リーディングビュー

Qualcommの新しいSoC、4バージョンのAndroid OSをサポート

GoogleとQualcommは16日、Qualcommの新しいSoCでAndroidのメジャーバージョンを4バージョンサポートし、4年間のセキュリティアップデートを提供する計画を発表した(Android Developers Blogの記事QualcommのニュースリリースNeowinの記事Ars Technicaの記事)。

GoogleはAndroid 8.0 Oreoで導入したProject TrebleでOSフレームワークとベンダー実装部分を分離し、OSアップデートを迅速かつ容易に提供できるようにすることに注力してきた。Android 9 Pieで提供を開始したGeneric System Images(GSI)ではベンダー実装過去3バージョンまでの後方互換性を保証し、新バージョンのデバイス要件を既存デバイスに遡及しないことで、より長いサポート期間の提供が可能となっている。

OEMは新しいAndroidバージョンに合わせてベンダー実装を更新することも、以前のバージョンを使い続けることも可能だが、SoCメーカーにとっては1つのSoCでOSフレームワークとベンダー実装の組み合わせ6種類のサポートが必要になる。組み合わせはSoCのモデルごとに増加する。この問題の重大な点は、デバイス要件が非遡及なのに対し、SoC要件はそうでなかった点だという。

問題を解決すべくGoogleとQualcommは共同で非遡及の原則をSoCにも拡大。Qualcommの新しいチップセットでは4バージョンのAndroid OSをサポートし、4年間のセキュリティアップデート提供を可能にした。さらに、同じOSフレームワークをQualcommの複数チップセットで再利用することにより、OSフレームワークとベンダー実装の組み合わせも減少する。Qualcommによれば、今回の変更はSnapdragon 888以降で利用可能になるとのこと。

なお、Ars Technicaが指摘している通り、4バージョンのAndroid OSにはプリインストールされて出荷されるバージョンが含まれるため、バージョンアップデートの提供は最大3回となる。

すべて読む | ITセクション | ハードウェア | アップグレード | OS | ソフトウェア | Android | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
Google曰く、Pixel 5のディスプレイと筐体の間に隙間があっても正常 2020年11月06日
Google Pixel 3、バッテリーが膨れたとの報告が増加 2020年09月12日
Google、Pixel 4/Pixel 4 XLを在庫限りで販売終了へ 2020年08月08日
Google曰く、Android 10は過去のどのAndroidバージョンよりも速く導入が進んだ 2020年07月13日
Android 11 Beta 2 リリース 2020年07月12日
Google、Android Oneのメジャーアップデートに関する記述をWebサイトから削除していた 2019年01月06日
Google、AOSPのCIシステムを可視化するダッシュボードを公開 2018年12月18日
Google、AndroidのOEMパートナーに定期的なセキュリティパッチ提供を義務付けか 2018年05月14日
Android Pのベータプログラム、対応端末が大幅に増加 2018年05月12日
Google、Pixel 2/Pixel 2 XLの製品保証を2年間に延長 2017年10月30日
Google、Android 8.0でLinuxカーネルバージョンの最低要件を設定 2017年09月06日
Google、Nexus/Pixel端末のサポート期間をヘルプページに記載 2017年06月13日
Google、Nexus/Pixel端末のセキュリティパッチ提供保証期限をヘルプページに明記 2017年04月30日
GoogleサポートサイトにNexus端末への最新版Android提供保証期限が明記される 2016年06月26日
Snapdragon 888、公開データではシングルスコアでAppleのA14だけでなくA13にも劣る結果に 2020年12月22日

  •  
❌