リーディングビュー

Google Play、「独自のセキュリティ審査」バッジを導入

headless 曰く、

Google Play に「独自のセキュリティ審査」バッジが導入され、VPN アプリを皮切りに表示が開始されている (Google Security Blog の記事The Register の記事Bleeping Computer の記事)。

新しいバッジは Google 認定ラボパートナーが実施するモバイルアプリセキュリティ評価 (MASA) により、業界標準 OWASP の基本的なセキュリティ要件 MASVS が満たされていることを示すものだ。バッジがアプリに脆弱性がないことを保証するわけではないが、開発者がユーザーの安全を保つためセキュリティとプライバシーを重視していることを示すものとなる。

既に Google Play では NordVPNGoogle OneExpressVPN をはじめとして数多くの VPN アプリの「データセーフティ」セクションにバッジが表示されており、セキュリティ審査を希望する開発者向けに申請フォームも公開されている。

すべて読む | セキュリティセクション | Google | セキュリティ | ソフトウェア | デベロッパー | IT | Android | プライバシ | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Google Playの「データセーフティ」表示、トップアプリの大半でプライバシーポリシーと不一致 2023年02月25日
Google Play、VPN サービスを使用したアプリ内広告のブロックを禁止へ 2022年09月03日
Google Play、データセーフティ表示義務付けを前にアプリの権限表示を削除 2022年07月20日
Google、Google Play のアプリがサードパーティ決済システムを利用できるようにする仕組みを解説 2021年11月06日

  •  

Google検索、仕様変更で性的コンテンツを検索結果から除外か

あるAnonymous Coward 曰く、

Google検索設定に「アカウントに基づく情報」が追加され、セーフサーチがオフの状態でも検索結果に性的コンテンツと判断されたページが表示されないようになった模様。「FANZA」など明示的に性的コンテンツを目的としたキーワードを入れても検索結果に出てこなくなっている。

回避策は「アカウントに基づく情報」をオフにすることだが、Google Discover等のパーソナライズ機能に制限がかかる。なお、同じ検索エンジンを使用しているYahoo検索は制限の対象にはなっていないようだ。

SEMリサーチの記事によると10月31日に、Google検索の設定に「アカウントに基づく情報」が追加される仕様変更があったそうだ。これにより、検索結果の表示が個人のGoogleアカウントに保存される検索履歴情報に基づいて制御されるようになったという。この設定はデフォルトでは有効化されているとのこと。この変更により、タレコミにあるように性的なコンテンツを扱うサイトが一部、検索結果に表示されなくなる状態になっているようだ(SEMリサーチ)。

先の記事によると、ユーザーの検索履歴に基づいてフィルタリングが変化する仕様であるため、影響はユーザーの検索履歴の内容によって変わってくるようだ。この仕様変更の影響により、アダルト系以外の一般サイトにも影響を及ぼしており、ログイン状態だと先日話題になったエロゲーを扱うテレビアニメ「16bitセンセーション」の公式サイトトップページが検索時に表示されないといった報告も出ている模様。

すべて読む | ITセクション | 検閲 | Google | IT | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Google重役曰く、Google検索を実行できないChromeに価値はほとんどない 2023年11月01日
1992年の美少女ゲーム制作会社が舞台のアニメ『16bitセンセーション』放送開始 2023年10月12日
Google Bardの回答結果がGoogle検索に表示されている 2023年09月29日
Google検索でアイテムを保存する「Google保存済み」機能、リンクが後日削除される可能性 2023年09月02日

  •  

米政府がGoogleを訴えたアンチトラスト訴訟、検索広告収入に関する資料の一部が公開される

米政府と各州が Google を訴えたアンチトラスト訴訟で、ある週の検索広告収入トップ 20 の検索語句が公開された (The Verge の記事証拠品: PDF)。

リストは証拠品として提出された 2018 年 10 月版の検索広告および YouTube 広告の売り上げに関する資料に含まれており、9 月 22 日の週の米国分のみ。検索回数順のリストは削除されており、収入順のリストの検索語句部分のみが公表されている。日付が何年 9 月 22 日なのかは記載されておらず、The Verge の記事では 2018 年 9 月 22 日と判断しているが、1 位が「iphone 8」で 2 位が「iphone 8 plus」となっていることから、iPhone 8 / 8 Plus が発売された 2017 年の可能性もある。

