リーディングビュー

リーナス氏、LinuxでAMDのfTPM機能を無効化する提言

Linus Torvalds氏は7月31日、AMD Ryzenプロセッサに内蔵されているfTPM(Firmware Trusted Platform Module)のバグがLinuxカーネルに問題を引き起こしていると指摘、fTPMを無効化すべきだという意見をメーリングリストに投稿したそうだ(メーリングリストマイナビニュース)。

このAMD fTPMはセキュリティ機能として機能し、Windows 11のインストールでも必要要件となっている。しかし、fTPMのハードウェア乱数生成器にはバグがあることが分かっており、一部の環境でシステムがスタッタリング(一時的なフリーズ)が発生するトラブルが生じている。BIOSのアップデートなどで対応が試みられたものの、問題は完全には解決されていない状況だ。

Torvalds氏は、ブート時にfTPMを使用することはあるかもしれないが、実行中に使うべきではないのは明らかだとし「バカなfTPMを無効化しよう」と主張している。問題が修正されたとされるマシンには、CPUのrdrand命令があるはずなので、fTPMを使う理由がないとしている。また、rdrand命令は遅いが、fTPMのスタッタリングほどの問題はないと述べている。

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AMD決算、9割減益もAI関連は7倍に。時間外取引で株価上昇

AMDは1日に4-6月期(第2四半期)の決算を発表した。売上高と純利益が前年同期比で減少し、純利益は94%減少した。データセンター向けの売上も11.1%減少、コンシューマ向けは53.6%減少したが、前期と比べると減少幅は縮小しているという。一方で、リサ・スーCEOは、AI関連事業がこの四半期で7倍以上に成長したと述べ、AI製品の増産を示唆した。数字的にはあまり良くないように見えるが、決算発表の内容がアナリストの予想平均よりも良かったことから、当日のAMDの株価は時間外取引で約3.5%上昇したという(ロイターBloombergテレ東BIZ株探ニュース)。

その上でAMDは、NVIDIAに対抗できるAI向け半導体「MI300」を投入する計画を明らかにした。同社はNVIDIAやIntelとは異なり、まだ中国市場に特化した製品をまだ生産していない状況にある。同社は中国のAI市場に商機を見出しているとされ、中国向けの製品開発に取り組む方針を示した。BloombergによるとAMDは、MI300の売上高を含むデータセンター事業の2023年売上高が、2022年の60億4000万ドルを上回ると予想している模様。

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AMD製CPUに脆弱性見つかる

AMD製のZen 2コアを採用したCPUに「Zenbleed」という脆弱性 (CVE-2023-20593) が存在していることが判明したそうだ。Zenbleedを発見したのはGoogleのセキュリティ研究者であるタビス・オーマンディ氏で、CPUのレジスタに正しく0が書き込まれない不具合があり、攻撃者が別のプロセスやスレッドからYMMレジスタに保存された機密情報などを読み出せるという(AMDリリースZenbleedPC WatchGIGAZINE)。

このZenbleedはOSに関係なく影響を及ぼす。また仮想マシンやサンドボックス、コンテナなどの保護機構を回避することができるとされる。AMDはZenbleedの深刻度を「中(Medium)」と評価している。AMDはBIOSアップデートを通したAGESAファームウェアの更新で対処する方針。データセンター向けの第2世代EPYCプロセッサはμコード0x0830107A、AGESA RomePI 1.0.0.Hで修正を行なうほか、デスクトップやハイエンドデスクトップは10月以降の配布を予定しているとのこと。

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Ryzen 7000シリーズのホットスポットにCPUクーラーのセンターをずらし合わせるパーツ

CPUクーラーメーカーのNoctuaは13日、AMDのAM5ソケット用マザーボード向けに「Offset AM5 Mounting Bar」というオフセットマウントバーを発表した。「NM-AMB12」、「NM-AMB13」、「NM-AMB14」、「NM-AMB15」の4種類が用意されている。このマウントバーは、従来のマウントキットよりも7mm、CPUクーラーを設置できるというもの。これにより、AMD Ryzen 7000シリーズのCPU温度を下げることができるという(Noctuaによる解説エルミタージュ秋葉原Noctua公式動画t)。

