国内の銀行API連携が進まずフィンテック実現に遅れ。オープンAPI化に利害の壁
日本では金融サービスとITを結びつけるフィンテック実現に支障を来しているそうだ。日本では銀行法により金融機関にAPI連携に関する努力義務がされている。しかし、日経新聞の記事によれば、100を超える金融機関がAPI契約を結んではいるものの、日本のAPIの仕様は金融機関ごとにばらばらで、金融機関の連携が難しい状況にあるという(日経新聞)。欧米ではオープンAPIをキーワードにして活動を広げており、例えばイギリスでは300に迫る企業がAPIを開示、米国では情報に関するFS-ISACの関連機関がオープンAPIの統一仕様を整備している。一方日本ではソフトウエア会社やシステムベンダーの特許の壁があり、オープンAPIに消極的。金融機関側も莫大なシステム投資をしてきた関係で、フィンテック企業がそれにただ乗りすることに嫌悪感があり、オープンAPI化により不正アクセスのリスクが高まるのではないかとする警戒心もあるという。
利害調整の大変さから金融庁や経済産業省の腰も重いとされ、結果として日本ではオープンAPI化が進んでいないようだ。
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