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JAXA、2016~2017年に行われた閉鎖環境研究での「不適切行為」で古川宇宙飛行士らを処分

11月25日、JAXAは6年前に実施された「長期閉鎖環境(宇宙居住環境模擬)におけるストレス蓄積評価に関する研究」で研究データのねつ造や改ざんにあたる行為があったことを発表した。問題となったのは古川聡宇宙飛行士が研究代表者を務めた研究で、古川飛行士の直接的な関与はないものの、監督責任を問い処分する方針としている(JAXA報告書Yahoo!ニュース個人朝日新聞産経新聞TBS NEWS DIG)。

あるAnonymous Coward 曰く、

不適切行為」が確認されたのは、スラドでも2015~2016年にかけて募集記事が掲載された「長期閉鎖環境(宇宙居住環境模擬)におけるストレス蓄積評価に関する研究」(過去記事その2その3)。この研究は一般からも注目を集め約1万1000人が応募、40名が参加するものとなったが、報告書によれば2017年に、捏造や改竄ととられかねない杜撰なデータ管理や、心理状態の変化を測定するとしながら評価基準を定めないまま研究を開始していたといった問題点が多数露見、最終的に2019年に研究が打ち切られたとのこと。研究の責任者としては3名が名を連ねており、そのうち1名は古川宇宙飛行士であったことから、大きく注目を集める事態となっている。

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日本初の月面着陸を目指した探査機「OMOTENASHI」、通信安定せず着陸断念

先日、NASAのSLSで打ち上げられた日本の探査機「OMOTENASHI」(オモテナシ)だが、JAXAは月面着陸への挑戦を断念したと発表した。OMOTENASHIは日本初の月面着陸を目指していた。しかしOMOTENASHIと地上との通信が安定しない状況が続き、太陽電池パネルが光を受けられないことから、月に向けた軌道修正などが行えない状況になっていたという。このため22日未明にかけて計画していた月面着陸への挑戦を断念したとしている(NHKNHKその2)。

JAXAによれば「着陸に入る前の挑戦断念で、失敗以上の失敗だった」とし想定外の事態だったそうだ。探査機は引き続き復帰作業を継続、宇宙空間における放射線量の計測といった月面着陸以外のミッションの遂行を目指す方針であるとしている。

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日本人宇宙飛行士搭乗など、月周回有人拠点ゲートウェイのための日米間の協力に関する実施取り決め

文部科学省は 18 日、月周回有人拠点「ゲートウェイ」のための日米間協力に関する実施取り決めに永岡桂子文部科学大臣と NASA のビル・ネルソン長官が署名したと発表した。署名後、国際宇宙ステーション (ISS) の 2030 年までの運用延長に政府として参加することも公表された (文部科学省の発表 [1][2]JAXA のニューストピックス)。

これについて あるAnonymous Coward 曰く、

今回合意されたのは ISS とアルテミス計画の以下の4項目のようだ。日本人の月面着陸については未定となっている (毎日新聞の記事産経ニュースの記事)。

  • ISS 運用への 2024 年以降の参加
  • 月ゲートウェイのバッテリーや生命維持装置などの提供
  • 月ゲートウェイへの補給船による物資輸送
  • 月ゲートウェイに日本人宇宙飛行士 1 名が搭乗

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H3ロケットの燃焼試験 (CFT) が終了、年度内の打ち上げに前進

JAXAは7日、H3ロケット初号機の「実機型タンクステージ燃焼試験」(CFT)を実施した。試験は無事に終了したとのこと。H3の初打ち上げは2年ほど遅延しているが、先のCFT終了に伴いほぼ全ての試験が完了、打ち上げを待つ状態となったようだ(TECH+NHKTBS NEWS DIG)。

