リーディングビュー

夏場のアスファルトは、ガソリン車やディーゼル車よりも大気を汚染している

全米アスファルト舗装協会によると、米国には多くのアスファルトが敷設されている。その総量は約180億トンにも及ぶという。しかし、9月2日にScience Advancesで発表された新しい研究によると、このアスファルトが喘息やその他の公衆衛生問題につながる二次有機エアロゾルの発生源になっていることが分かったそうだ(GizmodoギズモードScience Advances)。

研究チームによると、夏の高温の条件下ではアスファルトがガソリンとディーゼルを組み合わせた自動車の出す排気ガスよりも、多くの汚染物質を排出しているという。夏の間、アスファルトは地面よりも多くの熱を吸収する。研究者たちは、アスファルトを40℃まで加熱すると、半揮発性有機化合物を放出することを発見した。

しかし、アスファルトは夏には60℃に達することもあり、実験でもそのレベルまで温度を上げると汚染物質の排出量がほぼ倍増した。さまざまなレベルの太陽放射に晒す実験をしたところ、直射日光の当たる高温になりやすい条件下では、汚染物質の排出量は300%以上に登るとしている。

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Android 11正式版リリース

headless 曰く、

Googleは8日、Android 11正式版をリリースした(Android Developers Blogの記事The Keywordの記事)。

Android 11はDeveloper Preview(DP) 13まで計画通りリリースされていたが、COVID-19パンデミックや人種差別と警察の暴力に対する抗議デモの影響を受けて5月に予定されていたBeta 1のリリースが1か月延期された。5月には予定になかったDP4がリリースされているが、Beta 1以降のリリース時期は全体に1か月遅れとなったようだ。なお、9月8日はBeta 2リリース時、Googleが公開してすぐ削除した動画にAndroid 11のリリース日として記載されていた。

Android 11はAndroid Open Source Project(AOSP)にソースコードがプッシュされたほか、PixelやOnePlus、Xiaomi、OPPO、realmeの一部モデルにロールアウトが始まっているとのこと。Pixel 2/3/3a/4/4aにはベータプログラム参加デバイスを含め、近いうちにOTAで提供される。

The Keywordブログでは、Androidバージョンにちなんで以下のような11の新機能を取り上げている。

  1. メッセージングアプリの会話専用スペースが通知セクションに追加
  2. 通知からマルチタスク操作を実行するバブルがメッセージングアプリで利用可能に
  3. 画面の録画機能を標準搭載
  4. すべてのスマートデバイスが一か所で操作可能
  5. メディアコントロールの強化
  6. Android Autoとの連携強化
  7. 1回だけのアクセス許可
  8. しばらく使用していないアプリのアクセス許可を自動でリセット
  9. Google Playを通じたシステムアップデート提供
  10. Android Enterpriseで個人用プロファイルを監視することなくデバイス管理が可能に
  11. Pixelスマートフォン(Pixel 2以降)では追加の機能も先行して利用可能

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電撃殺虫ラケットでハエを殺そうとしたところ自宅が爆発。フランス

フランスでハエを追い払おうとした結果、自宅の一部もろとも吹き飛ばすという事件があったそうだ。住人の80代男性が4日、夕飯を食べる段になって自分の周りを飛び回るハエを見つけた。彼は電撃ハエ叩きを取り出し、ハエを狙って攻撃したところ……ドカンと爆発を起こした(BBC)。

不幸なことにガスボンベからガスが漏れていた。幸い本人は手に火傷を負っただけで無事だったとのこと。爆発で家は屋根の一部が破損したという。修理の間はキャンプ生活を送るとのこと。攻撃対象となったハエの安否は不明だが、キャンプ場にはきっとハエもいると思われる。

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デスクトップ版Vivaldi 3.3、休憩モードが利用可能に

headless 曰く、

デスクトップ版Vivaldi 3.3に休憩モードが追加された(Vivaldiのブログ記事日本語版記事Ghacksの記事The Registerの記事)。

休憩モードを有効にするには、ステータスバー左側の一時停止ボタン(休憩する)をクリックすればいい。休憩中は同じボタンが再生ボタン(休憩終了)に変わるので、再びクリックすると通常の表示に戻る。デフォルトでショートカットキーに Ctrl + . が割り当てられているが、変更することも可能だ。

