リーディングビュー

ウクライナ軍がセバストポリの黒海艦隊司令部をミサイル攻撃、ロシア軍大将や提督が死亡か

あるAnonymous Coward 曰く、

ウクライナ軍は22日、クリミア半島のセヴァストポリにあるロシア海軍黒海艦隊司令部に対して巡航ミサイル「ストーム・シャドー」によると思われるミサイル攻撃を実施した。その後の報道で、アレクサンドル・ロマンチュク大将やビクトル・ソコロフ提督を含むロシア軍の士官など34人が死亡、100人以上が負傷したとみられることが明らかになった(CNN, BBC, 読売新聞, 朝日新聞)。

大将の戦死が事実であれば、今回の戦争中に戦死したもっとも上の階級であり、かつ第二次世界大戦後では初めてではないかという。ウクライナ側の情報によれば今回の作戦名は「カニのわな」で、ロシア海軍の幹部が会議のため集まっているとの情報を入手した結果、「時間通りに、正確に」攻撃が行われたという。報道されている映像では、攻撃を受け炎上中の司令部に、正確に2発目のミサイルが着弾する姿が報じられている。

ロシア国防省は26日、ウクライナ軍がロシア黒海艦隊の司令官であるビクトル・ソコロフ提督を含む34人の将校の死亡を発表した後、ソコロフ提督が国防相ショイグとのオンライン会議に出席しているように見える映像を公開している。ただ具体的な発言としてはソコロフ提督の生死に触れていない模様。また今回、公開された動画がいつのものかも不明とされている(ロイター日テレNEWS)。

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ベトナム、米国製武器大量導入に動く可能性高まる

maia 曰く、

バイデン政権はベトナムとの武器取引について協議しているという(Reuters産経)。F-16を含む大型取引が考えられており、高額になることから特別な融資もありうるという。交渉は初期段階で、現段階で決まったことはないが、この取引が意識しているのが中国なのは間違いない。9月10日にはバイデン大統領は訪越して共産党書記長と会談、両国関係を「包括的戦略パートナーシップ」に格上げすると発表していた。ベトナム戦争終結が1975年だから、ほぼ半世紀を経て、米越関係が新たな段階に至ったわけだ。

バイデン政権がベトナムとの史上最大規模の武器取引に関する交渉に入ったことが、ロイター通信によって23日に報じられている。ベトナムは現在、兵器調達においてロシアに依存している。この交渉は初期段階で来年にも合意に至る可能性がある一方で、成立しない可能性もあるとされている。

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ウクライナ軍の反転攻勢、やっと大きな戦果か

あるAnonymous Coward 曰く、

ウクライナ軍の反転攻勢は、ゲームチェンジャー扱いだったドイツ製のレオパルト2戦車の供与もあり、ウクライナ軍、反抗作戦で10日に約2000平方キロメートルの領土を奪還の再来を期待した人もいたかもしれない。
現実には「ロシア軍がうまく防衛?ウクライナ兵の質に問題?反転攻勢の今」によると、以下の理由でうまくいっていないという。
・動員兵の能力が低く、年齢が高いため、部隊間の連携に問題がある
・地雷により機械化部隊が展開できず、歩兵による戦闘を強いられている
そのためロシア軍の構築した三重の防衛線のうち、第一防衛線の突破にも苦しんでいたが、ついに複数箇所で第一防衛線の突破に成功したようだ。
【9月4日の解説】①ウクライナ軍が第1防衛線突破 ②ウクライナ国防相“更迭”

クリミア半島でも大きな成果があったようだ。
イギリスから供与されたストーム・シャドウ空対地巡航ミサイルを使い?、ドック入りしていた潜水艦と大型揚陸艦を損傷させることに成功したようだ。
ウクライナ、クリミア奪還に死活的に重要な軍港セバストポリで大きな戦果

潜水艦は巡航ミサイルの発射機として使われており、ショッピングセンターやタワマンを巡航ミサイルで破壊されてきたウクライナにとっては、意味のある成果といえるだろう。
揚陸艦はオデッサ作戦が中止されたため、直接侵攻には使えないが輸送船としては使えるだろうし、ドッグが損傷しただけでも成果だろう。

