リーディングビュー

発光するキノコの遺伝子を組み入れた植物『光る樹木』を開発したと発表

奈良先端科学技術大学院大の出村拓教授は26日、発光するキノコの遺伝子を組み入れた植物「光る樹木」を開発したと発表した。クラゲなどの蛍光タンパク質を組み合わせることにより、強く発光させられるようになったのだという。タンパク質の組み合わせなどにより緑や赤、青色に光らせることもできるそうだ(47NEWSABCニュース)。

ABCニュースにある動画によると、暗い屋内で植物全体が段々と光っていく様子が紹介されている。もちろん電力は不要。今はまだぼんやり光る程度だが、将来、電灯にかわって街を明るく照らすほどの可能性を秘めているという。教授らは29日には様々な光る樹木を開発するベンチャー企業を立ち上げる予定とのことで、電気を使わないで世の中を明るくすることを目標に掲げている。

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イヌとキツネのハイブリッド生物の存在がはじめて確認される

ブラジル最南端の町で、世界初とされる「犬とキツネ」のハイブリッド生物が発見されたそうだ。ハイブリッド種は異種間交配で生まれた生物。この珍しいハイブリッド生物は、2021年に交通事故でケガを負った個体が保護され、その後遺伝子調査によって正体が明らかになったという(Animalsナゾロジー動画)。

リオグランデ・ド・スル連邦大学(UFRGS)によると、この生物は外見や行動面で、犬とキツネの特徴を併せ持っており、顔は中型犬に似ている一方、キツネのような大きな三角形の耳を持ち、犬の餌を拒絶し生きたネズミを食べるという風変わりな行動を示したとされる。性格は内気で攻撃的ではなく、犬とキツネの両方の特性が見受けられたとしている。遺伝子調査の結果、このハイブリッド生物の母親はパンパスギツネで、父親は犬種不明のイエイヌであることが判明した。これにより、犬とキツネのハイブリッド種が世界で初めて確認されたとしている。

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老いた体を若い体と結合させて若返りさせるマウス実験

米ハーバード大学医学大学院の研究チームがおこなった研究によれば、年老いたマウスを若いマウスと結合する実験技法である「パラバイオーシス」を用いることで、老化を遅らせ寿命を延ばす可能性があるという。この実験では、老齢マウスと若いマウスを長期間にわたり結合させたところ、老化のスピードが遅くなり、生物学的年齢が実年齢よりも若くなったという。生物学的年齢はDNAメチル化時計を用いて測定され、最大で30%低かったそうだ(natureForbes JAPAN)。

結合状態を丸3か月間維持してから外科手術で分離、1か月間の回復期間を置いた後でも効果が持続し、老齢マウスの臓器の健康状態も改善された。変化は血液だけにとどまらず、筋肉組織、肝臓、神経系にも及んだ。若いマウスと結合された高齢マウスは、老齢同士で結合されたマウスと比較して6~9%も長生きしたそう。遺伝子発現の変化も通常の加齢過程とは異なる結果となったとしている。

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ハチの巣は六角形とは限らない

ハチの巣は幼虫を育てる部屋が、ハニカム構造と呼ばれる六角形で規則正しく並んでいるというのが一般的なイメージだ。しかし、実際には大きな女王バチやオスバチと小さな働きバチの部屋を同じ巣内に共存させる際に、部屋のサイズの違いからズレが生じているという。神戸大学や国際研究チームは、このズレがどのように解消されているかを解明したそうだ(朝日新聞)。

研究チームは、異なる種のミツバチとクロスズメバチの巣から115枚の写真を収集し、合計で2万2745個の部屋の形状とサイズを調査した。その結果、大きな部屋と小さな部屋の比率は種によって異なり、最大の種では2.7倍ほどの違いが生じていたそうだ。そして、部屋のサイズの違いを調整するため、ハチの巣の働きバチの部屋から女王バチ・オスバチの部屋へ移行する部分では、五角形と七角形のペアを使って調整していることもわかったという。

あるAnonymous Coward 曰く、

ハチの巣は六角形とは限らない
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20230807002753.html
写真を見れば納得 身近な発見、科学ですね

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永久凍土から4.6万年前の線虫が復活。線虫は静電気使い移動する研究

27日にシベリアの永久凍土で約4万6000年間休眠状態にあった線虫が復活したという論文が発表された。この発見は地球の永久凍土が解けることで、危険な生物が現れる可能性を示唆しているそうだ(Forbes)。

