リーディングビュー

米から作った代替肉

maia 曰く、

山形大学学術研究院 渡辺昌規教授の研究チームは、株式会社サタケとの共同研究で「脱脂米糠」を原料に代替肉を作ることに成功した(プレスリリース山形放送の記事)。

米糠から米油を抽出する際にできる脱脂米糠を原料に、大豆タンパク質から製造された代替肉と同様な微細構造、弾力性を示し、肉の食感などを再現した。脱脂米糠は米油製造現場において、重量ベースで原料 (生糠) の 80 % 以上に達する大量の副産物で、未利用資源として問題だった。

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2022 年ノーベル化学賞は化学を機能主義の時代に導いた 3 氏が受賞

headless 曰く、

2022 年のノーベル化学賞は、米国のキャロリン・ベルトーシ氏バリー・シャープレス氏、デンマークのモルテン・メルダル氏が 3 分の 1 ずつ受賞した。授賞理由はクリックケミストリーと生体直交化学の開発。シャープレス氏は 2001 年に続く 2 回目のノーベル化学賞受賞となる (プレスリリース一般向け解説記事専門的解説記事)。

シャープレス氏は 2000 年ごろ、分子を素早く効率的に組み立てて機能性分子を作るクリックケミストリーの概念を提唱。そのすぐ後、銅を触媒としたアジドとアルキンの付加環化反応がクリックケミストリーの重要な要素であることをメルダル氏とシャープレス氏が個別に示した。この反応は現在、薬品開発で幅広く用いられている。

ベルトーシ氏はクリックケミストリーを新たなレベルに進め、生体内で機能する生体直交化学反応を提唱した。この反応は現在、細胞の調査や生物学的プロセスの追跡に世界中で用いられている。生体直交化学反応を用いることで研究者は癌をターゲットにした調剤の改善が可能となり、臨床実験も行われている。

クリックケミストリーと生体直交化学反応は化学を機能主義の時代に導き、人類に大きな利益をもたらした。

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2022 年ノーベル物理学賞は量子情報科学の先駆者 3 氏に

headless 曰く、

2022 年のノーベル物理学賞は、フランスのアラン・アスペ氏と米国のジョン・F・クラウザー氏、オーストリアのアントン・ゼイリンガー氏が受賞した。授賞理由はベルの不等式の破れを確立し、量子情報科学の分野を開拓した、エンタングル状態の光子を用いた彼らの実験 (プレスリリース一般向け解説記事専門的解説記事)。

3 氏は 2 つの量子が分離したのちにも 1 つの単位としてふるまうエンタングル状態を用いた画期的な実験を行い、量子情報を基礎にする新しい技術への道を開いた。長年にわたってエンタングル状態では隠された変数が存在すると考えられており、1960 年代にはその上限を示す「ベルの不等式」が考案された。一方、量子力学ではベルの不等式の破れを予想していた。

クラウザー氏はベルのアイディアを基に実用的な実験を行い、明確にベルの不等式の破れを示すことにより量子力学を支持する測定結果を得た。アスペ氏はクラウザー氏の実験で残されていた抜け穴のうち、重要なものをふさぐことに成功した。ゼイリンガー氏は改良されたツールと何度も繰り返した実験を行い、量子テレポーテーションと呼ばれる現象などを立証している。

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「マンボウは死にやすい」は日本独自のイメージ、生態は謎だらけ

マンボウ研究家で知られる澤井悦郎さんのツイートによると、国内で広まっている「マンボウは3億の卵を一度に産み2匹しか生き残りません」は日本固有の俗説であるらしい。同氏がインタビューを受けたWithnewsの記事によれば、マンボウがどれだけの卵を産むのか、またそこからどれくらいの数が成魚になるのかはまったくわかっていないという(Withnews牛マンボウ博士@仕事募集中[澤井悦郎さん]のツイート)。

