リーディングビュー

ISSドッキング中のソユーズから、冷却材とみられる物質が漏洩

現在、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしているソユーズ宇宙船から冷却材とみられる物質が漏洩していることが報じられている。NASAによると、漏洩が最初に検出されたのは12月15日9時45分頃(日本時間)だった。冷却材の大部分は12月16日3時30分(日本時間)までに漏出しきったようだ。このトラブルにより、15日からロシア区画で予定していた宇宙飛行士の船外活動が中止されるなどの影響が出ている(sorae)。

ISSの状態や長期滞在クルー7名には影響は出ていないという。冷却材はソユーズの後部にある機器・推進モジュールの外装部が破損し漏れているとのこと。原因として同部分のラジエーターに衝突した微小隕石の可能性があるという。NASAとロスコスモスは漏洩箇所の調査を続けており、ISSのロボットアーム「カナダアーム2」を使ってソユーズの外装を追加検査する計画が進められているという。

あるAnonymous Coward 曰く、

Twitterに上がっているNASAライブ中継を切り出した動画だと、もう噴き出しているのが露骨にくっきり見えるレベルで噴き出しているようだ。このソユーズ、ちゃんと地球に帰れるのだろうか?

すべて読む | サイエンスセクション | 国際宇宙ステーション | サイエンス | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
国際宇宙ステーションに「宇宙ゴミ」が衝突、カナダ管理のロボットアームが損傷 2021年06月04日
ロシア、プログレス補給船の打ち上げに失敗(1年ぶり3度目) 2016年12月05日
チェルノブイリで発見された放射線耐性を持つ菌、国際宇宙ステーションへ持ち込まれる 2016年08月05日
人類初の宇宙飛行から50周年 2011年04月12日
人工衛星同士の衝突事故発生 2009年02月12日

  •  

日本の宇宙ベンチャー「DigitalBlast」が独自宇宙ステーション計画を発表

宇宙ベンチャーのDigitalBlastは12日、日本国内初の民間主導での宇宙ステーションとなる「民間宇宙ステーション(CSS)構想」を立ち上げたと発表した。2030年までに最初のモジュールを打ち上げる計画だという(DigitalBlastリリース毎日新聞)。

現在使用されている国際宇宙ステーション(ISS)は2030年に運用を終了する予定で、米国ではISS退役後を見据え、Axiom Space社の民間企業4社などによる後継の開発が進められている。一方で、日本国内では具体的な動きがないことから同社は日本国内初の民間主導での宇宙ステーションを建設する「民間宇宙ステーション(CSS)構想」を立ち上げたとしている。

構想では、宇宙ステーションのモジュールは、通信やドッキング機構、クルー居住施設等の機能を持つ居住・コアモジュールに加え、サイエンスモジュール、エンタメモジュールの3つの構成で計画を進めていくという。

あるAnonymous Coward 曰く、

2030年以降の完成を目指しており、建設費用は総額3000億~5000億円の見積もりで、今後協力企業などを募るとのこと。低軌道を周回する予定で、「きぼう」の7割ほどの円筒形のモジュールを3つ組み合わせた設計だという。

すべて読む | サイエンスセクション | 日本 | 国際宇宙ステーション | サイエンス | 宇宙 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
日本人宇宙飛行士搭乗など、月周回有人拠点ゲートウェイのための日米間の協力に関する実施取り決め 2022年11月20日
中国の宇宙ステーション、最後のモジュール「夢天」がドッキング成功 2022年11月04日
国際宇宙ステーション、軌道上のデブリを回避するためマヌーバ―を実施 2022年10月29日
NASA、次世代宇宙服の開発や製造で民間企業2社と契約締結 2022年06月07日
民間人のみ搭乗の宇宙船がISSに初到着、米企業によるISS宇宙旅行がスタート 2022年04月14日
米国が国際宇宙ステーションの運用期限延長方針。2030年までの運用表明 2022年01月06日

  •  

国際宇宙ステーション、軌道上のデブリを回避するためマヌーバ―を実施

国際宇宙ステーション (ISS) で日本時間 10 月 25 日、軌道上のデブリを避けるためのマヌーバ―が行われたそうだ (NASA のブログ記事)。

問題のデブリはロシアが 2021 年 11 月に衛星攻撃兵器 (ASAT) のテストで破壊した旧ソ連の人工衛星「コスモス 1408」の断片 (PDF) だ。マヌーバ―を実施しなければ断片が ISS からおよそ 4.8 km 以内を通過する可能性があると予測されていた。

事前決定されたデブリ回避マヌーバ― (PDAM) が開始されたのは日本時間 25 日 9 時 25 分。プログレス 81 のスラスターが 5 分 5 秒にわたって噴射され、ISS の高度は遠地点で約 322 m、近地点で約 1,287 m 上昇。軌道はおよそ 425 km × 411 km になったという。マヌーバ―による ISS 運用への影響はなかったとのことだ。

