米国家運輸安全委員会、停止している緊急車両にTesla車が衝突した事故の調査を格上げ
headless 曰く、米国家運輸安全員会 (NHTSA) の欠陥調査室 (ODI) は 8 日、Tesla 車が緊急車両に衝突した 16 件の事故に対する調査を事前評価 (PE) からエンジニアリング分析 (EA) に格上げした (EA 22-002: PDF、 Ars Technica の記事、 The Register の記事、 The Guardian の記事)。
事故はオートパイロットまたはトラフィックアウェアクルーズコントロールといった運転支援機能が有効になった状態の Tesla 車が停止中の緊急車両や道路整備車両に衝突したというものだ。ODI は 2021 年 8 月から 2021 年 7 月に発生した事故 11 件の報告を受けて 2021 年 8 月に正式な調査を開始した。その後 1 件は調査から除外される一方で、Tesla が報告した 2 件を含む計 6 件が追加されて現在は 16 件となっている。影響を受ける車両の数も当初の 765,000 台から 830,000 台まで増加した。死傷者の出た 7 件の事故では 15 人が負傷し、1 人が死亡している。
PE では 16 件の事故に加え、緊急車両や道路整備車両のかかわらないオートパイロット有効時の衝突事故 100 件以上を調査しており、データがある限りほとんどのドライバーがオートパイロット使用時はハンドルに両手を置くなどマニュアルで指定された通りに行動していたという。そのため、EA ではこれまでの分析を拡大するほか、オートパイロットや関連システムがドライバーによる監視の効果を低下させ、リスクを高めている可能性についても調査していくとのこと。EA は ODI による 2 段階の正式調査の後半であり、リコールにつながる可能性もあるとのことだ。
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