誤解のきっかけは100年以上に『Nature』で発表された、Schmidt氏の論文で、ここには「マンボウの卵巣内に3億個以上の小さな未成熟の卵が含まれていることを発見した」という短い一文が記載されていたのだという。しかしこの「未成熟の卵」は「これから産み出される卵」として数えないことから3億の卵を一度に産む話は正しいとは言えないそうだ。元記事ではこの論文をきっかけに、伝言ゲームのように内容が脚色され、正しさを欠いたまま広がってしまったとしている。

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クラリベイト社の引用栄誉賞、日本から3人が受賞。ノーベル賞の登竜門して知られる

あるAnonymous Coward 曰く、

クラリベイト社の引用栄誉賞を、医学・生理学の分野で長谷川成人さん、物理学で谷口尚さん、渡辺賢司さんが受賞しました。おめでとうございます(日テレNEWS24)。この賞は、論文の被引用数と重要度に基づいて、毎年ノーベル賞の有力候補者を選んでいるものです。例えば、山中伸弥さん、大隅良典さん、本庶佑さんが、これを受賞した2〜3年後に、実際にノーベル賞も受賞してます。

受賞理由としては、筋肉が少しずつ動かなくなるALSなどの神経変性疾患の進行につながるタンパク質を特定、その論文が多数引用されたことにあるそうだ。

そのクラリベイト社ですが、各国企業の取得特許の被引用数や成功率等々を評価して「最も革新的な企業100社」というのも選んでいます。今年は、日本35社、次いで米国18社、台湾とドイツが各9社の順で、日本が最多になりました(クラリベイト)。

日本の研究者/技術者は低賃金で働きながらも、多くの成果を出してる様です。
#ただ、選ばれた企業名を見ても、「革新的」という印象をあまり感じない。
#経営層が、自社特許を新製品やブランド戦略にうまく活かせてない、とか?

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雨が止むと傘を忘れる現象の原因は「メリットの法則」

NHKが「雨が止むと傘を忘れる現象」に関して調査をおこなったという。JR西日本管内では、忘れ物として届けられる傘は年間10~15万本。受け取りに来る人は少なく、8割近くが廃棄されているという。行動分析学者の奥田健次さんに「人はなぜ傘を忘れてしまうのか」を聞いたところ「メリットの法則」というものが影響しているという(NHK)。

雨が降っているときに傘をさすのは、ぬれないメリットがあり、一方で、雨がやむと傘のメリットがなくなる。このため傘を持つという行動をしにくくなるのだとしている。建物から出るときに傘を忘れずに持ち帰るためには、傘の存在に意識を集中させる必要があるとしている。

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キツツキの頭蓋骨は木つつき時の衝撃を吸収しないという研究成果

headless 曰く、

ベルギー・アントワープ大学などの研究グループが、キツツキの頭蓋骨に木つつき時の衝撃を吸収する仕組みが備わっていないことを示す研究成果を発表している (ニュースリリースArs Technica の記事論文)。

木つつき時の衝撃は脳に有害だが、キツツキが脳しんとうを起こすことはない。その理由として頭蓋骨に衝撃を吸収する仕組みが備わっているとする仮説が広く支持されており、衝撃を吸収する素材や器具の開発をインスパイアしたり、イグノーベル賞を受賞したりしている。木つつき時の衝撃で脳にダメージを負っている可能性を示す研究成果も発表されているが、研究者が動物園でキツツキを撮影した際も来場者が子供に対して衝撃吸収説を語っていたそうだ。

しかし、衝撃を吸収する仕組みが頭蓋骨に備わっているとすれば木つつき力が低下するため、自然淘汰により進化したとは考えにくい。研究グループが 3 種のキツツキをハイスピードビデオ撮影し、木つつき時の動きを調査したところ、頭蓋骨が衝撃を吸収するのではなく、堅いハンマーのように機能して木つつき力を高めていることが判明したという。また、木つつき時の衝撃がヒトやサルに脳しんとうを引き起こすのに十分であるのに対し、キツツキの頭蓋骨の大きさや形状では脳しんとうを引き起こすレベルを超えないことがシミュレーションで確認されたとのことだ。

