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攻撃者が多要素認証エンロールの仕組みを悪用し、多要素認証を有効にした組織のアカウントを入手する手法

headless 曰く、

多要素認証 (MFA) エンロールの仕組みを悪用し、MFA を有効にした組織のアカウントを攻撃者が入手する手法をセキュリティ企業 Mandiant が解説している (Mandiant のブログ記事Neowin の記事On MSFT の記事)。

MFA を破る手法の一つに、ユーザー名とパスワードを知る攻撃者が MFA のプッシュ通知を送り続けてユーザーが許可してしまうのを待つという方法が知られるが、Microsoft は一致する数字を入力させることによる対策をロールアウトする計画だ。一方、最近増加傾向のみられる MFA エンロールの仕組みを悪用する手法では、初回ログイン時の MFA エンロールを可能にした組織で作成されたまま使われていない休眠アカウントを狙う。こういったアカウントのユーザー名とパスワードを何らかの方法で入手してログインすれば MFA のエンロールも可能となるというわけだ。

記事ではロシアのハッキンググループ APT29 がパスワード推測攻撃で休眠アカウントにログインしてMFAにエンロールし、Azure AD 認証と MFA で守られた組織の VPN インフラストラクチャーへのアクセスを確保した例を紹介している。このような攻撃を回避するため、MFA デバイスの登録時に信頼されたネットワークの場所やデバイスからのアクセスを必須とする条件付きアクセスや、一時アクセスパスの利用が推奨されるとのことだ。

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アイコンの似たマルウェアが多い正規アプリはSkypeとAcrobat、VLCという調査結果

headless 曰く、

VirusTotal の報告書「Deception at scale: How malware abuses trust」によれば、似せたアイコンを使用するマルウェアが多い正規アプリトップ 3 は Skype と Adobe Acrobat、VLC だったそうだ (VirusTotal Blog の記事HackRead の記事)。

調査はダウンロード回数の多い正規の Windows アプリケーション 25 本に似せたアイコンを使用するサンプルが対象だ。マルウェアとして判定されたサンプルに占める割合でみると、Skype (28.0 %)・Adobe Acrobat (18.2 %)・VLC (17.6 %) の 3 本で 63.8 % を占め、7zip (11.5 %)・Team Viewer (7.5 %)・CCleaner (5.6 %) を含めると 88.4 % にのぼる。

一方、正規アプリと似たアイコンのサンプルに占めるマルウェアの割合が高いのは Adobe Acrobat・Skype・7zip の 3 本で、いずれも 75 % 以上がマルウェアだったという。具体的な数字は記載されていないが、Adobe Acrobat と似たアイコンのサンプルでは 90 % 以上がマルウェアだったようだ。

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キーフォブを電子レンジにしまう英自動車協会会長

英自動車協会会長のエドムンド・キング氏は自動車盗難を恐れるあまり、キーフォブを電子レンジにしまっているそうだ (The Guardian の記事The Telegraph の記事)。

キング氏は既にファラデーポーチを使用しており、家の外からのスキャンを防ぐため玄関からできるだけ離れた場所に保管していたが、それでも妻の Lexus がハッカーに盗まれたという。そのため、現在はファラデーポーチに入れたキーフォブを金属製の手提げ金庫に入れ、それをさらに電子レンジに入れるという多重の保護になっている。さらに安全を守るため、金属製のハンドルロックも使用しているとのこと。キング氏は自動車メーカーに対し、キーフォブを無効化して簡単にはハックできない従来のシンプルなセキュリティを選択可能にするよう要望しているとのことだ。

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H81チップセット上で動作するUEFIルートキットが見つかる

マザーボードのUEFIを狙ったマルウェアが出回っているという。このマルウェアはルートキット機能を持つことから一般に「UEFIルートキット」と呼ばれているが、Kasperskyの研究者は今回発見したUEFIルートキットに「CosmicStrand」という名称を与えているという(KasperskyBleepingComputerArs TechnicaGIGAZINE)。

マザーボード上のファームウェアに当たるUEFIにマルウェアを仕込まれると特定が困難な上、OSの再インストールやストレージドライブの交換では削除できない。Kasperskyによると、今回発見されたCosmicStrandは、ASUSとGIGABYTE製のH81チップセットを搭載する古いマザーボードから発見されたという。2016年の終わり頃から何年にもわたって運用されてきた形跡があるとしている。その構造から中国語を話すハッキンググループが作成したものである可能性が高いとしている。

