIAによるArm買収の正式な調査開始に向けた意見募集を開始した(プレスリリース意見募集ページ)。

NVIDIAはチップメーカーであり、チップ設計に関する知的財産やソフトウェアツールをライセンスするArmを買収すれば英国内での競争に影響を与える可能性もある。CMAでは特に、ArmがNVIDIA傘下となった場合にライセンス提供を取りやめる可能性や価格を引き上げる可能性、知的財産ライセンスサービスの品質を低下させる可能性について調査を行う計画だという。そのため、買収による競争への影響に関する見解を募集している。

意見募集は1月27日まで。意見は電子メールでのみ受け付ける。なお、COVID-19アウトブレイクの影響で英国国内のCMAオフィスはすべて閉鎖されており、郵送等による文書提出は受け付けられないとのことだ。

すべて読む | ハードウェアセクション | ビジネス | 英国 | ハードウェア | パテント | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
英競争・市場庁、Googleの提唱する「Privacy Sandbox」が競争を阻害しないか調査を開始 2021年01月10日
Microsoft、独自Armプロセッサ開発と報じられる。将来性を懸念してx86-64株が下落 2020年12月22日
英政府、巨大テクノロジー企業を規制する新部署「Digital Markets Unit」の設置計画を発表 2020年11月30日
NVIDIAがソフトバンクGからARMを買収と発表。ソフトバンクGはNVIDIAの筆頭株主になる可能性も 2020年09月14日
NVIDIAがソフトバンクグループとArm買収交渉中と報じられる 2020年08月04日
半導体開発大手Arm、一部顧客に対してライセンス料の引き上げを要求か。最大4倍ほど 2020年07月20日
ソフトバンク、半導体設計のARM株式の売却や再上場を検討中 2020年07月16日
ソフトバンクグループ、巨額の欠損金で利益を相殺し法人税支払いを免れる 2019年06月26日
ソフトバンク、ARM を買収へ 2016年07月19日

  •  

「ぴえん」がアパレル会社により商標出願。ネット上で話題に

アパレル会社が「ぴえん」を商標出願したことが話題となっている。ぴえんは、SNS上などで泣いている様子を示す言葉として使われており、最近ではYouTuberなども多用している。J-CASTニュースによれば、そのぴえんをアパレル会社「ブランチ・アウト」が商標を出願したのだという(J-CASTニュース)。

出願は10月29日に行われ、11月17日に特許庁のデータベースで公開されたという。7月には電通が妖怪「アマビエ」を文字商標として出願した結果、ネットなどで否定的な意見が噴出、結果として取り下げる事態になったことがある。ブランチ・アウトの担当者によれば、取引先から商品化の依頼があり、権利が不明なものは商品化ができないという方針から、自社で商標登録出願をしたと説明している。また、商標登録できても独占的な活用は想定していないとしている。

すべて読む | YROセクション | YRO | パテント | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
バンクシーの絵、商標権も著作権も認められず 2020年09月23日
洋ナシはリンゴに類似している? Appleが洋ナシのロゴを持つ企業を訴訟。相手側のPrepearは署名活動で対抗 2020年08月13日
ドワンゴが「投げ銭」を商標登録。その意図はどこに? 2020年08月11日
Googleがオープンソースプロジェクトの商標管理団体を設立。すでに3種類の商標を移管 2020年07月15日
電通が「アマビエ」の商標を登録出願して炎上。6日に取り下げへ 2020年07月08日
前澤友作が「お金配りおじさん」を商標として出願 2020年07月02日

  •  

意匠法改正による意匠登録始まる。画像によるデザインや建物の内装外装デザインも登録可能

エリアマーカーが画像として初めて意匠登録されたそうだ。2019年に意匠法が改正され、今年の4月から施行された。これにより画像によるデザインや建築物の外観や内装が意匠権で保護できるようになった。

今回、画像での意匠登録が認められたのは小糸製作所によるエリアマーカー。エリアマーカーは、バイクや自動車などから路面にマーカーを投影表示させることで、周囲の車両からの視認性を高める技術。投影させる画像を変化させることで機能を持たせることもできるという。小糸製作所のものはマーカーのデザインにより、ウインカーのような進行方向の表示やハザードのような機能を持たせているようだ(特許庁・経済産業省ITmedia)。

同じく意匠法改正で建築物の内装についても意匠権による保護ができるようになったことから、11月2日に建物に関しても複数のデザインが意匠登録された。登録されたのはファーストリテイリングによる商業用施設やJR東日本による駅舎の内装デザイン、TSUTAYAの店舗内デザイン、くら寿司の回転寿司の内装となっている(特許庁・経済産業省NHK)。

