リーディングビュー

米国が半導体の対中輸出規制を強化。中国の半導体企業勤務者に選択を迫る結果に

米国商務省産業安全保障局(BIS)は10月7日、輸出管理規則(EAR)を改正[PDF]し、中国向けの半導体関連の規制を強化する方針を公開した。新たな規制では、BISが高度なICおよびそれを含むコンピュータ商品、ならびに特定の半導体製造品目に必要な管理を実施するとしており、中国における特定のICの開発または生産を支援する場合、ライセンスが必要になると明示している(ジェトロロイター日経新聞亜州ビジネスTECH+)。

この改正により、米国人(米国市民権や永住権を有する者も含む)が実質的に中国の半導体企業への就労が禁止される状況となり、この影響で、米国籍技術者や米国籍を保有する中国人エンジニアらは帰国か米国籍離脱かの選択に直面、結果として中国半導体企業からの離職が相次いでいるという。亜州ビジネスの記事によれば、仕事はまた探せるが、米国籍をいったん失ったら再申請は難しいことから、中国半導体企業からの離職を選択する人が大半とのこと。

なお、この規制の影響により、Appleは自社製品に中国のメモリチップを使用する計画を保留したと報じられている。Nikkei Asiaの報道によれば、Appleは中国の半導体メーカー長江存儲科技(YMTC)から128層3D NANDフラッシュメモリをiPhoneで使用する計画を進めていた。しかし、この規制により、調達を保留することになったとしている。今後も輸出規制によるさまざまな影響がでると見られている(Nikkei AsiaGIGAZINE)。

あるAnonymous Coward 曰く、

新法において米国国籍を持つ人は
米国商務省産業安全保安局による許可なく
中国国内の半導体製造施設で開発や製造を支援してはならず
実質「今の仕事辞めますか?」「それとも米国人辞めますか?」になるという自体
既に人員引き上げの企業も出ている模様
とはいえ「支援」となれば中国外からのリモート勤務も抵触しかねないため一筋縄ではいかなそうです

# 半導体関連における新規開発案件では草案時点でMADE IN CHINAが消えることになるんでしょうか

情報元へのリンク

すべて読む | ハードウェアセクション | ビジネス | ハードウェア | アメリカ合衆国 | 中国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米政府、NVIDIAとAMDに中露への輸出規制を命じる。AI向け半導体が対象 2022年09月02日
米国が最先端半導体設計EDAツール(CADソフト)の輸出規制 2022年08月20日
米国が中国製バッテリー採用車種への補助金をストップへ。日本車にも影響 2022年08月16日
中国、地政学的緊張下でオープンソース依存の安全性を懸念 2022年06月29日
中国半導体のグレーマーケットが拡大。ロシアが手を出すも不良率が40%に達する場合も 2022年10月21日

  •  

米小学校銃撃事件を「うそ」と否定の司会者、遺族へ約9.65億ドルの賠償判決

米コネティカット州の裁判所は、2021年に起きたサンディフック小学校銃乱射事件を、事件はでまかせだと主張し続けたラジオ番組司会者に対して、約9億6500万ドル(約1416億円)の損害賠償の支払いを命じた(BBC)。

この裁判では被告であるアレックス・ジョーンズに対して、被害者8人の遺族と現場にいたFBIの捜査員が名誉棄損の訴えを起こしていた。被告がラジオ番組等で偽情報を流布し続けた結果、遺族は10年間、嫌がらせや脅迫を受けたりしていたという。被告は8月にはテキサス州の地裁が、同被告に対して告に計4930万ドル(約66億5000万円)の損害賠償と懲罰的損害賠償の支払いを命じている。ジョーンズ被告はアメリカの極右支持者の間で人気があったとされる。

すべて読む | テレビ | 犯罪 | 法廷 | アメリカ合衆国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
小島秀夫氏がフェイクニュース被害。安倍元首相の銃撃事件の犯人扱いに 2022年07月13日
米独立記念日パレードの銃乱射事件で20人以上が死傷 2022年07月06日
黒人男性暴行死事件を受け、ニューヨーク市警察の予算10億ドルを削減へ 2020年07月06日
銃乱射事件の遺族、暴力事件を予防するための遺伝子研究を開始 2013年07月19日
ニューヨークで事件後初の銃規制法成立、オバマ政権も銃規制強化案を発表 2013年01月21日
コネチカット州で計画されていた暴力ゲーム破壊計画が結局中止に 2013年01月15日

  •  

MicrosoftのHoloLensベース軍用ゴーグル、敵に見つかりやすく命にかかわるとの評価も

昨年 Microsoft が米軍と契約した HoloLens ベースの軍用ゴーグル IVAS (統合視覚拡張システム) だが、実用には程遠い状況のようだ (The Verge の記事Ars Technica の記事The Register の記事On MSFT の記事)。