さらに開戦以来、損害報告のなかった地対空ミサイルシステムS-400を破壊したようだ。
ウクライナ軍、3週間でクリミアのS-400防空システム2基破壊 残り3基
クリミア半島に展開するS-400はウクライナ空軍が活動できない大きな理由の一つで、ドローンや巡航ミサイルの迎撃にも使われており、クリミア大橋を破壊できない要因の一つである。
ウクライナに供与されたF-16にとっても脅威で、S-400を無効化できないと航空優勢を得るのは難しく、ウクライナ陸軍の支援もままならない。
S-400に損害を与えたということは、S-400の迎撃を回避できたということであり、大きな意味を持つ。
失ったS-400のかわりに、先日、北方領土から転出されたS-300Vがクリミアに配備される日も近いのかもしれない。
北方領土から弾道ミサイル迎撃用システムが搬出される

ウクライナ軍が攻勢に出れられるのは天候の関係で10月後半までだという。
このタイムリミットまでに、要衝トクマクを落として、その先のメリトポリを奪取できるかが重要になってくる。
メリトポリは2本の幹線道路がありクリミアの入り口だという。
メリトポリを抑え、ロシア軍の東西の補給線を断つことができるか、正念場を迎えている。
残された時間はあまりに短いが、ロシアは第一防衛線の構築に資材の6割を投入したという観測があり、第ニ防衛線を短時間で突破できる可能性は残されている。
ロシア軍の「第2防衛線」に進軍、ウクライナ軍「強固ではなく地雷原も少ない」

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ロシア戦闘機、2022年9月にイギリス偵察機を撃墜しかけていた

あるAnonymous Coward 曰く、

昨年9月に黒海上空を飛行中だったイギリス軍の有人偵察機に、ロシア軍の戦闘機がミサイル2発を発射、命中はせずロシア側が「機械不良」と報告した事件があったが、実際にはパイロットが攻撃許可が下りたと勘違いしてミサイルを発射していたことが明らかになった(BBC, NHK)。

攻撃されたのは30人乗りの電子偵察機リヴェットジョイントだが、英BBCが報じたところによると、偵察機はロシア側の通信を傍受しており、そこには遭遇した2機のSu-27のうち1機のパイロットが、管制官からの「標的補足」という曖昧な指示をイギリス機への攻撃許可だと受け取ってミサイルを発射したことがやり取りされていたという。幸い、最初のミサイルはミスで標的に狙いを定められず命中しなかった。その後もう一人のパイロットが「何を考えているんだ」と問い詰めるも、しかし2発目のミサイルを発射。だが2発目は故障か発射中止の指示を出したのか、点火することなく終わったとのこと。

その後、イギリス側は表向きはロシア側の「機械不良」の報告を受け入れ、危険な事態につながりかねない接近だったとしつつも、ロシア側の意図的な行動ではなかったとこの件を片付けていた。しかし実際には一歩間違えれば深刻な事態へと発展しかねない問題だったようで、現在の世界の危うさを示している。

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北方領土から弾道ミサイル迎撃用システムが搬出される

あるAnonymous Coward 曰く、

共同通信によると、ロシア軍が2020年に北方領土の択捉、国後両島に配備していた複数の地対空ミサイルS-300V4が島外に搬出されたとみられることが8月31日にわかった。

Wikiepdiaによると、S-300はロシア、そしてウクライナも配備している旧ソ連の地対空ミサイルだが、S-300PとS-300Vがある。名前は似ているが物は別物で、S-300Pは航空機や巡航ミサイル迎撃用、S-300Vは弾道ミサイル迎撃を目的とした本格的なミサイル防衛システムという。ロシアは無人機攻撃に悩まされているが、流石にダンボール製もある無人機の迎撃に、ミサイル防衛システムを使うのは牛刀をもって鶏を割く感があることから、意図は謎である。単にS-300PおよびS-400が足りずに数合わせのために北方領土から引き抜いたのだろうか?