すべて読む | YROセクション | ビジネス | YRO | パテント | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
三井化学、人肌に近い温度で接着力を発揮するシート 2020年07月02日
ポルシェ、フォルクスワーゲンが相次いで新型電気自動車を発表 2019年09月13日
Appleに商標違反でクレームを付けられたイタリアのSteve Jobs社、社名やロゴの使用が認められる 2018年01月03日
カラシニコフ氏の巨像、台座の意匠にドイツ製のライフルが使われていることが発覚し修正へ 2017年09月26日
アイルランドのファーストフードチェーン、EU知的財産庁に「Big Mac」の商標取り消しを求める 2017年04月16日

  •  

飲食店で利用の増えるスマホセルフオーダーシステム、特許侵害のリスク

飲食店でQRコードを利用したセルフオーダーシステムの利用が増えているが、この方法はQueens Japanが特許を取得しているという。プレジデントの記事では、同様のシステムを利用している企業は特許侵害のリスクがあると指摘している。この元となったプレジデントの記事は、Queens Japanの特許の出願代理人である弁護士によって書かれたものとなっている(PRESIDENT OnlineSankeiBiz)。

記事によれば、Queens Japanは二つの特許を取得している。一つは「店側が発行するQRコードを顧客自身の携帯端末で読み取ることでオーダーが可能なシステム」、もう一つは「顧客の要求に対応した広告表示を行うことが可能なシステム」であるという。

現在のところ同社は特許取得の事実を告知しているにすぎないが、同社社長はこの特許を売却する意思を示しているそうだ。そうなった場合、売却された企業が特許権を活用する可能性は高いとみられる(Queens Japanのスマコミページ)。

現在はコロナ渦の影響で、多くの企業が非接触で利用できるQRコードを利用したセルフオーダーシステムを利用するようになっている。しかし、Queens Japanのの特許権は「QRコード発行」という広範なものとなっているため、市場に与える影響は大きくなるだろうとしている。

すべて読む | モバイルセクション | モバイル | ビジネス | パテント | 携帯電話 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
JAXA、時速500kmという世界最速のヘリ開発を目指す 2020年09月10日
米軍技術向けに内輪運用されていた「秘密特許」を正式導入のため法改正へ 中国への対応が念頭に 2020年08月17日
特許侵害をめぐるヘッドフォンメーカーKossとの訴訟でAppleが反訴 2020年08月11日
Qualcomm、Huaweiとクロスライセンスを含む長期の特許ライセンス契約を結ぶ 2020年08月01日
特許に強い自動車企業ランキング、1位はやはりトヨタ。自動車部品ではデンソー 2020年07月23日

  •  

洋ナシはリンゴに類似している? Appleが洋ナシのロゴを持つ企業を訴訟。相手側のPrepearは署名活動で対抗

Appleが自社の商標ロゴと類似しているとして、洋梨をモチーフとしたロゴをアプリに使用している開発会社Prepearに対して訴訟を起こした。訴えられたPrepearは、食品生活系企業のSuper Healthy Kidsの子会社で、作成しているアプリは商品を活用したレピシアプリであるという(The VergeEngadgetINTERNET WatchSave the Pear from Apple! End Apple's Aggressive Opposition of Businesses with Fruit Logos)。

Appleの訴状によると「このアプリケーションマークは、直角の葉を持つフルーツのデザインで構成されていることからAppleロゴを思い起こさせる。これにより同様の商業的印象を生み出す。Appleロゴは非常に有名であり、マークの類似性は消費者にAppleの関連企業であることや提携もしくは承認していると信じ込ませる効果がある」と主張しているとのこと。

Prepearの共同創設者であるRussell Monson氏は、対抗措置として「Save the Pear from Apple!」を立ち上げ、署名活動を行っている。8月13日の午前時点で約57000人の署名が行われている。

Russell Monson氏によれば、Appleは果物関連のロゴを使用した中小企業の何十もの商標出願に対して訴訟を起こしてきた。ほとんどの中小企業は、Appleと訴訟を戦い抜くための金銭的余裕はなく、出願されたこれらのロゴの多くは変更または破棄されてきた。私たちPrepearは5人しかいない零細企業で、すでに法的費用は何千ドルにも及んでいる。このため、チームメンバーの1人を一時解雇したとしている。世界で最も大きな企業の一つ合法的に攻撃することは、非常に恐ろしい経験だ。しかし、私たちは、中小企業に対するAppleの訴訟に対抗し、ロゴを守る権利のために戦う道徳的義務を感じているとしている。

