リーディングビュー

うるう秒廃止へ

「うるう秒」が2035年までに廃止されることが決定した。11月18日にパリ郊外で開催された度量衡総会 (CGPM) で投票により決定されたという。CNETの記事によると、地球の時間が協定世界時(UTC)と一致しない場合も、うるう秒が適宜追加されることはなくなるが、BIPMの投票では調整の可能性が残されているとしている(CGPM資料[PDF]natureCNET)。

うるう秒は1972年以来、地球の自転の遅れを埋め合わせるために挿入されてきたが、地球の自転次第のため予測できない部分が多い。結果としてうるう秒の採用によってGPSや通信、エネルギー伝送など重要なデジタルインフラに深刻な誤動作をもたらすリスクがあるとして、MetaとGoogleといった大手IT企業など廃止を求めていた。過去にはうるう秒の調整をきっかけとしてRedditの大規模障害が発生したり、航空予約サービスに影響が出たこともある。

すべて読む | サイエンスセクション | テクノロジー | 地球 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
2022年6月29日は1日が観測史上最も短かった 2022年08月12日
Meta、うるう秒廃止を呼びかけ 2022年07月28日
地球の自転が加速。史上初の1秒引く「負のうるう秒」検討中 2021年01月14日
Windows 10 October 2018 Update、一般提供開始 2018年10月04日
Windows 10/Server 2019、うるう秒サポートへ 2018年07月22日
Google、来年1月1日のうるう秒について前後10時間のクロック調整で対応へ 2016年12月05日
うるう秒の当面の存続が決定 2015年11月20日

  •  
❌