検索広告トップ 20 は以下の通り。上位は広告枠の競争が激しそうな検索語句ばかりだが、中盤からは公式サイトへのアクセスが目的とみられる検索語句が出現する。これは各ブランドとライバルによる競争の結果のようだ。
  1. iphone 8
  2. iphone 8 plus
  3. auto insurance
  4. car insurance
  5. cheap flights
  6. car insurance quote
  7. direct tv
  8. online colleges
  9. at&t
  10. hulu
  11. iphone
  12. uber
  13. spectrum
  14. comcast
  15. xfinity
  16. insurance quotes
  17. free credit report
  18. cheap car insurance
  19. aarp
  20. lifelock

すべて読む | ITセクション | Google | 法廷 | 広告 | IT | お金 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Mozilla CEO曰く、Firefoxユーザーが求める検索エンジンはGoogle 2023年11月04日
Google重役曰く、Google検索を実行できないChromeに価値はほとんどない 2023年11月01日
アンチトラスト訴訟でGoogleが隠そうとした恥ずかしい証拠品とは 2023年09月30日
Apple曰く、聞いたこともないサーチエンジンを大量に表示するのはユーザーエクスペリエンス上よくない 2023年09月30日
米司法省、Googleが違法な独占行為の証拠になる会話を避けるためのトレーニングを行っていたと主張 2023年09月20日
欧州委員会、Googleのオンライン広告テクノロジー事業の一部を売却するよう命じる可能性 2023年06月17日
米政府と州、Google がアンチトラスト訴訟の証拠を隠滅したと主張して制裁を申し立て 2023年02月26日
米司法省曰く、Google は検索エンジン 1 位の座を維持するため毎年数十億ドルを費やしている 2022年09月12日
Google が Apple の検索ビジネス参入を防ぐため収益を分け合っていると主張する訴訟 2022年01月09日
Mozilla、米政府がGoogleを訴えたアンチトラスト訴訟の巻き添えになることを懸念 2020年10月23日
グーグルを米司法省が独禁法違反でワシントン連邦地裁提訴 90年代MS訴訟級とも 2020年10月21日
新iPhoneではauの3G回線が利用不可能に 2017年09月22日

  •  

GoogleがAndroid端末メーカーに自社アプリ優遇要求か、公正取引委員会が独禁法違反容疑で審査

公正取引委員会は23日、Google LLCなどによる独占禁止法違反の疑いについて審査を開始、第三者からの情報と意見を募集することを発表した(公正取引委員会時事ドットコム)。

対象となる違反行為は、GoogleがAndroid端末メーカーに対して、自社の検索アプリ「Google Search」やブラウザアプリ「Google Chrome」などを同梱させる代わりに、Android端末メーカーに専用アプリストア「Google Play」の搭載を許可する契約を締結したことに関するもの。当該アプリケーションのアイコン等の端末画面上の配置場所を指定するといったこともおこなっていたとしている。

また公正取引委員会は、Googleが競合他社の検索アプリを排除する不当な要求を行ったとして、独占禁止法違反の容疑を調査する初めての個別案件として審査を実施するとしている。

すべて読む | ITセクション | 日本 | Google | IT | 政府 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米司法省、Googleが違法な独占行為の証拠になる会話を避けるためのトレーニングを行っていたと主張 2023年09月20日
Yahoo! JAPAN、検索エンジンをGoogleから変更を検討中と日本経済新聞が報じる 2023年07月04日
公取委、スマホOSの2社寡占を問題視へ。法整備を提言 2023年02月13日
Yahoo!やGoogleのニュース利用料、不当に安い恐れがあるとして公取委が調査へ 2022年11月18日
政府、スマートフォン用OSの実態調査に着手。独占的な地位を利用していないかなど 2021年07月07日

  •  

Google Pixel 8 Pro、常時表示ディスプレイ使用時に白い文字が一部変色する問題

headless 曰く、

Google Pixel 8 Pro で常時表示ディスプレイ使用時、情報を表示する白い文字の一部がピンクや黄色などに変色する問題が報告されている (9to5Google の記事Android Police の記事)。

変色は常時表示ディスプレイ使用時にのみ発生し、通常表示時には発生しない。通常の常時表示ディスプレイ使用時はリフレッシュレートが 1Hz になるが、開発者オプションで 120Hz を強制すると発生しなくなったという報告もみられる。個体差もあるようで、新品交換した人からは全く発生しなかったという報告から、全く改善しないという報告まで幅広い。

すべて読む | ITセクション | ハードウェア | Google | バグ | 携帯電話 | IT | Android | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米カリフォルニア州の修理する権利法が成立 2023年10月13日
Google Pixelスマートフォン、初代からの累計販売台数が4千万台に近づく 2023年10月08日
Google Pixel 8 / 8 Pro 発表、Android 14 も正式リリース 2023年10月05日
Android 14のリリース、直前になって延期されていた 2023年09月09日

