WavlinkとJetstreamという二つの中国製ブランドのルーターに不審なバックドアが存在。悪用も確認済み
過去にウォルマートが独占販売していた「Jetstream」ブランドのWiFiルーター、およびAmazonやeBayで販売されている「Wavlink」ブランドのWiFiルーターに不審なバックドアが見つかったそうだ。いずれも古い製品だが、手頃な価格で入手可能であったことから当時は人気があったようだ(CyberNews、Mashable、GIGAZINE)。この二つのブランドのルーターには、ルーターを通じて接続されている機器すべてのデバイスを制御可能なバックドアが仕掛けられていたとしている。このバックドアを発見したCyberNewsのチームは、Jetstreamの販売元であるウォルマートに状況を把握しているかどうか認識しているか確認を取ったが、現在確認中という回答があったという。製品については現在販売していないとしている。
もう一つのWavlinkルーターでは、近くのWi-Fiを一覧表示し、それらをネットワークに接続する機能を備えたスクリプトが含まれていた。これらのバックドアが積極的に悪用されているという証拠も見つかっているという。これらのルーターは、接続しているデバイスをマルウェアMiraiのボットネットに端末を追加しようとする試みるという。リモート制御された端末はボットネットの一部として被害者のルーターをリモートで制御されてしまう。実際に2016年に発生したDynDNSへのDDoS攻撃で悪用されたとしている。
この二つのブランドであるWavlinkとJetstreamは「Winstars Technology Ltd.」という深圳の企業の子会社らしいが、他に「Ematic」と言うブランドもあり、対象ブランド、製品は今回の報告に留まらない可能性が高いとしている。
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