休憩モードではすべてのコンテンツが非表示となり、メディア再生も一時停止する。この状態でタブを切り替えたり閉じたりすることは可能だが、枠だけの表示になるため実用的ではない。休憩モードはアプリをいったん終了して再開するのとは異なり、再開時にページの再読み込みが発生しないメリットがある。メディアは休憩モードに入った位置から自動で再生が再開される。

Vivaldiによれば、休憩モードを活用することで仕事と生活のバランスを保ち、ワークフローを改善するほか、友人や家族、同僚との直接的な対話が進むようになるという。また、仕事上の機密情報を一時的に表示されないようにすることや、通信などのリソースを節約して他のアプリでの作業に集中できるようにすることも可能とのことだ。

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太陽電池とボタン押下発電のみで動作するゲームボーイ誕生

米ノースウェスタン大学とオランダのデルフト工科大学が、バッテリーレスのゲームボーイを作ったそうだ。バッテリー廃棄による環境への影響もなく、なおかつ電池なしで永久にプレイできるというのが売りであるらしい。本体のCPUはオリジナルのゲームボーイと同じものだが、システムはエミュレーターを使用しているという(Engadget動画)。

ただ、エミュレーターはオリジナルの基板を流用するよりも消費電力が高くなるとのこと。そこで駆動用の電源として太陽電池のほかに、プレイ中に押すことが必須となるボタンを押すことで発電する仕組みを用意したそうだ。ボタン押しで発電された分はコンデンサーに保存されるという。

またゲーム中にエネルギー切れを起こした場合でも、プレイデータが飛ばないようにシステムに不揮発性メモリーを採用。電源が回復し次第、続きがプレイできるようになっているとしている。

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JR東日本、QRコードで利用可能な改札機の実証実験。スマホの画面や紙の券でも利用可能

あるAnonymous Coward 曰く、

JR東日本が新宿駅と高輪ゲートウェイ駅で、QRコードを読み取って改札を通過可能な改札機「タッチしやすい自動改札機」の実証試験を開始するそうだ(JR東日本リリース[pdf]ITmedia)。

試験では、紙やスマホの画面表示による「QR券」の利便性などをチェックする。具体的には改札機へのかざしやすさ、初めて利用した場合でも改札通過時にトラブルがないかといった項目がチェックされるらしい。

新宿駅では9月9日~30日の期間で社員モニターによる実験が行われる。高輪ゲートウェイ駅では、9月15日~9月29日(24~27日を除く)の期間、一般モニターによる試験が行われるとのこと。このタッチしやすい自動改札機は、通常のICカードの改札機としても利用できるため、QR券とICカードの混在利用時の運用テストなども行われているとみられる。

なおメディア向けに「タッチしやすい自動改札機」の実験が公開されている模様。公開されているのは新宿駅の新南口に設置されているもの。Impress Watchの記事によると、この改札機はあくまでチケットレスでの改札通過の実験として行われているもので、一般導入が決まっているものではないとのこと(Impress Watch動画その1動画その2)。

メディア向けの先行体験は、スマートフォンににQRコードを表示させるものではなく、紙のQRコード(切符)を使ったものだったそう。JR東日本によると、ICカードでの通過時間と磁気切符での通過時間の中間程度の処理速度を目指しているそうだ。

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639年かけて演奏される曲の和音が7年ぶりに変わる。演奏現場に見物客

前衛音楽家のジョン・ケージ氏が1985年に作曲した「As Slow As Possible(ASLSP:できるだけ遅く)」は、演奏に639年が必要な曲だそうだ(BBC動画)。

この曲は現在、ドイツ中部ハルバーシュタットにある教会で演奏されているという。その和音が5日に7年ぶりに変わったことで話題になった模様。和音が変更されるのを聞こうと多くの人が詰めかけたようだ。ちなみに前回変わったのは、2013年10月5日で、次回は2022年2月5日だとのこと。演奏は2001年9月5日からスタートし2640年に終わる予定らしい。

ちなみに曲自体には演奏時間の指定はなく無限に演奏することも可能だそう。ハルバーシュタット教会での演奏時間の639年は、パイプオルガンの寿命から逆算されたものであるとのこと。