  •  

頭にかぶる帽子型入力デバイス「Gboard 帽バージョン」

さまざまな文字入力方法を提案する Google Japan が Gboard 帽バージョンを公開している (Google Japan Blog の記事Ars Technica の記事動画)。

Gboard 帽バージョンは頭にかぶって使う帽子型入力デバイスで、Bluetooth 接続。6 軸慣性センサーにより検出した頭の向きで文字を選択し、頭頂のスイッチを押して入力する。設計書は GitHub で公開されており、ライセンスは Apache License 2.0。入力機能を持たないキートップ型の段ボール帽の作り方 (PDF) も公開されている。

すべて読む | ハードウェアセクション | 入力デバイス | ハードウェア | Google | 変なモノ | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Google、棒型キーボード「Gboard 棒バージョン」の設計図などをオープンソースで公開 2022年10月06日
Googleが湯呑み型のキーボード。オープンソースで公開 2021年10月07日
Google、「Google日本語入力プチプチバージョン」を発表 2017年04月01日
Google日本語入力Android版がオープンソース化 2013年04月01日

  •  

Google Pixelスマートフォン、初代からの累計販売台数が4千万台に近づく

IDC の Francisco Jeronimo 氏によれば、Google Pixel スマートフォンの累計販売台数が 4,000 万台に近付いているそうだ (9to5Google の記事Jeronimo 氏の Threads 投稿)。

2016 年 10 月に初代が発売された Pixel は当初あまり販売台数が伸びず、最初の 8 か月で 100 万台ぐらいではないかと予想されていた。それでも Jeronimo 氏によれば 2019 年の出荷台数は 720 万台となっており、昨年 10 月の段階で累計販売台数が 2,760 万台に達していたという。現在までの累計販売台数は 3,790 万台とのことで、1 年間に 1,000 万台以上売れたことになる。といっても 7 年間の販売台数は Samsung や Apple の 4 半期分より少ない。

Counterpoint は Pixel スマートフォンの国別出荷台数で日本が 1 位になったと報告しているが、スラドの皆さんは使用しているだろうか。

すべて読む | モバイルセクション | Google | 統計 | 携帯電話 | IT | Android | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Google Pixel 8 / 8 Pro 発表、Android 14 も正式リリース 2023年10月05日
Android 14のリリース、直前になって延期されていた 2023年09月09日
2年おきに端末がアップグレードされるPixelサブスクリプション、2台目が提供されることなく終了へ 2023年09月03日
Pixel スマートフォンの国別出荷台数、日本が米国を抜いて 1 位に 2023年07月08日
2023年第1四半期のスマートフォン出荷台数は2億6,860万台、2四半期連続の2桁減 2023年05月03日
2022年第4四半期のスマートフォン出荷台数は過去最大の減少幅に、年間では2013年以来の少なさ 2023年01月31日
Google Pixelスマートフォンの出荷台数、2019年は過去最高の720万台 2020年06月14日
Nokia、携帯電話のトップブランドに復活なるか 2018年02月18日
初代Pixelのマイク不良に対するGoogleの対応をめぐり、米国でクラスアクション訴訟が提起される 2018年02月11日
Google Pixel/Pixel XLの販売台数は100万台ぐらい? 2017年06月17日
Google、初の純正スマートフォンPixel/Pixel XLを発表 2016年10月05日

  •  

Google、Gmailスパム対策で一括送信者に新要件導入・厳格化へ

Googleは3日、迷惑メールの削減のため、Gmailの一括送信者に新たな要件を導入すると発表した。一括送信者は、アカウントに1日当たり5000件以上のメールを送信するユーザーを指す。同社は2024年2月からこうした一括送信者に対し、送信メールにデジタル署名を用いるメール認証方式であるDomainKeys Identified Mail(DKIM)を使用、ドメインを保護することが求められる(Googleブログケータイ WatchCNET JapanITmedia)。

また、メールを不要と判断したユーザーがワンクリックでメールの配信を停止できるシステムの導入を義務付けるという。送信者は、解除ボタンがクリックされてから2日以内に対応することが求められる。さらに、迷惑メールの削減を目的として、一括送信者に対する明確な「迷惑メール率」も設定される予定とのこと。

すべて読む | ITセクション | Google | 通信 | IT | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
hotmail.comメールアドレス、送信失敗やスパム扱いされるトラブル 2023年08月24日
Microsoft、クラウド上でパスワード付きZIPファイルをスキャンか。Googleは公式発表 2023年05月19日
Google Classroom、招待メールを悪用したスパムが問題に 2023年01月29日
新型コロナ関連の迷惑メールが大きく増加 2020年04月22日