詳しくは公式の動画を見ていただきたいが、Ryzen 7000シリーズは従来のCPUと異なり、CCDと呼ばれる部分が最も発熱する。CCDは一般的なCPUクーラーのベースプレート部で最も冷却能力を発揮するセンター部分からズレた位置にある。これを従来のマウントキットよりも7mmだけCCD側にずらしてCPUクーラーを設置するために用意されのがこのオフセットマウントバーということになる。同社ではこの製品を使用することにより、CPU温度を1〜3℃低下させる効果があるとされている。エルミタージュ秋葉原では、実際にその効果があるかを検証する記事を掲載している。

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AMDのEPYC 7002シリーズ、約1044日連続稼働でコアが動作停止するエラッタ

AMDはEPYC 7002シリーズに、連続稼働から約1044日経過すると、コアがハングアップするというエラッタがあるとの情報を公開した。このエラッタは「1474」と名付けられている。PC Watchの記事によると、リセットから約1044日以上経過すると、CPUのコアがCC6ステートから終了できずハングアップするというもの。AMDは回避策として稼働時間が連続1044日になる前に再起動するか、CC6のスリープ状態を無効にすることを挙げている。AMDはこの問題に対処する予定はないとしている(AMD、Revision Guide for AMD Family 17h Models 30h-3Fh Processors[PDF]PC Watch)。

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AMD、Ryzen 7000X3D シリーズプロセッサーの焼損問題を調査

headless 曰く、

Ryzen 7000X3D シリーズのプロセッサーで焼損が相次いで報告され、AMD が調査を開始している (The Verge の記事Neowin の記事Anandtech の記事Tom's Hardware の記事)。

AMD がメディアに出した声明によれば、オーバークロック時の超過電圧によるハードウェアの損傷発生を認識しており、問題を調査しているという。また、BIOS 設定により Ryzen 7000X3D CPU に印加される電圧が確実に製品仕様の範囲内となるよう、ODM パートナーと協力して作業を進めているとのこと。Tom's Hardware の記事では無印の Ryzen 7000 シリーズでも同様の報告があることを紹介しているが、AMD の声明では触れられていない。

この問題による影響を受けたユーザーに対しては、AMD のカスタマーサポートへ連絡するよう求めている。AMD Ryzen デスクトッププロセッサーでは容易なオーバークロックを可能とする Precision Boost Overdrive やメモリーをオーバークロックする AMD EXPO を利用できる一方、仕様の範囲外での動作は製品保証の対象外となるが、今回の問題に関しては例外になるとみられる。

MSI はこの問題に対処するファームウェア更新をリリースしており、ASUS もベータ版のファームウェアを公開している。いずれも電圧の制限が含まれているようだ。

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ASRock曰く、マザーボードの高騰はCPUが原因

最近、新製品のマザーボードの価格が上昇する傾向にあるようだが、マザーボードメーカーの一つであるASRockの日本公式Twitterアカウントが、価格上昇の理由についての回答をTwitter上でおこなって話題になっているようだ。曰く、CPUの性能を発揮するために要求されるマザーボード側の機能が上がり、さらにそれを支える耐久性を確保するため、価格が上がっているとのこと。一昔前は定格65W、ブースト時91Wといった状態だったが、最近ではブースト時のTDPが241Wという極端な性能を求められることもあり、こうした要求性能に応える対策のために価格が上昇しているということのようだ(ASRock JapanツイートGameSpark)。

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ドイツでRadeon RX 6000シリーズの破損の報告が複数。12月公開ドライバに疑惑

PC Watchの記事によると、ドイツの電子機器修理業者が、Radeon RX 6000シリーズ搭載のビデオカードで、似たような傷が短期間に見つかったとする動画を公開している。この動画を公開しているのは修理業者のKrisfix。3週間ほどの期間で受け取ったRadeon RX 6800とRX 6900シリーズの故障カード計61枚のうち、48枚でGPUが破損していたそうだ(Krisfixによる動画Facebook記事PC Watch)。