すべて読む | サイエンスセクション | 国際宇宙ステーション | サイエンス | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
NASA、衛星コンステレーションがミッションに影響する可能性を懸念 2022年02月13日
ロシアが衛星破壊実験を実施。約1500個のスペースデブリが発生 2021年11月17日
国際宇宙ステーションに「宇宙ゴミ」が衝突、カナダ管理のロボットアームが損傷 2021年06月04日
国際宇宙ステーション、スペースデブリ回避のため今年3回目のスケジュール外軌道上昇を実施 2020年09月26日
インドの人工衛星破壊で生まれたデブリ、国際宇宙ステーションのリスクとなる 2019年04月08日
インド、ミサイルによる衛星破壊実験に成功。スペースデブリを生む行為に批判も 2019年03月30日
「こうのとり」6号機、ミッション終了。デブリ除去実験のためのワイヤー打ち出しは行えず 2017年02月08日
ロシアのロケットの残骸が国際宇宙ステーションに衝突するおそれ 2012年10月23日
ISSの乗組員、デブリ衝突の恐れで脱出カプセルに一時避難 2009年03月14日
国際宇宙ステーション、「正体不明」のデブリ回避に成功 2008年09月02日

  •  

地球に戻るためのロケット費用などの名目で440万円をだまし取られる詐欺

滋賀県警東近江署の7日の発表によると、日本国内で宇宙ステーションを悪用した国際ロマンス詐欺が発生したという。同県に住む65歳の女性が、宇宙ステーション勤務の外国人男性と名乗る何者かから現金計約440万円をだまし取られたとしている。国際ロマンス詐欺は男女の機微に触れ、寂しさに付け込むというもの(産経新聞)。

女性は今年6月28日、国際宇宙ステーションで勤務している外国人男と名乗る者と知り合った。産経新聞の記事によれば被害女性は「1000回言っても伝わらないけど言い続ける。愛している」などと言われ信じてしまった模様。この男から8月ごろになって、地球に戻るためのロケット費用、地球や日本への着陸料などの名目で現金を要求されたらしい。

すべて読む | サイエンスセクション | 犯罪 | 国際宇宙ステーション | サイエンス | 宇宙 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
投資詐欺「豚殺し」が大規模化。国際ロマンス詐欺で被害総額約40億円 2022年07月25日
iOS デバイスに詐欺アプリをインストールさせるさまざまな手法 2022年03月21日
米FTC、2021年発生のSNS詐欺の被害総額、約7億7000万ドルと発表。前年の約3倍 2022年02月09日

  •  

2002 年以来初めてロシアの宇宙飛行士が米宇宙船に搭乗する Crew-5 ミッション、打ち上げ成功

NASA と SpaceX は日本時間 6 日、Crew Dragon 宇宙船で国際宇宙ステーション (ISS) にクルーを輸送する Crew-5 打ち上げミッションを実施した (NASA のプレスリリースSpaceX の打ち上げ情報Ars Technica の記事動画)。

ケネディ宇宙センター LC-39A で Falcon 9 ロケットによる打ち上げが行われたのは日本時間 6 日 1 時。打ち上げは成功し、日本時間 7 日 6 時 1 分 ISS にドッキングした。Falcon 9 ロケット第 1 段はドローン船 Just Read the Instructions 上に着陸し、回収にも成功している。

Crew-5 ミッションで ISS へ向かったのは NASA のニコール・マン宇宙飛行士とジョシュ・カサーダ宇宙飛行士、JAXA の若田光一宇宙飛行士、ロスコスモスのアンナ・キーキナ宇宙飛行士の 4 人。NASA とロスコスモスはソユーズに米宇宙飛行士が乗り、米民間宇宙船にロシアの宇宙飛行士が乗る座席交換計画を進めていた。

ウクライナでの緊張を受けて実現は疑問視されていたが、7 月には NASA とロスコスモスが座席交換に正式合意。キーキナ宇宙飛行士は 2002 年のスペースシャトルミッション以来、初めて米宇宙船に搭乗したロシアの宇宙飛行士となった。

すべて読む | サイエンスセクション | 国際宇宙ステーション | 政治 | サイエンス | 宇宙 | NASA | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ロスコスモス幹部曰く、技術的に可能な限り国際宇宙ステーションの運用に協力する 2022年08月07日
NASA とロスコスモス、宇宙船の座席交換に正式合意 2022年07月18日
ドミートリ・ロゴジン、ロスコスモス CEO 職を解任される 2022年07月16日
NASA、米宇宙船にロシアの宇宙飛行士が乗る国際宇宙ステーションへのクルー輸送ミッションを実現したい 2022年06月04日
国際宇宙ステーション、ロスコスモスのオレッグ・アルテミエフ宇宙飛行士にコマンダー交代 2022年05月05日

  •  

警察が人工衛星画像を活用。5年間で179回購入、特定秘密文書扱い

毎日新聞によると、警察が民間の人工衛星が撮影した画像を購入し、犯罪捜査に活用していることが判明したそうだ。開示文書から明らかになったもので、それによれば2016~20年度の5年間で購入は計179回あった。費用は計約1億950万円であったとされる。人工衛星を使った捜査の実績が明らかになるのはこれが初めて。ただし、捜査で画像をどのように用いたのかは非公表とのこと(毎日新聞)。

すべて読む | サイエンスセクション | 国際宇宙ステーション | サイエンス | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
軍事評論家の小泉悠氏、衛星画像会社と個人で提供契約 2022年04月25日
人工衛星からマイクロ波を照射、AIで解析して地域の水道管の漏水を調査する技術 2021年06月19日
Rocket Lab、Electronロケット打ち上げと第1段の回収に成功 2020年11月22日
オープンで使える人工衛星がロシアのミサイル発射の瞬間を捉える 2020年07月29日
宇宙活動法案・衛星リモートセンシング法案が閣議決定、国会に提出へ 2016年03月08日