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ドコモ口座を悪用した不正引き落とし問題、ゆうちょやイオン銀行など大手銀でも被害

ドコモ口座を悪用した不正引き落とし問題が大ごとになっている。当初は七十七銀行のみの問題とみられたが、全国の地方銀行でも同様の引き落としが発生していることが判明した。このため現在は35行すべてで連携が停止している。ドコモは再発防止策として本人確認を厳格化するとしている。(朝日新聞共同通信t)。

当初ドコモ側は一部銀行の銀行口座登録などを行うことで対処していたが、最終的にはすべての提携金融機関でのサービス申込受付が停止されたなど対応が二転三転した。ただ10日の午前段階では、すでに口座連携済みのドコモ口座に関してはまだチャージが可能とされ、口座の持ち主が気がついておらず、発覚していない場合は引き落としが可能。このため被害拡大が収まったとはとても言えない状況だ。

今回の件の大きな問題は、ドコモのキャリア契約をしていなくてもドコモ口座のアカウントは作りたい放題だったこと、ドコモ口座を利用していないどころか携帯やスマホを持っていなくても、ドコモ口座の提携銀行に口座を持っていれば誰でも被害に遭う可能性がある点にある。このほか、去年の5月にもりそな銀行から同様の不正引き出しが起きていたとも報じられている(NHK毎日新聞)。

当初の被害は地方銀行口座がほとんどだったが、今はゆうちょ銀行とイオン銀行などでも被害が報告されている(朝日新聞)。9日時点のITmediaによるドコモへの取材によると、被害にあった地方銀行に関してはいずれも『Web口振受付サービス』を使ってドコモ口座と連携していたそうだ。

このシステムの場合、ドコモ口座側から預金口座振替の新規登録が可能となっていた。つまりネットバンキング口座のないユーザーでも被害に遭う可能性がある。また、いずれも登録には口座番号と名義、4桁の暗証番号の3点を利用していたとも話しているとのこと。

これらの話や被害者などの発言などから、ネット上では4桁の暗証番号だけを固定して口座番号を総当たりするリバースブルートフォースとIPアドレスを変えて攻撃を気付かれにくくするパスワードスプレーが使われたのではないかという推測が出回っている模様。

また今回の被害について、ドコモに被害を通知しても無関係だと言われ、当初はドコモ側に信じてもらえない事例も複数発生していたようだ(NHK)。

ドコモは10日、被害者に全額補償する方向で銀行と協議を開始した模様(共同通信)。

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アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチン治験が一時中断

新型コロナウイルス用のワクチンとして有力視されていた英製薬会社「アストラゼネカ」製のワクチンの臨床試験が中断されたと8日報じられた。試験に参加者に重篤な副作用が出たことが中断の理由だと報じられている(STATNHK)。

副作用が出た患者については、回復の見込みであると報じられているが、副作用の性質と発生時期ははっきりしていない。中断がいつまで続くかは不明だが、アストラゼネカの広報担当者は、トライアルのタイムラインへの影響を最小限に抑えると話している。

7月に発表されたフェーズ1/2の研究では、ワクチンを投与された1,000人の参加者のうち、約60%が副作用を経験したとの報告が出ている。その多くは発熱、頭痛、筋肉痛、注射部位のアレルギー反応といったもので、副作用としては、軽度または中程度のものだと見なされていた。

アストラゼネカの日本法人も治験を中断すると発表した。広報担当者によると「全世界的に中断すると本社がコメントしている」とのこと。なお、アストラゼネカのワクチンに関しては、日本政府も1億2,000万回分の供給を受けることで合意していた(共同通信テレ東NEWS)。

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JAXA、時速500kmという世界最速のヘリ開発を目指す

あるAnonymous Coward 曰く、

JAXAが燃料効率に優れた世界最速のヘリコプター開発を目指しているそうだ。目標速度は時速500キロメートル。現在、比較的早い機体でも時速278キロメートル程度だとされる。ドクターヘリ用途などが考えられているようだ(ニュースイッチ)。