あるAnonymous Coward 曰く、

今回行われたのは発射台で実際のロケットにメインエンジンを取り付けて燃焼させる「実機型タンクステージ燃焼試験」(CFT)。機材のトラブルから試験開始は遅れたものの、エンジンは無事25秒間の燃焼を完了した。データの確認はこれからだが、CFTが終われば次は打ち上げとのことで、年度内の初号機打ち上げに向けて弾みがつきそうである。

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イプシロンロケット6号機、2段目姿勢制御装置に異常。H3に同型の部品を使用

先日、打ち上げに失敗したイプシロンロケット6号機だが、JAXAが18日、文部科学省の部会で原因についての説明をおこなった。JAXAの説明によると、6号機は2段目と3段目の分離可否判断の時点で目標姿勢からズレが生じており、地球を周回する軌道に投入できないと判断され、離陸後6分28秒後に飛行中断に至ったとしている(JAXAプレスリリース毎日新聞時事ドットコムYahoo!ニュース個人)。

失敗の原因に関しては第2段エンジンの姿勢制御装置「RCS」の一つに異常が起きていたという。ロケット第2段に搭載された2系統の姿勢制御機器「RCS」の一方で推進薬が正常に流れず、機体が目標の姿勢から大きく傾いたことから飛行中断に至ったとしている。現在開発中の次世代ロケット「H3」では同型の部品を使っており、開発に影響することが懸念されている。

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JAXAのイプシロン6号機、打ち上げ失敗 2022年10月13日
イプシロンで衛星打ち上げ、民間から初受注 2022年04月20日

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JAXAのイプシロン6号機、打ち上げ失敗

12日午前9時50分、鹿児島県で打ち上げられた国産小型ロケット「イプシロン」6号機の打ち上げが失敗した。打ち上げ直後にロケットに異常が発生したため、指令センターから破壊指令を送られ処理がおこなわれた。6号機では初の商業衛星2基を含む研究用衛星8基を載せていた。イプシロンの初の打ち上げ失敗は今回が初めて。JAXAが打ち上げを失敗したのは2003年の「H2A」6号機以来の2003年以来で19年ぶり(NHK日経新聞朝日新聞)。

JAXAの打ち上げ責任者を務める布野泰広理事は12日の記者会見で「期待に応えられず、深くお詫びします」と謝罪した。失敗の原因は調査中だとしている。6号機は宇宙ビジネスの発展の役割を期待されていただけに、今後のJAXAの宇宙ビジネスに影響する可能性があるもある(ITmedia)。

あるAnonymous Coward 曰く、

今回の打ち上げでは、イプシロンとして初めて商業衛星も搭載していたということでなおさら残念である。JAXAのロケットの打ち上げ失敗は2003年のH-IIA 6号機以来で、その後は50回以上失敗は無かった。現行のイプシロンは今回が最後の打ち上げで、来年からは改良型の「イプシロンS」ロケットとなる予定だったため、そちらに合わせて今回の対策も入ることになるだろう。

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H3ロケットのエンジン改修に目処、2022年度内に初打ち上げへ

JAXAは次期主力ロケット「H3」について、メインエンジンの開発の見通しが立ったとして、今年度中の初号機打ち上げを目指すと発表した。「H3」は「H2A」の後継機として開発中だったが、メインエンジンの不具合が原因で、2020年度の打ち上げ計画から2度ほど延期、その後は具体的な打ち上げの目標時期は示していなかった。11月に予定する実機での燃焼試験を経て判断するが、現時点ではエンジンの試験は順調だという。9月1日に記者会見した岡田匡史プロジェクトマネージャは「エンジン問題へのある程度の見通しが立った」と話している(H3ロケット開発状況に関する記者説明会NHK日経新聞)。

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「レディース服にポケットがない!」の声。国内主要ブランドに問い合わせも

