『NMRパイプテクター』を疑似科学と評価、明治大学科学コミュニケーション研究所
疑似科学をテーマにした取り組みを行っている明治大学科学コミュニケーション研究所は15日、水道管の防錆装置とされる「NMRパイプテクター」についての研究結果について発表した。NMRパイプテクターは、特定の電磁波により、配管内に核磁気共鳴(NMR)を起こすことで、「赤錆を黒錆に変える」などの防錆効果に加え、金魚の成長促進、ご飯が美味しく炊ける、血圧の抑制効果などがうたわれているらしい(明治大学科学コミュニケーション研究所)。同研究所の発表した理論の観点、実証データ、データと理論、社会的観点からなる評定早見表では評価はすべて「E」となっている。研究では熱力学の法則に反した主張である点やNMRパイプテクターの根幹である防錆効果については、データの再現性が低い、理論面で致命的な欠陥をいくつも抱えているなどの論評が並び、NMRパイプテクターは評定の10条件のすべてで問題があることから疑似科学であると断じている。
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