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スリランカで政府が有機農業推進のため化学肥料の輸入禁止を決定、紅茶生産量が半減するとの指摘も

あるAnonymous Coward 曰く、

南アジアのスリランカは今年4月に、有機農業を推進するために化学肥料・農薬・除草剤の輸入を突然禁止した。しかし移行期間なしでの禁止であったことから、主要輸出品の紅茶生産量が半減するとの予想も出るなど、大混乱に陥っているようだ(AFP通信, BBC, 経済ニュースで知るスリランカ)。

スリランカでは今年7月時点でまだ9割の農民が化学肥料を使用しており、特に米・ゴム・お茶の栽培で広く使われているという。同国では兼ねてから地下水の汚染なども問題になっており、政府は4月に化学肥料・農薬・除草剤の輸入を決定した。しかし、他国の例では数年の移行期間を設けて、または移行期間があっても移行できないのが通例であるにも関わらず、即時の輸入禁止が行われたようで、農業に深刻な影響が出始めているという。

スリランカの主要な輸出品である紅茶では、10月頃にも生産の落ち込みが数値で現れると懸念されており、このままでは年間平均生産量は約3億kgから半減してしまうとまで言われている。スリランカはコロナの影響で深刻な経済危機に見舞われており、外貨不足による輸入品高騰や食糧不足に陥っているという。輸入禁止の発表では、化学肥料の輸入に費やす年間4億ドルが節約できるというコメントもあったという事で(4月の現地ニュース)、環境対策よりも外貨確保が理由ではという気がしてしまうが、これでは損失の方が大きいのではなかろうか?

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