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オープンドキュメント形式のマルウェアが確認される。感染はユーザーによる操作などが必要

窓の杜の記事によると、ISO標準のファイル形式であるオープンドキュメント形式で作られたマルウェアが発見されたそうだ。確認されたマルウェアはテキスト文書(ODT)の体裁をとっており、開いてしまうと他のファイルへの参照を含むフィールドを更新するかを問うダイアログが表示される。ユーザーが[はい]ボタンを押してしまうと「Excel」が起動、今度はマクロを有効にするかを問うダイアログが表示される。さらにマクロを有効にすると、「AsyncRAT」と呼ばれるマルウェアが実行されるとしている(窓の杜)。

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名取市、尼崎USB紛失事件を受け、「個人情報データ持ち出しケース」を導入へ

あるAnonymous Coward 曰く、

宮城県名取市は29日、兵庫県尼崎市のUSBメモリ紛失問題を受け、個人情報データを外部に持ち出す場合の専用ケースを導入すると発表したダイヤルキー付きで移動中の開封を制限するほか、GPSにより位置情報を追跡できるそうだ。ケースは3個導入(1個約1万円)され、担当者が個人情報データを暗号化したDVDなどを持ち運び、受け渡し先に到着したら、ダイヤルキーの番号を市役所から電話で伝えられ開封するという運用法とのこと(河北新報オンラインニュース)。

なんというか「違う、そうじゃない」と言いたくなるようなセキュリティ対策だがスラドの皆様はいかがお感じだろうか?

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Adobe、Acrobat ReaderでセキュリティソフトによるDLLインジェクション無効化疑惑

イスラエルのMinerva Labsが20日、Adobe Acrobat Readerにはウイルス対策ソフトによるチェックをブロックする処理が組み込まれており、セキュリティ上の問題があるとする指摘をしたことが話題となっている(Minerva Labs窓の杜GIGAZINE)。

Acrobat Readerが内部的に利用している「Chromium Embedded Framework」(CEF)には、特定のDLLと競合する問題を回避するためのブロックリストがハードコードされている。指摘によれば、Adobeは2022年3月以降、このブロックリストを独自に拡張し、著名なセキュリティソフトのDLLを大量に追加。セキュリティソフトのDLLインジェクションを無効化している可能性がある。PDFファイルに仕込まれた悪意のあるアクティビティが監視できなくなり、セキュリティ上のリスクが高まることが懸念されるとしている。

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マカフィー忌、遺体は今も冷凍保存

6 月 23 日はジョン・マカフィー氏の一周忌にあたるが、遺体は現在もバルセロナで冷凍保存されているそうだ (elDiario.es の記事BetaNews の記事Reuters の記事Sky News の記事)。

米司法省に脱税行為で起訴されたマカフィー氏は 2020 年にスペインで逮捕され、その後暗号通貨関連の詐欺行為でも起訴されていた。しかし、裁判所が米国への身柄引渡を認めた昨年 6 月 23 日に独房で首を吊っているのが見つかり、死亡が確認された。死因は自殺と判断され、今年 2 月 13 日にはカタルーニャ法医学研究所 (IMLCFC) による司法解剖の結果を裁判所が承認した。

しかし遺族はマカフィー氏が自殺などするわけがないと異議を唱えて上訴しており、遺体は現在も司法機関の集中するバルセロナの司法地区 Ciutat de la Justícia で IMLCFC が保管しているとのことだ。

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古いスプレー缶は外観に異常がなくても内部が脆くなっていることがある

国民生活センターは5月26日、古いスプレー缶の利用に関する警告を出している。同センターでは一度に中身がすべて噴出した制汗スプレーがあったとの報告から調査をおこなっていた。問題となった制汗スプレーでは、本体はアルミ製で開封後の最初の使用時に噴射ボタンを1回押しただけで中身が出続けるという問題があったという(国民生活センター)。

X線の装置により当該品の内部を観察したところ、ハウジングが脱落していたとしている。切り開き直接内部を確認したところ、分離したハウジングは樹脂製で脆くなって破断していたことが原因だとしている。問題となった製品は20年以上前に製造者名が変わっているとても古いものだったという。同センターでは、製造から長期間経過したものや製造時期が不明なもの、異常が見られるスプレー缶は使用しないよう警告している。

