カナダ、デンマークのウイスキー戦争終結
カナダ、デンマークの両国は14日、数十年もの間、領有問題で係争していたハンス島に関して、分割して領有することで合意した。同島をめぐっては戦闘が起きたことはなく、両国の関係者が自国の国旗を掲げたり、自国の酒瓶を埋めたり、他国の酒瓶を掘り起こしたりするという「ウイスキー戦争」という名前出知られていたという(読売新聞、日経新聞、ナショナルジオグラフィック)。1970年代にカナダとデンマークは北極圏の国境線を巡って争うようになり、その際、ハンス島については妥協点を長年見いだせなかったとしている。同島は岩でできた面積1.3平方キロメートルの小島で居住もできず、資源的にも価値はなかった。ただ地球温暖化により、この海峡の氷が溶けて「北西航路」の要衝に一変する可能性があったようだ。今回、両国はハンス島をほぼ2等分する南北の断層に沿って分割することで合意し、グリーンランドが少し大きい方を取得するということで先の「ウイスキー戦争」が終わりを告げたとされている。
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