発見された線虫は新種で「Panagrolaimus kolymaensis」と名付けられた。地下40メートルの永久凍土から見つかったこの線虫は、クリプトビオシスという休眠状態に入ることで厳しい環境を生き延びている。同じ場所にあった植物の名残を放射性炭素年代測定にかけたところ、4万5839~4万7769年前の更新世後期のものと判明したとしている。線虫がクリプトビオシスで生存していた期間としては、これまで確認された中で最長だそうだ。

同じ線虫の話題としてもう一つ。北海道大学と広島大学の研究により、体長1ミリほどの線虫が静電気を利用して空中に飛び上がり、昆虫に乗る行動を行っていることが発見されたという。線虫は世界中に存在するものの拡散方法は分かっていなかった(読売新聞)。

研究チームは、幼虫となった線虫が静電気を帯びた蓋に一瞬で移動する様子に着目。人工的に静電気を発生させると、線虫が蓋に飛び移ることが確認された。さらに、花びらで体をこすって帯電させたハチを線虫の集団に近づけると、約80匹がハチに飛び移ったという。線虫の跳躍速度は秒速1メートルで、通常の這い移動の速度の1000倍に達したとしている。これにより、線虫が自然界に広がる方法についての謎が一部解明されたとしている。

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吸血昆虫予防に牛をシマウマ化

NOBAX 曰く、

アブやサシバエの吸血行動は牛にとって大きなストレスとなり、忌避行動によって体力が消耗し、乳量の低下や繁殖に悪影響を及ぼすなど問題になっていました。
シマウマの縞は防虫効果があるという研究がありますが、それを応用して、飼育している牛にシマ模様塗装をしたところ、吸血昆虫「アブ」と「サシバエ」などの忌避行動が平均で約5割減少したことが確認されたそうです。

米沢牛の産地の一つである山形県小国町では、黒い牛の体をシマウマのような模様にペイントする取り組みが行われているそうだ。この施策は、牛の虫よけ対策を目的としており、吸血昆虫であるアブやサシバエが原因による牛のストレスを軽減することを狙っているという(TBS NEWS DIG)。

このアイデアは愛知県と京都大学の研究チームによるもので、シマウマが虫を寄せ付けないという海外の論文を元に牛に応用したもの。シマウシ化した牛は、虫を避ける行動が約5割から約7割減少したとされている。

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米ニューヨーク州で10年以上前に発生した未解決の連続殺人、容疑者が食べ残したピザの縁が逮捕につながる

米ニューヨーク州ロングアイランドで 10 年以上前に発生した未解決の連続殺人事件で、容疑者が食べ残したピザの縁が逮捕につながったそうだ (FOODBEAST の記事CNN の記事NBC New York の記事CBS News の記事)。

この事件では少なくとも 10 人が被害にあったとみられているが、今回の逮捕容疑となったのは 2010 年にギルゴビーチの近接した場所から見つかったことで「ギルゴの 4 人」と呼ばれる 4 人のうち 3 人の殺害だ。当時の技術では白骨化した遺体の周辺にあった髪の毛の DNA 鑑定は困難だったが、現在の技術では可能になっているという。

容疑者はマンハッタンに事務所を置く建築士の男性で、2022 年 3 月に捜査線上に浮上して内偵チームが証拠を集めていた。このうち有力な証拠とされたのは、容疑者の自宅から出された空き瓶 11 本に付着していた妻の DNA と、事務所から出されたピザの食べ残しに付着していた容疑者の DNA だ。妻の DNA は 2 遺体で回収された女性の髪の毛と一致し、容疑者の DNA は 1 遺体で回収された男性の髪の毛と 99.96% 一致する。

妻は殺害当時に州外にいたことが確認されており、訴追はされていない。髪の毛は男性の衣服に付着していたとみられている。逮捕された男性は担当弁護士に対し、無実を涙ながらに訴えたとのこと。男性の保釈は認められず、次の審理は 8 月 1 日に予定されているとのことだ。

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空気から作られるプロテインパウダーを用いたジェラート、シンガポールのレストランで提供開始

headless 曰く、

微生物により空気から作られるというプロテインパウダー「Solein」を用いたチョコレートジェラートをシンガポールのレストランが 15 日から提供しているそうだ (Solar Foods のプレスリリースFOODBEAST の記事メニュー開発動画)。

Solein はフィンランドの食品テクノロジー企業 Solar Foods が開発したもので、微生物のバイオプロセスにより生成されるタンパク質が主成分だ。微生物に供給する主な栄養素 (炭素・水素・酸素・窒素) は空気から取り出したものだ。空気以外の原料としては、空気中の水分を水素と酸素に分解するため再生可能エネルギーによる電力を使用するほか、リンやカルシウム、カリウムといった空気に含まれない養分を添加している。Solein は電力の 20% をカロリーに変換でき、動物によるエネルギーからカロリーへの変換と比べて 100 倍高効率だという。