4 月に国防総省監査総監室は IVAS の最低受容レベルが定められていないことから、このままでは総額 218 億 8 千ドルの税金を無駄に使うことになると指摘していた。今回 Bloomberg が閲覧した 79 ページにおよぶ報告書によると、IVAS の使用は頭痛や吐き気、眼精疲労などを引き起こし、ミッションに影響するような身体能力低下につながるという。IVAS がミッションを完了する能力に貢献しないとの意見も多いようだ。

IVAS は地上部隊にヘッドアップディスプレイをもたらすことも期待されているが、Insider への証言者はゴーグルから漏れる光が敵からも見え、自分たちが殺される結果となるかもしれないと述べたとのこと。それでも陸軍では IVAS がハードウェアの信頼性などの面で大幅に改善したと考えているようだ。

すべて読む | ハードウェアセクション | テクノロジー | 軍事 | ハードウェア | マイクロソフト | アメリカ合衆国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米国防総省監察総監室、陸軍の HoloLens 導入計画が 218 億ドル以上無駄にする可能性を指摘 2022年04月30日
Intel、HoloLensで使用されているAtom SoCの出荷を10月で終了 2017年08月14日
マイクロソフト、次世代Hololens向けにAI向け演算プロセッサを開発中 2017年07月26日
「Microsoft HoloLens」開発者版と法人版、国内での予約受付が始まる 2016年12月03日
MicrosoftがHololensの開発者バージョンを北米で販売開始 2016年08月05日
Microsoft、ARヘッドセット「HoloLens」開発者向けプリオーダー受付を開始 2016年03月01日
MicrosoftのHoloLensをISSで活用するプロジェクト 2015年06月28日
Microsoft、メガネ型デバイス「HoloLens」を発表 2015年01月23日

  •  

カリフォルニアでは食料品店でのビニール製野菜袋が2025年から禁止に

カリフォルニア州では、Gavin Newsom州知事が署名した法案により、スーパーマーケットで使用されているロール状の薄いプラスチック製ビニール袋、いわゆる野菜袋を段階的に廃止することが決まった。こうした青果物袋が廃止されるのは全米で初めてだそうだ(MediaNews)。

同州では2025年1月1日までに、これらの袋を再生可能なものか生分解性プラスチック製に交換しなければならないとしている。この法案は、Susan Talamantes Eggman上院議員(民主党)が提出、民主党のほとんどが賛成、共和党のほとんどが反対したものの議会を通過したとしている。

すべて読む | サイエンスセクション | 地球 | アメリカ合衆国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
日本のSDGs達成度、世界19位に低下 2022年06月06日
Samsung、廃棄漁網を原料とした再利用プラスチック素材を開発 2022年02月09日
新内閣に「有料レジ袋」廃止への働きかけなどが出るものの…… 2021年10月11日
パキスタン政府、使い捨てビニール袋を禁止。違反した場合は約70ドルの罰金 2019年08月19日
フランス旅行から米国に帰国した女性、機内で出されたリンゴを持っていたため税関で制裁金処分を受ける 2018年04月28日

  •  

家賃100万円のスラム街

大手IT企業が集まっているシリコンバレーでは、以前からベイエリアなどの地価が高騰し、問題化していた(過去記事その2)。WirelessWire Newsの記事によると、近年こうしたベイエリアのスラム化が進んでいるという。IT企業が高給で世界中からエンジニアを集めた結果、貧富の格差とインフレが生じてしまった。食材も家賃も何もかもが高い一方で、それに見合う収入がないことから、路上を歩いている人の大半がホームレスになってしまっているらしい(WirelessWire NewsTogetter)。

先日、イーロン・マスクが人手不足を補うために人型ロボットを開発したことを発表したが、その一方で街には失業者があふれているという。空港の前でおこなわれているデモでは「One Job should be enough(一つの仕事で充分であるべきだ)」などと書かれていたという。記事ではハイテク帝国の首都とも言えるベイエリアが、まるで滅亡間近のローマや、銀河帝国の首都トランターの街角のように見えてくるとしている。

すべて読む | idleセクション | スラッシュバック | 変なモノ | idle | アメリカ合衆国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Tesla、人型ロボットのプロトタイプを公開 2022年10月05日
カリフォルニア州から州外への引越しが増え続けている 2022年08月05日
上位のテック企業曰く、PCは生産性で選ばないと損をする 2021年11月29日
Microsoft、大統領選の結果を否定した議員への政治献金を停止するポリシー変更 2021年02月10日
GoogleとAlphabetの従業員が労働組合を結成へ。経営トップへの発言力強化 2021年01月06日
米IT企業のシリコンバレー離れ。移転先の人気はテキサス 2020年12月07日
「カースト差別」がシリコンバレーでも定着していた。シスコの訴訟で浮き彫りに 2020年09月28日
米ビデオゲーム業界は労働に見合う賃金が払われず。都市部家賃がそれを追い打ち 2019年07月11日
シリコンバレーでは4人に1人が飢えに瀕している 2017年12月19日

