ISSの外側に微生物を3年晒す実験で全体の数%が生存。宇宙空間を生命が移動する説を補強
あるAnonymous Coward 曰く、微生物が紫外線に晒された宇宙空間でも約3年間ほど生存できたそうだ。この実験は東京薬科大とJAXAなどの研究チームが行ったもので、宇宙空間を生命が移動するのではないかという「パンスペルミア仮説」を実証するために行われたものだそうだ(東京薬科大学、読売新聞)。
実験では、放射線耐性微生物Deinococcus radiodurans (デイノコッカス・ラジオデュランス)の塊を5個、国際宇宙ステーション(ISS)の外部に2015~18年の3年間ほど晒し、生存可能かどうかを検証したという。紫外線が当たった条件でも、10億個以上の塊では全体の数%が生存していたとされる。
今回の実験は生命の宇宙飛来の仮説があり得ることを示す証拠の一つになるだろうとしている。今回のISSの実験は地球周回低軌道で行われたものでバンアレン帯の下になる。次の実験ではバンアレン帯の外側で行うことができれば、より有意な検証ができるのではないかとしている。
すべて読む
| サイエンスセクション
| サイエンス
| 宇宙
|
関連ストーリー:
異星人探査、電波だけでなく太陽光設備の反射や大気汚染なども対象に
2020年06月22日
恒星間天体「オウムアムア」は水素氷山だったという仮説が出される
2020年06月02日
宇宙の膨張や星の数は、生命に必要なRNAが偶然生まれるのに十分なほど多いという証明が発表される
2020年02月07日
太陽系外の惑星で水蒸気の存在が確認される、降雨や生命の可能性も
2019年10月09日