Solein を用いたチョコレートジェラートを提供しているのは、イーストコーストのビーチサイドで営業するイタリアンカジュアルレストラン Fico。Fico は Solein を使用したさまざまなメニューを開発し、5 月 25 日には招待者限定で試食会を開催していた。Soleinは昨年 9 月にシンガポールで食品として認可されており、5 月 30 日には Solar Foods と味の素が Solein 活用に関する戦略的提携に合意している。味の素と Solar Foods は 2024 年から Solein を使用した商品開発とシンガポールでの市場性検証を開始するとのことだ (味の素のプレスリリース: PDFSolar Foods のプレスリリース)。

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米CDC、有害な藻類や藍藻が大発生した水を避けるよう注意喚起

米疾病予防センター (CDC) が有害な藻類や藍藻が大発生した水を避けるよう注意喚起している (CDC のガイダンス原因と影響)。

藻類や藍藻は暖かく流れの遅い水が窒素やリンなどの栄養分を豊富に含んでいると大発生しやすい。大発生は淡水・海水・汽水のいずれでも起こるという。そのため、大雨の後など地上から肥料や下水、都市の雨水などが湖や河川、海に流れ込むと大発生の原因となる。気候変動による水温上昇も大発生を起こりやすくしているとのこと。

大発生した藻類や藍藻は毒素を作り、密集して水の流れを悪化させるほか、水中を低酸素状態にし、有毒ガスが発生することもある。汚染された水に入ったり、汚染された水や魚介類・サプリメントなどを摂取したりすれば病気になる可能性もある。

そのため、水が悪臭を放っている場合や、色が変わっている場合、水面で泡やヘドロなどが確認できる場合、水辺で魚やその他の動物が死んでいる場合には近付かないようにすべきとのこと。ペットや家畜なども水に入らないよう注意が必要だ。

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重度の統合失調症と診断された女性、実は自己免疫疾患が原因と判明

Washington Postの報道によると、統合失調症などの精神疾患を患う患者の一部は、脳を攻撃する自己免疫疾患にかかっている可能性があるという。記事の事例では診断の結果、実は自己免疫疾患により脳が損傷を受けていたことが判明、適切な治療を受けたことにより、20年ぶりに家族と会話できるようになったという(The Washington PostGIGAZINE)。

該当例となった人物は、1995年に重度の統合失調症と診断、また異常行動や奇妙な体勢のまま動きが止まってしまう重度の緊張病にもかかっていた。しかし、血液検査の結果、免疫系が自分自身の体を攻撃する大量の抗体を生産、これらの抗体が統合失調症に関連する脳の側頭葉を攻撃していることが判明したのだという。そこで、医療チームが自己免疫疾患の治療を実施したところ、精神疾患の症状は多少残ったものの、治療前とは比べものにならないほど回復したとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

この事例が明らかになってから、実は同様の原因だったのではとみられる患者の治療も開始されているとのこと。心の病だと思っているだけで、実際には身体の病というのは、今まで気づかれなかっただけで良くあったのかもしれない。

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認知症予防には帯状疱疹ワクチンが効果的。ただし女性に限る

スタンフォード大学の研究チームが発表した論文(ただし未査読)によれば、帯状疱疹ワクチンと認知症予防に因果関係がある可能性があるらしい。この研究では、英ウェールズで2013年9月に実施された70~79歳の市民への無料ワクチン提供施策に着目。この施策では、ワクチン接種率が年齢によってハッキリ分かれるため、ワクチン接種と認知症発症率の関連を追跡調査することでワクチンと認知症予防に因果関係を調べるのに適しているという(medRxiGIGAZINE)。

分析した結果、帯状疱疹ワクチン接種率の高い1933年9月2日以降に生まれた人々は、接種率の低い同9月2日以前に生まれた人々と比べて、認知症発症率が有意に低いことが判明した。さらに、帯状疱疹の発症率は男性より女性の方が高いことから男女別の分析も実施。その結果、女性では帯状疱疹ワクチン接種率の高い人々ほど認知症発症率が低くなる傾向が示されたとしている。一方で、男性ではワクチンの接種により認知症発症率を下げられる証拠は見つけられなかったという。

あるAnonymous Coward 曰く、

帯状疱疹ワクチンは帯状疱疹だけでなく認知症まで予防効果がある一粒で二度おいしい優れもの。
帯状疱疹は酷くなると医療用麻薬が手放せなくなる帯状疱疹後神経痛といった後遺症も出ることがあるので、女性ならば帯状疱疹ワクチンを接種しておくのが良さそうです。