  •  

一部日本車に米国の25年ルール適用外の動き。三菱デリカや軽自動車などで

米国には古いクルマに対する優遇措置「25年ルール」が存在する。これは製造から25年以上経過した車両に関しては、米国の保安基準を満たしていなくても、輸入や販売、登録が認められる制度。しかしAUTOCAR JAPANの記事によると、米国のメイン州で25年ルールを経て輸入された三菱デリカの登録ができなくなったという騒ぎが出ているという。新規の登録はもちろん、一度登録したデリカに対してもナンバー返納を命じられているそう(AUTOCAR JAPAN)。

25年ルールで連邦政府が輸入を許可しても、公道を走るための登録は個々の州が担当しており、50州それぞれが免許や登録に関する規則を独自に設定することができる。メイン州ではこの制限を三菱デリカに適用、メイン州は、FMVSSステッカーがない車両は公道走行車として登録できないと通知してきたという。具体的な理由ははっきりしないが、メイン州でデリカが登録できなくなったことは確かな出来事だとしている。同様にロードアイランド州では日本の軽自動車の登録を排除する動きがあるという。

すべて読む | アメリカ合衆国 | 交通 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
1シーズン中のF1マシンから出るCO2排出量は全体のわずか0.7%に過ぎない 2021年11月08日

  •  

米 FDA、パッケージに「ヘルシー」と表示可能な食品の新基準案を発表

米食品医薬品局 (FDA) は 9 月 28 日、食品パッケージで栄養価を主張する「ヘルシー (healthy)」という用語について、表示の可否に関する新基準案を発表し、意見募集を開始した (ニュースリリースFDA の解説記事 [1][2]Ars Technica の記事動画)。

現行の「ヘルシー」の定義は1994年に制定されたもので、当時の栄養学と米食生活指針に基づいており、飽和脂肪・総脂質・コレステロール・ナトリウムなどの最大値や、ビタミン・ミネラル・食物繊維・タンパク質などの最小値が定められている。その結果、現在の食生活指針で推奨されているナッツ類やサーモン、アボカド、オリーブ油などの脂肪を多く含む食品には「ヘルシー」と表示できない。

このような定義の問題点は 2015 年、パッケージに「ヘルシー」と表示したナッツバーのメーカーに FDA が警告状を送ったことから注目を浴びることになる。米国では 2016 年に栄養表示基準が改定されており、FDA は「ヘルシー」の表示基準に関する意見募集や公聴会の開催を行っていた。その成果はこれまで具体化されていなかったが、ホワイトハウスが飢餓と栄養摂取、健康に関する国家戦略を発表するのに合わせて新基準案が発表されたようだ。

FDA の新基準案で「ヘルシー」と表示するには果物や野菜、穀類、タンパク質、乳製品などの食品グループの食品を一定量以上含む必要があり、過剰な飽和脂肪・ナトリウムを含む食品や過剰に加糖された食品は除外される。これにより、ナッツ類やサーモン、アボカド、オリーブ油などにも「ヘルシー」と表示することが可能となり、基準値を超えて加糖されたシリアルやヨーグルトでは表示できなくなる。また、これまで「ヘルシー」と表示できなかった飲料水 (炭酸入りを含む) でも表示可能になるとのこと。意見募集は 12 月 28 日まで。

すべて読む | サイエンスセクション | スラッシュバック | サイエンス | 医療 | アメリカ合衆国 | 政府 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
太っていたら十分な運動をしてもやっぱり不健康という研究結果 2021年01月26日
米バークレー市議会、レジ前のジャンクフード陳列を禁ずる条例案を可決 2020年09月26日
「高度に加工された食品」である代替肉は健康に良いのか 2019年09月02日
肥満でも他のメタボリックリスクがなければ早期死亡リスクは大きく上昇しないとの研究結果 2018年07月14日
米調査、職場で無料提供される飲食物が不健康な食生活の原因になるとの結果 2018年06月16日
ダークチョコレートの健康増進効果が広く信じられるようになったのは、チョコレート産業が学術研究に資金を投入し続けた成果? 2017年10月22日
「ヘルシー」な食品ってどんなもの? 2017年02月19日
「健康な食事」表示制度、「米の消費が落ち込みかねない」として見直しへ 2015年03月24日
WHO、糖類の摂取量に関する新ガイドラインを発表 2015年03月07日
米政府、健康への影響が懸念される栄養素からコレステロールを除外する見通し 2015年02月14日
「タンパク質の風味」がする加工食品、肥満の原因として指摘される 2014年04月30日

  •  

アメリカ自動車協会、自動緊急ブレーキは役に立たない場面が多いと主張

【お知らせ】
スラドのインデックス生成が 2 日未明から停止している。スラドの皆さんにはご迷惑をおかけするが記事自体は更新しているので、スラド検索ページまたはテスト版システムRSS などから最新記事を取得していただきたい。 追記: 15:55 復旧した模様。