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衝撃波を出すテッポウエビ、自らを衝撃波から守る仕組みを備えていた

テッポウエビ属やツノテッポウエビ属のエビはハサミ状の第一脚から衝撃波を出すことで知られるが、外骨格に自らを衝撃波から守る仕組みを備えているというサウスカロライナ大学の研究グループによる研究成果が発表された (論文Ars Technica の記事)。

これらのエビは左右大きさの異なるハサミを持ち、大きい方のハサミを閉じる時に大きな音を出す。これは餌となる小魚や甲殻類、縄張り争いの相手を衝撃波で攻撃するためと考えられているが、自ら衝撃波に繰り返しさらされて負傷する可能性もある。

研究グループではこれらのエビで特徴的な「orbital hood (眼窩の覆い)」と呼ばれる構造に注目。これは頭胸甲が眼を覆う形で伸び、前端のみが開いた構造だ。この覆いがヘルメットのように衝撃波から守ると考えた研究グループは、テッポウエビ属の Alpheus heterochaelis を用い、通常の個体と覆いを切り取った個体で衝撃波の有無による運動能力の変化や、覆いによる衝撃波の低減効果を実験した。

その結果、覆いを切り取った個体が衝撃波を受けた場合にのみ運動能力の大幅な低下がみられ、覆いが衝撃波を低減することも確認された。この覆いは衝撃波を弱めて神経外傷による短期的な悪影響から保護することが可能な仕組みとして、初めて確認された生物学的装甲システムとのことだ。

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東北大学などの研究グループ、独自の開発指針による反強磁性的ハーフメタルの合成に成功

headless 曰く、

東北大学などの研究グループが独自の物質開発指針を基に、ハーフメタルの完全補償型フェリ磁性体 (HM-FCFM) を合成することに成功したそうだ (東北大学のプレスリリースJAMSTEC のプレスリリース論文)。

同じ大きさの磁気モーメントが交互かつ反平行に配列し、全体として磁化の生じない磁性体が反強磁性体だ。ただし、文字通りの反強磁性体は金属と絶縁体 (半導体) の両方の電子状態を併せ持つ磁性体であるハーフメタルとはスピン状態が異なる。一方、HM-FCFM は十分な低温下で反強磁性的な特徴を示しつつ、温度が上昇すると小さな磁化を示すようになる。HM-FCFM は長年探索が行われてきたが、これまでに確認されたのは 2 例のみだった。

今回、研究グループでは「遷移金属元素の荷電子数を合計で 10 にする」という独自の開発指針を基に、鉄・クロム・硫黄からなる化合物を合成した。この物質は低温で完全に磁化を消失する一方、250~325 K では強磁性的な特徴を示すようになり、300 K で保磁力は最大の 3.8T に達する。優れた特性を示す反強磁性的ハーフメタル物質の合成に成功したことで、これを利用した超高機能な電子デバイスの実現が期待されるほか、開発指針の信ぴょう性が実証されたことで、今後の物質探索・開発が高効率化することが期待されるとのことだ。

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女性同士のマウンティングに関する研究が面白い

お茶の水大学が公開した「女性同士のマウンティングに関する研究」が、データをいろいろ見てみるさんがTwitter上でツイートしたことにより話題になっているようだ。もとの研究は2021年2月に公開されたもの(データをいろいろ見てみるさんのツイートマウンティングエピソードの収集とその分類:隠蔽された格付け争いと女性の傷つき)。

ツイートによると女性同士のマウンティングを、伝統的な女性としての地位・能力を誇示する「伝統的女性の価値観」、人間としての地位・能力を誇示する「自立した人間」、女性としての性的魅力を誇示する「性的魅力」の3項目に分類。研究ではこの3種類のカテゴリーは、ある部分では一方に勝てるが、ある部分では負ける膠着した三すくみの構造にあると指摘している。例えば、伝統的女性の価値観を示すにおける「既婚の安定」を示す例では