JAXAの開発している機体は、メインローターのほかに本体後部に推進用のローターを取り付ける構造で、米国のシコルスキー・エアクラフトが現在開発中の「S-97 RAIDER」に近い方法で高速化を図っている(S-97 RAIDERの動画)。

大きな違いとしては、RAIDERはメインローターに二重反転プロペラを採用しているのに対し、JAXAが提案している高速ヘリコプターはメインローターは一般的なシングルロータータイプであること。機体にはフラップ付きの大型の翼が設けられ、その両端にも小型のプロペラが取り付けられているのが特徴。

シングルタイプの場合は、機体の逆回転を防ぐためのアンチトルク用ローターが必要になるが、JAXA案では翼の両端に付いた小型ローターがアンチトルク用として機能するという。このアンチトルク用のローターは、それほどのパワーがいらないため電気駆動方式だそうだ。

前方への推力はエンジンに直結した後部のローターで得る構造となっている。このためメインローターの角度を変えて推進力を得る一般的なヘリコプターと異なり、機体が前のめりに傾くことがなく、空気抵抗を減らすことがで高速化が期待できるとしている。またこれに合わせてローターブレードの形状も最適化したものが設計され、特許も取得しているそうだ。今後は航空機メーカーと共同研究を進め、実機開発に結び付けたいとしている。

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Pebbleスマートウォッチ延命プロジェクト、ソフトウェア開発者への資金援助プログラム「Rebble Grants」を発表

headless 曰く、

Pebbleスマートウォッチの延命を目指すRebble Allianceは4日、Pebble関連のソフトウェア開発者に資金援助する「Rebble Grants」を発表した(Rebbleのブログ記事SlashGearの記事応募フォーム)。

PebbleはKickstarterで資金調達額歴代1位Pebble Timeをはじめ複数モデルが歴代資金調達額上位に並ぶ人気プロジェクトで、製品の評価も高かった。しかし、2016年12月には主な資産をFitbitに売却し、製品の生産および保証をすべて打ち切っている。PebbleではPebbleスマートウォッチを使い続けられるようにするモバイルアプリを2017年にリリースしているが、クラウドサービスが利用できなければ機能が制限されることになる。

Rebbleは機能を大幅にダウングレードすることなく既存のPebbleスマートウォッチを使い続けられるようにするため、Pebbleの元スタッフや熱狂的な支持者が中心となってFitbitへの資産売却直後にWebサイトをオープン。コミュニティーベースでアプリやファームウェア(RebbleOS)、Webサービス(Rebble Web Services: RWS)などの開発・提供を行っており、昨年7月の段階で有料サービス(月額3ドルまたは年額33ドル)のユーザーも約7,000人いるという。これにより、Amazonに支払うサーバーレンタル料金は十分賄え、わずかずつ蓄えてきた資金から25,000ドルをRebble Grantsに割り当てたとのこと。

Rebble Grantsの対象としてはモバイルアプリやRebbleOSの開発、RWSへの新機能追加、新しいウォッチアプリや文字盤の開発、Rebble Allianceの目的を果たすためのデザインワーク、といったものが想定されているが、これ以外でもRebble Allianceの全般的な目標を果たすために役立つと思われる提案であれば検討するそうだ。

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論争の続く後期重爆撃期、通説よりも2億から5億年ほど前に発生か。広島大学などの研究グループ

太陽系が形成されたばかりの時期に、生まれたての地球に多数の隕石が降り注いだ「後期重爆撃期」があったとされる。この後期重爆撃期の時期には様々な仮説があり、これまでは複数のアポロからのサンプルと月のクレーターの放射年代の分析から、隕石衝突のピークは39億年前頃であるというのが一般的な考えだったらしい(広島大学ScienceDirectNHKアストロアーツ)。

しかし、広島大学の小池みずほ助教などの研究グループは、小惑星ベスタ由来の隕石の年代を測定したところ、約44億年〜41.5億年前という従来の仮説よりも、2億年から5億年ほど前にベスタに大量の隕石が降り注いでいたことが分かったという。アポロが収集したサンプルは年代が偏っていた可能性があるとも指摘している。小惑星は後期重爆撃期の目撃者でもあり、今回の発見は、太陽系初期の歴史の見直しにつながる可能性があるとしている。

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