ポケットを備えたレディース服の需要は以前からあったものの、こうした機能を備えた製品はなかなか存在しないことが、SNS上では以前から指摘されていたそうだ。歴史的に女性らしいシルエットを重視したデザインの服飾が多く、大きいもしくは深いポケットなどを備えた製品は非常に少ないのだという。この話題を取り上げているねとらぼとJ-CASTの記事ではそうなった歴史的な経緯と現時点での不満意見などが掲載されている(ねとらぼJ-CAST)。

こうした意見は国内外で出ていることから、ねとらぼ編集部がアパレルメーカー各社に問い合わせをおこなったという。記事で名前が挙がったのは「ユニクロ」「アダストリア」「洋服の青山」「無印良品」「ワークマン」「ワールド」「オンワードホールディングス」「しまむら」となっている。多くは実質無回答であだったり、回答そのものがなかったりする例が多かった。ただビジネス系の洋服を展開している青山やワークマンに関しては、需要に応じた具体的な対応を行っているとの回答があったようだ。

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JAXA、スクラムジェットエンジンによる超音速燃焼飛行試験に成功

JAXA は 24 日、観測ロケット S-520-RD1 の超音速燃焼飛行試験を内之浦宇宙空間観測所で実施した (プレスリリースNHK ニュースの記事MBC ニュースの記事)。

S-520-RD1 実験は防衛装備庁安全保障技術研究推進制度で 2017 年度に採択された委託研究「極超音速飛行に向けた、流体・燃焼の基盤的研究」を受けたもので、JAXA は音速の 5 ~ 6 倍以上の極超音速でも使用可能な空気吸い込みエンジン (スクラムジェットエンジン) を研究している。

打ち上げが行われたのは日本時間 7 月 24 日 5 時 0 分 0 秒。ロケットは正常に飛翔し、打ち上げ 206 秒後に最高高度 168 km へ到達、412 秒後に内之浦南東海上へ落下した。これにより観測ロケット S-520-RD1 実験は終了となった。

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はやぶさ2プロジェクトは終了、新たに「はやぶさ2#」へ

JAXAは、はやぶさ2プロジェクトを6月30日に解散すると発表した。体制を見直して若手を中心とした新チームに移行する。新チームでは2031年に別の小惑星を目指す計画で、名称を新たに「はやぶさ2拡張ミッション(Hayabusa2 extended mission)に変更し、今後も研究を継続するとしている。新チームはその下の宇宙科学研究所に置き、人員と予算規模を縮小することになるという。(小惑星探査機「はやぶさ2」記者説明会[PDF]毎日新聞産経新聞)。

またこれに合わせてチームの名称も「はやぶさ2拡張ミッションチーム(Hayabusa2 extended mission team)に、ミッションの愛称に関しても「はやぶさ2#、Hayabusa2# (読み方:ハヤブサ・ツー・シャープ)」に変更されるとのこと。

tori_sanpo 曰く、

持ち帰ったサンプルの分析はこれからもずっと続きますが
探査機としての「はやぶさ2」プロジェクトは終了し
これからは
・新たな天体探査
・「はやぶさ2」成果の学術価値促進・発展
を目的とした「はやぶさ2#」プロジェクトへ

• 正式な名称
  はやぶさ2拡張ミッション、Hayabusa2 extended mission
• 探査機名称
  小惑星探査機「はやぶさ2」、Asteroid Explorer “Hayabusa2”
• チームの名称
  はやぶさ2拡張ミッションチーム、Hayabusa2 extended mission team
• ミッションの愛称
  はやぶさ2#、Hayabusa2# (読み方:ハヤブサ・ツー・シャープ)
  半角文字で表記するときには#(番号記号、パウンド、ハッシュ)を使う。
  全角文字で表記する場合は♯(シャープ記号)でも#(番号記号)でもよい。
  #(SHARP)=Small Hazardous Asteroid Reconnaissance Probe
  (地球に衝突する可能性がある小さいが危険な小惑星を調査する探査機の意)