壊れた製品の共通の症状としてSOCレール、メモリレール、メモリコントローラレールがショートしている状態だったとのこと。また同社が利用者に対して使用環境などを問い合わせたところ、唯一の共通点として2022年12月公開の最新ドライバ「Adrenalin 22.11.2」を適用していることが浮かび上がったという。Krisfixではドライバが原因だと断定はできないものの、情報収集の意味も込めて動画を公開したとしている。

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AMD、RDNA 2アーキテクチャの「Radeon RX 6000」シリーズ発表 2020年10月30日

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AMD、藤井聡太五冠にRyzen Threadripper PRO搭載PCや自作PCパーツを提供

AMDは9日、不二家および日本将棋連盟が主催する将棋タイトル戦「第8期叡王戦」へ協賛すると発表した。叡王戦は、叡王の称号をかけて戦うタイトル戦で、現在のタイトルホルダーホルダーは藤井聡太叡王。同氏は、AI将棋ソフトを使った対局の分析やシミュレーションに自作PCを使っていることで知られる。とくにAMDのRyzen Threadripperプロセッサを活用しているのはスラドでも話題となったことがある(日本将棋連盟PC Watch)。

またAMDは13日に、同氏にRyzen Threadripper PRO搭載PCを提供したことも明らかにした。CPUにRyzen Threadripper PRO 5995WX、GPUにRadeon RX 6950 XT、マザーボードにASRockのWRX80 Creatorを採用し、128GBメモリ、1TB NVMe SSDなどを搭載したモデルであるという(AMD JapanツイートPC Watch)。

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AMD、RDNA 3採用のRadeon RX 7000シリーズ発表。米国では12月13日発売

AMDは11月3日、エネルギー効率に優れたRDNA 3アーキテクチャを採用したRadeon RX 7000シリーズを発表した。発表されたのはハイエンド向けの「Radeon RX 7900 XT」「Radeon RX 7900 XTX」の2製品。北米では2022年12月13日に発売、価格はRX 7900 XTXが999ドル(約14万8200円)、RX 7900 XTが899ドル(約13万3300円)になるという。ビデオメモリ搭載量はRX 7900 XTXが24GB、RX 7900 XTが20GB(AMD Presents: together we advance_gaming[動画]ASCII.jpマイナビニュースITmedia)。

Radeon RX 7000シリーズは、GPUとしては初めてChiplet構成を採用。Chipletは半導体のダイ上のモジュールを相互接続する仕様。GPUコアを内包するGraphic Compute Dieは5nmプロセス、メモリコントローラーとInfinity Cache用のメモリを搭載するMemory Cache Dieは6nmプロセスで製造される。演算能力は最大61兆FLOPS、内部伝送速度は最大毎秒5.3TB、グラフィックスメモリは最大24GB(GDDR6規格)、トランジスタの数は最大580億個となる。超高解像度、超高フレームレート」でのゲーミングシーンを想定した製品であるとしている。

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ASRock、マザーボードのDIMMスロットに剥がしにくいステッカーを貼付したことを謝罪

ASRock は 9 月 30 日、初期のソケット AM5 マザーボードで DIMM スロット全体に貼付したステッカーがきれいに剥がせないことを謝罪した (ASRock のニュース記事Neowin の記事)。

ステッカーについてあまり詳しく説明されていないが、写真によればメモリーインストールガイドとなっており、インストールする DIMM の数によって選択すべきスロットが指定されているようだ。ところが、このステッカーはきれいに剥がすのが難しく、ユーザーからは不満の声が出ていたという。

これは初期バージョンの BIOS で初回起動時に発生する問題を回避するためのガイドだったといい、BIOS 更新後の製造分はステッカーなしで出荷されているとのこと。ASRock ではこの問題の影響を受けたユーザーに謝罪し、スロット上に残ったステッカーの断片によるメモリ読み書きへの影響が心配なら交換サービスを行うと述べている。