アメリカ自動車協会が 9 月 29 日、自動緊急ブレーキ (AEB) の制動実験結果を公表し、実際に AEB が有用な状況は限定的だと主張している (ニュースリリースThe Verge の記事リポート: PDF動画)。

実験は時速 30 マイルまたは 40 マイルで走行中に前方で停止している車への追突回避と、交差点で前方に進入してくる車への側面衝突 (T-bone) 回避、左折時の対向車との前方衝突回避が AEB により実現できるかどうかを確かめるものだ。実験に使われたのはいずれも 2022 年式で、Chevrolet Equinox LT と Ford Explorer XLT、Honda CR-V Touring、Toyota RAV4 LE の 4 車種。

時速 30 マイルでは 20 回のテスト走行で 17 回 (85 %) の追突を防ぎ、衝突時の速度は 86 % 減少。時速 40 マイルの場合は 20 回中 6 回 (30 %) の衝突を防ぎ、衝突時の速度は 62 % 減少した。一方、側面衝突と前方衝突は 1 回も回避できず、ドライバーへの警告や速度低下は実行されなかったという。

ただし、米国家運輸安全委員会 (NHTSA) は AEB を追突回避のための技術と位置付けており、進路を横切る形で進んでくる車との側面・前方衝突回避は目的外となる。また、追突回避試験が義務付けられている速度は時速 12 ~ 25 マイルだという。そのため、AAA では自動車メーカーに対し、より安全面での利点が大きい先進運転補助システム (ADAS) 開発への投資を続けるよう勧告している。

なお、The Verge の記事は 1 週間前にいったん公開されたが、フライング公開だったのか直後に非公開となり、9 月 29 日に再公開された。

すべて読む | ハードウェアセクション | テクノロジー | ハードウェア | アメリカ合衆国 | 交通 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Tesla 車のファントムブレーキング問題、引き続き増加 2022年06月04日
先進運転支援システム、センターラインをはみ出した対向車や横断する自転車を検出できないものも 2022年05月20日
米国家運輸安全委員会、新車安全性評価で車外の道路利用者の安全性も対象にする計画 2022年03月06日
ホンダ車もファントムブレーキングで米国家運輸安全委員会の調査対象に 2022年03月01日
Tesla 車で急増するファントムブレーキングに関する苦情 2022年02月05日
自律走行車が人間のドライバーをモデルに開発される限り、米国で発生する事故の3分の1程度しか回避できないという試算 2020年06月07日
高度な運転支援システムはドライバーをダメにする? 2019年12月25日
死亡事故が発生したUberの自動運転システム、識別された物体の種類が変わるたびに履歴が破棄されて歩行者の進行方向が予測できなかった 2019年11月09日
ほとんどの運転手は車の安全システムを理解しないまま使っている 2018年10月02日

  •  

米ノースロップ・グラマン、米次期大型爆撃機B-21レイダー 12月第1週招待者限定初披露予定

米国の新型ステルス爆撃機「B-21 レイダー」は、開発がおこなわれていることや、型式番号・機体名などは公開されていたものの、その詳細に関しては未発表だった。開発元であるノースロップ・グラマンはこのB-21に関して12月の第1週に除幕式をおこない、一部の関係者向けに公開されることを告知した。B-21は、現在使用されているB-1およびB-2爆撃機の後継に当たる機体。B-21は現在、6機の試験機が地上でテストされている状況にある。B-21の初飛行は2023年に予定されているとのこと(ノースロップ・グラマンリリース米空軍実験とCAEとはかせ工房)。

すべて読む | 軍事 | アメリカ合衆国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米空軍の戦略爆撃機「B-1」および「B-2」、2020年代後半ごろより退役へ 2018年02月21日

  •  

米宇宙軍が公式軍歌制定公表。なおあまり受けていない模様

2019年12月20日に発足したアメリカ宇宙軍が20日に、公式ソングである「Semper Supra」を公開した。軍隊の各支部には価値、伝統、文化を表すものとして公式の歌が用意されており、新たに設立された宇宙軍にも公式ソングが用意されたそうだ。Semper Supraの曲はこちらから聞くことができる(YouTube)。曲名の「Semper Supra」はラテン語で「Always Above(いつでも上に)」を意味する宇宙軍のモットーから名付けられたという。ただメロディや歌詞がコテコテなUSA感があることから、ネット上でも評判はいまいちなようだ。GIGAZINEに掲載されている歌詞と日本語訳は以下の通りとなっている(アメリカ宇宙軍GIGAZINE)。

We're the mighty watchful eye,
(我らは強大な見張りの目)

Guardians beyond the blue,
(青空の向こうのガーディアン)

The invisible front line,
(目には見えない最前線)

Warfighters brave and true.
(勇敢なるまことの戦士たち)