  •  

マイクロソフト、Bingをアップルに売る交渉を2020年にしていた

Microsoftが2020年ごろ、自社の検索エンジン「Bing」をAppleに売却する可能性を協議していたという話が出てきている。MicrosoftとAppleは過去数年間、Bing買収について協議していたが、最終的にAppleはGoogleとの関係を維持することを選択したという(BloombergAppleInsiderGIGAZINE)。

この取引が実現すれば、BingはGoogle検索に代わり、Apple製デバイスでデフォルトの検索オプションになる予定だった。しかし、これは予備的な協議段階で実現しなかったとしている。匿名の関係者によれば、Microsoftの幹部はこの提案をAppleのサービス部門責任者であるエディ・キュー氏と協議したが、具体的な進展はなかったとされている。どうもこの話は、Googleが検索市場で支配的な地位を悪用しているとして、米司法省がGoogleに対して法廷闘争を展開している中で出てきたもののようだ。

すべて読む | アップルセクション | ビジネス | Google | マイクロソフト | 法廷 | アップル | アメリカ合衆国 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
欧州委員会、大手デジタルプラットフォーム6社をデジタル市場法のゲートキーパーに指定 2023年09月07日
Windows上で検索エンジンをBingへ切り替え推奨するポップアップ報告が増加 2023年08月30日
欧州委員会、デジタルサービス法の対象となるオンラインプラットフォームとサーチエンジンを発表 2023年04月27日
米司法省曰く、Google は検索エンジン 1 位の座を維持するため毎年数十億ドルを費やしている 2022年09月12日
グーグルを米司法省が独禁法違反でワシントン連邦地裁提訴 90年代MS訴訟級とも 2020年10月21日

  •  

Apple曰く、聞いたこともないサーチエンジンを大量に表示するのはユーザーエクスペリエンス上よくない

Apple のエディー・キュー氏が iPhone の初期設定でサーチエンジンの設定がないことについて、ユーザーが名前も聞いたことがないサーチエンジンを大量に並べて見せることはユーザーエクスペリエンス上よくないと述べたそうだ (The Verge の記事9to5Mac の記事Mac Rumors の記事)。

キュー氏の発言は米政府と各州が Google を訴えたアンチトラスト訴訟で、証人として原告側の質問に答えたものだ。Apple は同社プラットフォームで Google のサーチエンジンをデフォルトにする契約 Information Service Agreement (ISA) に関連して証言を求められている。

キュー氏は 2016 年に現在 の ISA を結んだ際、Google のサーチエンジン収益に対する Apple の取り分増加を求めて交渉を担当している。当初の要求はサンダー・ピチャイ氏に断られたが、最終的に両者が妥協して現在の契約内容に落ち着いたという。これについて原告側は金額的に交渉がまとまらなければ契約破棄もありえたのかと質問したが、キュー氏によれば契約が Google にとっても Apple にとっても最大の利益にかなうものであり、破棄は選択肢になかったとのこと。キュー氏は当時 Google の代わりとして十分なサーチエンジンは存在しなかったとし、今でも存在しないと述べたそうだ。

プライバシーを重視する Apple にとって Google は正反対の存在ではないかという指摘にキュー氏は同意しつつ、ISA にユーザー追跡を困難にすることが可能な条項が含まれていると説明。Google が最良の製品であるから選択したのであり、金銭的利益を得るために選択したわけではないとも述べたとのこと。iPhone の初期設定については ISA でサーチエンジン選択画面を含めることができないものの、初期設定は重要な項目のみであり、ISA がなくてもサーチエンジン選択画面を表示することなく Google をデフォルトにするだろうとのことだ。

すべて読む | アップルセクション | Google | 法廷 | アップル | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米司法省、Googleが違法な独占行為の証拠になる会話を避けるためのトレーニングを行っていたと主張 2023年09月20日
米政府と州、Google がアンチトラスト訴訟の証拠を隠滅したと主張して制裁を申し立て 2023年02月26日
米司法省がGoogleを反トラスト法違反の疑いで提訴、ネット広告事業の一部切り離しを求める 2023年01月26日
EU第一審裁判所、Googleの反競争行為に対するEUの制裁金43億ユーロを41億ユーロに減額 2022年09月17日
米司法省曰く、Google は検索エンジン 1 位の座を維持するため毎年数十億ドルを費やしている 2022年09月12日
Google が Apple の検索ビジネス参入を防ぐため収益を分け合っていると主張する訴訟 2022年01月09日
Appleは自前の検索エンジンを持つべきか 2020年06月12日
アンチトラスト訴訟でGoogleが隠そうとした恥ずかしい証拠品とは 2023年09月30日

