EU 公式ドメインに潜む大量の怪しいコンテンツ
EU (欧州連合) 公式ドメイン (europa.eu) のサブドメインのサイトには海賊版映画などを宣伝するコンテンツが大量に存在するが、偽の海賊版ストリーミングサイトから詐欺サイトへ誘導されることもあるようだ
(TorrentFreak の記事)。このようなコンテンツは主に PDF 形式ファイルであり、有名な海賊版ストリーミングサイトの名前を使用して作品を「無料で観よう」「無料ダウンロード」といった趣旨のフレーズを含む題が付けられている。しかし、リンク先は有名海賊版ストリーミングサイトとは無関係で、無料で再生できるのは予告編程度だという。本編を再生しようとするとユーザー登録が必要だと言われ、セキュリティソフトが警告を出すようなページでクレジット番号などの入力を求められるとのこと。
リンク先のすべてが偽サイトとは限らないが、いずれにしても海賊行為を防止しようとする EU のサイトに適したコンテンツではない。そのほか、「お金がもらえるアプリ」といった怪しげな製品の広告などもみられる。
このような事態になった理由として、EU では外部からの貢献を可能にするアップロード機能が原因だと説明しているそうだ。EU はさまざまなプロジェクトを公式ドメインでホストしており、容易に悪用可能なアップローダーを利用しているプロジェクトもあるという。TorrentFreak が最初にこの問題を取り上げたのは 12 月のことであり、EU では問題を認識して対策を進めているなどと説明していたが、現在でも多数の怪しいコンテンツが残っており、最近アップロードされたものもある。
スラドでは数か月前ぐらいのスパム投稿にこういったコンテンツへのリンクが含まれているものが多かった。無料と言いつつクレジットカード番号の入力を求められた時点で気付きそうだが、EU 公式ドメインの力は大きいのだろうか。
すべて読む
| ITセクション
| 犯罪
| EU
| 海賊行為
| 広告
| インターネット
|
関連ストーリー:
チェコ海賊党、新政府に 3 人の閣僚を送り込む
2021年12月26日
Microsoft Teams、サブドメイン乗っ取りの脆弱性を悪用してユーザーアカウントの乗っ取り可能な問題を修正
2020年04月29日
Microsoftのサブドメイン、670件以上が乗っ取り可能な状態との調査結果
2020年03月07日
EU域の若者、海賊版利用率が減少
2019年11月04日
ブラウン大学の院生が Wiki を利用した P2P ストレージを開発 → 管理者困惑
2009年04月16日
Google がカナダで一部のユーザーを対象に、ニュースコンテンツをブロックする実験を行っているそうだ
(
発売されたのは 1 月の話なのだが、ある Anonymous Coward 曰く、
CAT ブランドの頑丈なスマートフォンで知られる英 Bullitt Group が Motorola Mobility と提携し、Android /iOS スマートフォンで人工衛星経由のテキストメッセージ送受信を可能にするデバイス
英国政府が検討中の法案 Online Safety Bill について、通信の暗号化を損なうようなことになるなら英国から撤退すると Signal のメレディス・ウィテカー氏が BBC に語ったそうだ
(
米政府と各州が Google を訴えたアンチトラスト訴訟でGoogleが関連する証拠の隠滅を継続していたとして、原告側がコロンビア特別区連邦裁判所に制裁を申し立てている
(
Security.org の調べによると、米国のアンチウイルスユーザーの 61.2 % が無料のアンチウイルスソフトウェアを使用しているそうだ
(
Mozilla の調べによると、Google Play のトップアプリの 80 % 近くが「データセーフティ」表示に虚偽の内容やミスリーディングするような内容を記載しているそうだ
(
米食品医薬品局 (FDA) は 22 日、植物ベースの乳代用食品 (PBMA) の名称に「milk (ミルク)」という用語を含めることを推奨するガイダンスの草案を公開した
(
米著作権局が
イーロン・マスク氏がTwitterのアルゴリズムをオープンソースにする計画を語っている
(
maia 曰く、
AliveCor は 21 日、米国際貿易委員会 (ITC) の Apple Watch に関する限定的排除命令と停止命令をジョー・バイデン大統領が支持したと発表した
(
Microsoft Edge が Google Chrome のダウンロードページに大きなバナーを表示して、移行を阻止しようとする現象が確認されたそうだ
(
ChatGPT や新しい Bing、AI の話題にうんざりしているかどうか、という投票を Windows Central が実施している
(
米連邦航空局 (FAA) は 17 日、昨年 8 月に SpaceX が実施した Starlink 衛星グループ 4-27 打ち上げミッションに対する民事制裁金を提示した
(
Abnormal Security の調査によると、機械翻訳の精度が向上した結果、ビジネスメール詐欺 (BEC) が多言語で同時展開するようになっているそうだ
(