  •  

ロスコスモス幹部曰く、技術的に可能な限り国際宇宙ステーションの運用に協力する

NASA が SpaceX Crew-5 ミッションに向けて 4 日に開催したプレスブリーフィングにロスコスモス幹部のセルゲイ・クリカレフ氏が出席し、ロシアは技術的に可能な限り国際宇宙ステーション (ISS) で他のパートナーと運用に協力していくと発言したそうだ (Ars Technica の記事The Register の記事SpaceNews の記事)。

ロスコスモス CEO に就任したユーリー・ボリソフ氏は 7 月、現在の協業合意が満了する 2024 年以降に ISS を撤退すると述べたが、この発言は少なくとも 2024 年まで ISS を撤退しないということであり、(2024 年以降すぐにでも撤退するというニュアンスの) 報道は発言の意図が翻訳で失われたものだとクリカレフ氏は指摘する。ISS の運用はいずれ終了することになるが、現在はロスコスモスも運用を延長する方向で作業を進めているという。

ロスコスモスの有人宇宙飛行担当エグゼクティブディレクターを務めるクリカレフ氏は ISS 第 1 次長期滞在クルーであり、NASA 幹部からの信頼も厚い。ロシアのウクライナ侵略で複雑な地政学的状況にあるものの、先週開催された ISS パートナーで構成する多国間運営委員会でも共同運用の継続は支持されているとのことだ。

すべて読む | サイエンスセクション | 国際宇宙ステーション | スラッシュバック | 政治 | サイエンス | 宇宙 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ロシア、国際宇宙ステーションから撤退決定 2022年07月27日
NASA とロスコスモス、宇宙船の座席交換に正式合意 2022年07月18日
ドミートリ・ロゴジン、ロスコスモス CEO 職を解任される 2022年07月16日
NASA、ロシアによる国際宇宙ステーションの政治的利用を批判する異例の声明 2022年07月09日
NASA、米宇宙船にロシアの宇宙飛行士が乗る国際宇宙ステーションへのクルー輸送ミッションを実現したい 2022年06月04日
国際宇宙ステーション、ロスコスモスのオレッグ・アルテミエフ宇宙飛行士にコマンダー交代 2022年05月05日
NASA の宇宙飛行士、ソユーズで国際宇宙ステーションから地球に無事帰還 2022年04月02日

  •  

ロシア、国際宇宙ステーションから撤退決定

ロシア国営の宇宙企業のであるロスコスモスのボリソフ社長は26日、ロシアが日本や欧米などと共同で運用している国際宇宙ステーション(ISS)に関し、当初計画である2024年までの共同運用終了後に、撤退すると表明した(時事ドットコム)。

ISSに関しては日米欧などは24年まではISSを共同で運用することで合意している。その中で米NASAは運用期間を2030年まで延長する方針を示していた。ただISSの姿勢制御等はロシア側の設備に依存しているところが多く、日米欧だけでISSを延長して運営することは難しいと思われる。この決定に関して、ロシアのペスコフ大統領報道官は26日、ISS撤退の決定は「以前から決まっていた」発言をおこなっている。

すべて読む | サイエンスセクション | 国際宇宙ステーション | 政治 | 宇宙 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
NASA とロスコスモス、宇宙船の座席交換に正式合意 2022年07月18日
ドミートリ・ロゴジン、ロスコスモス CEO 職を解任される 2022年07月16日
NASA、ロシアによる国際宇宙ステーションの政治的利用を批判する異例の声明 2022年07月09日
ロスコスモス総裁、OneWebが非軍事確約&英政府撤退なければ打ち上げないと恫喝 2022年03月03日
ロスコスモス総裁、「ロシアとの協力なしにISSは維持できない」と米国を恫喝 2022年02月28日
米国が国際宇宙ステーションの運用期限延長方針。2030年までの運用表明 2022年01月06日
ロシアの多目的実験モジュール ナウカ、国際宇宙ステーションにドッキング 2021年07月31日

  •  

NASA とロスコスモス、宇宙船の座席交換に正式合意

NASA とロスコスモスは 15 日、国際宇宙ステーション (ISS) へのクルー輸送ミッションにおける宇宙船の座席交換に正式合意した (TASS の記事SpaceFlight Insider の記事Ars Technica の記事NASA の声明)。

米民間機による ISS クルー輸送ミッションが実現し、NASA が高価なソユーズの座席を購入する必要はなくなったが、宇宙船の相互利用には外交上の利点だけでなく運用上の利点もある。ロシアのウクライナ侵略を受けて実現には疑問符が付く中、ロスコスモスのアンナ・キーキナ宇宙飛行士と NASA のフランク・ルビオ宇宙飛行士はそれぞれ Crew Dragon の Crew 5 ミッションとソユーズの MS-22 ミッションに搭乗すべく準備を進めていた。

