リーディングビュー

RFC違反のキャリアメールアドレスという負の遺産、iOS 14で再び顕在化

あるAnonymous Coward 曰く、

NTTドコモは4日、RFC違反のメールアドレスを利用している場合にiOS 14でメールを送信できない事象に対処するためのプロファイルを公開した(iOS14アップデート後、メール送信不可となる事象に関して)。

NTTドコモによると、アドレス内に2連続のドット「..」が含まれていたり、アットマーク前にドット「.@」が含まれているアドレスをiOS 14以降のメールアプリに設定すると、ドコモメールを送信することができなくなるとして、対象者にはSMSを通じてアドレスの変更またはプロファイルの更新を呼び掛けている。プロファイルを更新することで、アットマークの左側がクオートで囲まれ、RFC 5321 / RFC 5322 準拠の quoted-string 形式に変わるようだ。

こうしたRFC違反のアドレスはしばしばトラブルを引き起こすことから技術者からは批判の的となっていたが、日本のキャリアメールにおいては絵文字文化や迷惑メール対策として長らく容認・推奨されていた。

docomoでは2009年4月以降、RFC違反のアドレスは新規取得できなくなっていたが、すでに取得済みのものは継続利用できるため、システム側で互換性に配慮しなければいけない負の遺産となっている(ドコモ、メールアドレスの仕様を修正)。

なお、現在KDDIからの発表はないが、auメールでも同様の事象が発生していたとの情報もある。auでは2006年6月から2009年9月までRFC違反のアドレスが取得できるようになっていた(auのEメールアドレスが相互接続性を保障できないルールに変更?)。

すべて読む | モバイルセクション | モバイル | 携帯電話 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ドコモを装ったフィッシングメール詐欺で中国人ら5人逮捕、昨年の被害件数は約500件 2020年04月07日
「+メッセージ削除で既存メールが消える」、ソフトバンクが注意喚起 2018年05月11日
NTTドコモとau、ソフトバンクがMMSに一斉対応させるとの報道 2018年02月26日
ドコモ、メールアドレスの仕様を修正 2009年04月03日
GMail、ezwebとdocomo宛のみメールアドレス中の連続ドットや@直前ドットを許可 2008年10月08日
au、メールアドレス仕様変更で自身がハマる 2006年06月07日
auのEメールアドレスが相互接続性を保障できないルールに変更? 2006年06月01日

  •  
❌