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宇宙飛行士の野口聡一氏が6月1日付けでJAXAを退職へ

宇宙飛行士の野口聡一氏が6月1日付けでJAXAを退職する。25日午後、記者会見をおこない発表をおこなった。同氏曰く「後進に道を譲りたい」とのこと。会見によれば、2020年11月の3回目のミッションを終えたころから、退職する方向で検討を進めていたようだ。今後は次世代を担う子どもたちの育成にも関わりたいとしている。なお同氏の通算の宇宙滞在日数はおよそ344日で、日本人としては歴代2番目だそうだ(Yahoo!ニュース会見全文FNN

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ウクライナ情勢で政府、国産ロケットの打ち上げ設備に拡充方針

ウクライナ情勢の結果、ロケットの打ち上げにロシアやベラルーシの設備が使えなくなっている。世界的にロケットと発射場が不足していることから、日本政府は、国産ロケットの打ち上げ設備を大幅に拡充するという。ロシアが自国外の衛星打ち上げをおこなわなくなっていることが主要因だが、西側諸国などのロシアへの制裁も影響している(宇宙開発戦略本部 第26回会合 議事次第読売新聞サンスポ)。

政府は20日、宇宙開発戦略本部の会合を開き、宇宙基本計画の工程表改定に向けた重点事項を決定した。配布された資料によれば、世界的にロケット打ち上げの需給がタイトになっており、今後は打ち上げ価格の上昇が見込まれるという。政府は小型衛星コンステレーションの構築のための衛星打上げを国内で実施できるよう、H3ロケットを複数衛星同時打上げを可能にするための研究開発、打上げ頻度を高めるための射場や運用システムの整備・改善を進めるとしている。

具体的には種子島宇宙センターでの準備期間を短縮し、打ち上げ頻度を増やす方針である模様。また政府が民間企業の小型ロケットを活用する方針なども示されている。

あるAnonymous Coward 曰く、

>H3ロケットのターボポンプ等の技術的問題の解決も待ったなしというところでしょうか.....
H2ロケットからH3ロケットへの切り替えが決まる前だったら本当のタナボタだったかもしれませんが

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イプシロンで衛星打ち上げ、民間から初受注

末松文部科学大臣は19日の記者会見で、JAXAの小型ロケット「イプシロン」6号機が、福岡市のベンチャーQPS研究所の小型観測衛星の打ち上げを受注したと発表した。民間衛星の受注はこれが初めてであるという。末松大臣は「イプシロンの民間利用拡大の弾みとなる」として期待を寄せている。打ち明けられるのは小型レーダー衛星2基であるという。QPS研究所は計36基の衛星を群体運用する「衛星コンステレーション」の構築を目指している。「イプシロン」6号機では3、4基目を本年度中に打ち上げる予定となっている(QPS研究所リリースIHI読売新聞共同通信)。

あるAnonymous Coward 曰く、

インプシロンで民間衛星打ち上げ受注の営業活動をしていたとは知らなかった!
#ODAのベトナム衛星の打ち上げはイプシロンでやったんだか、やるんだっけ?

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H3ロケット不具合修正の目処立たず、打ち上げ再延期へ

あるAnonymous Coward 曰く、

エンジンの不具合により打ち上げが2021年度に延期されていたJAXAの次期主力ロケットH3だが、共同通信が報じたところによると、問題となったエンジンの再設計・製造の目処が立たず、打ち上げを再延期する方針であることが明らかになった(共同通信)。

ISSへの物資補給を担うHTVなど、既にH3を使うスケジュールになっているため、各方面への影響は避けられない見込み。過去に報じられたように、LE-9エンジンに採用したエキスパンダーブリードサイクルが大型化に向かない事による問題という根本的な設計ミスに起因するようなので、解決にはさらに時間を要するのかもしれない。これはH-2Aの再登板などになるのだろうか?