NASA の声明によると、9 月には計画通りルビオ宇宙飛行士が MS-22 ミッション、キーキナ宇宙飛行士が Crew-5 ミッションに搭乗し、来春には NASA のローラル・オハラ宇宙飛行士が MS-23 ミッション、ロスコスモスのアンドレイ・フェディアエフ宇宙飛行士が Crew-6 ミッションに搭乗するという。座席交換にあたり、フライト以外の経費も含めて金銭的やり取りは一切ないとのこと。NASA は 5 つの宇宙機関 (CSA・ESA・JAXA・NASA・ロスコスモス) のすべてが ISS の維持に欠かせないことを強調している。

キーキナ宇宙飛行士は 15 日にロシアのテレビ局 Rossiya-24 のインタビューに対し、米国での訓練にあたって国際情勢の推移による影響はなく、相互に良好な関係が保たれていると語ったという(TASS 英語版の記事)。キーキナ宇宙飛行士は 2002 年のスペースシャトルミッション以来、初めて米宇宙船に搭乗するロシアの宇宙飛行士となる。

すべて読む | サイエンスセクション | 国際宇宙ステーション | 政治 | サイエンス | 交通 | NASA | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ドミートリ・ロゴジン、ロスコスモス CEO 職を解任される 2022年07月16日
NASA、ロシアによる国際宇宙ステーションの政治的利用を批判する異例の声明 2022年07月09日
NASA、米宇宙船にロシアの宇宙飛行士が乗る国際宇宙ステーションへのクルー輸送ミッションを実現したい 2022年06月04日
国際宇宙ステーション、ロスコスモスのオレッグ・アルテミエフ宇宙飛行士にコマンダー交代 2022年05月05日
Crew Dragonによる初の本格的ISSクルー輸送ミッション、打ち上げ成功 2020年11月17日
NASA、今秋国際宇宙ステーションへ向かうソユーズの座席追加購入に成功 2020年05月15日

  •  

NASA、ロシアによる国際宇宙ステーションの政治的利用を批判する異例の声明

NASA がロシアによる国際宇宙ステーション (ISS) の政治的利用を批判する異例の声明を発表したそうだ (The Verge の記事Ars Technica の記事)。

問題となったのはロスコスモスが 4 日に投稿した Telegram のメッセージだ。このメッセージには ISS コマンダーのオレッグ・アルテミエフ宇宙飛行士をはじめ、ロスコスモスの宇宙飛行士 3 人がルガンシク人民共和国とドネツク人民共和国の旗を掲げてポーズをとる写真に、ルガンシク解放を祝い、ドネツクも続く旨のテキストが添えられている。ルガンシクとドネツクはロシア政府の支援を受け、ウクライナからの独立を主張する組織に支配されている。

これに対し NASA 報道官は、ロシアが ISS をウクライナとの戦争を支持する政治的な目的で使用したと強く批判し、15 か国が参加して平和目的で科学の発展と技術の開発を目指す ISS 第一の機能と根本的に一致しない、とする声明を電子メールで発表した。NASA とロスコスモスはロシアのウクライナ侵略開始後もISSの運営で協力を続けており、ソユーズの ISS クルー輸送ミッションに NASA の宇宙飛行士が乗り、Crew Dragon の ISS クルー輸送ミッションにロスコスモスの宇宙飛行士が乗るシート交換も実現しようとしている。

すべて読む | サイエンスセクション | 軍事 | 国際宇宙ステーション | 政治 | サイエンス | NASA | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
NASA、米宇宙船にロシアの宇宙飛行士が乗る国際宇宙ステーションへのクルー輸送ミッションを実現したい 2022年06月04日
ロシア軍がウクライナ東部で前進、ウクライナ軍を包囲も 2022年05月30日
国際宇宙ステーション、ロスコスモスのオレッグ・アルテミエフ宇宙飛行士にコマンダー交代 2022年05月05日
NASA の宇宙飛行士、ソユーズで国際宇宙ステーションから地球に無事帰還 2022年04月02日
Cloudflare 曰く、同社の全面的なロシア撤退はロシア政府を喜ばせるだけ 2022年03月11日
ロスコスモス総裁、「ロシアとの協力なしにISSは維持できない」と米国を恫喝 2022年02月28日
ウクライナ、Google マップのトラフィックがロシアの侵攻開始以降大幅に増加 2022年02月27日
MH17便の事故に関するロシア語版Wikipedia記事、ロシア政府のIPアドレスから編集される 2014年07月21日
ロシア副首相曰く、米国は宇宙飛行士をトランポリンでISSに送ればいい 2014年05月05日

  •  

ボーイングの CST-100 Starliner、無事地球へ帰還

ボーイングの CST-100 Starliner が日本時間 5 月 26 日、地球へ無事帰還した (NASA のプレスリリースボーイングのプレスリリースNASA のブログ記事動画)。

Starliner は 2 回目の無人テストミッション Orbital Flight Test-2(OST-2) で日本時間 20 日に打ち上げられ、初めて国際宇宙ステーション (ISS) へのドッキングに成功していた。ドッキング後は ISS クルーがハッチを開き、初めてカプセル内に入って検査を行っている。

その後、日本時間 26 日 3 時 36 分にドッキングを解除して ISS を離れ、7 時 5 分に軌道離脱噴射を開始。ニューメキシコ州のホワイトサンズ宇宙港にパラシュートで降下し、7 時 49 分にはエアバッグを下にして静かに着陸している。これにより、6日間のテストミッションは成功裏に終了した。