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モダンなAMDシステムに影響するLinuxの古いACPIコード、パッチがLinux 6.0にマージ

headless 曰く、

Linux カーネルが 2002 年に ACPI サポートを導入した際、一部のチップセットで発生する問題を回避するために含められた対策がモダンな AMD システムのパフォーマンスに影響することが判明し、パッチが Linux 6.0 にマージされたそうだ (Phoronix の記事 [1][2]Ars Technica の記事The Register の記事)。

この問題は古いチップセットの一部で CPU クロックを停止する STPCLK# が適時にアサートされないというもので、対策として CPU が完全に停止するまでダミーの待機処理が入れられる。しかし、この処理が Zen3 システムのパフォーマンスに顕著な影響を与えることに AMD の K Prateek Nayak 氏が気付き、Zen マイクロアーキテクチャーの CPU に適用しないパッチを作成する。

一方、Intel システムでは Nehalem 以降の CPU でこのコードを使用しないのだが、実際にこの対策が必要なのは古い Intel の CPU のみだという。そのため、Intel の Dave Hansen 氏が Intel 以外のシステムに適用しないようパッチをシンプル化。このパッチが Linus Torvalds 氏に取り上げられ、Linux 6.0 にマージされることとなった。

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藤井聡太竜王が日本AMDと広告契約、日本将棋連盟が発表

日本将棋連盟は8日、最年少5冠で知られる藤井聡太竜王が、米AMD日本法人と広告契約を結んだと発表した。同日AMDは藤井竜王が出演するブランド広告「藤井聡太 × AMD - 神の一手の裏側に[動画]」を公開している。藤井竜王は、将棋ソフトでの研究のため、自作PCを作成、そのCPUにAMD製の「Ryzen Threadripper 3990X」を使用していることで知られている。また2020年には「世界で一番会いたい人」を聞かれた際、AMDのリサ・スー氏を挙げたこともある。読売竜王戦【公式】アカウントによると、藤井竜王はこの件に関して「パソコンの掃除を、もう少しまめにしないといけないです」と話していたとのこと(日本将棋連盟読売竜王戦【公式】TwitterGAME Watch毎日新聞日刊スポーツ)。

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AMD、Zen 4世代Ryzen 7000シリーズ発表。9月27日に発売予定

AMDは29日、「Zen 4」コアを採用したデスクトップPC向けCPU「Ryzen 7000シリーズ・デスクトップ・プロセッサー」を発表した。Ryzen 7000シリーズは前世代と比較して13%のIPC(Instruction Per Clock-cycle)向上を実現。前世代に比較して800MHzほどターボモード時で高いクロックで動作させることが可能としている。今回明らかにされた製品は以下の4種類(ASCII.jpPC WatchITmedia)。

最上位に当たる「Ryzen 9 7950X」は16コア・32スレッド、合計キャッシュ80MB、ベースクロック4.5GHz、ブーストクロック最大5.7GHz、TDP170Wとなっている。続く「Ryzen 9 7900X」は、12コア・24スレッド、合計キャッシュ76MB、ベースクロック4.7GHz、ブーストクロック最大5.6GHz、TDP170Wというスペック。

「Ryzen 7 7700X」は8コア・16スレッド、合計キャッシュ40MB、ベースクロック4.5GHz、ブーストクロック最大5.4GHz、TDP105W、「Ryzen 5 7600X」は6コア・12スレッド、合計キャッシュ38MB、ベースクロック4.7GHz、ブーストクロック最大5.3GHz、TDP105Wとなっている。予想価格はRyzen 9 7950Xは699ドル、Ryzen 9 7900Xは549ドル、Ryzen 7 7700Xは399ドル、Ryzen 5 7600Xは299ドルとなっており、前世代と同党もしくはやや抑えた価格設定となっている。発売予定日は9月27日となっている。

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インテル、第2四半期は減収減益に。AMDも来期の見通しはアナリスト予想を下回る方向