  •  

Google Bardの回答結果がGoogle検索に表示されている

GoogleのチャットAI「Bard」が、ユーザーの会話内容を共有する機能を追加したことで、その会話内容がGoogle検索にインデックスされ、公開されてしまう問題が発生している。検索エンジン最適化(SEO)コンサルタントのGagan Ghotra氏が指摘した(Gagan Ghotra氏のポストVentureBeatGIGAZINE)。

曰く、共有された会話がGoogleのクローラーによって収集され、検索結果ページに表示されることを警告。個人情報などの機密情報が意図せず公開される危険性があるとしている。Google検索の広報担当者はこの問題に対し、共有会話がインデックスされるのは意図しないもので、修正作業が進行中であるとしている。Googleはrobots.txtファイルを使用して共有会話のインデックス化を制御する対策を実施した模様(Google SearchLiaisonのポスト)。

あるAnonymous Coward 曰く、

共有で誰でも見れる設定にしていてGoogleのクローラがURLを見つけてしまった場合、検索結果に載ってしまう模様。

site:bard.google.com/shareで検索すると、日本語を含むたくさんの質問結果が表示されている
https://www.google.com/search?q=site:bard.google.com/share

関連ストーリー
タスク管理ツール「Trello」を公開設定で使っている企業が多数見つかり漏洩騒ぎに
https://security.srad.jp/story/21/04/06/0411257/

すべて読む | セキュリティセクション | Google | 人工知能 | インターネット | IT | 情報漏洩 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ChatGPT のトラフィック、6 月は前月比で初の減少 2023年07月09日
Googleがプレゼンで日本語に繁体字と見られるフォントを使用し落胆の声 2023年05月16日
Microsoft Edge Insider、Google BardとBing AIの比較を提案 2023年05月03日
Google、LaMDAを利用する実験的対話型サービス Bard を発表 2023年02月08日
タスク管理ツール「Trello」を公開設定で使っている企業が多数見つかり漏洩騒ぎに 2021年04月06日

  •  

Gmailの簡易HTML表示、間もなく終了へ

headless 曰く、

Google が Gmail ヘルプの記事を更新し、簡易 HTML 表示の提供が 2024 年 1 月までになると秘かにアナウンスしている (The Regster の記事The Verge の記事Neowin の記事)。

簡易 HTML 表示は低速接続やレガシーブラウザーで利用するために用意されているもので、一部の機能は利用できないため、標準 HTML 表示の使用が推奨されている。ヘルプ記事に更新日は記載されていないが、Internet Archive で英語版のスナップショットを見ると9 月 8 日時点では更新されておらず、19 日に更新されている。複数の言語版が19日頃に新規公開されているので、このあたりのタイミングで更新されたのだろう。

Google は The Register に対し、簡易 HTML 表示がモダンバージョンで 10 年以上前に置き換えられた古いバージョンの Gmail であり、フルバージョンの Gmail に含まれる全機能が利用できるわけではないなどと説明したとのこと。

個人的には 10 年以上前に低速な回線で接続するときに簡易 HTML 表示を時折利用していたが、最近は全く利用していない。スラドの皆さんは利用しているだろうか。

すべて読む | ITセクション | Google | IT | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Gmail、バージョン53までのGoogle Chromeはサポート終了へ 2017年02月04日
携帯絵文字のUnicode化、Googleも協力 2008年11月28日

  •  

Googleマップに壊れた橋を通る経路を案内され事故死したとして、遺族がGoogleらを訴える

ノースカロライナ州ヒッコリーで2022年9月、崩壊した橋の上で夫が亡くなった未亡人が、Googleを相手取り訴訟を起こしている。この訴えによれば、Googleは事故の2年前に壊れた橋について警告を受けながらもGoogleマップの情報を修正せず、ドライバーに橋を通るルートを提供し続けたとしている(訴状Ars Technica)。

被害に遭ったPhilip Paxsonさんは、橋の崩壊した小さな道路に車で転落して落命している。この橋は2013年に崩壊しており、修復されないままであったとされる。地元の報道によれば、通常はバリケードが設置されていたが、崩壊後に撤去され、事故の時点では存在しなかったとされている。

訴状によれば、Googleは2020年9月、地元のヒッコリー在住の人物から橋が流失したことを通知されていたという。またこの人物は2020年11月にも、編集の提案機能を通じて、Googleマップのナビゲーションシステムを更新するよう懇願したものの、対策は取られなかったとしている。事故後の2023年4月6日の時点でも、橋は依然として通行可能な道路として描かれていたとしている。未亡人となったAlicia Paxsonさんはグーグル、Alphabet、および橋の所有者を告発し、補償的および懲罰的な損害賠償を求めている。