すべて読む | アップルセクション | 法廷 | パテント | アップル | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ドワンゴが「投げ銭」を商標登録。その意図はどこに? 2020年08月11日
Googleがオープンソースプロジェクトの商標管理団体を設立。すでに3種類の商標を移管 2020年07月15日
電通が「アマビエ」の商標を登録出願して炎上。6日に取り下げへ 2020年07月08日
米連邦最高裁、Booking.comは一般名称ではなく商標登録可能との判断 2020年07月04日
「シャーロック・ホームズ」シリーズ最後の10作品で複雑に変化したホームズの人物像は著作権保護されるとの主張 2020年06月28日

  •  

FTCとクアルコムの独禁法違反判決、クアルコムが逆転勝訴へ

米サンフランシスコ連邦控訴裁判所は8月11日、Qualcommが反競争行為を行っていたとして、米連邦取引委員会(FTC)が同社を訴えていた訴訟で、昨年5月の米カリフォルニア州地方裁判所が独占禁止法に違反したとする判決を覆した。これによりQualcommが逆転勝訴した(The NewYork Times日経新聞CNET)。

FTCはQualcommが求めるライセンス料を支払わないスマートフォンメーカーに対して、半導体を供給しないのは優越的地位の乱用だと主張していた。控訴裁は今回、ライセンス料を払わない企業に、チップを供給しないというQualcommの方針は、市場の競争を妨げるものではないと判断したという。今回、裁判官は「反競争的な行為は独占禁止法に違反するものだが、企業間における強い競争行為はそれに当たらない」と述べている。

なおFTCは最高裁に上訴するかどうかは検討中だとしている。

すべて読む | YROセクション | 通信 | YRO | 法廷 | パテント | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Qualcomm、Huaweiとクロスライセンスを含む長期の特許ライセンス契約を結ぶ 2020年08月01日
Qualcommの知財と半導体のセット販売は反競争的と米裁判所が判断 2019年05月27日
Qualcomm、Appleとの和解で47億ドル以上を受け取る見込みを明らかに 2019年05月09日
米連邦地裁、モデムチップ関連標準必須特許をチップメーカーにライセンスするようQualcommに命じる 2018年11月11日

  •  

特許侵害をめぐるヘッドフォンメーカーKossとの訴訟でAppleが反訴

headless 曰く、

Appleは7日、同社がヘッドフォンメーカーKossの特許を侵害していないことの確認などを求め、カリフォルニア北部地区連邦地裁にKossを提訴した(Patently Appleの記事9to5Macの記事Mac Rumorsの記事訴状)。

Kossは7月、AirPodsなどの製品が同社の特許5件を侵害しているとしてAppleをテキサス西部地区連邦地裁に提訴しており、今回の訴訟はその反訴となる。訴状でAppleは6件の請求原因を挙げており、請求原因2~6はそれぞれKossの特許5件を侵害していないと主張するものだ。一方、請求原因1ではKossがAppleとの秘密保持契約に違反していると主張し、違反行為の完全な差止命令を求めている。

両社の秘密保持契約はKossとAppleが特許侵害やライセンスに関して交渉した際、Koss側の要望で作成されたものであり、現在も有効だという。Kossは7月に提起した訴訟ではAppleに特許侵害を知らせたことや、交渉したがライセンス契約には至らなかったことなどが訴状に記載されている。しかし、秘密保持契約は両社の交渉内容を訴訟に使用することを禁じているそうだ。

すべて読む | アップルセクション | YRO | 法廷 | パテント | スラッシュバック | アップル | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ヘッドフォンメーカーKoss、特許侵害でAppleを訴える 2020年07月26日
米連邦地裁、AppleがQualcommの特許3件を侵害したとの評決 2019年03月17日
FinFETの特許侵害をめぐり韓国で調査を受けるAppleをSamsungが救う可能性 2018年09月14日
米TIME誌によるヘッドフォンのブランド別ランキング、知名度や人気は品質と無関係? 2016年07月05日

  •  

ドワンゴが「投げ銭」を商標登録。その意図はどこに?