今回のテストミッションが成功したことで、NASAとボーイングは有人テストミッションに向けた準備を進めていくことになる。

すべて読む | サイエンスセクション | 国際宇宙ステーション | サイエンス | 宇宙 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ボーイングの CST-100 Starliner、国際宇宙ステーションとのドッキングに成功 2022年05月21日
ボーイングのStarliner、バルブ不調の原因は水分との見方 2021年10月23日
ボーイング、バルブ不調で ISS へのテスト打ち上げが延期された Starliner 宇宙船を調整のため製造施設へ持ち帰る 2021年08月15日
ロシアの多目的実験モジュール ナウカ、国際宇宙ステーションにドッキング 2021年07月31日
Starlinerの有人テスト飛行ミッション、コマンダーが変更に 2020年10月09日
Crew Dragon、無事に地球へ帰還 2020年08月03日
ボーイングのISSクルー輸送に向けた無人テストフライト、打ち上げ成功もISS到達は断念 2019年12月22日
NASA、ボーイングに2件目のクルー交代ミッションを発注 2015年12月23日
NASA、ISSへのクルー交代ミッションをSpaceXに正式発注 2015年11月25日

  •  

国際宇宙ステーション、ロスコスモスのオレッグ・アルテミエフ宇宙飛行士にコマンダー交代

国際宇宙ステーション (ISS) 第 67 次長期滞在クルー 4 名の帰還に伴い、コマンダーが NASA のトム・マーシュバーン宇宙飛行士からロスコスモスのオレッグ・アルテミエフ宇宙飛行士に引き継がれた (NASA のブログ記事)。

マーシュバーン宇宙飛行士ら帰還する 4 名が乗る SpaceX Crew-3 宇宙船は日本時間 5 日午後に ISS から分離し、6 日午後にはフロリダ沖へ着水する予定だ。第 67 次長期滞在クルーは先日 SpaceX Crew-4 宇宙船で新たに 4 名が到着しており、夏の終わりまでアルテミエフ宇宙飛行士がコマンダーとしてクルーを率いていくことになる。

ロスコスモスといえば先日 CEO のドミートリ・ロゴジン氏が ISS 運営から撤退を表明したなどと報じられて注目を集めたが、実際には ISS の運営から撤退するなら 1 年前にパートナーへ告知する義務があると述べただけだ。つまり告知をしない限り少なくとも 1 年は撤退しないと確認したことになる (Ars Technica の記事)。

ロシア連邦の軍事・宇宙産業担当副首相だったロゴジン氏ロスコスモス CEO に就任したのは実質的な降格人事であり、米連邦下院議員の職を辞して NASA 長官に就任したジム・ブライデンスタイン前 NASA 長官や、元上院議員のビル・ネルソン現 NASA 長官とは立場が大きく異なる。つまり、その愛国者的発言はプーチン大統領の信頼を取り戻すためのものであり、一喜一憂や右往左往しても仕方がないとのことだ。

すべて読む | サイエンスセクション | 国際宇宙ステーション | 政治 | サイエンス | NASA | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
NASA の宇宙飛行士、ソユーズで国際宇宙ステーションから地球に無事帰還 2022年04月02日
OneWeb、ライバル SpaceX のロケットで打ち上げ再開へ 2022年03月24日
ロスコスモス総裁、OneWebが非軍事確約&英政府撤退なければ打ち上げないと恫喝 2022年03月03日
ロスコスモス総裁、「ロシアとの協力なしにISSは維持できない」と米国を恫喝 2022年02月28日
ロスコスモス CEO 曰く、バイコヌールは落ち着いている 2022年01月10日
ロスコスモス CEO ドミートリ・ロゴジン、ロシア国営メディアの釣り記事を皮肉る 2021年09月02日
ジョー・バイデン米大統領、政治家がNASAを率いるべきではないと主張していた元上院議員をNASA長官に指名する意向 2021年03月21日
NASA長官ジム・ブライデンスタイン氏、バイデン次期政権では慰留されても辞任する考えを示す 2020年11月11日
国際宇宙ステーション20周年 2020年11月03日
ロシアの宇宙飛行士、ティーバッグを使って国際宇宙ステーションの空気漏れ位置を特定 2020年10月20日
ロスコスモスのドミートリ・ロゴジン氏、ロシアの宇宙企業をきれいにしたい 2018年11月14日
ロシア副首相曰く、米国は宇宙飛行士をトランポリンでISSに送ればいい 2014年05月05日
ロシア、2040年までに月面基地を建設する計画 2014年04月15日

  •  

NASA の宇宙飛行士、ソユーズで国際宇宙ステーションから地球に無事帰還

国際宇宙ステーション (ISS) の第 65 次長期滞在クルー 3 名が 3 月 30 日、ソユーズ MS-19 で地球に無事帰還した (NASA のブログ記事 [1][2]The Verge の記事Ars Techinica の記事)。

パラシュートでカザフスタンの草原に着陸したのはロスコスモスのピョートル・ドゥブロフ宇宙飛行士とアントン・シュカプレロフ宇宙飛行士、NASA のマーク・ヴァンデハイ宇宙飛行士の 3 名。ドゥブロフ宇宙飛行士とヴァンデハイ宇宙飛行士は 2021 年 4 月 9 日から ISS に滞在しており、合計 355 日の連続滞在となる。ヴァンデハイ宇宙飛行士の ISS 連続滞在日数はスコット・ケリー宇宙飛行士の 340 日を 15 日上回り、米国の宇宙飛行士の連続宇宙滞在日数として最長記録となった。ロシア・旧ソ連の複数の宇宙飛行士は宇宙ステーション「ミール」でこれよりも長い連続滞在をしているが、ISS 連続滞在日数ではドゥブロフ宇宙飛行士がロシアの宇宙飛行士で最長となる。