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JAXA、H3後継ロケットは1段目を再使用する方針で決定

AC0x01 曰く、

次世代のH3ロケットの打ち上げが迫る昨今だが、文部科学省はH3後の次々世代の基幹ロケットについて、1段目を再使用する方向で2030年の打ち上げを目指す方針を明らかにした(読売新聞, 産経新聞)。

この方針は5月12日に開かれた有識者会議で報告されたもの。この計画では、2026年頃に小型機で飛行試験を行い、2030年頃に1号機を打ち上げるとしている。1段目をエンジンの逆噴射で海上の施設などに着陸させ再利用する。1段目には主エンジンなどが搭載されるため、再使用すれば大きくコストが圧縮される見通して、1号機ではH3の半額となる25億円を目指す。また2040年には打ち上げ費用を5億円程度にまで下げたいとしている。来月の会議で承認され、宇宙基本計画に反映される見通し。

読売/産経の記事には詳細まで書かれていないが、この有識者会議とは文科省サイトに記載されている「革新的将来宇宙輸送システム実現に向けたロードマップ検討会(第9回)」だと思われる。こちらには会議資料も公開されているが、その中では2040年頃には地球上の二地点間サブオービタル輸送や宇宙旅行、また月・火星経済圏などで大きな打ち上げ需要が存在すると分析しており、それを見据えた案として以下の3構成が検討されている。

  • システムA: 1段目再使用のロケット
  • システムB: 1段目再使用の2段式スペースプレーン
  • システムC: 1/2段目再使用のロケット

この案は要するに、Aがファルコン9タイプで、Bが昔からJAXAで構想されているスペースプレーン、CがStarshipタイプであろう。資料ではB/C案は技術的成熟度が低く実用化に時間が掛かるとして、A案の実用化を進める意向が示されている。

なお、上記資料では、A案のイメージ図としてJAXAがH-IIロケット以降用いてきた液体水素に変わって、燃料をメタンとする構成も図示されている。液体水素には、燃料タンクが大型化し、また推力不足から固体ロケットブースターの使用が必要になるなど、再使用には向かない要素が多い。JAXAの再使用型ロケットは、果たして燃料も含めてこれまでと全く違う形となるのか、それともH3までの系統に連なるものとなるのか、詳細が気になるところである。

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日本とミャンマーの大学が共同開発した超小型衛星、軍事クーデターの影響で軌道投入計画が宙に浮く

headless 曰く、

北海道大学と東北大学がミャンマー航空宇宙技術大学(MAEU)と共同で開発した50kg級超小型衛星2機が、ミャンマーの軍事クーデーターの影響で軌道投入できず、JAXAにより国際宇宙ステーション(ISS)で日本の実験棟「きぼう」に置かれたままになっているそうだ(Reutersの記事SlashGearの記事)。

2機は先端的観測装置を搭載した地球観測用小型衛星で、ミャンマー発の人工衛星でもある。ミャンマーの農林水産業や大規模自然災害軽減に用いるため、ミャンマー政府がプログラムの予算約17億円を負担した。衛星は2月20日打ち上げのCygnus補給船でISSに届けられたが、2月1日にクーデターが発生していたため、軍事政権が人権侵害に利用することへの懸念から軌道投入計画が保留になったとのこと。

衛星は軍事用途向けの設計になっておらず、データは日本の大学が処理するためミャンマー側で直接アクセスすることはできないが、軍事目的の使用を禁じる契約にはなっていないという。日本はミャンマーとの結びつきが強く、政府は暴力を批判する一方で、米国などのような制裁措置をまだ打ち出していない。なお、日本の大学側はクーデター発生以降、MAEUの学長と連絡がつかなくなっているとのことだ。

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国産新型ロケット「H3」の運搬トレーラー、移送中にコンテナが傾く

来年度の打ち上げを予定しているJAXAと三菱重工業が開発した新型ロケット「H3」。この初号機の胴体部分の入ったコンテナが輸送中、傾いて路上で約4時間半ほど立ち往生するトラブルがあったようだ(NHK373news南日本新聞 事故当時の動画)。