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対人地雷の被害を軽減するスパイダーブーツ

maia 曰く、

対人地雷対策で、ウクライナ軍は一部でスパイダーブーツと呼ばれるアタッチメントを導入しているようだ(POPULAR MECHANICS ハンキョレ)。具体的にはドネツクに駐屯している部隊で、地雷撤去訓練が公開された。大きく広がった4本脚で靴の下の空間によって地雷の爆発力が逃れる空間ができ、負傷は防げないが、重大な怪我や出血死を免れるらしい。実は1998年にカナダで考案された装備で、数足の提供を受けてウクライナで製造しているという。

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ウクライナ政府、JTロシア子会社を戦争支援者リスト」追加

あるAnonymous Coward 曰く、

NHKの報道によると、ウクライナの国家汚職防止庁は24日、JTの海外の子会社であるJTインターナショナルと、アメリカのフィリップ モリスの2社を「戦争支援者」のリストに新たに加えたと発表した。

JTインターナショナルは、ロシアのたばこ市場でのシェアが34.9%と最も高く、2021年には、JTインターナショナルから戦闘機100機を購入できるおよそ36億ドル、日本円でおよそ5200億円がロシアの国家予算に直接、入っているという。

参考までに、日本のたばこ税収は年2兆円。2022年度のロシアからのLNG輸入額は49億8,100万ドルのようだ。せっせとロシアでたばこを売ることで、長期的にはロシアの弱体化につながるという気もするが、短期的にはロシアによるウクライナ侵攻の助けになっているのは間違いないだろう。なおJTの筆頭株主は財務大臣である。

JTは「ウクライナ政府の決定については承知している。ウクライナでは今も通常どおり事業を行っていて、必要な支援によってウクライナ経済に引き続き貢献していきたい」とコメントしている。

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各国の防衛企業がアジア統括機能を日本に移転へ。英BAEなど

日経新聞の8月27日の記事によると、世界の防衛大手企業がアジアにおける統括機能を日本に移転する動きが進んでいるという。具体的には、英国のBAEシステムズが、アジアの統括機能をマレーシアから日本に移管する計画を進めているようだ(日経新聞)。

BAEシステムズは、日本、英国、イタリアの3カ国による次期戦闘機の共同開発計画「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」の中核企業で、三菱重工業などと協力関係にある。同様に、米ロッキード・マーティンもアジア全体を統括する機能をシンガポールから日本に移し、北朝鮮のミサイル発射や台湾有事などへの対応能力を強化しているという。また米L3ハリス・テクノロジーズなどが日本法人を設立し、新たな需要に対応するための協力や提携を模索しているとされる。

こうした移転の動きの背景には、日本がアジアの防衛市場で重要な位置を占めるとの見方が出ていることや、日本政府の防衛費増額政策が背景にあるとされている。

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ウクライナへのF-16配備、パイロットの英語力不足で来夏以降になる可能性

ウクライナ政府は、ロシアとの戦争のためにF-16戦闘機の配備を求めているが、米ワシントン・ポストの11日の報道によれば、その配備に必要不可欠なウクライナ人パイロットによるF-16戦闘機の訓練完了が、来年夏以降に延期される可能性があると報じられている。原因はウクライナ人パイロットの英語能力にあるという(産経新聞ミリレポ[動画])。

戦闘機の航空管制用語は基本的に英語で行われるため、英語能力はパイロットにとって重要だ。また戦闘機パイロットとしての知識と技量を得るためには、西側の訓練教官との英会話が必要であるほか、NATOとの連携や情報伝達にも英語が必要になる。しかし、米国メディアのPoliticoによれば、ウクライナ人のパイロット候補の中で訓練に必要な十分な英会話能力を持つのは8人だけで、ほかの候補生20人は英会話能力が不足しているという。

この英語を少し話せる程度の候補生20人は、訓練に進むことができず、必要な英会話能力を学ぶためにイギリスで英語の勉強をすることになっているようだ。

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ウクライナで徴兵事務所の汚職が暴露され全ての州の軍事委員会責任者が解任される