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奈良公園のシカ、コロナ禍で「鹿せんべい」を前に『おじぎ行動』をしなくなる

奈良公園にいるシカは、ほかの地域に住むシカとは異なる挙動をすることで知られていたが、コロナ禍を経た結果、その特徴的な行動となっていた耳と頭を下げる「おじぎ行動」を取らなくなっていることが調査で分かってきたという(サイエンスポータル)。

調査グループの奈良女子大学遊佐陽一教授によると、野生のシカには攻撃の前にストレスを感じると頭を下げる「おじぎ行動」が見られるのたという。しかし、奈良公園周辺に生息するシカは観光客を見つけると「鹿せんべい」を求めておじぎ行動をとっていた。

しかしCOVID-19の感染が拡大した2020年には、奈良公園に出没するシカの数が2019年の平均167頭から平均65頭にまで激減。調査グループはコロナ禍前の2016年9月~17年1月と、コロナ禍のあった2020年6月~21年6月にシカ20頭のおじぎ行動の回数を計測したところ、コロナ禍前の10.2回からコロナ禍後では6.4回まで減ったとしている。

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条件によって食虫化する熱帯植物、その条件が明らかに

headless 曰く、

ドイツ・ビュルツブルク大学とハノーバー大学の研究チームが熱帯植物 Triphyophyllum peltatum の食虫化条件を特定した (論文Phys.org の記事FOODBEAST の記事)。

西アフリカの熱帯地域原産の Triphyophyllum peltatum は一生のうちに 3 種類の葉を生やす。粘性の高いしずくで小さな虫をとらえて消化吸収する 2 番目の葉は特定の条件で生えると考えられていたが、栽培が難しいことからこれまでその条件を特定することはできなかった。しかし今回、ビュルツブルク大学の研究者が同大植物園での栽培に成功。ハノーバー大学では培地で多数増殖させる方法を開発し、さまざまな条件で食虫化の有無を確認することが可能となった。

その結果、養分としてリンが不足した場合にのみ食虫化することが判明した。原産地の熱帯雨林のやせた土壌で栄養不足を防ぐため、食虫性のある葉を生やすとみられる。この発見は食虫性の起源を調べるため、分子解析が有効であることを示す大きな進歩とのことだ。

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茶色くならない遺伝子編集バナナ

フィリピン政府が先月、英スタートアップ企業 Tropic Biosciences の茶色くならないバナナを認可したそうだ (The Next Web の記事プレスリリース)。

Tropic によれば、輸出されるバナナの 60% 以上が消費者に届く前にゴミとなっているという。Tropicの茶色くならないバナナは CRISPR や GEiGS などのツールを用いて遺伝子編集したもので、サプライチェーンでの二酸化炭素排出量を 25% 以上減らすことができるとのこと。

フィリピンは東南アジア最大のバナナ生産・輸出国だが、新パナマ病とも呼ばれるパナマ病 TR4 (Tropical Race 4) の影響で世界でのシェアが減少している。Tropic では今後 10 年の間にフィリピンへの導入を計画する複数の重要な製品の一つとして、遺伝子編集によるパナマ病 TR4 に耐性のあるバナナの開発も進めているとのことだ。

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3人の親を持つ子供が英国で誕生。難病の遺伝予防へ核移植

英国で遺伝的に3人の親を持つ子どもが誕生したという。この子どもは母系遺伝性の難病"ミトコンドリア病が子に伝わるのを防ぐ目的から、受精卵の「核移植」を実施した(産経新聞)。

ミトコンドリア病は細胞内小器官「ミトコンドリア」の働きが低下することで運動障害などを起こす病気。移植した受精卵には提供女性のDNAを持ったミトコンドリアがあることから、子は結果として遺伝的に3人の親を持つことになったという。2018年に英政府の研究監視機関「ヒト受精・発生学委員会」(HFEA)が移植を初承認、以降、少なくとも30件が承認されているとのこと。日本でも核移植に関してミトコンドリア病研究に限り解禁されているそうだ(読売新聞)。

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キューピーと広島大学、アレルギー低減卵の安全性を確認

キユーピーは4月26日、広島大学と共同研究として進めてきたアレルギー低減卵に関する成果を発表した。 食物アレルギーの原因食物に関しては、鶏卵が約33%を占め1位。 鶏卵のアレルゲンとなる物質は、卵白に含まれるタンパク質であるオボアルブミン、オボトランスフェリン、オボムコイド、オボムチン、リゾチームなどとされ、オボムコイド以外のタンパク質は熱に弱いため、加熱による対策がしやすかった(キユーピーリリース広島大学発表)。