すべて読む | ITセクション | Google | 法廷 | IT | 交通 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
岩手県の奇妙な石碑、Googleマップ登録をきっかけに話題に 2023年07月05日
2023年3月21日にストリートビューアプリがサポート終了する説出回る 2022年11月07日
路線バスの乗り方が分からなかった検索しろは正しいか? 2022年09月27日
Googleのロシア法人が破産、当局による銀行口座差し押さえで 2022年05月24日

  •  

Google Pixel Tablet、スカスカな内部に注目

headless 曰く、

iFixit が Google と提携して Pixel Tablet のスペアパーツを販売するとともに修理ガイドを公開しているが、そのスカスカな内部も注目されている (Android Police の記事Ars Technica の記事)。

筐体を開いた状態の写真を見るとよくわかるが、右のリアケース側はバッテリーの周囲に強度を保つためのウレタンフォームのブロックを含めてパーツが飛び飛びに配置されており、間に白いケースのプラスチック素地がむき出しになっている。サイズ的に余裕のあるタブレットはスマートフォンほどきっちり詰め込む必要はなく、iPad 10 でも多少の空間はみられるが、ケースの素地が見えるのは周辺部分に限られ、部品間の隙間はない。

Android Policeの記事では、130 ドルの充電スピーカースタンドが同梱されているとはいえ、Pixel Tablet は 500 ドルのプレミアムデバイスであり、低価格デバイスのようにコストカットされた中身は予想外だと指摘。これだけ空間があればより大きなバッテリーや冷却システムを搭載可能であり、上位モデルも計画されていたのではないかと述べている。Ars Technica の記事では中に USB メモリーが入っているだけの偽ポータブル SSD の中身に例えている。スラドの皆さんのご感想はいかがだろうか。

すべて読む | モバイルセクション | モバイル | Google | ノートPC | ハードウェアハック | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Android 14 Beta 4、ベータプログラムはPixel Fold/Tabletも参加可能に 2023年07月14日
Google、同社初の 2 つ折りスマートフォンなど新 Pixel デバイス 3 モデルを発表 2023年05月11日
Android公式サイトから一時「タブレット」セクションが消える 2018年06月03日

  •  

米司法省、Googleが違法な独占行為の証拠になる会話を避けるためのトレーニングを行っていたと主張

headless 曰く、

米政府と各州が Google を訴えたアンチトラスト訴訟で、Google が違法な独占行為の証拠を残さないために行ったさまざまな試みの証拠が司法省から提出されたそうだ (Ars Technica の記事Bloomberg の記事)。

今回提出された証拠では CEO のサンダー・ピチャイ氏が履歴の無効化を求めるチャットログや、独占禁止法に違反する行為を記録した文書の隠ぺい・破棄を行ってきたことを示すもののほか、そもそも証拠とならないよう特定の表現を避ける従業員に対するトレーニングを行っていた証拠も含まれるという。

たとえば検索チームのための基礎的なアンチトラスト対策という社内プレゼンテーションでは、「スケール」や「ネットワーク効果」について話すことを避ける、何かを有利な条件として活用していると言わない、ユーザーやパートナーをロックインしたり、複数の製品をバンドルしたりしない、戦争やスポーツ、勝ち負けに関する比喩を避ける、といったものが挙げられているとのことだ。

すべて読む | ITセクション | Google | 法廷 | スラッシュバック | IT | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米政府と州、Google がアンチトラスト訴訟の証拠を隠滅したと主張して制裁を申し立て 2023年02月26日
米司法省がGoogleを反トラスト法違反の疑いで提訴、ネット広告事業の一部切り離しを求める 2023年01月26日
Yahoo!やGoogleのニュース利用料、不当に安い恐れがあるとして公取委が調査へ 2022年11月18日
英最高裁、Safari のプライバシー設定を迂回してユーザーを追跡していた Google に対する代表訴訟を棄却 2021年11月14日
政府、スマートフォン用OSの実態調査に着手。独占的な地位を利用していないかなど 2021年07月07日

  •  

2つの絵文字をミックスして新しい絵文字を生み出す『Emoji kitchen』、米Google提供

米Googleが提供する「Emoji kitchen」がSNS上で話題になり、トレンド入りしたりしていたようだ。ITmediaの記事によれば、この「Emoji kitchen」には、二つの絵文字を組み合わせて新しい絵文字を生成する機能がある。従来はAndroid向けのキーボードアプリでしか使えなかった機能だが、9月15日ごろからGoogle検索からも利用可能になったことで、利用者が急増しているようだ(ITmedia)。

