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活動銀河 NGC 1068 がニュートリノを放出している証拠

headless 曰く、

南極にある IceCube Neutrino Observatory の観測データから、活動銀河 NGC 1068 がニュートリノを放出している証拠が得られたそうだ (プレスリリース、 ウェビナー 動画 / 資料: PDFArs Technica の記事論文アブストラクト)。

くじら座に位置する NGC 1068 は Messier 77 (M77) としても知られる。地球から 4,700 万光年の距離にありながら大型の双眼鏡で観測可能であり、1780 年に発見されて以来、最もよく研究されている銀河の一つだ。

国際研究チームは IceCube のニュートリノ検出器が 2011 年 ~ 2020 年に記録したデータからニュートリノ放出を調査。既知のガンマ線源 110 か所を調べた結果、NGC 1068 が発生源と解釈できるニュートリノイベントが 79 あり、統計的有意性は 4.2σ だったという。NGC 1068 から放出される高エネルギーニュートリノとテラ電子ボルトのガンマ線の上限を比較すると、ニュートリノが 1 桁多かったそうだ。

NGC 1068 の核である超巨大ブラックホールは宇宙塵に覆われて見えないが、ニュートリノイベントをいくつも観測することで詳細を明らかにできる。IceCube が集めた 80 程度のニュートリノイベントではすべての疑問に答えることはできないが、ニュートリノ天文学の実現に一歩近付くものであるとのことだ。

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