ATX 3.0で新たなグラフィックボード向け電源コネクターが追加。最大600Wに対応
少し取り上げる時機を逸してしまった感はあるが、Intelは2022年3月23日にPC向け電源仕様であるATX電源仕様のバージョンを「ATX 3.0」に更新した。ATX 2.0仕様が発表されたのは2003年であることから実に30年ぶりの更新であるという。ATX 3.0仕様ではPCIe 5.0規格に合わせて登場する予定となっているビデオカードなどに対し、専用コネクタを使用した補助電源ケーブル経由で最大600Wもの電力供給が可能な仕様になっている(Intelリリース、日経クロステック)。またPCIe 5.0対応ビデオカードに対して、電力供給量を制御するためのサイドバンド信号なども設定されているという。これに対応して以前にも取り上げた新たにビデオカード用の電源コネクタが追加される。このコネクタは12VHPWRコネクタという名称となるようだ。仕様の詳細に関してはASCIIに掲載されている大原雄介氏の記事が詳しく解説している(ASCIIデジタル)。またATX 3.0では各国での新たな電源規制などにも対応するとされる。米カリフォルニアエネルギー委員会の家電製品エネルギー効率規制では、システムアイドル時の消費電力を厳しく規制しており、こうした新規制に対応するためにはATX 3.0への対応が必須になる模様。
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