独身の友人に「イケメンを紹介するよ~」と言う 結婚したいのにできない友人に「いいんじゃない、独身の星って感じで」

となっており、個々の具体例が生々しいものとなっている。

あるAnonymous Coward 曰く、

フェミニズムも混じってきてややこしい

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ITエンジニア向けQ&Aサイト「teratail」、システムメンテナンス後バグだらけサイトになる 2022年01月19日

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磁石は分子レベルに切っても磁石か?

「知」の交流コミュニティで「磁石って分子レベルに切っても 磁石なんですか?」という質問が上がっている。この質問の回答者は素粒子物理学を専門にする学者の橋本省二氏。磁石は半分に割っても分かれた2個にそれぞれS極とN極ができてしまうのはよく知られている。質問はこれを分子レベルにまでバラしたらどうだろうというものだ。条件が整えばできるようだが、回答の結論的には

やっぱりちゃんとは説明できませんでした。降参です。

とのことで結構な難題であったようだ。

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ネコは同居ネコの名前を理解している。京都大学ら研究

NHKの記事によれば、ネコは人間の言葉を認識し、家庭で同居しているネコの名前を理解しているそうだ。京都大学などの研究グループの研究によるものだという(NHK京都大学リリース)。

京都大学と麻布大学などの研究グループは、ネコが人間の言葉をどの程度識別しているのか調査した。3匹以上で飼育されている家庭のネコ19匹を集めて行われた。実験ではモニターの前にネコを座らせ、同居する他のネコの名前と同居するヒト家族の名前を再生した後、該当する猫やヒトの映像、もしくは異なる猫やヒトの映像をモニター上に出した。その結果、名前と不一致のネコ写真を平均で1秒程度長く見ることが判明した。

これにより心理学の研究手法により、一緒に住むネコの名前を識別していることが示されたとしている。飼い主に関しても同様の調査をおこなったが、同居する家族の人数が多く、飼育期間も長いほど、飼い主の名前を覚えている傾向がみられたとのこと。

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LED(オレンジ色)を液体窒素に入れると、ある変化が起こる

佐賀県立宇宙科学館の公式Twitterが行った実験動画が話題となっている。実験内容は点灯したままのオレンジ色のLEDを液体窒素に入れてみたというもの。実験ではLEDを数秒ほど液体窒素に漬けておくとLEDの色がなぜかグリーンに変化。Twitterではその原因について探求する流れとなっている(佐賀県立宇宙科学館Togetter)。

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コロンビアの麻薬王が 1980 年代に飼っていたカバ、野生化して繁殖

maia 曰く、

コロンビアのマグダレナ川流域で現在 80 頭ほどのカバが生息している (読売新聞オンラインの記事CNN.co.jp の記事)。

増殖は 1993 年に治安部隊により射殺された麻薬王エスコバルが飼っていた 4 頭 (オス 1 頭、メス 3 頭) が放置された事から始まった。環境が原郷に近く天敵がいないため、このままでは 2034 年頃には 1,400 頭前後まで増殖すると予測されている。

2009年には殺処分に着手したが、抗議活動が起きて中止された。不妊手術は色々と困難で11頭に留まり、最近24頭に避妊薬を注射する方法が試みられたが、これも前途多難だ。

ちなみに地元ではカバを観光資源と捉えているようだ。結局数をコントロールして共存する方向のようだが、それが可能かどうかには疑問が残る。

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2021 年ノーベル化学賞は分子を合成する有機分子触媒を開発した 2 氏が受賞

headless 曰く、

2021 年のノーベル化学賞はドイツ・マックスプランク石炭研究所のベンヤミン・リスト氏と米プリンストン大学のデービッド・マクミラン氏 (英国出身) が共同受賞した。授賞理由は不斉有機分子触媒の開発 (プレスリリース一般向け情報: PDF詳細情報: PDF)。