今回の帰還にロシアのウクライナ侵略による地政学的問題は影響しなかったようだ。帰還に先立って行われた ISS コマンダー引継ぎセレモニーでシュカプレロフ宇宙飛行士は新コマンダーとなるNASAのトム・マーシュバーン宇宙飛行士に象徴的な ISS の鍵を渡し、地球上では問題があっても軌道上では一つのクルーだと述べている。カザフスタン到着後、ヴァンデハイ宇宙飛行士は米国・ヒューストンの自宅へ、ドゥブロフ宇宙飛行士とシュカプレロフ宇宙飛行士は訓練基地のあるスターシティへ向かったとのことだ。

すべて読む | サイエンスセクション | 地球 | 国際宇宙ステーション | 軍事 | サイエンス | 政治 | 宇宙 | NASA | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
OneWeb、ライバル SpaceX のロケットで打ち上げ再開へ 2022年03月24日
ロスコスモス総裁、OneWebが非軍事確約&英政府撤退なければ打ち上げないと恫喝 2022年03月03日
ロスコスモス総裁、「ロシアとの協力なしにISSは維持できない」と米国を恫喝 2022年02月28日
ロスコスモス CEO 曰く、バイコヌールは落ち着いている 2022年01月10日
ソユーズ MS-18、地球帰還前のテストで国際宇宙ステーションを傾ける 2021年10月17日
元NASA宇宙飛行士マーク・ケリー氏、米上院議員に当選 2020年11月06日
NASAのクリスティーナ・コック宇宙飛行士、女性の宇宙飛行最長記録を更新 2020年01月02日
一卵性双生児の宇宙飛行士を対象にした長期の宇宙滞在における生物学的変化の研究、論文が発表される 2019年04月14日
長期の宇宙滞在における生物学的変化、一卵性双生児の宇宙飛行士で確認される 2017年01月31日
国際宇宙ステーションで食料不足 2004年12月15日
民間企業が宇宙ステーションを計画 2001年09月07日

  •  

ロスコスモス総裁、「ロシアとの協力なしにISSは維持できない」と米国を恫喝

ロシアの宇宙機関「ロスコスモス」の総裁であるドミトリー・ロゴジン氏は、ウクライナ侵攻による米国政府のロシア政府制裁が国際宇宙ステーション(ISS)での協力体制に悪影響を与え、協力関係が崩れると米国あるいは欧州に落下する可能性があるなどとと主張している。タレコミにもあるように、現在のISSの姿勢制御はロシア側のモジュールに依存している部分があり、ISSの運用期間延長問題運用終了後に地球に落下させて焼却する計画にしてもロシア側の協力が不可欠となっている。NASAは25日、民生分野での米ロ連携は継続可能だとの声明を出している。こうした発言があったからか、ロスコスモスの公式ウェブサイトへも現在、Anonymousがサイバー攻撃を行っている模様(CNN時事ドットコムsorae)。

あるAnonymous Coward 曰く、

ISSは上空404kmを秒速7.7kmで飛行しているが、わずかにある空気抵抗で徐々に高度が下がり、ほっておくと落下するため、時々、ロシアモジュールの推進力で高度を維持している。
そのため協力関係が崩れると、
・米国あるいは欧州に落下する可能性がある
・インドと中国に落下する可能性もある
・ISSはロシア上空を飛行しないから、リスクがあるのはあなた達だけ
・ISSの重量は500トン (参考:ジオンが落としたスペースコロニーの重量は3000万トン)
とのこと。

すべて読む | サイエンスセクション | 国際宇宙ステーション | サイエンス | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米国が国際宇宙ステーションの運用期限延長方針。2030年までの運用表明 2022年01月06日
ISS国際宇宙ステーションと地上との携帯電話通話の動画が公開 2021年12月22日
前澤友作氏を乗せたソユーズが打ち上げ成功。ISSで12日間の宇宙旅行へ 2021年12月09日
ソユーズ MS-18、地球帰還前のテストで国際宇宙ステーションを傾ける 2021年10月17日
ロシアの多目的実験モジュール ナウカ、国際宇宙ステーションにドッキング 2021年07月31日
日本を含むG7主要国、ロシアの主要銀行を国際送金システム「SWIFT」から排除へ 2022年03月01日

  •  

米国が国際宇宙ステーションの運用期限延長方針。2030年までの運用表明

NASAは12月31日、国際宇宙ステーション(ISS)の運用期間を2030年まで延長する方針を発表した。当初の計画では2024年までとなっていたが、これを6年間延長して30年までとする方針。ISSはアルテミス計画向けに予算を割り振るため、運用を民間団体に移譲する案が検討されていた。リリースによれば、米バイデン政権から、運用を2030年まで延長するよう指示が出たとしている。ISS運用に関わる日本や欧州、ロシア、カナダの国際パートナーが同意するかが課題となる。またISS延長に必要な予算の拠出に関しては、米議会の承認が必要となる(NASAリリースNHK読売新聞Engadget)。