あるAnonymous Coward 曰く、

朝日新聞の記事によると、ロシアの侵攻により戦争中のウクライナで、徴兵事務所で徴兵逃れの汚職が蔓延していることから、ゼレンスキー大統領が徴兵を行っている各州の軍事委員会の責任者を全員解任するそうだ。

徴兵事務所の汚職については、ウクライナ国内メディアが大きく報道しているそうだ。新任の軍事委員会の責任者は軍の最高司令官が前線に復帰できない傷病兵から選任し、候補者は情報機関であるウクライナ保安局が調査するようだ。

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ニジェールのクーデターで、隣国ナイジェリアが電力供給を停止。電力の7割が止まる

あるAnonymous Coward 曰く、

西アフリカのニジェールで7月26日、軍事クーデターが発生。周辺国との対立の結果、電力の7割を供給するナイジェリアが経済制裁として送電を停止したことから、大きな影響が出ているようだ(NHK, テレビ朝日, 読売新聞, BBC)。

ニジェールでは2011年から民主的に選ばれた政権が続いていたが、イスラム過激派への対処の中で旧宗主国フランスへの反発や欧米よりの政府への不満が高まりクーデターが起きた、ということのようだ。クーデターに対してナイジェリアなどからなる西アフリカ諸国経済共同体 (ECOWAS) は激しく反発、軍事介入も辞さない構えを見せるとともに、制裁の一環として国境の閉鎖などに加え、電力の供給も停止したとのこと。これによりもともと電力事情が悪かったニジェールの状況はさらに厳しくなり、主要な都市で停電が発生していると伝えられている。

ただし、同様にクーデターにより軍事政権を成立させ、駐留フランス軍を追い出したマリやブルキナファソは、ニジェールへの軍事介入を自国への宣戦布告とみなすと牽制。またこれらの国は欧米との対立からロシアに接近しているとの話もあり、事態は紛糾しそうである。

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ラファール戦闘機が日本にやってくる

航空自衛隊は7月18日、フランス航空宇宙軍(フランス空軍)と共同訓練を行うことを発表した。訓練は2023年7月26日から29日までで、宮崎県の航空自衛隊新田原基地とその周辺空域、および関東周辺空域で行われる(航空自衛隊リリース[PDF])。

route127 曰く、

仏航空宇宙軍(FASF)が6月上旬から8月上旬までのペガーズ23任務(Pégase 2023 mission)の一環で日本を訪れる。
the diplomat via ひでむら浜田防衛大臣閣議後会見在日フランス大使館入間市乗りものニュース
これはBA113サンディジェ・ロバンソン基地所属のラファール2機をはじめ、エアバスA330多目的給油機(MRTT)、エアバスA400M輸送機及び関連する人員120人が来日し、7月26日より29日にかけて宮崎県の新田原基地から関東にかけての空域で行われる予定である。
日本側からはF-15戦闘機、F-2支援戦闘機、KC-767空中給油機、C-2輸送機等が参加する見込み。

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ウクライナ軍が反転攻勢を開始

あるAnonymous Coward 曰く、

ここ数日、ウクライナ軍とロシア軍の戦闘が活発化していることがSNS等で伝えられていたが、ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、ウクライナ軍がロシア軍への反転攻勢を既に開始していることを明らかにした(ロイター読売新聞産経新聞)。

ただし、作戦上の理由から詳細は明らかにされておらず、ウクライナ側の情報サイトなどもリアルタイムの情報は伏せているようだ。東部ドネツク州と南部ザポリージャ州で作戦中と言った報道や、攻撃軸はバフムト、ヴェリカ・ノヴォシルカ、トクマクの3つではないかと言ったSNSでの分析がなされている(ツイート)。

英国防省の分析では、10日時点でいくつかの地域ではロシア軍の第1防衛線を突破した可能性が高いとしている。一方で、航空優勢を取れないまま準備された防御陣地に突撃していることから大きな損害も出ているようで、供与されたばかりのレオパルト2戦車やブラッドレー歩兵戦闘車が撃破された映像も公開されている。