触媒としては金属と酵素の2種類が存在することが長らく知られていたが、2000 年にリスト氏とマクミラン氏は第3の触媒となる有機分子触媒の研究成果をそれぞれ発表した。

酵素は多数のアミノ酸により構築された大きな分子だが、化学反応を促進する金属を含むものと含まないものがある。抗体触媒 (酵素) を研究していたリスト氏は、金属を含まない酵素は化学反応の促進にアミノ酸を必要とするのか、アミノ酸単体や酵素よりも単純な分子だけでも触媒として働くのかという疑問を持つ。

リスト氏はプロリンと呼ばれるアミノ酸が 1970 年代に触媒として研究されていたことを知っており、(研究が続いていないことから大きな期待は持っていなかったものの) プロリンがアルドール反応を引き起こすかどうかの実験を行った。その結果、プロリンが効率のよい触媒であるだけでなく、鏡像体の一方を選択的に合成する不斉合成が可能な触媒であることを確認した。鏡像体の機能が異なる場合、不斉合成は非常に重要な役割を果たす。

一方、不斉合成の可能な金属触媒を研究していたマクミラン氏は、研究者には人気でも実際に用いられることが少ないことに気付く。その理由は新しい金属触媒が酸素や水に激しく反応したり、コストが高かったりすることによる扱いにくさだと考えたマクミラン氏は、金属と同様に一時的に電子を放出・保持する有機分子の研究を開始した。

彼は適切な特性を持つ複数の有機分子を選び、ディーレス・アルダー反応を引き起こすこと可能なことを確認する。中には不斉合成が可能な有機分子も含まれていた。研究成果を発表するにあたり、マクミラン氏はこのような有機分子に「organocatalysis (有機分子触媒)」と命名した。

それ以来、有機分子触媒の開発は驚くべきスピードで進められ、新しい薬剤の開発から高効率太陽電池セルの開発までさまざまな分野で活用されて人類に多大な利益をもたらしているとのことだ。

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冷蔵庫の製氷機にミネラルウォーターをいれると雑菌が繁殖するリスク

冷蔵庫の製氷用のタンクに入れる水は水道水以外はダメというある話があるそうだ。そこでウェザーニュースが浄水器開発メーカーのイーテックに確認したそうだ。イーテックによると、以前は製氷機のタンクに入れる水は水道水以外はNGのものがあったのは事実だそうだ。理由としては、ミネラルウォーターや井戸水などの消毒されていない水を使用した場合、メンテナンスできないパイプなどに雑菌が繁殖する可能性があったためだという(ウェザーニュース)。

しかし最近の冷蔵庫では、給水タンクや浄水フィルタを掃除できるようになっていることから、きちんとメンテナンスできるのであれば、ミネラルウォーター使用可能な製品もあるようだ。ただし、浄水器の水はOKなものの、水の硬度が高すぎるミネラルウォーターはNGという場合もあるとしている。なお清掃可能な製品の場合でも、清掃時には水道水と布巾を使用、タワシや研磨スポンジの使用はしないように求めている。なおガンコな汚れのときは中性洗剤を使用すべしとのこと。

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豊田中央研究所、人工光合成で世界最高の変換効率7.2%を実現

トヨタ自動車グループの豊田中央研究所は21日、太陽光を活用して二酸化炭素(CO2)から有機物を生成する「人工光合成」で変換効率7.2%を達成したと発表した(豊田中央研究所共同通信朝日新聞)。

同研究所は2015年には4cm角サイズのチップで植物を上回る変換効率4.6%を達成していたが、今回発表された人工光合成では、変換効率を下げずに実用サイズとなる36cm角まで大型化することに成功したという。この技術では、太陽光エネルギーを利用して、CO2と水から有機物の「ギ酸」を生成する。報道によれば、生成されたギ酸は燃料電池に使用することを想定しているようだ。