Google検索版のEmoji kitchenで選択できる絵文字は230種類以上。2種類の絵文字を組み合わせることで新しい絵文字を生成できる。同じ種類の絵文字を組み合わせることも可能で、「熊」×「熊」で「熊の親子」や、「エイリアン」×「エイリアン」で「ピースするエイリアン」などが生成できる。生成した絵文字はPNGの画像データとして保存も可能。このため、ユーザーがさまざまな組み合わせを投稿し、大喜利のような状態になっているそうだ。

すべて読む | ITセクション | Google | グラフィック | IT | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
契約書やテキスト会話で絵文字を使うと法的に別の解釈をされる可能性がある 2023年07月18日
ツイッター、今度は退職金の支払いを拒否して裁判に 2023年07月14日
Twitter、ダイレクトメッセージ関連の機能強化を発表。暗号化やDM返信など 2023年05月11日
Google で絵文字の数を検索するとサーバーエラーになる問題 2022年10月20日

  •  

Google Authenticatorの同期機能がフィッシング詐欺の被害を拡大したという話

ビジネスソフトウェア構築プラットフォームを提供する Retool がスピア型のフィッシング攻撃を受けたのだが、Google Authenticator によりその被害が大きくなったそうだ (Retool のブログ記事Ars Technica の記事Bleeping Computer の記事)。

複数の Retool 従業員は 8 月 27 日、ユーザーアカウントの問題で健康保険関連の登録が妨げられているといった内容のフィッシング SMS を受信する。社内ログインシステムの Okta への変更が告知された直後であり、社内ポータルに似せた偽の URL が添付されていたそうだ。一人だけ騙された従業員が多要素認証 (MFA) フォームを含む偽ポータルにログインすると、ディープフェイクボイスで社員になりすました偽の IT スタッフから電話がかかってくる。話をする間に従業員は疑いを深めていったものの、結局ワンタイムパスワード (OTP) を教えてしまったという。

OTP を入手したことで攻撃者は自分のデバイスを従業員の Okta アカウントに追加することが可能となり、Google アカウントにもアクセス可能となる。Google は Google Authenticator を複数デバイスで利用可能にする OTP 同期機能4 月に追加しており、普通にセットアップすると同期が有効になるよう誘導される。同期を有効にした状態で Google アカウントが侵害されれば、OTP コードもすべて侵害されることになる。

Retool ではさまざまな場面で OTP を使用しており、攻撃者は内部の管理システムにもアクセス可能になったという。これにより、27 の顧客アカウントも乗っ取りの被害にあったとのことだ。

すべて読む | ITセクション | Google | セキュリティ | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
「Google認証システム」がアカウント同期対応に 2023年04月26日
Twitter、無料ユーザー向けのSMS経由の2要素認証を19日に終了 2023年02月20日
Microsoft Authenticatorの偽拡張機能、Chromeウェブストアで見つかる 2021年05月21日
Microsoft、SMSや音声通話による多要素認証をやめてアプリベースの多要素認証への移行を推奨 2020年11月13日
Google のトークン認証システム、オープンソースで公開中 2011年03月07日

  •  

Pixel Watch、Googleには一切修理不可能

Pixel Watch のカバーガラスは割れやすくGoogle に修理を断られたという不満の声発売数か月後から出ているが、実際にGoogleでは修理できないようだ (The Verge の記事Android Police の記事Ars Technica の記事)。

読者が The Verge に提供した Google 公式サポートとのチャットログによると、Pixel Watch を修理可能な Google の修理・サービス拠点は存在しないのだという。これについて Google の広報担当者は The Verge に対し、現時点で Pixel Watch の修理オプションは一切ないこと、破損した場合は Pixel Watch のカスタマーサポートに連絡して交換が可能かどうかを確認すべきであること、を伝えたそうだ。ただし、Google 製品の限定保証では事故や外的要因による損傷が対象外となるため、Pixel Watch の画面割れは保証対象外になる可能性が高い。

iFixit は Google と提携して Pixel スマートフォンの修理ガイドや修理部品を提供しているが、Pixel Watch に関しては修理ガイドのみで部品は提供されていない。画面修理ガイドによると、Pixel Watch のカバーガラスのみを交換することはできず、ディスプレイアセンブリ―全体の交換が必要になるようだ。部品取り用に画面の無事な故障品を入手したというコメントもみられるが、数は多くなさそうだ。

Googleが 10 月に発売すると予想される Pixel Watch 2 もほぼ同様のデザインであり、画面の割れやすさは変わらないとみられる。ただし、地元カリフォルニア州では 100 ドル以上の製品に 7 年間の修理用部品提供を義務付ける「修理する権利」法案を可決しており、成立・施行されればこのままではいられなくなるだろう。