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巧妙なバックドア「Saitama」が発見される。ヨルダン政府組織をターゲット

TECH+の記事によれば、セキュリティサービスのMalwarebytesが、ヨルダンの外務省の政府関係者を標的としたサイバー攻撃を発見したという。このサイバー攻撃は「Saitama」と呼ばれる新しいバックドアを利用している。電子メールに悪意のあるアクティビティを実行するマクロ月のExcelファイルを添付。ドキュメントには、被害者にマクロを有効にするように求める内容の画像が含まれているという。Malwarebytesは今回の攻撃はイランに所属するとみられる「APT34」グループによるものだと分析している(MalwarebytesTECH+)。

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米中央情報局、Tor 経由でロシアからの情報提供を求める

headless 曰く、

米中央情報局 (CIA) が安全に情報提供をするための手順をロシア語で解説している (CIA の Instagram 投稿HackRead の記事)。

まず、自宅や職場のコンピューターを使用しない、最新版のブラウザーを使用する、プライベートブラウジングモードを使用する、終了後に検索履歴を消去する、といった基本的な注意事項に続き、当局や第三者に追跡されない安全な接続を確保する手順を紹介している。

CIA に情報提供する場合の安全な接続方法は Tor ネットワーク経由または信頼できる VPN 経由の 2 種類。Tor で接続する場合の .onion アドレスは「ciadotgov4sjwlzihbbgxnqg3xiyrg7so2r2o3lt5wz5ypk4sxyjstad.onion」となっているが、https 接続に対応せず、http でしか接続できないようだ。VPN はロシアや中国など米国との関係が友好的でない国のプロバイダーやサーバーを避けるべき、有料サービスのほうが比較的安全性が高いといった説明がみられる。

情報提供にあたっては、提供する情報のほか、提供者の所在する国名やフルネームと役職、CIA 側から安全に連絡可能な連絡先を知らせるよう求めている。

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本人よりも詐欺師の方が高い「秘密の質問」の正解率

headless 曰く、

「秘密の質問」のような知識ベースの認証 (KBA) がセキュリティを低下させると言われて久しいが、コールセンター向けの認証技術を提供する Pindrop によれば、本人よりも詐欺師の方がより正確に秘密の質問に答えられるそうだ (2022 Voice Intelligence & Security ReportBetaNews の記事)。

Pindrop が 2021 年に顧客の小規模なサンプル 3 か月分を調べたところ、秘密の質問に正しく回答できた割合は本物の顧客よりも詐欺師の方がわずかに高かったという。さらに、あるコールセンターと Pindrop が実施した 1 か月にわたる比較研究の結果では詐欺師が KBA を通過できた割合が 92 % だったのに対し、本物の顧客が KBA を通過できた割合は 46 % にとどまったとのこと。

そのため、詐欺を防ぎつつ迅速なサービスを可能にする方法として、KBA をパッシブ認証に置き換えることを推奨している。First National Bank of Omaha (FNBO) の導入例では、ワンタイムパスワード (OTP) の使用が 75 % 減り、平均処理時間 (AHT) が 30 秒短くなったほか、アカウント乗っ取り詐欺 (ATO) の検知率が 59 % 向上し、ATO による損失は全体で 16 % 減少、アカウント平均で 47 % 減少したそうだ。

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産業用システム用マルウェア発見される

米国の政府機関が共同で行った発表によると、産業用システムを乗っ取るためのマルウェア「Pipedream」が見つかったという。米国土安全保障省(CISA)、国家安全保障局(NSA)、連邦捜査局(FBI)、エネルギー省(DOE)が共同でサイバーセキュリティアドバイザリーを出している(米国土安全保障省BleepingComputerDragosGIGAZINE)。

発表によるとこのPipedreamは、業用制御システム(ICS)および監視制御およびデータ取得(SCADA)デバイスに対する完全なシステムアクセスを獲得する能力があるとしている。ターゲットとなっている具体的な製品名として、Schneider Electric製プログラマブルロジックコントローラー(PLC)やオムロン製のSysmac NEX PLCを利用した製品、Open Platform Communications Unified Architecture(OPC UA)サーバーなどの名前が出ている。これらの機器を利用した製品は液化天然ガス(LNG)の生産施設で利用されることが多いことから、PipedreamはLNGの生産施設を標的にしたものではないかと推測されている。