しかし、オボムコイドは熱にも消化酵素にも強いことから、同社と広島大学はオボムコイドを含まない鶏卵を作出できないか研究をおこない、2020年にラボレベルでの作出に成功していたという。作られた鶏卵はゲノム編集技術を用いたもので、ゲノム編集による副産物や、標的以外へのゲノム編集の影響を解明する作業を広島大学を中心に進めてきた。その結果、ゲノム編集による別の遺伝子の挿入や他の遺伝子への影響も全くないことが明らかとなったとしている。

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はなくそをほじる行為がアルツハイマー病の原因となる可能性。マウス実験で

鼻をほじるとアルツハイマー病を発症しやすくなるという研究が発表されたようだ。オーストラリアのグリフィス大学の科学者を中心とする研究チームの研究によると、鼻をほじると内部組織が損傷、細菌が脳に到達しやすくなり、脳は細菌の存在に反応してアルツハイマー病の兆候と似たような反応を示すというデータが得られたのだという(ScienceAlert)。

研究では、マウスと肺炎を引き起こす肺炎クラミジア(Chlamydia pneumoniae)の細菌を使った実験を実施した。この細菌は、遅発性アルツハイマーに罹患した人間の脳の大部分からも発見されているとされる。マウス実験の結果、この細菌が嗅神経を遡上することが実証されたという。さらに鼻腔上皮に損傷があると、神経の感染症が悪化することがわかったとしている。

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虫が光の周りに集まる理由、背光反射の性質が影響か

虫が光の周りに集まる特性の理由に関しては、実はまだ未解明な部分が多かったそうだ。いくつか有力な仮説はあったものの、どの仮説も実際の昆虫の動きと矛盾していたとされている。今回発表された研究では、素早い虫の動きに追随するためのハイスピードカメラとトラッキングソフトウェアを用意。人工光源に接近した虫たちに何が起こるかを調査した。すると三つの意外な事実が判明したという(bioRxiv論文ナゾロジー)。

一つは下からの光に照らされると、飛行中の虫の背腹がひっくり返った状態になること。これにより、光源に背を向けるような状態になって失速し、墜落していくようになったという。二つ目は虫が光源の下を通過した場合には、光源に背を向けながら急上昇を起こすこともわかった。三つ目として光が虫の横側からあてられた場合、光源の周りをグルグルと周るような動きをした。

この3種類の結果は、虫たちが光源に対して背中を向けようとする過程で引き起こされ、結果的に光源への引き付けにつながっていたとしている。研究者たちは今回の研究で、明るい方向に背中側を向けようとする「背光反射」と呼ばれる虫の性質が影響しているのではないかと考えているそうだ。

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五月病の症状の最多は「やる気が起きないこと」、カバヤ食品調べ

カバヤ食品が小学生・中学生の保護者を対象に、「5月病に関する調査」を実施したところ、保護者と子どもの両方で5月病の症状として共通して最も多かったのが、“やる気が起きない”という症状。保護者の半数近くは時期に関係なく、日頃から子どものやる気を引き出すことに苦労しているというごく自然な結果になった(カバヤ食品リリース)。

やる気の低下への対処法としては「気分転換に外出」をすることで51.2%が実施している。外出の効果を40.5%が感じたという。行動を起こすと「やる気」が引き出される脳の仕組みが影響していると分析している。一方、子どもの「やる気」を引き出すことに46.3%の保護者が苦労しているという。対処法として「いつもより優しく接する」パターンが多いが、効果を実感できたのは14.3%ほどしかなかったという。一方で「気分転換に外へ連れ出す」は、44.0%と子どもにも高い効果があったとしている。

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高性能な2つを含む24個の目を持つ新種のハコクラゲが見つかる

クラゲには、人間や他の生物が持つ脳が存在していない。脳が存在しないため、目で捉えた情報を脳で処理できないものの、わずかな光を捉えて周囲の明暗を感じることはできるらしい。このように脳で情報を処理できないにも関わらず「ハコクラゲ」のように高性能な目を持つ種類が存在するのだそうだ(Zoological Studiesナゾロジー)。

香港浸会大学(HKBU)生物学科が、香港のマイポ自然保護区で24個の目を持つハコクラゲの新種を発見したという。今回発見された「トリペダリア・マイポエンシス(Tripedalia maipoensis)」と名付けられた新種は、この高性能な目を持つによりマイポ自然保護区の濁った水域でもスムーズに泳げるのではないかと推測されている。なお、ハコクラゲは、障害物が多い浅瀬に生息する傾向にあるとのこと。

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