すべて読む | サイエンスセクション | 国際宇宙ステーション | 宇宙 | アメリカ合衆国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ISS国際宇宙ステーションと地上との携帯電話通話の動画が公開 2021年12月22日
前澤友作氏を乗せたソユーズが打ち上げ成功。ISSで12日間の宇宙旅行へ 2021年12月09日
NASA、アルテミス計画の2024年の月着陸を「2025年以降」に延期 2021年11月12日
ボーイングのStarliner、バルブ不調の原因は水分との見方 2021年10月23日
ロシアの映画監督と俳優がISSに到着、史上初の宇宙での映画撮影に挑戦 2021年10月12日
NASA 監察総監室曰く、次世代宇宙服の開発は 2024 年中に人類を再び月へ送るアルテミス計画に間に合わない 2021年08月14日
ロシアの多目的実験モジュール ナウカ、国際宇宙ステーションにドッキング 2021年07月31日
国際宇宙ステーションに未発見の穴が開いている可能性、ロシア側責任者が指摘 2021年01月25日
NASA、ISSの民間移譲を検討中 2016年08月23日

  •  

ISS国際宇宙ステーションと地上との携帯電話通話の動画が公開

ZOZO取締役の川邊健太郎氏に宇宙から電話がかかってきたとのツイートが話題となっている。お相手はZOZO創業者の前澤友作氏。同氏は前澤氏との電話のやりとりを収めた動画をTwitter上で公開した(川邊健太郎氏のツイートJ-CAST ニュース)。電話は14日にかかってきたものだそうだ。なお公開されている動画内では相手の電話番号も表示されているが、同氏のツイートによれば、

この発番は、国際宇宙ステーション→アメリカ→日本での転送電話で、ランダムに番号は振り付けているだけらしいので、宇宙にはかからないので、イタズラ電話等しないでくださいね〜

とのこと。なお前澤氏はソフトバンクの孫正義氏にも電話をかけていたとのこと。一回目は会話は成功しなかったが、2回目の着信で成功した模様(孫正義氏のツイートその2)。なお宇宙から電話をかけてきた前澤友作氏本人はは20日12時13分にカザフスタン・ザナアルカ地区の平原に着陸。12日ぶりの地球帰還を果たしている(FNNプライムオンライン日刊スポーツTBSNEWS)。

すべて読む | モバイルセクション | 国際宇宙ステーション | サイエンス | 携帯電話 | 宇宙 | 携帯通信 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
前澤友作氏を乗せたソユーズが打ち上げ成功。ISSで12日間の宇宙旅行へ 2021年12月09日
前澤友作の月旅行プロジェクト「dearMoon」、同乗者8名を世界中から公募開始 2021年03月04日
前澤友作氏に成り済まして仮想通貨を搾取する「ギブアウェイ詐欺」が6月に発生していた 2020年08月12日
前澤友作が「お金配りおじさん」を商標として出願 2020年07月02日
SpaceXの月旅行、一人目の乗客はZOZOTOWNの前澤社長 2018年09月19日

  •  

ソユーズ MS-18、地球帰還前のテストで国際宇宙ステーションを傾ける

ロシアの映画監督と俳優を含む 3 人のクルーを乗せたソユーズ MS-18 は日本時間 17 日 13 時 35 分に国際宇宙ステーション (ISS) から地球へ帰還し、帰還用カプセルがカザフスタンに無事着陸したが、帰還に先立つエンジンテストでは ISS を傾けるトラブルが発生していたそうだ (ロスコスモスのニュース記事The Verge の記事The New York Times の記事SlashGear の記事)。

トラブルが発生したのは日本時間 15 日 18 時 13 分頃。帰還時にコマンダーを務めたロスコスモスのオレグ・ノビツキー宇宙飛行士が ISS にドッキングしている MS-18 の噴射テストを実行したところ、終了予定時間を過ぎても予期せず噴射が続いてしまったのだという。ISS は 57 度回転したが、すぐに正常な状態へ復元されたとのこと。ISS では 7 月にもロシアの多目的実験棟 (MLM) ナウカが予定外の噴射を行っ回転するトラブルが発生している。

なお、映画監督と俳優が今回 ISS へ行ったのは映画撮影のためだが、着陸後のシーン撮影は着陸地点でも続けられた。また、ノビツキー宇宙飛行士は今回 191 日間 ISS に滞在し、宇宙滞在日数が合計 531 日となったそうだ。

すべて読む | サイエンスセクション | 国際宇宙ステーション | サイエンス | 宇宙 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ロシアの映画監督と俳優がISSに到着、史上初の宇宙での映画撮影に挑戦 2021年10月12日
ナウカのスラスタートラブルで国際宇宙ステーション本体が540度回転していたことが判明 2021年08月06日
ロシアの多目的実験モジュール ナウカ、国際宇宙ステーションにドッキング 2021年07月31日