BleepingComputerの記事によると今回の「Pipedream」は、2017年に産業安全システムを無効にしようとした「TRITON(Trisis)」、2016年にウクライナで停電を引き起こしたマルウェア「Industroyer」、2010年頃にイランの核開発計画を妨害した「Stuxnet」に匹敵するものであると指摘している。

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node-ipcメインテナー、ロシアとベラルーシのホストシステムのファイルを上書きするコードを追加

headless 曰く、

Node.js モジュールの node-ipc で、ホストシステムの IP アドレスがロシアまたはベラルーシであることを検出すると上書き可能なファイルの内容をすべてハートの絵文字に置き換えるコードがメインテナーにより追加され、深刻な脆弱性として CVE にも登録されることになった (The Register の記事NVD — CVE-2022-23812GitHub のアドバイザリーSnyk の脆弱性情報)。

脆弱性のあるバージョンは 10.1.1 および 10.1.2 となっており、GitHub のアドバイザリーではメインテナーにより導入された悪意あるコードに対して脆弱と説明されている。問題のコードはメインテナー自らバージョン 10.1.3 で削除したとのこと。現在のところ安定版ブランチと考えられているのは 9.x であり、この脆弱性の影響を受けた人は少ないとみられる。ベラルーシで活動する米国のNGOが影響を受けたとの報告も上がっているが、GitHub の要望でメッセージは削除されており、真偽も不明だ。

一方、その後リリースされたバージョン 9.2.2 および 11 では peacenotwar と呼ばれるモジュールが追加されており、ユーザーのデスクトップに 5 か国語の停戦呼び掛けを含むテキストファイル WITH-LOVE-FROM-AMERICA.txt を生成する。なお、npm ではバージョン 10.1.1 ~ 10.1.3 および 9.2.2 が削除されている。

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森永製菓に不正アクセス、一部商品の製造が影響を受ける

森永製菓は 17 日、同社の管理運用する複数のサーバーが不正アクセスの被害にあったことを発表した (ニュースリリース: PDF読売新聞オンラインの記事NHK ニュースの記事時事ドットコムの記事)。

不正アクセスが確認されたのは 13 日深夜。14 日には対策本部を立ち上げて外部の専門機関の協力を受けて調査を進めているという。不正アクセス判明後、拡大を防ぐためただちに外部とのネットワークを遮断したが、一部の社内システムで障害が発生しているとのこと。

障害が発生しているのは製造関連や物流、営業支援といったシステムで、物流と営業支援のシステムは既に復旧しているが、一部の商品は製造できない状態が続いているそうだ。同社では安全を確認しながら復旧に向けた対応を進めており、製造できない商品は在庫で対応するとのことだ。

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ドイツ連邦情報セキュリティ局、カスペルスキー製品使用のリスクを注意喚起

headless 曰く、

ドイツ連邦情報セキュリティ局 (BSI) は 15 日、ロシアに本社があるカスペルスキー製のセキュリティソフトウェア使用にはリスクがあると注意喚起した (プレスリリースFAQThe Register の記事HackRead の記事)。

BSI によれば現時点でカスペルスキー製品が具体的な脅威となっているわけではないが、ロシアからのサイバー攻撃リスクが高まる中、カスペルスキーがその意志に反して攻撃に加担させられたり、機密情報を提出させられたりする可能性が否定できないとのこと。そのため、カスペルスキー製品の使用を禁ずるものではないが、BSI では他の製品に置き換えることを推奨している。

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NVIDIAのプロプライエタリ情報を盗み出したハッキンググループ、ドライバーのオープンソース化を要求

2 月に NVIDIA のネットワークに侵入してプロプライエタリ情報を盗み出したハッキンググループ Lapsus$ が同社に対し、現行および将来の GPU ドライバー (Windows / macOS / Linux) をオープンソース化し、FOSS ライセンスで公開するよう要求している (Ars Technica の記事Mashable の記事Android Police の記事Computing の記事)。