すべて読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | Google | ハードウェアハック | IT | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
カリフォルニア州の修理する権利法案が可決 2023年09月16日
スマートフォンのセルフサービス修理、興味ある? 2023年09月07日
Appleがカリフォルニア州の修理する権利法案を一転支持、iFixitはベルリンの壁崩壊に例える 2023年08月26日
米ミネソタ州で修理する権利を定める州法が成立、家電を含む幅広い製品が対象に 2023年05月31日
Pixel Watch で正確な時刻にアラームが鳴らない問題、時計アプリのアップデートで修正へ 2023年03月21日
Google Pixel Watch、アラームが正確な時刻に鳴らないという問題 2023年03月07日
米ニューヨーク州の「修理する権利」法案、難しい妥協の末に成立 2023年01月02日
Pixel WatchのSuicaは決済オタクも困惑する仕様 2022年10月21日
iFixit、Google Pixel スマートフォン純正部品の取り扱いを開始 2022年07月02日
Google も iFixit と提供して Pixel スマートフォンのスペアパーツを提供 2022年04月10日
Apple、ディスプレイを磨く専用クロスを発売 2021年10月21日
Apple、フランスのWebサイトでiPhoneとMacBookの修理しやすさスコアを公開 2021年02月28日

  •  

Google、Chromebookに10年間の自動更新提供へ

headless 曰く、

Google は 14 日、すべての Chromebookプラットフォームに定期的な自動更新を 10 年間提供すると発表した (The Keyword の記事CALPIRG のニュースリリース)。

Chromebook はU.S. PIRG Education Fund の報告書で自動更新提供期間が平均 4 年間と短いことが指摘されていたが、2021 年以降にリリースされた Chromebook に対しては、10 年間の更新が来年から自動的に提供されるようになる。2021 年よりも前にリリースされた使用中の Chromebook の場合、自動更新期間をプラットフォームのリリースから 10 年間に延長するオプションが選択可能になるという。

Google は更新プログラムの互換性を維持するためすべてのコンポーネントメーカーと協力し、すべての Chromebook モデルでのテストを行う。ただし、一部のデバイスプラットフォームでは 10 年いっぱいまでの自動更新が提供されないこともあり、一部の機能やサービスがサポートされないこともあるとのことだ。

すべて読む | ITセクション | Chrome | アップグレード | Google | OS | ノートPC | IT | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Chromebook は使用可能期間が短いとする米報告書、ソフトウェア更新期間延長や修理しやすさ向上を求める 2023年04月22日

  •  

MicrosoftやGoogleの水消費量大幅増加、AIが主な原因との見方

headless 曰く、

Microsoft の水消費量は大幅に増加しているが、カリフォルニア大学リバーサイド校の Shaolei Ren 氏によると、AI が増加の主な原因とみられるそうだ (AP News の記事Windows Central の記事Android Police の記事The Regisger の記事)。

Microsoft は 2030 年までに同社が消費する水の量よりも多くの水を供給するウォーターポジティブ化を目指しているが、5 月に発表した環境報告書「2022 Environmental Sustainability Report (PDF)」によれば、2022 会計年度 (2022 年 6 月 30 日までの 1 年間)の水消費量は 6,399,415m3。前年度の 4,772,890m3 から 1,626,525m3 増加 (34% 増) している。

Ren 氏によれば、生成 AI への大規模な投資および OpenAI との提携を含めた AI が水消費量に大きな影響を与えているという。大量の演算を要する大規模言語モデルの構築には大量の電力を消費し、大量の熱を発生する。そのため、季節によっては冷却のために大量の水を消費することになる。Google の水消費量も大幅に増加しており、こちらも AI 関連がその多くを占めるとみられる。

企業が発表する水消費量には発電所で冷却に使用する水の量は含まれていないが、Ren 氏のチームが今年発表予定の論文では間接的な水の使用量を含めて試算が行われているそうだ。それによると、ChatGPT は一連の 5 ~ 50 プロンプトによる質問に回答するたびに 500ml の水を消費するとのこと。プロンプト数の幅はサーバーの場所や季節により異なる。

Microsoft は The Associated Press の質問に対し、2030 年までのウォーターポジティブ化とカーボンネガティブ化、ごみゼロ化を実現するため、取り組みを続けると回答している。OpenAI も大規模言語モデルの学習による大量の水消費を認識し、改善に取り組んでいると回答したとのことだ。

すべて読む | ハードウェアセクション | 地球 | ハードウェア | Google | マイクロソフト | 人工知能 | 電力 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米オレゴン州、市全体の水消費量の29%を消費するGoogleのデータセンター 2022年12月23日
Microsoft、2030年までに同社が使用する水よりも多くの水を供給する「ウォーターポジティブ」を目指す 2020年09月27日

  •  
❌