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ウクライナ南部のカホフカダムが決壊、ウクライナ/ロシア双方が相手が破壊と主張

あるAnonymous Coward 曰く、

ウクライナとロシアの両軍によると、ウクライナ南部へルソン州にあるカホフカダムが6日に決壊、周辺地域に洪水で大きな被害が出ているようだ(ロイター, NHK, 日経新聞)。

衛星写真によれば、カホフカダムは200m以上にわたり崩壊しており、かなり大量の爆薬が使われたのではと分析されている。ウクライナ/ロシア双方が相手側の仕業だと主張しているが、現在この地域はロシアの占領地のため、このような爆薬を設置できるのはロシア軍だけとみられる。一方で被害を受けるのも主にロシア側なので、意図的なものだったのか、それとも事故か、またはウクライナ軍による何らかの作戦の結果なのかなど、現時点ではよくわかっていないようだ(解説ツイート)。

なお、このダムはザポリージャ原子力発電所の冷却水の取水元であるということで、そちらの面でも懸念が広がっているが、現時点では原発に差し迫った危険は生じていないという。

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親ウクライナのロシア義勇軍がロシア領内に侵攻。戦車の姿も報告される

ウクライナとロシアとの間で起きている戦争で、戦勝の初期段階からウクライナ側について活動しているロシア人部隊、「自由ロシア軍団」と「ロシア義勇部隊」がロシア領内に潜入、攻撃をおこなったことが話題となっている(テレ朝newsNHK産経新聞CNN航空万能論GF)。

場所はウクライナとの国境に位置するロシア南西部ベルゴロド州にあたり、同州の知事であるグラトコフ知事は22日、州内で砲撃があり、少なくとも8人が負傷したと発表した。自由ロシア軍団は同日朝、テレグラムで、前線部隊が同州グライボロン地区に入ったと書き込んでいた。これまでもロシア国内でドローンなどを用いた小規模な攻撃はいくつか起きていたが、タレコミにあるように「戦車や装甲車を伴う規模の作戦」であることが視覚的に確認されているという。

翌日となる23日、ロシア国防省は国境を越えて侵入した戦闘員をウクライナ領に撃退したと定例会見で発表した。「ウクライナのテロリスト70人以上、装甲車4台、ピックアップトラック5台を掃討した」と主張しているという。ウクライナ高官は、ロシア人勢力が自主的に行動した可能性に触れつつ、自国軍による「破壊工作」への関与を否定しているとしている(CNN時事通信ロイターAP通信)。

あるAnonymous Coward 曰く、

3月にも義勇軍がブリャンスク州に侵入した事があったが、今回は「戦車や装甲車を伴う規模の作戦」であることが確認されており、より大規模のもののようだ。ウクライナ軍がロシア領内に逆侵攻することには西側各国も警戒感があるため、戦車なども用いていることから、反プーチン政権のロシア人部隊という建前でウクライナ側が起こしたという見方が強そうだ。今後戦闘がロシア領内にも拡大するのか、それとも嫌がらせ的な攻撃ですぐ撤退するのかなどは現状では不明。

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ウクライナ、ロシアの極超音速ミサイルを相次ぎ迎撃。一方で迎撃側のパトリオットも損傷

ウクライナは16日、同国のキーウ上空にロシア側が打ち込んだ空対地ミサイル「キンジャール」6発を撃墜したと発表した。キンジャールはタレコミにあるように極超音速で飛行する空対地ミサイル。ウクライナの発表によると、このときロシア側はミサイル18発を発射、キンジャール6発のほか、陸上から巡航ミサイル3発、黒海から「カリブル」巡航ミサイル9発が発射されたという(読売新聞BBCニューズウィーク日本版Yahoo!ニュース個人)。