同グループは先に NVIDIA のドライバーから暗号通貨採掘のハッシュレート制限機能 LHR を削除するよう要求していたが、それに加えてドライバーのオープンソース化を要求することにしたという。期限は金曜日 (4 日。日本時間で 5 日) までとなっており、オープンソース化の要求に応じなければ企業秘密を含む GPU 等のファイルを公開すると脅している。

NVIDIA は 1 日に公開したサポート記事で攻撃を受けたことを認めており、攻撃者が従業員のパスワードを使ってプロプライエタリ情報を盗み出したことを明らかにしているが、ランサムウェア被害にあったことは否定している。同社の対応としてはセキュリティ強化や従業員全員に対するパスワード変更要求、当局への通報といったもので、業務やサービスには影響しないとのことだ。

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ギャレットのゲート型金属探知機に 9 件の脆弱性、遠隔から検知感度を変更される可能性も

headless 曰く、

ギャレットのゲート型金属探知機で見つかった 9 件の脆弱性を発見者の Cisco Talos が解説している(Cisco Talos のブログ記事HackRead の記事)。

脆弱性が見つかったのは金属探知機本体ではなく、オプションの遠隔監視用 iC モジュールだ。もちろん金属探知機が脆弱性を発見したわけではない。このiCモジュールはゲート型金属探知機 PD6500i および Multi Zone (旧 MZ6100) に対応し、施設内のネットワーク環境に組み込むことで遠隔での設定や検知結果などの確認が可能になる。

脆弱性のうち 4 件 (CVE-2021-21901CVE-2021-21903CVE-2021-21905CVE-2021-21906) はバッファーオーバーフローの脆弱性で、リモートからコードを実行できる可能性がある。CVE-2021-21901 と CVE-2021-21902 は認証の前に発生するという。また、別の 4 件 (CVE-2021-21904CVE-2021-21907CVE-2021-21908CVE-2021-21909) はディレクトリトラバーサルの脆弱性で、認証済みの攻撃者が特定の条件でデバイス上のファイルを読み取り・書き込み・削除できる。最後の 1 件(CVE-2021-21902)は認証バイパスの脆弱性で、競合状態により認証済みユーザーのセッションを攻撃者が乗っ取ることが可能とのこと。

攻撃者はこれらの脆弱性を悪用することで、遠隔から金属探知機の動作状況を監視できるほか、金属探知機の感度を変更するなど、セキュリティを低下させる操作を実行することが可能となる。既に修正版のファームウェアが提供されており、ユーザーにはできるだけ早く更新することが推奨されている。

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2 月 31 日にスケジュールした crontab タスクにペイロードを隠すマルウェア「CronRAT」

headless 曰く、

crontab タスクにペイロードを隠し、Web スキミングにつながる可能性のあるマルウェア「CronRAT」を発見者の Sansec が解説している (Sansec のブログ記事BetaNews の記事)。

CronRAT がペイロードを隠す crontab タスクは 2 月 31 日の実行がスケジュールされている。タスクに文法上の間違いはないものの実行すればエラーとなるが、スケジュールされた 2 月 31 日は決して来ないため、実行されることもない。

タスクからデコードされるペイロードは洗練された Bash プログラムであり、ランダムなチェックサムを持つバイナリプロトコルで Alibaba がホストする IP アドレスの C&C サーバーと通信する。これにより、RAT のオペレーターは任意のコードを実行可能になるという。

CronRAT はある国で最大のオンラインストアを含む複数のオンラインストアで見つかっており、いくつかのケースで サーバーサイドコードへのペイメントスキマー (Magecart) のインジェクションにつながっているそうだ。

crontab タスクに隠れたマルウェアが管理者の注意を引くことはなく、これまではセキュリティ製品の多くが Linux の cron システムをスキャンしなかったが、現在では CronRAT を検出するセキュリティ製品も増加しているようだ。

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日立グループ、2021年12月13日以降すべての送受信メールでPPAP利用廃止

日立グループは2021年12月13日から、送受信ともにパスワード付きZIPファイル(いわゆるPPAP)の利用を廃止すると発表した。その日付以降は、パスワード付きZIPファイルが添付されたメールを送受信した場合は、直接担当者などに届くこともなく、また送信もされることはない。代わりに配送を抑止したという通知がされるとしている(日立リリース)。

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