米政府と州、Google がアンチトラスト訴訟の証拠を隠滅したと主張して制裁を申し立て
米政府と各州が Google を訴えたアンチトラスト訴訟でGoogleが関連する証拠の隠滅を継続していたとして、原告側がコロンビア特別区連邦裁判所に制裁を申し立てている
(裁判所文書: PDF [1]、
[2]、
Ars Technica の記事、
The Register の記事)。この裁判は Google が検索サービスや検索広告市場で違法に独占を維持しているとして米政府と 11 の州が訴えたもので、原告の州は 31 の州とコロンビア特別区に拡大している。
Google は証拠を残したくないセンシティブな話題について、電子メールではなく 24 時間後に自動で履歴が消去されるチャットシステムの使用を推奨していたという。履歴の自動消去はユーザーや管理者が無効化可能であり、Google は連邦民事訴訟規則により 2019 年半ばから無効化が義務付けられていた。Google は自動消去を無効化したと説明していたが、実際には 2023 年 2 月 8 日まで自動消去が続けられていたとのこと。
制裁申立で原告側は Google の行為が連邦民事訴訟規則37(e)が定める電磁的記録の毀棄にあたると主張し、違法行為の認定と適切な制裁を判断するための証拠審問実施のほか、履歴を無効化したチャットの利用に関する情報提出をGoogleに命じることを求めている。
すべて読む
| ITセクション
| Google
| 通信
| 法廷
| IT
| アメリカ合衆国
|
関連ストーリー:
米司法省がGoogleを反トラスト法違反の疑いで提訴、ネット広告事業の一部切り離しを求める
2023年01月26日
米司法省曰く、Google は検索エンジン 1 位の座を維持するため毎年数十億ドルを費やしている
2022年09月12日
Mozilla、米政府がGoogleを訴えたアンチトラスト訴訟の巻き添えになることを懸念
2020年10月23日
グーグルを米司法省が独禁法違反でワシントン連邦地裁提訴 90年代MS訴訟級とも
2020年10月21日
トルコで反競争行為による制裁を受けたGoogle、トルコ向けの新製品にAndroidのライセンス供与を停止
2019年12月21日
米国50の州・地域、Googleの広告ビジネスに反トラスト法違反行為が無いか調査へ
2019年09月11日
欧州委員会、検索向けAdSenseに関する反競争行為でGoogleに約14億9千万ユーロの制裁金
2019年03月23日
Google、欧州のAndroidユーザーにWebブラウザーや検索エンジンの選択肢を提示する計画
2019年03月23日
EU、Googleに罰金5700億円という過去最高金額の制裁金支払いを命じる
2018年07月20日
GoogleはiOSのデフォルト検索エンジンをGoogleに設定するために年間30億ドルを支払っている
2017年08月28日