キンジャールの撃墜に関してはウクライナ側が5月6日に、キンジャールを米国から供与されたパトリオットミサイルにより初めて撃墜したことを確認したと報告している。今回のキーウに対する集中的な攻撃に関しては、ロシア側がパトリオットのシステムが放つシステムの信号を傍受して位置を特定、システムを潰すために首都キーウ一帯への集中的なミサイル攻撃を実施したとの見方も出ている。今回の攻撃により、2セット供与されたパトリオットシステムの一部が損壊したされ、CNNによれば「パトリオット」が受けた損傷は最小限であることを米国の当局者3人が明らかにしているという。また記事によれば、パトリオットシステムそのものはまだ運用可能な状態であり、レーダー装置は損傷していないとしている(CNNその2航空万能論GF)。

あるAnonymous Coward 曰く、

キンジャール」はロシア側が迎撃が不可能な「超兵器」として豪語していたもの。短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の空中発射型ではないかと分析されるが、射程2000kmで最大速度マッハ10、核弾頭も搭載可能という高いスペックが伝えられている。一方でウクライナの首都キーウには西側から支援されたパトリオットなどの防空システムが4月下旬から配備されており、5月16日にキーウを襲った大規模なミサイル攻撃において、ウクライナ側はキンジャール6発を含む多数のミサイルを迎撃したと発表した。一方でロシア側はパトリオット1基の破壊を主張しており、米当局者もパトリオットが損傷した旨をコメントしている。

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ポーランド、ロシア飛び地の「カリーニングラード」の名称を旧称に戻すと発表

ポーランドが10日、同国に隣接しているロシアの飛び地である「カリーニングラード」に関して、呼称を同国内での歴史的な呼称であるクルレビエツ(Krolewiec)に戻すと発表した。ポーランド語における外国語名称の標準化を担う国家委員会の勧告に基づく対応だという。ポーランドの公式文書や地図では今後、クルレビエツが使用される。これに対してロシア側は「敵対行為」だと非難している。両国の関係はロシアのウクライナへの軍事侵攻以降、歴史的な背景もあって悪化の一途を辿っている(AFPBB NewsロイターNHK)。

あるAnonymous Coward 曰く、

カリーニングラードはもともと13世紀にドイツ人の東方植民により建設された町で、ドイツ語でケーニヒスベルク、ポーランド語でクロレビエツと呼ばれていた。第二次世界大戦後にドイツ人が追い出され後、ソ連の英雄にちなみ現在のカリーニングラードに改名されていた。

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ロシアの戦勝記念パレードがしょぼいと話題。戦車が不足

あるAnonymous Coward 曰く、

5月9日にモスクワの赤の広場で、対独戦勝78年を祝う軍事パレードが行われた。毎日新聞によると、恒例の戦車部隊によるパレードや戦闘機など航空部隊の参加はなかった。唯一参加した戦車は第二次世界大戦最優秀戦車ともいわれるT-34一両のみ。パレード用戦車と揶揄されるT-14戦車の参加もなかった。なお2021年のパレードにはT-80/T-90/T-14戦車が登場していた。戦車が登場しないかわりに、新兵器として2種類の装甲車が披露され、大型核ミサイルの「ヤルス」も通常通りパレードの最後に登場した。

NATOの戦車を得たウクライナの攻勢が近いという話があるため、前線からパレード用戦車を引き抜く余裕がなくなっているのだろうか。

なお別のタレコミによると、パレードに使用されたT-34はチェコ製をラオスから寄贈されたもので、ロシア軍で使用されたものではないらしい(乗りものニュース)。

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ウクライナ侵攻中のワグネル創設者、ロシア政府関係者を激しく非難する動画を次々と投稿

あるAnonymous Coward 曰く、

朝日新聞の記事や、別の朝日新聞の記事によると、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」創設者のプリゴジン氏が、ロシア政府関係者を罵倒を含む激しい口調で非難する動画を次々と投稿しているそうだ。

1日に、「ワグネルが消滅したら、ウクライナ軍や北大西洋条約機構ではなく、(ロシア国防省の)くず官僚のせいだ」と激しく非難する動画を投稿し、別の動画では、必要な砲弾の3分の1も送られていないことを非難したそうだ。

