リーディングビュー

ロスコスモスCEOドミートリ・ロゴジン曰く、金星はロシアの惑星

ロスコスモスCEOのドミートリ・ロゴジン氏が15日、金星探査再開への意欲を報道陣に語ったそうだ(TASSの記事CBS Newsの記事The Moscow Timesの記事SlashGearの記事)。

ロシアは米国と金星探査ミッション計画「Venera-D」の共同研究を進めているが、ロゴジン氏によれば単独での金星探査ミッションも検討しているそうだ。ロシアは金星をロシアの惑星だとみなしており、(探査計画で)出遅れることがあってはならないという。金星探査計画はロシア連邦政府の2021年~2030年の宇宙探査計画に含まれているとのこと。

生命の痕跡の可能性のある物質が大気中で発見されたとの論文で注目を浴びる金星だが、ロスコスモスでは実際に生命存在の証拠を見つけるには金星に着陸して探査を行う必要があるとの考えを示している(ロスコスモスのニュース記事)。

旧ソ連時代には1970年にVenera 7号が金星に軟着陸し、史上初めて地球以外の惑星に軟着陸した宇宙機となったのをはじめ、高温のため長時間の探査が困難な金星表面で127分にわたって活動したVenera 13号など、たびたび金星上に探査機を送り込んでいた。実際に金星への着陸に成功した宇宙機は旧ソ連のVeneraのみであり、米国が金星を「ソビエトの惑星」と呼んでいたそうだ。

すべて読む | サイエンスセクション | 政治 | サイエンス | 宇宙 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
金星の大気からホスフィンを検出、生命の痕跡か? 2020年09月16日
SpaceX、国際宇宙ステーションへのクルー輸送に向けた有人テストフライトの打ち上げに成功 2020年05月31日
露ロスコスモスの社長曰く、SpaceXはダンピングしている 2020年04月16日
ロスコスモスのドミートリ・ロゴジン氏、ロシアの宇宙企業をきれいにしたい 2018年11月14日
ソユーズMS-08、クルー3名を乗せて国際宇宙ステーションから無事地球に帰還 2018年10月08日
NASAとロスコスモス、ソユーズの穴にISS滞在中のクルーは関与していないことで意見が一致 2018年09月15日
金星の大気中に生命の痕跡が存在する可能性 2018年04月09日
ロシア、人型ロボットが拳銃を撃つ動画を公開。物議を醸す 2017年04月21日
NASAによる金星探査のための飛行船や「空中都市」計画 2014年12月22日
ロシア副首相曰く、米国は宇宙飛行士をトランポリンでISSに送ればいい 2014年05月05日
ロシア、2040年までに月面基地を建設する計画 2014年04月15日
インド軍、惑星を無人偵察機と間違える 2013年07月28日
ロシアの天文学者曰く「金星に生命の兆し有り」 2012年01月26日

  •  
❌