Intelは7月28日に発表した第2四半期(2022年4月〜6月)決算で、利益と売上高が大きく減少したことを発表した。Intelの第2四半期の売上高は、前年同期比22%減の153億ドル。1株あたりの利益は29セントで前年同期比78%減だった。これは、Intel自体の見通しとアナリスト予測を大きく下回るものだったとしている。同社によれば、コロナ禍後のPC需要の一巡と、米国でのインフレ懸念と同時にPCへの支出が急減していること、データセンター向けチップのアップグレードが遅れていることなどから見通しは厳しくなっているとのこと(マイナビニュースCNETロイター)。

AMDに関しては、先の発表でIntelの株価低下などが起き、7月29日にAMDの時価総額がIntelを上回るなどのプラスとなるニュースもあった。加えて8月2日に発表した度第2四半期決算では売上高が前年同期比70%増となっており、売上・利益ともアナリストの予想平均を若干上回っている。しかし、同社も次の第3四半期(7〜9月期)の売上高に関しては、アナリスト予想をやや下回る見通しが提示された。理由に関してはIntelと同様で、PC需要の減少などの要因が上げられている。これにより2日は時間外取引でAMD株は5%超下落することとなった(マイナビニュースロイター)。

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米上院、国内半導体企業への支援を促す「CHIPS法」を可決 2022年08月02日
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インテル、TSMCとCPU製造延期について協議へ。生産計画が遅延か 2022年07月12日
半導体需要に減退の兆し。米マイクロン収益見通しが予想下回る 2022年07月06日

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x86 CPUに新たなサイドチャネル脆弱性「Hertzbleed」が見つかる。リモートでも攻撃可能

テキサス大学やイリノイ大学らの研究チームは14日、最新のx86プロセッサに新たなサイドチャネル攻撃が可能な脆弱性「Hertzbleed Attack」があったと発表した。研究チームはHertzbleed Attackを用いることで、対象となるCPUの暗号化を突破できると主張しているそうだ(Hertzbleed Attack窓の杜GIGAZINE)。

この攻撃は周波数を動的に変更して消費電力を削減するIntelの「Turbo Boost」やAMDの「Precision Boost」といった周波数スケーリング技術と単純電力解析のサイドチャネル攻撃を組み合わせて実現しているようだ。周波数スケーリング技術に存在する「計算処理の実行時間が消費電力に依存する」という特徴を悪用したという。研究チームはこの脆弱性を用いて、実際に暗号アルゴリズム「SIKE」の暗号化キーをリモート取得することに成功したとしている。

影響を受けるCPUに関してはIntel製プロセッサに関してはすべてで、同社は開発者向けにHertzbleed Attackの対策ガイダンスを公開している。脆弱性の深刻度はCVSSのベーススコアで「6.3」(Medium)となっている(Frequency Throttling Side Channel Guidance)。AMD製プロセッサに関しても、Ryzen ThreadripperやRyzen 2000シリーズ以降のCPUといった比較的新しいものに関してはほぼすべてに影響があるようだ(Frequency Scaling Timing Power Side-Channels)。

ただ研究者らが提案した緩和策が、CloudflareやMicrosoftによって展開されているとのことで、深刻な問題にはならない模様。

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米オークリッジ国立研究所の Frontier、Exaflop の壁を破り TOP500 で 1 位に

headless 曰く、

米オークリッジ国立研究所 (ORNL) のスーパーコンピューター Frontier が HPL ベンチマークで 1 Exaflop の壁を破り、2022 年 6 月分のスーパーコンピューター性能ランキング TOP500 で 1 位となった (ニュースリリースNeowin の記事Phoronix の記事The Register の記事)。

HPE Cray EX235a ベースの Frontier は第 3 世代の AMD EPYC 64C 2GHz プロセッサーを採用し、総計 8,730,112 コア。HPL スコアは 1.102 Exaflop/s で、これまでに存在したスーパーコンピューターで最高性能というだけでなく、世界初となる真のエクサスケールマシンでもある。今回 2 位に後退した富岳も理論上は 1 Exaflop を超えることが可能なためエクサスケールマシンと呼ぶこともできるが、Frontier が HPL ベンチマークテストで性能をデモンストレーションできる唯一のエクサスケールマシンだという。