ニコニコ動画を運営するドワンゴが、「投げ銭」を商標登録したそうだ。リリースによれば出願日は2019年3月22日で2020年7月21日に登録されたとしている(ドワンゴリリース)。

あるAnonymous Coward 曰く、

悪意ある第三者に取得されるのを防ぐための取得で、独占的に使用する意図はないとしているが、ドワンゴはどこかのサービスで「投げ銭」という名称を現に使ってるのだろうか。あるいは、近い将来使う予定があるのだろうか。

商標登録には不使用取消審判という制度があるため、使いもしない商標を「防衛的に」登録する意味はあまりない。というかそれこそ他者の商標取得を悪意を持って妨害しようとする行為そのものだろう。そのような悪意を持った妨害行為については、過去にもスラドで話題になった

情報元へのリンク

すべて読む | YROセクション | YRO | パテント | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
特許に強い自動車企業ランキング、1位はやはりトヨタ。自動車部品ではデンソー 2020年07月23日
Googleがオープンソースプロジェクトの商標管理団体を設立。すでに3種類の商標を移管 2020年07月15日
電通が「アマビエ」の商標を登録出願して炎上。6日に取り下げへ 2020年07月08日
米連邦最高裁、Booking.comは一般名称ではなく商標登録可能との判断 2020年07月04日
「シャーロック・ホームズ」シリーズ最後の10作品で複雑に変化したホームズの人物像は著作権保護されるとの主張 2020年06月28日
「オープンソース」の商標を巡る争いが勃発? 2018年07月31日

  •  

特許に強い自動車企業ランキング、1位はやはりトヨタ。自動車部品ではデンソー

あるAnonymous Coward 曰く、

特許申請時に拒絶される理由として引用される特許がある。これを多く所有する企業は「他社牽制力」というものがあるのだそうだ(レスポンスその1レスポンスその2)。

特許分析企業のパテント・リザルトによると、2019年の自動車メーカーで他社牽制力の1位はトヨタ自動車で、引用された特許数は7322件だったそうだ。次いで日産自動車(3032件)、本田技研工業(2919件)となっており、1位と2位では倍以上の差がある。ちなみにトヨタが最も引用された特許は「車両の自動運転制御装置」に関する技術だという。

同様に自動車部品業界での他社牽制力ランキングも発表されている。それによると1位はデンソーで引用された特許数は5211件。2位は住友電装で1057件。3位は日立オートモティブシステムズは975件だった。1位と2位には5倍近い圧倒的な差があることが分かった。デンソーで最も引用された特許は「車両用情報提供装置」に関する技術とのこと。

すべて読む | YROセクション | 日本 | YRO | パテント | 交通 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
東京都下水道局の「水面制御装置」が話題。河川に流れるゴミの流出を抑制 2020年07月21日
ファーウェイは追い詰められても特許裁判を利用して反撃する 2020年07月20日
電通が「アマビエ」の商標を登録出願して炎上。6日に取り下げへ 2020年07月08日
米連邦最高裁、Booking.comは一般名称ではなく商標登録可能との判断 2020年07月04日
Apple、メガネやコンタクトレンズを使っているユーザーでも裸眼で使えるヘッドセットを開発中か? 2020年06月23日

  •  

半導体開発大手Arm、一部顧客に対してライセンス料の引き上げを要求か。最大4倍ほど

Armは新規株式公開(IPO)や株式売却が噂されているがそんな中、Armは一部の顧客に対して、ライセンス料の引き上げを求めているようだ。引き上げ額は最大4倍にのぼるという。引き上げを求めた企業がどこかについては不明。ちなみに同社がもっともライセンスを提供しているのはAppleでその次はサムスンだそうだ(ReutersGIGAZINE)。

すべて読む | YROセクション | ビジネス | ハードウェア | パテント | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ソフトバンク、半導体設計のARM株式の売却や再上場を検討中 2020年07月16日
Apple、MacのGPUも自社開発の製品に移行か? 2020年07月14日
AppleがIntel製CPUの採用をやめた理由は? 2020年06月30日
TOP500や「Graph500」など4つのスパコン性能指標で富岳が世界一を達成 2020年06月24日

  •  

ソフトバンク、半導体設計のARM株式の売却や再上場を検討中

あるAnonymous Coward 曰く、

ソフトバンクが英半導体開発大手アーム・ホールディングスの売却を検討していると報じられている。情報の出所はウォールストリート・ジャーナル。同社の株式の一部もしくはすべての売却、また再上場することも選択肢に入れているという(ウォールストリート・ジャーナルBloomberg毎日新聞)。

仮に再上場させる場合は、年内にも行われる可能性があるとしている。もともとソフトバンクはアームの再上場を目指していたが、アームのサイモン・シガースCEOは2023年ごろの新規株式公開(IPO)を想定しており、実行された場合はかなりの前倒しになると見られる。

