Facebookの政治広告を収集して研究するプロジェクト、データ収集を中止を求められる
ニューヨーク大学(NYU)の研究者らが立ち上げた「Online Political Transparency Project(オンラインの政治的透明性プロジェクト)」が提供しているプラグインにFacebookが反発している。Facebookはこのプロジェクトの一部である「Ad Observatory」の関係者に、プロジェクトが大量のデータ収集を禁止する利用規約に違反しているとして警告を送った(TheVerge、Medium Andy Sellars、CNET)。このプロジェクトは米大統領選におけるオンライン広告の透明性を高めるため、Facebookの政治広告のデータを収集し、出稿者が誰でどのようなターゲティングをしているかなどを、一般に理解できる形で提示するという目的があるとされる。この調査の理由としてプロジェクト側は、Facebookが放送や出版物の広告に適用されている連邦法の適用外であるためだとしている。
プロジェクトの収集ツールとして機能するのが、Ad Observatoryのブラウザ用の拡張機能だが、Facebookのライバシーポリシー担当者は10月16日、Ad Observatoryの研究者に書簡を送り、Ad Observatoryによる情報収集をスクレイピングであるとして批判した。研究チームにデータの収集を停止し、収集済みデータを削除するよう強く求めている。応じない場合は強制的な措置を取るとしている。
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