30、31日の横浜スタジアムでのコロナ対策に関する技術実証実験、入場数が実験の目標数に届かず
横浜スタジアムで30日から新型コロナ対策の実証実験が計画されていたが、31日までのところ想定されていた観客数に届かない状況であるようだ(朝日新聞、朝日新聞その2、東京新聞)。実験は10月30日から3日間連続で行われ、30日が販売可能な席数の80%、31日が90%、11月1日が満席と段階的に増やす計画だったとしている。30日は約3万2千席の80%程度まで入れたい意向だったが、実際には30日は50%の1万6594人にとどまった。31日は増えて2万4537人となったが、定員の約76%と目標値には届かなかった。ただいずれも今年の観客数としては最多を更新し続けてはいる。なお3日間共にベイスターズ対阪神タイガース戦となっている。
実験では以下のような内容が実施されたという(横浜ベイスターズ、神奈川県、朝日新聞その3)。
- スーパーコンピューターの活用による飛沫影響の検証
- 高精細カメラ撮影画像を活用したマスク着用率の把握
- 「COCOA」のインストールやLINEの観客専用アカウントへの登録を促す
- 観客は専用アカウントで座席を登録、近くにいた観客から陽性者が出たら、後日通知が届く
- トイレや売店などにも観測機器を設置し、混雑状況などを観客に提供
- 来場後約2週間は観客の健康状態をフォローする
といったものだったようだ。
この実験では、得られたデータと富岳でのシミュレーションした結果と組み合わせることで、飛沫の拡散状況などを検証、今後の大規模イベントの入場制限緩和などの方向性を検証する予定だった。このために隣り合って座ることが認められるなど、規制による入場制限も緩和されていた。
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