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福徳岡ノ場の噴火、軽石の分析結果から爆発的噴火になったメカニズムが判明

headless 曰く、

JAMSTEC が昨年 8 月に発生した福徳岡ノ場の噴火について、南西諸島に漂着した軽石の分析結果から爆発的な噴火となったメカニズムを解き明かしている (プレスリリース論文)。

軽石の一部は噴出物としてほとんど観察されていない玄武岩マグマ由来の成分を含んでおり、地下深くから貫入した玄武岩マグマが爆発的噴火の引き金になったことがわかったという。また、一部にはマグマの粘性を大きくする磁鉄鉱のナノ粒子 (ナノライト) が含まれており、玄武岩マグマの過熱によりナノライトが形成されてマグマの粘性が桁違いに大きくなったのに加え、玄武岩マグマから生じた多くの熱やガスがため込まれたことで爆発的な噴火につながったことが明らかになったとのこと。

玄武岩マグマは粘性が小さく、玄武岩マグマ主体の噴火は比較的穏やかになることが多いが、今回の研究で爆発的噴火にも玄武岩マグマが関与することが判明したそうだ。マグマだまりの主要成分でもなく、噴出物としてもほとんど出てこない玄武岩マグマが関与した今回の噴火は、西之島の調査研究などから提案されている新しい噴火モデルと一致する。今後は他の海底火山でも同様の爆発的噴火が起こり得るのか、その準備過程が成立する海底火山の特徴はどのようなものなのかといった点を検証していくとのことだ。

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