Boldly reaching into space,
(大胆不敵に宇宙に乗り出す)

There's no limit to our sky.
(我らの空に限りなし)

Standing guard both night and day,
(昼も夜もたゆまず見張る)

We're the Space Force from on high
(我らは高みの宇宙軍)

すべて読む | サイエンスセクション | 軍事 | 宇宙 | アメリカ合衆国 | 音楽 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Merriam-Webster に「omakase (お任せ)」が追加される 2022年09月18日
Minotaur II+ ロケット、打ち上げから 11 秒後に爆発 2022年07月10日
NASA の惑星防衛実験ミッション DART、打ち上げ成功 2021年11月26日
米宇宙軍、正装用とトレーニング用制服の試作品を公開 2021年09月29日
中国・長征5号Bのコアステージ、5月8日に再突入へ。米ロが追跡中 2021年05月06日

  •  

アメリカン航空、飛行中に PA からうめき声のような異音がたびたび流れる

あるAnonymous Coward 曰く、

9 月 6 日のロサンゼルス発ダラス行きアメリカン航空便で、アナウンスシステムから繰り返し異音が流れるトラブルがあった。これが男性の呻き声に聞こえることから、心霊現象か、それともイタズラ目的のハッキングかと話題になっている (Waxy.org の記事Los Angeles Times の記事Emerson Collins 氏のツイート [1][2])。

アメリカン航空の社内伝言板には乗務員が数週間前に体験したこととして似た事例が投稿されていた。このときには客室とコックピットとの通話インターホンに障害が発生。客室側・コックピット側の双方とも通話を求めていないにも関わらずコールが続き、出てみると受話器からは息遣いのような音が聞こえたそうだ。その後、客室内に男性の呻き声のような異音が流れ始めたという。

結局、同便のフライト中に異音は解消しなかった。アメリカン航空の広報担当は「エンジン稼働時における PA システムのアンプの機械的故障が原因」と調査結果を伝えているが、異なるフライトにおける事例 (※) に対して「同じ機体だったのか」という質問には回答しなかった。

また PA システムは有線であるからハッキングの可能性は低いという意見がある一方で、客室内に点在する医療用インターコム (客室から地上の医療関係者と連絡を取るためのもの) のジャックを利用すれば実現できるのではないかとの考察もある。コックピットを経由する通信のため誰にも見つからずにジャックにアクセスできればよいというわけでもないようだ (※※)。

機内の様子を撮影した Emerson Collins 氏によれば、飛行中にトイレや客席を見て回ったが、イタズラをほくそ笑んでいそうな人は見当たらなかったとのこと。

編注
※ 9 月 18 日のサンタアナ発ダラス行きアメリカン航空 1631 便でも同様の現象が報告されている
※※ 地上から医療専門家の指示を受けるためのインターコムが PA につながっているとは信じがたいとの意見も見られる

なお、同便は機内エンターテインメントシステムが搭載されていない機材を使用していたとのことだ。

すべて読む | アメリカ合衆国 | 交通 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
アメリカン航空、Boom Supersonic製の超音速旅客機を20機購入 2022年08月24日
FBI と FAA 曰く、ロサンゼルス上空で目撃されたジェットパックの男は風船だったと考えるのが現実的 2021年11月06日
ユナイテッド航空、ワイヤレスヘッドフォンを接続可能な機内エンターテインメントシステムの導入を進める 2021年07月03日
エチオピア航空のパイロット、目的地と間違えて開港前の新空港に着陸 2021年04月07日
アメリカン航空、全座席の割り当てを再開 2020年07月03日
機長のコーヒーがこぼれて緊急着陸したエアバスA330 2019年09月15日
キャセイパシフィック航空、機内監視カメラで乗客を撮影するとプライバシーポリシーに明記 2019年08月12日
ユナイテッド航空、プライバシーが懸念されていた機内エンターテインメントシステムのカメラにシールを貼る 2019年04月30日
米空港パブリックWi-Fi危険度ランキング、1位はサンディエゴ 2018年07月22日
アメリカン航空、パイロットのスケジュール管理システムの不具合でパイロット不足に 2017年12月05日
HEL行き666便、13日の金曜日最後のフライトを終える 2017年10月15日
アメリカン航空2214便、ぬかるみにはまって立ち往生 2017年06月08日
13日の金曜日、13番ゲートを出発した666便がHELに到着 2017年01月19日
パナソニック、同社製機内エンターテインメントシステムの脆弱性で旅客機乗っ取りが可能になるという主張に反論 2016年12月23日
アメリカン航空2310便、バードストライクでノーズに直径60cm近いへこみ 2016年05月01日
アメリカン航空、ハワイへのフライトで間違ったA321型機を使用 2015年09月19日
アメリカン航空136便、Wi-Fiアクセスポイントの名前が原因で17時間遅れる 2014年11月01日

