ハードウェア要件を満たさない環境でも Windows 11 へのアップグレードを可能にするスクリプト
ハードウェア要件を満たさない環境で Windows 11 へのアップグレードインストールを可能にするスクリプト「Skip_TPM_Check_on_Dynamic_Update.cmd」が GitHub で公開されている (BleepingComputer の記事、 Neowin の記事、 BetaNews の記事、 Softpedia の記事)。Windows 11 Insider Preview の ISO イメージを使用する場合、途中でレジストリ設定が必要になるものの新規インストールは可能だが、アップグレードインストールは困難だった。
Skip_TPM_Check_on_Dynamic_Update.cmd は「Universal MediaCreationTool」の一部として公開されているものだ。実行するとレジストリの HKLM\SYSTEM\Setup\MoSetup に DWORD 値「AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU」を追加して値のデータに「1」をセットし、 vdsldr.exe の実行時に「C:\$WINDOWS.~BT」から「AppraiserRes.dll」を削除する WMI イベントサブスクリプションを設定する。なお、Windows 11 へのアップグレードが完了しても WMI イベントサブスクリプションは解除されず、解除するには再びスクリプトを実行する必要がある。
ちなみに、レジストリ値「AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU」に「1」がセットされた状態では TPM と CPU の互換性チェックがバイパスされるが、「AppraiserRes.dll」を削除すると互換性チェック全体がバイパスされるようなので、効果は不明だ。Windows 11 をインストール済みの環境ではデフォルトでこの値に「1」がセットされた状態になっていた。
そこで、スクリプトを使用せずにハードウェア要件を満たさない環境を Windows 11 へアップグレードする実験をしたので結果を以下に記載する。まず、Windows 10 上で ISO イメージからルートディレクトリの「setup.exe」を実行し、セットアップ画面が表示されてから「AppraiserRes.dll」を削除してみたところ、互換性チェックを通ってアップグレードインストールが可能になった。
また、Windows 11 Insider Preview 環境 (ビルド 22454)で Dev チャネルの最新ビルドを Windows Update からインストールしようとして互換性チェックで弾かれた場合、「AppraiserRes.dll」を削除してから「問題の修正」をクリックすれば最新のビルド 22468 に更新できた。なお、ビルド 22468 よりも古い RS_PRERELEASE ブランチのビルドは 10 月 31 日で期限切れとなるため、早めの更新が推奨される。
すべて読む
| ITセクション
| アップグレード
| Windows
| デベロッパー
|
関連ストーリー:
リリース目前の Windows 11、Windowsユーザーも知らない?
2021年09月30日
Windows 11 Insider Preview ビルド22000.194、リリースプレビューチャネルで提供開始
2021年09月25日
Windows 11 のセットアッププログラム、非サポート CPU へのインストールはサポートされないと警告
2021年09月24日
Windows 11 Insider Preview、開発ビルドの ISO イメージが提供開始
2021年09月13日
ASUS、Skylake / Kaby Lake 対応マザーボードで Windows 11 をサポートする計画
2021年09月11日
Windows 10 / 11 バージョン 21H2、商用環境向けプレビュー提供開始
2021年09月05日
Windows 11 Insider Preview、初の開発ブランチビルドが提供開始
2021年09月04日
Microsoft、Windows 11 上の Windows Insider Program から非対応環境の締め出しを開始
2021年09月02日
Windows 11 の一般提供は 10 月 5 日から
2021年09月01日
Microsoft 曰く、非サポート CPU でも Windows 11 はインストール可能だが、更新プログラムが提供されるとは限らない
2021年08月29日
Windows 11 Insider Preview、初の ISO イメージ提供開始
2021年08月21日
Windows 11のCPU要件設定はSpectreやMeltdown対策をOS側でしたくないから?
2021年07月08日
Windows 11 Insider Preview 提供開始
2021年06月30日
Windows 11で必須となるTPM、一部の国では規制により使用できない
2021年06月28日
環境問題へ積極的に取り組む Microsoft に対し、同社製品の修理しやすさも改善すべきという株主提案
2021年06月27日
Windows 11はTPM 2.0が必須か。旧式PCにリーク版インストールで関連エラー
2021年06月18日
企業で使われている Windows デバイスの半数以上が Windows 11 のシステム要件を満たさない
2021年10月04日
iPad mini 6 ではポートレートモードで縦スクロールすると画面の表示が波打つようになる問題 (テアリング) が発生し、「jelly scrolling」と呼ばれて話題になった。Apple は液晶ディスプレイでは通常の挙動だと説明しているが、iPad mini 6 で特に目立つ理由を iFixit が考察している (
カナダの Wendy's がオリジナルスマートフォン「The Wendy's Phone」の当たるコンテスト「"Hey Wendy" Wendy's Phone Twitter Contest」を実施している (
急激なペースで日本国内のCOVID-19第5波は収束しつつあり、
JR東海とJR西日本は、コロナ禍で落ち込んだ新幹線のビジネス需要の回復のため、テレワーク専用車両となる新幹線「のぞみ」を導入したそうだ。ビジネスパーソン向け「S Work車両」、最新型のN700S系車両7号車と8号車に順次導入されるとしている(
旧聞に類する話ではあるが米国で
maia 曰く、
headless 曰く、
AUTOMATONの記事によると、中国・北京で開催された「北京国際ゲームイノベーション会議」の内部資料が出回ったことが話題になっている。この資料は、中国総局の監査専門家、Chen Zhenyu氏が書いたものとされ、中国で締め付けのきつくなっているゲーム規制に関連する内容が含まれている。多岐にわたる規制対象が具体的なゲーム名とともに挙げられているそうだ。
headless 曰く、
エンタープライズ号のカーク船長役で知られる、ウィリアム・シャトナー氏が宇宙へ向かうこととなった。現在、同氏は90歳と高齢ではあるが、ブルーオリジンが行う2度目の有人飛行の乗組員になるという。同社の
羽田空港の旅客ターミナルの運営会社が、施設内の
NTTドコモは30日、専門チャンネルが見放題の映像サービス「dTVチャンネル」の提供を2022年3月31日に終了すると発表した。新規受付は今年の11月30日に停止する。同サービスは2018年1月から提供を行っていたが、リソースを集約するためにサービス終了となるとしている。これと合わせてdTVチャンネル契約時の各種セット割料金に関しても終了するという(
YouTubeは9月29日、ワクチン情報に関するポリシーを変更すると発表した。新たなポリシーでは、ワクチンに関する有害で誤った情報を含むコンテンツを投稿した場合、動画が削除対象となる。なお今回のポリシーに関しては、対象となるのはCOVID-19関連だけではなく、インフルエンザ、HPVワクチン、はしか、おたふく風邪、風疹といったワクチン全般に関する誤情報も禁止している(
Amazon.comは9月28日にオンラインイベントを開催、複数のデバイスを発表した。ほとんどの製品で音声アシスタントである「Alexa」を採用した製品が多くなっている。日本国内での発売時期などに関しては未定のものがほとんどとなっている(