南種子町南種子町の公道での出来事だという。初号機の1段目と2段目が入ったコンテナは、30日朝に南種子町の港に到着。その後、30日の夜10時に港を出発し、種子島宇宙センターへ向かっていたが、31日午前2時半ごろに1段目のコンテナが大きく傾いてしまい立ち往生してしまったようだ。その後、午前8時16分に施設に到着した。NHKによれば機体への影響はないとのこと。373newsによれば、H3自体の大型化と新調したコンテナとトレーラーに不慣れなことから起きたトラブルではないかとしている。

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はやぶさ2 帰還、カプセルを分離して次の目的地に向かう

小惑星探査機はやぶさ2が帰還し、小惑星リュウグウで採取したサンプルを格納したカプセルを分離したのち、拡張ミッションの目的地となる微小小惑星「1998 KY26(MPEC 1998-L02)」へ向けて再び旅立った(JAXA - 新着情報はやぶさ2プロジェクトカプセル分離時の実況ライブカプセル再突入時の実況ライブ)。

はやぶさ2は5日14時30分頃、カプセルを分離。その後、5回目の軌道修正マヌーバー(TCM-5)を実行して地球圏離脱軌道に入った。今後は1998 KY26へ向かう途中でさまざまな試みを行いながら、11年後のランデブーを目指す。

カプセルは6日2時28分頃、大気圏に再突入し、オーストラリア・ウーメラにパラシュートで着地した。再突入時には火球が観測され、はやぶさ2からの撮影も行われた。ヘリコプターでの探索により、カプセルはウーメラ立入制限区域(WPA)内で4時47分に発見されている。JAXAはカプセル回収後の記者会見を6日16時30分から開催する。

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日米英など8か国、将来の宇宙活動の基本原則を定めた「アルテミス合意」に署名

AC0x01 曰く、

日本や米国、英国など8か国は14日、月や火星などの宇宙探査や宇宙利用に関する新たな基本原則を定めた「アルテミス合意 (Artemis Accord)」に署名した(NHKの記事, 日経新聞の記事, Engadgetの記事)。

「アルテミス合意」は、NASAが2024年の有人月探査を目指して進めている「アルテミス計画」に向けて、宇宙空間での活動の基本原則を定めたものだという。1967年に制定された宇宙条約を強化するものとなっており、法的拘束力はないものの、宇宙の平和利用や透明性の確保が求められている。宇宙資源の扱いについても定められており、各国が自由に資源の採取や利用を行う権利があるとする一方、他国への有害な干渉を防止することも求めている。またアポロ計画の着陸船などの歴史的遺産の保護にも触れられている。

今回署名したのは、合意を主導した米国の他、日本、英国、イタリア、カナダ、オーストラリア、ルクセンブルク、アラブ首長国連邦 (UAE) の計8か国。NASAは今後数か月から数年のうちに多くの国が協定に署名すると述べている。

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日清の焼そば「U.F.O.」が宇宙日本食として採用。湯切り不要

日清の焼そば「U.F.O.」が「スペース日清焼そばU.F.O.」としてJAXAの宇宙日本食として採用されたそうだ。国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在予定の野口聡一宇宙飛行士の携行品として提供されるという(日清FNNプライムオンライン)。

市販されているU.F.O.との違いとしては、ISS内で給湯可能な70℃程度のお湯でも湯戻しでき、また湯切りの必要がないお湯吸い切りタイプの麺を使用していること、湯戻し後も無重量環境で形状を保持できるよう、一口大の塊に麺を加工しているという。また液体ソースの味わいを粉末ソースだけで再現しているのが大きな違いであるそうだ。調理時間は5分とのこと。

宇宙日本食は、JAXAがISSの長期滞在クルー向けに制定しているもので、宇宙飛行士のパフォーマンスの維持などのために供給されているという(JAXA)。

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