リーディングビュー

南アフリカとオーストラリア、AI を特許の発明者と認める

headless 曰く、

南アフリカ共和国で 7 月 28 日、人工知能 (AI) を発明者とした特許が登録された(Patent Journal July 2021: PDF - 該当部分は255ページThe Artificial Inventor Project のブログ記事[1])。

この特許は Stephen L. Thaler 氏が開発した AI システム「DABUS」を発明者として認めさせることを目的として The Artificial Inventor Project が世界各国で出願しているものだ。AI を発明者とした特許が登録されるのは南アフリカが世界初だという。スラドでは昨年、米特許商標庁 (USPTO) が AIシステムを発明者として特許出願書類に記載することは認められないとの判断を示した際に話題となった。

オーストラリアの特許局も AIシステムは特許法で規定される発明者として認められないとの判断を 2 月に示していた。しかし、オーストラリア連邦裁判所のビーチ判事は 7 月 30 日、AI システムが特許法で規定される発明者になることが可能との判断を示した。ただし、この判決は確定ではなく、特許局側は控訴も可能性とのことだ(裁判所文書The Artificial Inventor Project のブログ記事[2]The Register の記事)。

すべて読む | YROセクション | オーストラリア | 法廷 | パテント | 人工知能 | スラッシュバック | デベロッパー | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米特許商標庁、特許出願書類にAIを発明者として記載することはできないと判断 2020年05月04日
先端技術に関連する特許の出願数、10分野中9分野で中国がトップ 2020年02月14日
中国の裁判所、AIが生成した文章に著作権を認める 2020年01月13日
Airbnb、宿泊客の信頼性をAIで事前評価する特許を申請 2020年01月09日
AIを発明者として申請された特許出願、欧州で却下される 2020年01月07日
AIを使って農家の人相からその農家が育てた野菜の糖度を推定するシステム、特許申請却下 2019年08月13日

  •  
❌