すべて読む | YROセクション | ビジネス | YRO | パテント | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Apple、MacのGPUも自社開発の製品に移行か? 2020年07月14日
AppleがIntel製CPUの採用をやめた理由は? 2020年06月30日
TOP500や「Graph500」など4つのスパコン性能指標で富岳が世界一を達成 2020年06月24日
Apple、MacのCPUを自社開発のARM系プロセッサに移行する計画をWWDC2020で発表か 2020年06月10日
英Arm、チップ設計を引き続きHuaweiにライセンスできると判断 2019年10月29日
ソフトバンクグループ、巨額の欠損金で利益を相殺し法人税支払いを免れる 2019年06月26日

  •  

電通が「アマビエ」の商標を登録出願して炎上。6日に取り下げへ

KAMUI 曰く、

電通が疫病を鎮める妖怪「アマビエ」について商標登録を出願したことが明らかになり、既にネット界隈で一寸した騒動になりつつある様だ。(特許情報プラットフォームの出願情報

出願日は6月15日で、出願範囲はご覧の通り極めて広い。アマビエに関連しそうなのは「防毒マスク」とかくらいな気がしますが、中には「インターネットを利用して受信し及び保存することができる音楽ファイル」「インターネットを利用して受信し及び保存することができる画像ファイル」なんてのが入ってたりもするので、ネット界隈にしてみれば過敏に反応せざるを得ないでしょう。それにしたって地方の妖怪の名前まで出願するとか、エグいことするなぁ。

上記のような批判が続出したためか電通は6日、特許の出願を取り下げた。弁護士ドットコムニュースの取材への返答として電通は「商標の独占的かつ排他的な使用はまったく想定しておりませんでした」と回答している。同記事では今回の件が、「のまネコ問題」に類似している可能性を指摘している(弁護士ドットコムニュース毎日新聞)。

すべて読む | YROセクション | パテント | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米連邦最高裁、Booking.comは一般名称ではなく商標登録可能との判断 2020年07月04日
前澤友作が「お金配りおじさん」を商標として出願 2020年07月02日
「のまネコ」図形商標の登録を取り下げ 2005年10月01日
モナーによく似た「のまネコ」著作権問題、白熱中 2005年09月09日

  •  

米連邦最高裁、Booking.comは一般名称ではなく商標登録可能との判断

米連邦最高裁判所は6月30日、「Booking.com」のように一般名称とgTLDを組み合わせた名称は一般名称ではなく、商標登録が認められるとの判断を示した(裁判所文書: PDFArs Technicaの記事The Vergeの記事The Registerの記事)。

この裁判は商標「BOOKING.COM」の登録を米特許商標庁(USPTO)が拒否したため、旅行予約サイトBooking.comが訴えていたもの。1審と2審ではBooking.comが特定のWebサイトによる旅行予約サービスの名称として消費者から認識されており、一般名称として認識されない名称は一般名称ではないとして、商標登録が可能との判断を示している。

USPTOは「Booking.com」が旅行予約サービス全般を示す一般名称とは認識されていないことには反論しなかったものの、「一般名称+Company」のような名称が一般名称扱いになるのと同様に、「一般名称+gTLD」も一般名称扱いで商標登録できないなどと主張して上告していた。

連邦最高裁では、ドメイン名は同時に複数の個人・団体が共有するものではなく、一者が占有するものであり、一般名称とgTLDの組み合わせは「Company」などとの組み合わせとは異なると指摘。BOOKING.COMの商標登録を認めても、「booking」という一般名称を独占することにはならない点や、既に「ART.COM」などの商標登録をUSPTOが認めている点などを挙げ、「一般名称+gTLD」という商標が認められると判断した。

すべて読む | ITセクション | ビジネス | YRO | 法廷 | パテント | インターネット | アメリカ合衆国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米特許商標庁、特許出願書類にAIを発明者として記載することはできないと判断 2020年05月04日
「Fuck you」をドイツ語に音写した「Fack ju」を含む商標の登録、EU司法裁が認める 2020年03月06日
UCC、茶・白・赤の三色の組み合わせを商標登録 2019年12月17日
日本のPython商標問題、米国本家が「適切な方法で対処」と表明 2019年09月19日
任天堂、「草」を商標登録出願 2019年08月21日
ダイムラー、「EQ」の商標登録を認められる 2019年07月10日
米連邦控訴裁判所、「Google」が一般名称ではないとする連邦地裁の判決を支持 2017年05月20日
「セイロガン糖衣A」の大幸薬品が「正露丸糖衣S」のキョクトウを訴えていた裁判、大幸薬品側が敗訴 2014年10月16日
喜多方ラーメンは商標として認められないとの判断 2010年11月17日
Mac OS Xは「UNIX」じゃない 2003年06月12日
マルチタスクは日本電気株式会社の登録商標です 2003年02月20日
Walkmanは普通名詞 2002年06月06日

  •  
❌