富岳2 年間にわたり TOP500 で 1 位維持していたが、6 月の性能は前回と変わらず 442.01 PFlop/s で 2 位となった。ただし、まだ Frontier のデータがないHPCG や、Graph 500 BFS では 5 半期連続で 1 位を維持した (InsideHPC の記事)。

なお、エネルギー効率ランキング GREEN500 では ORNL の Frontier Test & Development System (TDS) が 1 ワットあたり 62.484 GFlops で 1 位、Frontier は 1 ワットあたり 52.227 GFlops で 2 位となった。Frontier TDS は基本的に Frontier の 1 ラック分だが、さらにエネルギー効率を高めているとのことだ。

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AMD、Ryzen 7000シリーズを正式発表

AMDは23日、台湾で行われるCOMPUTEX 2022に合わせて実施されたオンライン基調講演で、新型CPU「Ryzen 7000」シリーズと関連商品を発表した(PC Watchマイナビニュースエルミタージュ秋葉原4Gamer.net)。

Ryzen 7000はZen 4アーキテクチャベースのデスクトップPC向け製品で、新ソケットの「Socket AM5(LGA1718)」に対応したのが特徴。CPUクーラーに関しては従来のAM4対応製品と互換性があるとしている。最大でTDP 170Wに対応可能な設計になっているという。Ryzen 7000シリーズは、1クロック辺りの命令実行効率を示すIPC(Instruction Per Cycle)が約15%(Ryzen 9 5950X比で)ほど向上したとしている。

また対応チップセットとなる「AMD 600」に関しても発表されている。DDR5とPCI Express 5.0に対応するなどプラットフォームも一新された。対応するマザーボード製品に関しても、ASUSやMSIといったPCパーツメーカーから発表されている(エルミタージュ秋葉原PC Watch)。それぞれ2022年秋に投入する予定とのこと。

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AMD のシェア、x86 CPU 市場全体で 30 % に近付く

Mercury Research の 2022 年第 1 四半期分 x86 CPU 市場シェアデータによると、AMD のシェアが 30 % に近付いているそうだ (Tom's Hardware の記事The Register の記事Wccftech の記事)。

x86 CPU のセグメント別では AMD のシェアがデスクトップ PC で 18.3 %、ノートブック / モバイルで 22.5 %、サーバーで 11.6 % となっているが、IoT やセミカスタム (ゲームコンソール用 CPU など) を含めた x86 全体では AMD のシェアが 27.7 % に達する。AMD のシェアは 2021 年第 4 四半期に 25.6 % となり、15 年以上前に樹立したシェアの最高記録 (25.3 %) を上回っていたが、2022 年第 1 四半期はさらに上回った。なお、Arm と x86 を合わせた PC 用 CPU 市場では、Chromebook と M1 Mac を含む Arm のシェアが 11.3 % とのことだ。

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AMDの次世代Ryzen 7000ではDDR4はサポートされない?

AMDは、今年後半にリリースされる予定となっているZen 4アーキテクチャを採用したRyzen 7000プロセッサ(コードネーム: Raphael)では、従来のSocket AM4から新たなSocket AM5への切り替えが予告されている。Tom’s Hardwareなどの記事によると、ソケットの変更に合わせてメモリに関してもDDR4サポートも廃止され、新たに採用されるX670およびB650チップセットでは、DDR5のみのサポートとなる可能性が高いようだ(Tom’s HardwareニッチなPCゲーマーの環境構築Z)。

DDR5の速度に関してはDDR5-5200がサポートされる可能性が高い模様。ただ現時点では、DDR5メモリの価格が高額であることから、X670とB650以外の別のチップセットを採用したマザーボードではDDR4サポートが行われる可能性があるとしている。

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