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オランダの裁判所、海賊版対策企業からの警告状を ISP がサブスクライバーに転送する必要はないと判断

オランダ・ユトレヒトの地方裁判所は 9 日、海賊版対策企業からの警告状をインターネットサービスプロバイダー (ISP) がサブスクライバーに転送する必要はないとの判断を示した (TorrentFreak の記事裁判所のプレスリリースBREIN のプレスリリース裁判所文書)。

海賊版対策企業 BREIN はオランダ最大の ISP Ziggo に対し、海賊行為が疑われるサブスクライバーへの警告状を転送するよう求めている。しかし、BREIN がオランダのデータ保護機関 (AP) から個人情報を扱う許可を得ているのに対し、Ziggo は許可を得ておらず、IP アドレスとサブスクライバーを結びつける処理を行うと個人情報保護法に違反するとして転送を拒否していた。

判事は 2 月、BitTorrent ユーザーに対する BREIN の警告状を Ziggo が転送する必要はないとの判断を示している。しかし、BREIN 側は控訴しており、警告状の転送やサブスクライバーの実名・住所の提供に Ziggo が AP の許可を得る必要はないとの見解を崩していない。

今回のサブスクライバーは電子書籍ソフトウェア Calibre で 200 冊以上の電子書籍を公開していたとのことだが、Ziggo は誤設定により意図せず公開状態になっていた可能性を否定できないと主張。判事は Ziggo の主張を認めたうえで、意図的に公開していたことが確実だとしても Ziggo が警告状を転送したり個人情報を提供したりするには AP の許可が必要との判断を示した。

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