中国不動産大手の恒大集団が米破産法15条の適用申請、債務総額は約49兆円
中国の不動産大手「中国恒大集団(以下恒大グループ)」は17日、アメリカの裁判所に、連邦破産法15章(以下Chapter 15)の適用を申請した。恒大グループは、保有している不動産の評価損のほか、土地回収の関連費用や金融資産の価格下落による損失で、巨額の債務を抱えており経営危機に陥っていた。債務総額は昨年末時点で、中国の国内総生産(GDP)の約2%に当たる2兆4370億元(約49兆円)とも言われている(NHK、読売新聞、CNN、日経新聞、産経新聞)。今回恒大グループが申請したChapter 15は、国際的な破産手続きに関連する特殊な法律。日本では民事再生手続に相当するとされている。米国以外の国で破産手続きが始まっている場合に、アメリカの裁判所と代理人(通常は弁護士)が協力する制度。恒大グループはアメリカドルや香港ドル建ての債務も抱えており、一部の債権者との交渉が難航している。恒大グループ側としては、Chapter 15の申請を認めさせることで、米国国内で訴訟や資産の差し押さえなどを回避し、資産保全しながら債務再編交渉を進める意図があるとされる。恒大グループの負債総額が非常に大きなことから、中国だけでなく国際的な金融市場への影響なども懸念されている(参考:Chapter 15申請時のタカタの事例、妙佛 DEEP MAX[動画])。
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