  •  

米刑務所で「サメのかぞく」を繰り返し聴かされる拷問で受刑者が死亡

米国で童謡を無限ループで強制的に聞かされる「拷問」を受けたとされるジョン・バスコ受刑者が、死亡した状態で発見されたと報じられている(ニューズウィーク日本版)。

亡くなった受刑者は麻薬密売の容疑で8日に米国オクラホマ州刑務所に収監されていた。収容されてから3日後となる11日午前3時50分ごろ意識を失った状態で発見されたという。暴行を受けた形跡はなかったという。収監されたオクラホマ州刑務所では今年だけで死者が続発しており、ジョン・バスコ受刑者は14番目の収監者だったという。

受刑者は死亡前に「刑務官2人に、後ろ手に手錠をかけられた状態で童謡を繰り返し聞かされる拷問を受けた」としており、オクラホマ州当局を告訴していたという。同刑務所では2019年から継続してこうした行為がおこなわれていたとされる。なお童謡は4時間ほど聞かされ、その音は廊下全体に響くほど大きかったとしている。

すべて読む | 犯罪 | スラッシュバック | アメリカ合衆国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ロシア側兵士がウクライナ兵捕虜を去勢 2022年08月03日
オランダで、コンテナの中に作られた「拷問部屋」が押収される 2020年07月09日
ロシアの宇宙飛行士曰く、ISS空気漏れの原因となったソユーズの穴に関する尋問や拷問はまだ受けていない 2018年12月31日
サウジアラビアの反政府ジャーナリスト失踪事件、Apple Watchのデータに注目が集まる 2018年10月15日
Cellebriteから顧客情報が流出、ロシアやトルコなどの政府機関に販売していた可能性も指摘される 2017年01月14日

  •  

米連邦通信委員会、地球低軌道の人工衛星について運用終了後 5 年以内の軌道離脱義務付けを提案

米連邦通信委員会 (FCC) 委員長のジェシカ・ローゼンウォーセル氏は 8 日、地球低軌道 (LEO) の人工衛星について運用終了後 5 年以内の軌道離脱を必須とする「報告と命令」の草案を公表した (草案ダウンロードページArs Technica の記事The Register の記事)。

現在のところ、LEO の人工衛星は運用終了から 25 年以内に軌道離脱させることが推奨されている。しかし、このルールは NASA が 1990 年代に提案して各国の宇宙機関が取り入れたもので、4,800 基以上の人工衛星が運用されている現状にそぐわないものになっている。

新しい「5 年ルール」は LEO の人工衛星運用終了後、5 年以内に非制御の大気圏再突入を行って廃棄することを義務付けるものだ。米国で免許を受けた人工衛星および、米国外で免許を受けて米国でサービスを提供する人工衛星が対象となる。

FCC では 29 日に採決を予定しており、承認されれば非静止軌道の人工衛星運用者に運用終了後の廃棄を義務付ける初のルールとなる。

すべて読む | サイエンスセクション | 地球 | ビジネス | サイエンス | 宇宙 | アメリカ合衆国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
SpaceX の巨大なスペースデブリ、オーストラリアの農場に突き刺さる 2022年08月07日
中国のロケット1段目が制御されないまま地球に落下 2022年08月01日
Minotaur II+ ロケット、打ち上げから 11 秒後に爆発 2022年07月10日
NASA、衛星コンステレーションがミッションに影響する可能性を懸念 2022年02月13日
SpaceX、打ち上げ直後の Starlink 衛星の大半を磁気嵐で失う 2022年02月12日
ロシアが衛星破壊実験を実施。約1500個のスペースデブリが発生 2021年11月17日
国際宇宙ステーションに「宇宙ゴミ」が衝突、カナダ管理のロボットアームが損傷 2021年06月04日
中国のロケット長征5Bの残骸はインド洋に落下へ。日本でも目撃される 2021年05月11日
中国・長征5号Bのコアステージ、5月8日に再突入へ。米ロが追跡中 2021年05月06日
OneWebとStarlink、軌道上での衝突を回避していた 2021年04月12日
正常に軌道離脱しなかったFalcon 9ロケット第2段の圧力容器、燃え尽きずに農場へ落下 2021年04月06日
NASA、衛星コンステレーションによるブロードバンド計画に関する意見書をFCCに提出 2020年11月05日
国際宇宙ステーション、スペースデブリ回避のため今年3回目のスケジュール外軌道上昇を実施 2020年09月26日
ESA、人工衛星と巨大コンステレーションの衝突を回避するためのマヌーバーを世界で初めて実行 2019年09月06日
インドの人工衛星破壊で生まれたデブリ、国際宇宙ステーションのリスクとなる 2019年04月08日
インド、ミサイルによる衛星破壊実験に成功。スペースデブリを生む行為に批判も 2019年03月30日

