茨城・常陸太田市で下水道の設計処理能力を見誤りあふれる危機を招く
茨城県常陸太田市幡町の住宅団地「四季の丘はたそめ」に整備した下水道が、処理能力が足りずにあふれるおそれが出ているそうだ。この下水道は4月8日に使用を始めたばかりだった。現在はバキューム車で抜く緊急対策を行っている(常陸太田市リリース、茨城新聞、NHK、茨城新聞その2)。同市は29日に同団地で住民説明会を開いた。それによれば、工事発注内容や事業者への指示などが不適切だったことが原因だったという。具体的には実際の人口より3分の1以下の人口で計画してしまった上、既設の処理施設の処理量の実測をしないなどのミスが生じていた模様。一時的な対処方法として自治会所有の処理施設を借用し、6月1日から浄化を始める予定としている。
pongchang 曰く、
計画上の処理人口について、「四季の丘はたそめ」の実際の人口(当時約 2,700 人)ではなく 708 人の増加にとどめ、「四季の丘はたそめ」からの下水道管の汚水流出量を0.006 立米/秒とした。
マンホールポンプの能力を設定するうえで、不明水(雨水等の流入)の検討が必要であることを認識し,市は当該調査を別途行う前提で事業者と調整していたものの,その後,具体対応をとっていなかった。(pdf)
すべて読む
| ITセクション
| ハードウェア
| ニュース
| バグ
| IT
| 政府
|
関連ストーリー:
下水管から京都・鴨川へ大量の赤い液体が流入。原因は管に木が詰まったことによる誤作動
2021年01月08日
東京都下水道局の「水面制御装置」が話題。河川に流れるゴミの流出を抑制
2020年07月21日
大便として排出された新型コロナウイルスを下水中からサンプリングして流行状況を調査する試み
2020年05月15日
「トイレに流せる」製品の基準作り問題
2020年03月06日
東京五輪・オープンウォータースイミングおよびトライアスロン会場の水質に懸念
2019年08月14日