抗生剤の進化よりも細菌ウイルスの進化の方が早い
WHOの抗微生物薬耐性部門のチームリーダー・Valeria Gigante氏が、欧州臨床微生物学・感染症学会議に提出した報告書によると、新たな抗生物質、とくにいわゆる耐性菌への対抗薬の作製が難しくなってきているという。報告書によると、 2017年から2021年にかけて市場に投入された新しい抗生物質は12種類だけだった。これらの薬剤のうち、薬剤耐性菌に対して問題なく使用できると考えられているのは6種類のみとされている(EurekAlert! 、GIZMODO、GIZMODO日本語記事)。感染症を引き起こす細菌の多くは、既存の抗生物質に耐えるように着実に進化してきた。ある種の抗生物質に細菌が適応すると、その物質と同じカテゴリの別の抗生物質への耐性まで獲得してしまうこともある。そのため、真に新しい抗生物質やその他の治療戦略を常に供給していかなければ細菌が人間を追い越してしまうこととなる。
しかし、今臨床試験中の抗生物質のうち、明確な違いがある抗生物質は6種類しかなく、さらに独自性のある作用メカニズムを持つものは4種類しかないという。既存のすべての抗生物質が効かない細菌による感染例はすでに発生しており、そうした菌は今後も増えていく見込みとなっている。
あるAnonymous Coward 曰く、
別にゴム蜥蜴がどうのこうのみたいなことは信じてないがまあ危険なことに変わりはない。
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