スウェーデン・ストックホルム都市圏の通勤・通学時間を半減させる水中翼船
headless 曰く、スウェーデンのスタートアップ企業 Candela は今夏の就航に向けて 30 人乗りの通勤・通学向け水中翼船 P-12 Shuttle を建造しており、就航時には世界最速かつ最長距離の運航が可能な電動客船になるという (The Next Web の記事、 プレスリリース)。
航行中の水の抵抗が少ない水中翼船の P-12 は従来型の電動客船と比べて消費電力が 80% 少なく、巡航速度 27 ノット (時速約 50 km) で 60 海里 (約 111 km) を 1 回の充電で運航できるという。同サイズのディーゼル船と比較すると P-12 はライフタイムで二酸化炭素排出量が 97.5% 少なく、運用コストも半減するとのこと。
P-12 は伴流を生まないことから、今夏就航するストックホルム都市圏では 12 ノット (時速約 22 km) の速度制限が免除される。これにより、最初の就航路線であるエーケレーとストックホルム中心部を結ぶ路線では乗用車やバス、ディーゼルエンジンのフェリーで 55 分を要するのに対し、25 分にまで短縮できるそうだ。
P-12 はセンサーで取得した波高や風速などのデータを用いて水中翼をコンピューター制御し、自動的な安定化が行われる。これにより、乗客が天候不良時に感じる揺れの加速度は従来の船と比べて 90% 少なくなるとのことだ。
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