5日の動画では、数十人の兵士の遺体とされるものが映った後、プリゴジン氏が、カメラに向かって、国防省関係者を罵倒し、弾薬の割り当て分を渡せば戦死者が20%だったとし、関係者が執務室で太る代償として映像に映る兵士達が死んでいると激怒し、最後に、ショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長を呼び捨てにして、激しい口調で弾薬を要求したらしい。BBCの記事によれば、プリゴジン氏は現在主戦場となっているバフムートからのワグネルの撤退も示唆しているようだ。

米情報機関の分析によると、ロシア軍は弾薬不足で今年中に大規模攻勢できる可能性は低いそうだ。また、現在バフムートでは数百メートルの範囲内での「残酷な」消耗戦となっているそうだ。

なおプリゴジン氏は7日に、テレグラム上で10日までに部隊を引き揚げるとの予告を取り消した。ロシア政府が戦闘を続けるために必要なだけの弾薬や武器を供給すると約束したためだとしている。ただ同氏は以前からワグネルに弾薬を十分に供給していないとしてロシア国防省などを批判することを繰り返しているため、またかといった印象(BBC日経新聞CNN)。

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ロシア管理のセヴァストポリの石油タンクが大炎上。ウクライナ側は攻撃を認める

ロシア・ウクライナ間の戦闘は現在も休むことなく続いている。タレコミにあるようなウクライナ側からのロシア側の燃料貯蔵施設設への攻撃や、反対にロシア側が1日に再びウクライナ東部や中部の各地に新たなミサイル攻撃などがおこなわれていることも報じられている。1日の攻撃では、ロシア軍はウクライナ軍や住宅地域に向けて27回の空爆をしたほか、多連装ロケットシステムから45発を撃ったと報じられている。なおタレコミにある燃料貯蔵施設設への攻撃は、ウクライナ軍の報道官が反転攻勢の準備の一環であったことを認めている(CNNTBS NEWS DIG)。

あるAnonymous Coward 曰く、

ロシアの占領下にあるクリミヤ半島の軍港セヴァストポリの石油タンクが、ウクライナ軍のドローン攻撃で大炎上している。セヴァストポリはソ連の黒海艦隊の母港で、ソ連崩壊後はウクライナ海軍の司令部と、協定によりロシア黒海艦隊の母港となった。2014年のクリミア併合後もロシア黒海艦隊の母港のままとなっている。

2023年4月27日にウクライナのゼレンスキー大統領が、南部ミコライウ州が夜間にロシアの黒海艦隊の攻撃を受け、ビルや住宅などが破壊され市民1人が死亡し、23人がけがをしたと発表した。この攻撃に対するウクライナ軍の反撃で、ロシア黒海艦隊の活動を鈍らせるための攻撃かもしれない。

日本と違い産油国のロシアの石油タンクを破壊しても効果は薄いと思うかもしれないが、そうでもないかもしれない。太平洋戦争開戦時の真珠湾攻撃(1941年12月8日)で、日本海軍はハワイの石油タンクを見逃したことがあった。アメリカ海軍のニミッツ提督は回顧録で「真珠湾の石油タンクを破壊されていたら、アメリカ艦隊は半年は動けなかった」と語っている。

当時世界最大の産油国であったアメリカですら、そのような状況であり、真珠湾の石油タンクを破壊できていたら、ミッドウェイ海戦(1942年6月5日)の敗北もなかったかもしれない。
一説には日本海軍の石油タンクは攻撃に備えて地中式タンクとなっており、アメリカの石油タンクもそうであろうから、攻撃しても無駄、と考えていたという話がある。

地中式石油タンクの現状と将来の展望によると、1991年の時点で石油類の地中式タンクによる貯蔵は旧海軍の実施によるものが200基近くもあり矩形タンクではあるが最大10万klにも及ぶ大型タンクが建造されている、とのこと。

今回のドローン攻撃でセヴァストポリの石油タンクは派手に燃えていることから、燃料不足でロシア黒海艦隊の活動は低調になっていくかもしれない。

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