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CO2を効率的に炭化水素に変換する人工光合成技術が複数発表される 2016年12月06日
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北大、650~850nmの可視・近赤外光も利用可能な人工光合成システムを開発 2014年07月17日
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脳波で電動車いすをリアルタイム制御 2009年07月02日

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トンボは静的な姿勢制御のメカニズムを利用して「とんぼ返り」するという研究成果

トンボが飛行中に素早く方向を変える「とんぼ返り」は、体の形状から得られる静的な姿勢制御のメカニズムによるものだという研究成果をインペリアルカレッジロンドンの研究チームが発表した(Imperial Newsの記事論文SlashGearの記事動画)。

空中における動物の姿勢制御に関する研究は、ネコやアリなど飛行しない動物が主な対象となっており、これらの動物は落下時に体の軸を中心として横方向に回転(ロール)する。飛行する動物で研究されているハナアブも同様だが、トンボは縦方向に回転(ピッチ)することで姿勢制御を行う。

この仕組みを調べるため研究グループは20匹のタイリクアカネ(Sympetrum striolatum)に小さな磁石とモーショントラッキング用のマーカーを取り付け、磁力によりプラットフォームに貼り付けてからさまざまな角度で落下させてモーションキャプチャーとハイスピードカメラによる撮影を行った。その結果、トンボは意識の有無にかかわらず姿勢を正しい向き(背中を上)に修正したという。

死んだトンボでは姿勢制御が行われなかったが、羽の角度を意識のないトンボと同じ角度にしたところ、姿勢制御が行われるようになったそうだ。これはトンボが静的な姿勢制御の仕組みを備えることを示すが、生きているトンボと比べると落下方向を軸にした回転(ヨー)が多くみられることから、羽の角度だけでなく筋肉の緊張もかかわっていることを示唆するとのこと。

研究チームは今回の発見を小型ドローンなどの姿勢制御に活用できる可能性があるとみているようだ。今後はトンボの生体力学の研究を進め、静的な姿勢制御の仕組みが獲物の捕獲や障害物の回避などの戦略に与える影響を調べる計画とのことだ。

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猫がマタタビを嗅ぐとゴロゴロするのは蚊を回避するため

猫がマタタビを体に擦り付けるのは、蚊を忌避するための行動であることが判明したそうだ。岩手大学、京都大学、リヴァプール大学の研究者らの研究によると、猫がマタタビを嗅ぐと、ゴロゴロと転がる「マタタビ反応」を引き起こすのは、マタタビのにおいを体に擦りつけるためなのだという(京都大学Science Advances時事ドットコム産経新聞)。

研究ではマタタビ反応を引き起こす原因物質「ネペタラクトール」を発見。この物質を使用してネコの反応を解析したところ、ネコはマタタビ反応を行うことにより、蚊の忌避効果があるネペタラクトールを体に擦り付けていることが分かったとしている。ネペタラクトールを体に塗り付けた猫では、塗り付けてない猫の半分程度まで雌のヒトスジシマカ が止まる数が減少していたことも分かったそうだ。

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ムーンショット型研究開発制度、気象制御技術やテレパシーのように伝える技術が候補に残る

国が進めている「ムーンショット型研究開発制度」で、政府は目標検討チームを公募した中から21チームを採択したと発表した。さらに半年ほどかけて実現性などの検討、最終的には数件に絞り込む予定。正式な目標に設定されると数億円異常の予算がついて実際に研究が行われるという(新たな目標検討のためのビジョン策定(ミレニア・プログラム)についてムーンショット型研究開発事業NHK)。

現在選択されたものの中には、コロナ禍を反映した感染症に関するものや地球環境に関するもののほか、中には「思考転写、合意形成、融和を促進する科学技術により(以下略)」や「サイボーグ技術によって身体を再定義し(以下略)」といったものや「2050年までに、気象を制御(以下略)」といった大胆な内容も含まれている。

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