  •  

デスバレーで摂氏53度を記録

暑いことで知られる米国の「デスバレー国立公園」のファーナスクリークで、気温が9月1日に摂氏53度を記録したことが報じられている。この気温は9月の記録としては最も暑いものとなったという。デスバレー国立公園の広報担当者によると地面の温度は摂氏で93.9度にも達したそうだ。これまで地球上で記録された最高気温は、デスバレーで1913年7月10日に記録された華氏134度(摂氏56.7度)となっている(CBSNEWSららら)。

すべて読む | サイエンスセクション | 地球 | アメリカ合衆国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
最高気温40℃以上は「酷暑日」、最低気温30℃以上は「超熱帯夜」 2022年08月04日
カナダ西部の記録的熱波でムール貝が大量死。今年も猛暑による影響が世界各地で 2021年07月14日
静岡県浜松市で17日、日本の観測史上最高気温に並ぶ41.1℃に 2020年08月18日
ペルシャ湾岸地域、高温多湿化によって30年後には人間が住めなくなるかもしれない 2015年11月12日

  •  

米で1歳児にヴィーガン食を強いて死亡させた母親に対して終身刑の判決

米フロリダ州で完全菜食主義者の母親が、生後18か月の息子に生野菜と果物しか与えず栄養失調で死なせた事件が2019年に起きていた。この母親は 第一級殺人と加重児童虐待、育児放棄、加重過失致死など6つの罪で起訴されていたが、このたび終身刑が言い渡されたそうだ。息子にも母乳以外は自分たち大人と同じ完全菜食主義の食事しか与えず、亡くなった時の体重は生後7カ月の一般的な乳児と同程度の8キロほどしかなかったとしている(NBCNEWS女性自身日刊スポーツ)。

すべて読む | 法廷 | アメリカ合衆国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
「ヴィーガン給食」を採り入れた公立小学校 2021年11月12日
アメリカの食品会社、「キムチジュース」を売り出す 2017年06月20日

  •  

米政府、NVIDIAとAMDに中露への輸出規制を命じる。AI向け半導体が対象

NVIDIAは8月31日(現地時間)、米国政府から人工知能向けGPU2種に関して、中国とロシアへの輸出を事実上停止するよう命じられたことを明らかにした。輸出停止となるのは「A100」と「H100」。NVIDIAが証券取引委員会(SEC)へ提出した資料により判明した(CNETテレ東BIZ[動画]GIGAZINE)。

米国政府はこれらの製品が中国やロシアの「軍事関連の最終用途」「軍事関連の最終使用者」にされるリスクに対処するための措置だとNVIDIA側に説明しているという。NVIDIAは今四半期に中国向けの販売で約4億ドル(約560億円)の売上高を見込んでいたが、これに影響する可能性がある。この発表を受けて同社の株価は、7.7%の下落となったと報じられている。AMDに対しても同様の規制がおこなわれたとされ、AMDの株価も一時7.5%安となったとされている(ProtocolBloomberg)。

すべて読む | 軍事 | 政治 | アメリカ合衆国 | 中国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米国が最先端半導体設計EDAツール(CADソフト)の輸出規制 2022年08月20日
中国、地政学的緊張下でオープンソース依存の安全性を懸念 2022年06月29日
GitHubがロシアからのアクセス遮断を拒否「私たちのビジョンは全ての開発者のホームになること」 2022年03月04日
Xiaomi、米輸出規制対象国で端末のアクティベーションロックを開始したとの報道を否定 2021年09月15日
ソニーとキオクシア、米国当局に半導体の輸出許可を申請へ 2020年11月04日

  •  

アメリカで6分の1の世帯が公共料金を滞納中

Bloombergの記事によれば、米国では公共料金を滞納している世帯が全世帯の約6分の1に相当する約2000万世帯にのぼるという。コロナ禍以降、経済的に苦しい家庭が増えており、全米エネルギー支援協会(NEADA)は記録上最悪の状況だと話しているという。背景には、天然ガス価格上昇に伴う電気料金の高騰があるとされる。記事で例に上げられている家庭では電気代がここ1年でほぼ倍増しているという(Bloomberg)。

エネルギー関係の値上がり関しては欧州ではさらに深刻ではあるものの、補助金などの支援がおこなわれていることから影響は抑えられている。しかし、米国では相変わらずガソリン価格が懸念の中心で、電気代金に関しては欧州と同様の規模の支援策などに関しては協議も進んでいないとのこと。

すべて読む | ハードウェアセクション | ニュース | 電力 | アメリカ合衆国 | お金 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
電力大手、法人契約の新規受け付け再開へ。新電力難民対策 2022年08月08日
電池交換式小型貨物BEVの開発へ。バッテリの規格化 2022年08月02日
エアコン室外機設置工事中、客がプラグをコンセントに接続する電気事故 2022年07月27日
北海道と首都圏結ぶ海底送電線を整備へ、10年後に200万kW 2022年07月15日

