PIEZO1が個体の運動能力を向上させることを発見。マウス実験で効果
東京医科歯科大や米スクリプス研究所、順天堂大らの研究チームは、マウスの遺伝子操作実験により、アキレス腱などの骨と筋肉をつなぐ腱で、運動により加わる力を細胞の表面で感知する「PIEZO1(ピエゾワン)」の働きを高めると、ジャンプ力や走る速さが大幅に向上することを発見したそうだ。また中米ジャマイカの陸上競技選手では、PIEZO1の働きが高まる遺伝子変異を持つ人が多いことも判明したとしている(東京医科歯科大、時事ドットコム)。ongchang 曰く、
The mechanosensitive ion channel PIEZO1 is expressed in tendons and regulates physical performance(DOI: 10.1126/scitranslmed.abj5557)
熱帯病のマラリアに対して有利な遺伝子異常の PIEZO1 E756del mutantの有無をジャマイカの一般住民と短距離陸上選手で比較したところ、遺伝子異常のヘテロまたはホモの一般住民は3分の1程度だったが、陸上選手では過半数だった。
マウスでの遺伝子操作の結果では野生型では20~30cmの跳躍距離が40cm越を示した。
ノックアウトマウスではPIEZO1がリンパ管の弁の形成に必要であるという報告もある(AMEDの記事)
すべて読む
| サイエンスセクション
| テクノロジー
| バイオテック
| 医療
| スポーツ
|
関連ストーリー:
自粛で無理な練習が減ったため?高校球児のパワーが上昇
2020年07月30日
テストステロンの投与は女性の運動能力を大幅に高める
2019年10月21日
人間の身長、寿命、体力はピークに達し成長する余地はないという説
2017年12月13日
世界反ドーピング機関、ゲノム編集ドーピング禁止対象に
2017年10月11日
男性用避妊薬につながる候補物質発見「JQ1」
2012年08月20日
元記事掲載からやや時間が経過しているが、ロシアが半導体の自国生産のために、日本円で今後8年で約4兆円という巨大な予算を組んだという。各国からの大規模な経済制裁により、ロシアでは半導体の調達に影響が出ており、兵器などの製造にも影響が出ていることは
厚生労働省は様々な業務の効率化などを進めるため、人口動態調査の調査及び調査システムの刷新に関する業務を担当する「任期付職員」の募集をおこなっているそうだ(