sudoに10年近く前から存在した脆弱性が修正される
sudoに10年近く前から存在したヒープベースのバッファーオーバーフロー脆弱性(CVE-2021-3156)がsudo 1.9.5p2で修正された(Sudo Stable Release、 Qualys Security Advisory、 The Registerの記事、 BetaNewsの記事)。発見者のQualysが「Baron Samedit」と名付けたこの脆弱性はsudoが引数のエスケープを処理する方法に存在し、「sudoedit -s」コマンドにエスケープされていないバックスラッシュで終わる引数を指定して実行することによりヒープベースのバッファーオーバーフローが引き起こされる。この脆弱性を悪用することで、任意のユーザー権限の攻撃者がroot権限を取得できる可能性があるという。
脆弱性が導入されたのは2011年7月で、sudoのレガシー版1.8.2~1.8.31p2および安定版1.9.0~1.9.5p1が影響を受ける。上流では安定版のみが修正されているが、レガシー版を同梱するLinuxディストリビューションでは個別に修正が行われている。
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