  •  

トランプ前大統領家宅捜索のきっかけ、公文書館とのやりとりから

あるAnonymous Coward 曰く、

朝日新聞の記事によると、米連邦捜査局(FBI)がトランプ前大統領の家宅捜索を行い、多数の機密文書が押収された問題は、きっかけは、トランプ前大統領が退任1年後になって、「最高機密」を含む100件以上(計700ページ以上)の機密文書を含む公文書を米国立公文書記録管理局に返還したことだったそうだ。

FBIは退任後1年も経ってから大量の機密文書が見つかった事実を重視し、家宅捜索を行ったらしい。この家宅捜索に対し、トランプ氏の弁護団は捜査を差し止める申し立てを行ったようだ。

Bloombergの記事によれば、15箱分のファイルが米国立公文書館に対して今年1月に返却されているが、その中には「トップシークレット」を含む合計700ページほどの機密文書が存在していたのだという(Bloomberg)。

すべて読む | アメリカ合衆国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
トランプ米前大統領の家宅捜索、最高機密を含む機密文書多数が押収される 2022年08月15日
米連邦捜査局、トランプ前米大統領の自宅を捜索 2022年08月10日

  •  

アメリカン航空、Boom Supersonic製の超音速旅客機を20機購入

アメリカン航空は、米新興航空機開発製造会社「Boom Supersonic(ブーム・スーパーソニック)」が開発している超音速旅客機「Overture(オーバーチュア)」20機を購入すると発表した。最初の20機についてはすでに返金不可の手付金を支払った模様(アメリカン航空リリースImpress WatchHYPEBEAST.JPAviationWire)。

今年7月にロンドン近郊で開かれたファンボロー航空ショーでの発表では、Overtureではアフターバーナーを使わずに超音速を実現するいわゆるスーパークルーズに対応する。米ノースロップ・グラマンとの提携も発表している。ただエンジンに関しては当初計画の3基から4基に増やすなどの変更がされたようだ。離陸時には、世界初の自動騒音低減システムを採用することで、世界初の超音速旅客機であるコンコルドで問題となった騒音レベルを低減するとしている。

Boom Supersonic製のこのOvertureに関しては、2021年6月にユナイテッド航空が15機を購入する契約を結んでいる。Boom SupersonicとはJALも2017年に資本業務提携を締結。2020年代半ば以降に20機の購入を計画しているという。

すべて読む | テクノロジー | ビジネス | アメリカ合衆国 | 交通 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
NASA、テキサス上空で「静かな超音速機」の公開実験を11月に開催 2018年07月07日
コンコルド以来となる新たな超音速旅客機の試作機が公開される 2016年11月22日
NASA、低騒音・低ソニックブーム旅客機の試作をロッキード・マーチンに発注 2016年03月05日
JAXA、ソニックブームを低減する技術を開発 2015年10月28日
ロンドン・ニューヨーク間を3時間で飛行できる超音速旅客機 2015年07月17日

  •  

米国が最先端半導体設計EDAツール(CADソフト)の輸出規制

米国商務省産業安全保障局(BIS)は14日、輸出管理規則(EAR)の内容を一部改定し、半導体関連の技術などを輸出管理対象に加えると発表した。中国をはじめとする特定国が対象となる(JETROTECH+PC Watch)。

3種類の先端半導体技術を輸出管理対象に加える。具体的にはウルトラワイドバンドギャップ半導体の製造に使用される2種類の基質である「酸化ガリウム(Ga2O3)」と「ダイヤモンド」が8月15日付で輸出管理対象となった。これにGAAFETを搭載した集積回路を開発するために設計されたECADソフトウェアとなっている。なおECADソフトの規則改定に関しては、施行日は官報公示日から60日後の10月14日が予定されている。

また半導体以外の分野では、ロケットや超音速システムの燃焼器に応用可能なPGC(圧力利得燃焼)技術も輸出管理対象になったとのこと。

あるAnonymous Coward 曰く、

GAAFET(Gate-All-Around FET)搭載集積回路の開発用、すなわち最先端のLSI設計用のCADツールの輸出規制が始まることになります。この分野では米国企業が圧倒的に強いので、米国が本気で中国のLSI開発を潰しにきたという感じです。規制の解釈によってはレイアウト・ツールだけでなくシミュレータやマスク・データ作成ツールなども引っかかる可能性があります

すべて読む | ビジネス | 政治 | アメリカ合衆国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
中国、地政学的緊張下でオープンソース依存の安全性を懸念 2022年06月29日
GitHubがロシアからのアクセス遮断を拒否「私たちのビジョンは全ての開発者のホームになること」 2022年03月04日
Xiaomi、米輸出規制対象国で端末のアクティベーションロックを開始したとの報道を否定 2021年09月15日
半導体製造装置市場、スーパーサイクルと呼ばれる活況に 2021年02月06日
ソニーとキオクシア、米国当局に半導体の輸出許可を申請へ 2020年11月04日

  •  
❌