  •  

ロシアの映画監督と俳優がISSに到着、史上初の宇宙での映画撮影に挑戦

国際宇宙ステーション(ISS)で映画の撮影をするため、女優と映画監督が「Soyuz MS-19」に乗り込みロシアから打ち上げられたそうだ。BBCによると同じように米国もISSでの映画撮影を計画しており、それに対抗かつ先手を打つ形でロシア側が実行したという流れらしい。打ち上げられたのは俳優ユリア・ペレシルド氏とクリム・シペンコ監督で、5日にバイコヌール宇宙基地から発射、午後9時22分に無事にISSへ到着したそうだ。12日間滞在し、『挑戦(The Challenge)』という題名の映画を撮影する予定とのこと。映画の内容については宇宙飛行士を救うためにISSに派遣される女性外科医という内容であるとのこと(BBCAFPBB NewsTechCrunch)。

すべて読む | サイエンスセクション | 映画 | 国際宇宙ステーション | サイエンス | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ボーイング、バルブ不調で ISS へのテスト打ち上げが延期された Starliner 宇宙船を調整のため製造施設へ持ち帰る 2021年08月15日
ナウカのスラスタートラブルで国際宇宙ステーション本体が540度回転していたことが判明 2021年08月06日
ロシアの ISS ドッキングモジュール ピルス、プログレス補給船とともに ISS から分離して軌道離脱・大気圏突入 2021年07月28日
国際宇宙ステーションに「宇宙ゴミ」が衝突、カナダ管理のロボットアームが損傷 2021年06月04日
国際宇宙ステーションで栽培中の植物、花が咲く前に枯れそうになる 2015年12月31日
国際宇宙ステーションで映画「スター・トレック」が上映される 2009年05月21日
シリコンバレーの「ITセレブ」のDNA、国際宇宙ステーションに保存される 2008年09月09日

  •  

スペースコロニーで回転とは逆向きに車で走行したらどうなるのか?

物理現象をPCでシミュレーションする動画でおなじみのこーじ氏が、スペースコロニー内部で、その回転と逆向きに自動車で走行したらどうなるかという実験を行っている。スペースコロニーでは、遠心力で重力を発生させている。このため、コロニーの回転と逆向きに自動車を走らせ続けると、最初は普通に走行できるものの、一定の速度以上になると相対的に遠心力がなくなり、自動車本体が浮いてしまう現象が起きている。このほかにも同氏の動画では、構造的に地球上以上にコリオリ力を感じやすいスペースコロニー内部で、反発の強いスーパーボールを投げたときの現象などに関しても動画にして紹介している(回転とは逆向きに走ったら遠心力を打ち消して無重力になるのか?[動画])。

tamaco 曰く、

遠心力が働かなくなって無重力になるのね。
するとスピード違反する車は無重力で事故るな、きっと。

すべて読む | サイエンスセクション | テクノロジー | 国際宇宙ステーション | サイエンス | 宇宙 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
宇宙旅客機 SpaceShipTwo、創業者のリチャード・ブランソン氏を乗せて宇宙飛行を達成 2021年07月14日
無重力下の長期滞在には頚静脈血栓発症リスクがあるとの研究成果 2019年11月17日
コーヒー豆を宇宙に打ち上げ大気圏突入時の熱で焙煎する計画が進行中 2019年01月31日
世界で最も濃いというコーヒー、国際宇宙ステーションへ 2018年06月29日
宇宙空間で蒸留酒を造るにはどうすれば良いか 2017年04月17日
宇宙でフルマラソン完走 2016年04月27日

  •  

ボーイング、バルブ不調で ISS へのテスト打ち上げが延期された Starliner 宇宙船を調整のため製造施設へ持ち帰る

ボーイングは 13 日、国際宇宙ステーション (ISS) への打ち上げが延期されていた CST-100 Starliner を同社の Commercial Crew and Cargo Processing Facility (C3PF) へ持ち帰って詳細なトラブルシューティングを実施すると NASA に伝えたそうだ (Starliner Updates の記事NASA のブログ記事The Verge の記事Ars Technica の記事)。

Starliner は 2 回目の無人テストフライトミッション Orbital Flight Test-2 (OST-2) の打ち上げを日本時間 7 月 31 日に予定していたが、ロシアの多目的実験モジュール ナウカの ISS ドッキング時に発生したトラブルを受けて 8 月 4 日に延期されていた。

しかし、打ち上げ前の準備中に推進システムのバルブが正常に動作しないことが判明し、打ち上げは中止。Atlas V ロケットとともに ULA の Vertical Integration Facility (VIF) へ移動して調整が行われていた。VIF での調整により 13 のバルブのうち 9 つまでは動作するようになったものの、Atlas V ロケットから取り外して C3PF での調整が必要と判断したようだ。

すべて読む | サイエンスセクション | 国際宇宙ステーション | スラッシュバック | サイエンス | 宇宙 | 交通 | NASA | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ナウカのスラスタートラブルで国際宇宙ステーション本体が540度回転していたことが判明 2021年08月06日
ロシアの多目的実験モジュール ナウカ、国際宇宙ステーションにドッキング 2021年07月31日
Starlinerの有人テスト飛行ミッション、コマンダーが変更に 2020年10月09日
ボーイング、新CEOを指名 2019年12月27日
ボーイングのISSクルー輸送に向けた無人テストフライト、打ち上げ成功もISS到達は断念 2019年12月22日
NASA、米民間宇宙船による初の有人宇宙飛行に乗務するクルー9名を発表 2018年08月05日
NASA、ボーイングに2件目のクルー交代ミッションを発注 2015年12月23日
NASA、ISSへのクルー交代ミッションをSpaceXに正式発注 2015年11月25日

  •  
❌